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絶竜詩戦争ツール問題

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ff14incident

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注意

この記事ではFF14運営が外部ツールの使用者を処分しない現状について触れているが、これは「外部ツールを使用しても処分がないので使用しても良い」という意図ではなく、運営の体質を指摘するものである。
また、この記事は外部ツールを使用しても処分されないことを保証しない。
使用しても処分されない事例、多くの場合は処分されない現状を指摘する意図であり、全く処分されていないとする記事ではないことに留意すること。
当然ながら、規約違反に当たる不正な外部ツールを使用してはならない。

概要

高難度コンテンツ「絶竜詩戦争」レイドレースに於いて、ワールドファースト(最速クリア)プレイヤーが外部ツールの使用を公言。
運営に外部ツールの使用可否について明言を求めたが、運営の返答は曖昧なものに留まった。
(外部ツールの使用を表向き禁止としながらも実際には使用者を処分しない現状を改めることを求めたが、運営は現状を維持する模様)

用語解説

  • レイドレース
高難度レイドコンテンツの最速クリアを競うレース。レイドコンテンツのうち、零式と絶が対象。
これらのコンテンツが実装される場合、メンテナンスの終了時間が前倒しされることはない。
また、クリアチームが出るまでの期間、メンテナンスが先送りされたと見られるケースもある。(例:ハウジング当選0の不具合に関するメンテナンス)

  • ワールドファースト
世界最速クリアチーム/プレイヤーを指す。単にワールドファーストと言う場合はチームを指すことが多い。
「w1st」等と略される。

  • 外部ツール
主にDPS計測やタイムライン読み上げ機能を持つAdvanced Combat Tracker(ACT)とそのプラグイン、UI改変機能を持つFFXIVLauncherを指す。配信画面上で確認されているのはAdvanced Combat Tracker(ACT)が多い。
無論規約違反である。また、これら以外の外部ツールも数多くある。(中には自動でスキルを使用機能を持つ外部ツールも存在する)
定義上はボイスチャットソフト等も外部ツールに挙げられることがあるが、これらは(ゲームバランスに影響を与えはするものの)少なくともFF14をリバースエンジニアリングして作られたものではなく、メモリ解析を行ったりすることはないため問題はない。
「外部ツールを取り締まるならボイスチャットソフトも規制しなければならない、非現実的である」といった主張は外部ツール使用(擁護)者の定番の言い訳である。

補足

現在では公式イベントのような雰囲気を漂わせているが、レイドレースは非公式のユーザーイベントである。そのため、運営からの開催告知もない。
いつしか「何故か運営がメンテナンス終了を前倒ししない決まりがあり、最速攻略者を認定し、吉田P/Dが祝福のコメントを出す(ことがある)」のが通例となり、公式イベントであるかのような扱いをされるに至った。
なお、非公式であることについては吉田P/Dによる明言がある。

レイドレースそのものは非公式であるため、公式としての関与は、クリアチームが複数出た際にコメントを出す、という程度に留めていました。

経緯

  • 絶竜詩戦争ワールドファーストチーム「Neverland」のクリア動画に外部ツールが映っているのが話題になる
  • ワールドファーストプレイヤーが公式に外部ツールの是非についてはっきりした見解を示すようツイート(該当ツイートは既に削除されている。要旨は下記の通り)
「スクエニがどこまでをOKとしているのかは長年に渡ってグレーすぎて、吉Pが動画を見てマーカー設置の時のようにどうするか判断してくれることを望んでいます。ほとんどのレイド民は許可される/されないのどちらの状況でも受け入れると思います」


何を吉Pに判断してほしいのか→「W1st動画でしか騒がれないが10万人以上のプレイヤーが使用しているXIVlauncher pluginの使用可否について」

※XIVlauncher plugin:ゲームには実装されていないリマインダーやマウスオーバーでの情報表示、不可視AoEの表示といった機能を持つ外部ツール。

  • 公式の対応は下記のようなものであり、既存の路線を踏襲する曖昧なものであった。それを見たワールドファーストプレイヤーはクリア動画とツイートを削除。
FINAL FANTASY XIV/FF14 @FF_XIV_JP
「絶竜詩戦争」のクリアチームが誕生しました。
おめでとうございます!
後続の皆さんもそれぞれのペースで頑張ってください。

なお一部でツール使用の是非についての話題がありますが、一貫して使用は認めておりません。吉田P/Dのコメントもあわせてご覧ください。


  • 動画とツイートの投稿主であるワールドファーストプレイヤーは7日間のアカウント停止処分を受けたが、チームメンバーへの処分はない。
  • 外部ツールを映して配信を行っていた配信者が少数ながらアカウント停止処分を受ける。これに対抗し、配信者側は配信画面上の外部ツールの表示を黒塗りにする等で隠して配信。これは処分されなかった。(配信者達は悪ノリして隠し方でパフォーマンスをして盛り上がったが、これらも処分されていない)
  • アカウント停止処分は極短期間、少数で終了したようで、現在は事件発生以前のように外部ツールを映して配信しても基本的に処分はない。

参考

下記は過去のワールドファースト認定ツイート。
通常はチーム名が公表されるが、絶竜詩戦争ではセカンド、サードも含めチーム名非公表となっている。
運営がどのような方法でチーム名を確認しているかは不明。

