真空試験

真空試験
  • 趣旨
    • 漏洩の判定に併せ流路の残留水分を蒸発に因り排除
    • 試験終了後、試験流体は完全に排出
    • 漏洩に対し当該部位の判定が不可能

  • 真空度
    • 周囲大気温度相当の水蒸気飽和圧力以下迄減圧
    • -93[kPa]程度迄減圧

  • 試験要項
    • 真空ポンプに因り減圧
    • 水分の残留に因る現象
      • 減圧に対し長時間を所要
      • 減圧過程における真空ポンプの停止に対し昇圧
    • 真空ポンプ内における潤滑油放出の防止
    • 機密性能の判定
      • 規定圧への到達に対し数時間から一昼夜の放置
      • 温度変化相当の圧力変化幅は無視
      • 温度変化相当の圧力変化幅

  • 圧力計測器への制約
    • 精度に因り連成計の使用禁止
    • 真空計に因り計測

真空乾燥
  • 要因
    フルオロカーボン固有の特性に因り水分混入に対し下記を誘引
    • 機器内面の腐食
    • 膨張弁における氷結に伴う冷媒流量の減少

  • 要項
    • 減圧に対し真空ポンプの性能に依存
    • 水分の蒸発に対し長時間を所要
    • 高真空への到達に対し真空ポンプの運転を継続、
      1.33[kPa]の圧力を保持
    • 水分の残留が容易な部位に対し加熱に因り蒸発を促進
最終更新:2010年05月27日 19:12
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