FF14事件簿wiki

吉田「零式なんかはもうギスギスしてない。むしろサバサバ」

最終更新:

ff14incident

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概要

GAME Watchのインタビュー内での発言。

「FFXIV」パッチ5.2「追憶の凶星」吉田直樹氏インタビュー
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1231672.html

解説

――“ギスギスする”と良く言われますが、やってみると意外と面白いということでハマる人も多いんでしょうか?

吉田氏:零式なんかはもうギスギスしてないと思いますが……。僕はしょっちゅう野良で参加しますが、今は3滅解散(3回全滅したら解散しましょうの意)なのでむしろサバサバかなと。「予定の3滅したので解散しますねー」と。

――ギスギスする余地がないわけですね。

吉田氏:あれだけ多くの人がやっていると、もめているよりも次のパーティに入ったほうが早いですからね。

文中にもあるが、3滅解散とは「3回全滅したら解散する」という意味のパーティ募集のローカルルール。5回で解散する5滅解散等の亜種もある。
要は「ダメそうならさっさと解散する」の意。「早期解散」もこれに近い。
回数が指定されているのは、多くのプレイヤーは「このパーティでは無理そうなのでやめましょう」とは言い出しにくく、言ってしまうと空気が悪くなるのを回避する目的。

FF14のコンテンツでは、一人二人が足を引っ張ってしまってクリアできないケースがある。
そういった場合、その原因となっているプレイヤーを除名した上でメンバーを補充するのが効率が良いが、除名投票を使うと空気が悪くなってしまう。また、現在では規約によって禁止されている。
(本来除名投票は放置や無気力プレイ、ハラスメント犯のような迷惑プレイヤーの排除を目的に作られたシステムだが、こういった"戦犯"の除名が主な用途となっていたため規約違反となるよう変更された)
参考:道徳の授業

そのため、「3回全滅するならこのパーティでは無理だろうからさっさと解散する」という名目で、早期に解散することで無駄な労力を割かずに済ませる3滅解散が定着した。
なお、解散後に上手くできていたプレイヤー同士で再度パーティを組むケースもある。

吉田Pは「むしろサバサバ」と発言しているが、これは「ギスギスが顕在化する前に早期解散」という実情から目を逸らした発言である。
かつて(主にPatch3.xシリーズまで)は、コンテンツ攻略目的のパーティの場合、ACT(Advanced Combat Tracker)でDPS(ロールではない。Damage Per Second=単位時間当たりのダメージ量)を調べ、低いプレイヤーを除名する文化があり、これが「FF14はギスギスゲー」とする評価の一因となった。

現在は表立ってACTの使用を明らかにすると通報により処分されるリスクが比較的大きく、DPSを数値で表す機能はゲーム内にはない。「お前が悪いから抜けろ」と言うための客観的なソースがない状態である。(仮にソースがあってもプレイが下手なことを理由に除名することは現在は規約違反となる)
また、「○○さんが□□ギミックを失敗していました」等の指摘をしあうと口論に発展しかねないことは容易に想像できるだろう。それこそギスギスである。その指摘自体が「プレイスタイルの強要」として通報の対象ともなりうる。
(こういった"戦犯探し"を禁止し、いわゆる指示厨を排除するために作られたのが禁止事項にある「プレイスタイルの強要」であると考えられる)

公式的には「下手な奴を排除するな」というスタンスだが、コンテンツにはそれではクリアできないものが少なからずある。
クリアするために下手な奴を排除したい、あるいは下手な奴に付き合って時間を無駄にしたくないが、除名するとアウト……という板挟みを解決するために考案されたのが「3滅解散」である。
「ギスギスしだす前に解散(ギスギスがあることが前提の思考)」「"戦犯"を規約に抵触することなく排除したい」が根底にある手法と言える。

これに限らず、吉田Pがギスギスを否定、もしくは正当化しようとする場面は少なからず存在する。

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