万魔殿パンデモニウム零式:煉獄編4

(記事作成時点での最新レイドレース)
Neverlandはこの際にもワールドセカンドを獲得している。
FINAL FANTASY XIV/FF14 @FF_XIV_JP
万魔殿パンデモニウム零式:煉獄編4のコンプリート報告です。

1⃣ワールドファースト
Team UNNAMED_(9/1 0:57 JST)

2⃣ワールドセカンド
Neverland(9/1 2:16 JST)

3⃣ワールドサード
Aether Group 4(9/1 2:42 JST)

Team UNNAMED_の皆さん、おめでとうございます! #FF14


絶アレキサンダー討滅戦

※公認ツイートのスクリーンショットに外部ツールが映り込んでいたためツイートは削除された。

絶アルテマウェポン破壊作戦

FINAL FANTASY XIV/FF14 @FF_XIV_JP
この週末、絶アルテマウェポン破壊作戦の踏破チームが誕生しました。以下の通り公認いたします:
▼ワールド1st Entropy (Chaos DC) 2018/6/10 13:07:41 UTC
▼ワールド2nd Elysium (Aether DC) 2018/6/11 00:46 UTC #FF14


絶バハムート討滅戦(チーム名未設定)

FINAL FANTASY XIV/FF14 @FF_XIV_JP
【絶バハ】「絶バハムート討滅戦」のワールドファーストは、Gaia DCのJPチームの皆さんでした!🎉🎊㊗️🎊🎉

現在ロンドンにいる吉田Pも「ワールドファーストおめでとう!」とのことです! #FF14


FINAL FANTASY XIV/FF14 @FF_XIV_JP
【絶バハ】チーム名などを確認できなかったのですが、この週末に話題の方々で間違いありません。

こんなときのためにも、チーム名は何かしら設けておいていただけると嬉しいです……!改めまして、おめでとうございます!Legend! #FF14

解説

FF14の高難度コンテンツ参加者は外部ツールの使用を前提とする風潮があり、当然のこととして扱われている。(実際に、レイドレースの参加者はほぼ全員が外部ツールを使用している)

開発スタッフはレイドレースの配信を見ている旨の発言があるため、現在は「外部ツールを映しながらプレイしてきる配信を運営側が確認しながらも処分はしない」という環境が常態化している。
運営側も「何が外部ツールであるか明確な線引きができない」「証拠がないので処分できない」という姿勢を貫いており、規約には禁止と書かれているにも関わらず、外部ツールを使用しても処分されることは稀である。
自白による処分と見られる報告は確認されているが、真偽は不明。該当の処分は"(外部ツールを使用した)ハラスメント"が原因であるとする説もある。

件の絶竜詩戦争ワールドファーストプレイヤーはこの環境を疑問視し、禁止と言うだけで処分はしない曖昧な対応をやめ、外部ツール一切なし(使用者はアカウント停止等の処分)か、外部ツール制限なしのどちらかに統一するよう迫ったと見られる。
単に曖昧な環境を嫌ってのもの、スポーツマンシップに則るもの、外部ツール排除の目的……といった、本人の具体的な意図は一切不明である。

なお、公に外部ツールの使用を可能にするためには利用規約の変更が必要であり、これは組織であるスクウェア・エニックスにはまず不可能である。
公式発表があるまでは、「実質的に外部ツールの全面禁止とそれに伴う外部ツール使用者の処分しか選択肢はない」とする見方が有力であった。
そのためワールドファーストプレイヤーは、明らかな外部ツールの使用者を処分しない運営の姿勢に辟易していたユーザーから勇気ある告発者として称賛されるケースもあった。
一方で、外部ツールの使用が黙認される環境が好ましいとするユーザー層からは問題提起による現状変更が危惧され、非難の対象となった。
結果としては、暗黙の了解の下で外部ツールの使用が処分されない環境が継続されることとなる。

歴代ワールドファーストは外部ツールを使用しており、使用には肯定的であった。(殊更開き直るでもなく、ごく自然に外部ツールは使用するものだと考えられていた)
それだけに、絶竜詩戦争ワールドファーストプレイヤーの「ワールドファーストとなりながら外部ツールの使用を公言し、運営に判断を迫る」という言動は前代未聞のものである。
運営が対応を改めなかったことで目論見は外れたものの、その言動は大きな注目を集めた。

問題点

  • ワールドファーストプレイヤー(チーム)自身も外部ツール使用者である。これは運営が外部ツール使用者を処分すると判断した場合は処分の対象であるため、ある意味では潔いと言えなくもない。
  • 外部ツールの使用を公言し、証拠となる動画を公開したワールドファーストプレイヤーは処分されたものの、7日間のアカウント停止と軽い処分に留まっている。チームメンバーが処分されていないことから考えても、この処分は外部ツールの使用が原因ではない可能性がある。
  • レイドレースという競争の場でありながら、公正なレギュレーションが定められていない。
  • 運営はレイドレースの優勝者を公認する立場でありながら、レースの公平性を確保していない。
  • 過去の絶レイドレースとはやや異なる文脈はあるものの、運営は今回もワールドファーストチームを祝福するツイートを行った。
  • 運営は規約違反である外部ツールを実質的に黙認している。(補足:「容認している」ではない。外部ツールを使用しているレイドレース参加者を処分しない/積極的に調査しないことで、実質的に黙認している。レイドレースとは無関係に、規約違反が疑われるユーザーは徹底的に調査されるべきであるし、「温度計かも知れない」といった詭弁で処分を避けるのは誠実な対応ではない)
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