概要
2018年5月18日掲載のインタビュー記事内での吉田P/Dの発言。
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」ゼノス完全復活!?新コンテンツから極蛮神開発の裏側、さらに吉田氏が語るe-Sportsへの展望なども訊けたパッチ4.3インタビュー
https://www.gamer.ne.jp/news/201805170002/
吉田氏:巷で良く言われるDPS計測ソフトウェアも、みなさんがお使いのPCへFFXIVサーバから送られてくる正しい情報を、そのまま足し算して表示しているだけなのです。
解説
――受け取る側と解釈の齟齬があり、情報が不正確に伝わっているわけですね。
吉田氏:とはいえ、面と向かってこの質問を受けたのは今回が初めてです。ツールの対応は常にいたちごっこです。本質的な対応として最も有効なのは、そうしたギミックを作らないということだと思って頂ければ幸いです。
一般のプレイヤーの方はツールに関する知識がなくて当然なのですが、一口にすべてを「ツール」と括ってしまうのは危険です。それを言ってしまえば、スマホの無料で使えるアプリも、すべてまとめて「ツール」です。FFXIVは基本処理をサーバで行っているため、データを書き換えてしまったりするような行為は、大きなバグが無い限り不可能です。それを簡単にツール化したりすることもできません。巷で良く言われるDPS計測ソフトウェアも、みなさんがお使いのPCへFFXIVサーバから送られてくる正しい情報を、そのまま足し算して表示しているだけなのです。
「巷で良く言われるDPS計測ソフトウェア」とは、明らかに「Advanced Combat Tracker(ACT)」を指している。
「計算しているだけなのでチートツールではない」といった説明になっている。
「計算しているだけなのでチートツールではない」といった説明になっている。
この説明自体は正しいが、前段ではサーバーのデータを書き換えるものを例として挙げており、ツールはツールでもクラッキングツールについての説明となっている。
ユーザーが外部ツールの使用を問題視しているのはそのようなものではなく、ギミック読み上げツールや、DPS計測・UI改変を行う外部ツールであり、意図してのものかは不明であるが論点を摩り替えている。
ユーザーが外部ツールの使用を問題視しているのはそのようなものではなく、ギミック読み上げツールや、DPS計測・UI改変を行う外部ツールであり、意図してのものかは不明であるが論点を摩り替えている。
正しい知識を身に着け、規約とモラルに従って付き合うというのが、オンラインに生きる現代ゲーマーのもっとも効果的な防衛だと僕は思っています。なんでも「ツール」と括ってしまうと、外部ボイスチャットもそれに該当しますし、動画でのタイムライン読み上げなども、次に来るギミックを指示してくれるわけですから、ツールということになってしまいます。
繰り返しますが、良い、悪いというお話ではなく、規約に従いモラルをもってプレイしていただければと思います。自分が楽しいかどうかだけでなく、それをひけらかしたとき、他の人がどう思うかを考えることも、とても大切なことだと思います。
「ツールを一律で禁止するとボイスチャット等も禁止することになってしまう(ので一律で禁止とはしない)」といった主旨の発言である。
なお、ボイスチャットの使用を推奨する旨の公式発言が存在する。
なお、ボイスチャットの使用を推奨する旨の公式発言が存在する。
絶オメガ検証戦における不正行為について
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/36827acd0ecaa9e05e3be6ae4b3483301668b215
外部ツールの使用禁止について
以前にもお知らせしたとおり、ファイナルファンタジーXIV利用規約において『外部ツールの使用は一切禁止』となっています。これは、これまでもこれからも、改めての告知が無い限り変更されることはありません。
一部、「吉田はツールの使用を容認している、だから使っても構わない」といった主旨の第三者投稿が散見されますが、吉田は一度もツールの使用を認めたことはございません。外部ツールに関する方針、あるいはポリシーなどについては、過去に投稿/放送致しました下記の内容をご確認ください。
絶オメガ検証戦に際しての公式声明の中では、外部ツールの使用禁止と外部ツールを容認する発言をしたことはないと語っている。
確かに、積極的に外部ツールの使用を容認するような発言を行った記録は存在していない。
(直接的に、「外部ツールを使用しても良い」とする発言をしたことはないという意味。外部ツールの開発者に感謝の言葉を述べた記録は存在する)
確かに、積極的に外部ツールの使用を容認するような発言を行った記録は存在していない。
(直接的に、「外部ツールを使用しても良い」とする発言をしたことはないという意味。外部ツールの開発者に感謝の言葉を述べた記録は存在する)
しかし、外部ツールの使用者への処分に消極的であり、明らかに外部ツールを使用しているレイドレースの参加者にワールドファーストの公認を行っていることが、実質的な容認と受け取られているのが現実である。
外部ツールを使用しても処分されないのであれば、外部ツールの禁止は口先だけのものに過ぎない。
外部ツールを使用しても処分されないのであれば、外部ツールの禁止は口先だけのものに過ぎない。
本当に外部ツールを禁止するのであれば、外部ツールの使用者に厳正な処分を与え、積極的に外部ツールを排除していかなければならない。