機印良品ブース
2種の新型キャバリアをメインに試乗体験会が行われている。
実際に機体を動かしてターゲットへの試射が行えるスペース。
機体は動かせないが、コックピットに乗り込んで内装を見学できるスペースがそれぞれ用意されている。
はっきり言って「ガチ」感漂う展示ブースであり、客足もかなり多いようだ。
が、その多くは「お前そういう企業じゃないだろ」という困惑の声で溢れている。
新製品
〝グノーシス〟
パーソナルデータ |
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型式 |
MSC-01 |
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形態 |
量産型キャバリア |
種別 |
対オブリビオンマシン特化機 |
全高 |
5m |
重量 |
14t |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:A 空:B 水:B |
標準兵装 |
全身 |
ブレイブハート |
複層耐熱リアクティブ塗装 |
頭部 |
レイザーハーケン |
有線式ブレード射出装備 |
胸部 |
プラズマビートブラスター |
クリスタル型高出力ビーム砲 |
腕部 |
バスタードブレイカー |
ロケットパンチ |
脚部 |
アトミックブリンガー |
足裏仕込み式パイルバンカー |
背部 |
ジェットフライヤー |
高出力ブースター |
オプション兵装 |
背部 |
トラジェディバスター |
大型両手剣 |
右腕部交換 |
オブリビオンデストロイヤー |
超大型電磁加速式パイルバンカー |
●体験ブース
動かないターゲットに対してバスタードブレイカーなどの試射が体験できる。
また、〝トラジェディバスター〟と〝オブリビオンデストロイヤー〟の展示品がある。
全身を青いカラーリングで飾った、
機印良品製の新型キャバリア。
2機開発されたMSCナンバーの「盾」を成す機体。
「既存技術によるスーパーロボットの性能再現」がコンセプトであり、高い防御力と格闘性能を持つ。
特に、非常に高い剛性とコックピット部の防御性を持つ重量型アンダーフレームが特徴的である。
その設計上、殆どの武装が内蔵式となっており、種別は重量級キャバリアにあたるが、高出力ブースター〝ジェットフライヤー〟を備えるために短時間ならば飛行も可能である。
「身一つでの対オブリビオンマシン戦」を想定してるために拡張性に乏しく、特に象徴的と言える腕部は実質ロケットパンチ〝バスタードブレイカー〟専用のパーツであり、ライフルなどを持つことを想定していない。
そのため、本機の基本的な運用は「1対1での殴り合いにより、敵単体戦力を抑え込む」となる。
高い防御力とパワーという分かりやすい長所を持っているが故に、短所もまた「燃費が悪い」「小回りが利かない」と分かりやすい。
オプション兵装たる〝オブリビオンデストロイヤー〟は大層な名前こそついているが、機体のエネルギーをありったけ込めた大電力で大質量の杭を打ち込むだけの単純な質量兵器であり、破壊力こそ折り紙付きながら、装備すれば小回りは効かず、一発撃てば本体エネルギーが稼働限界を迎える諸刃の剣である。
〝ヤトガミ〟
パーソナルデータ |
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型式 |
MSC-02 |
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形態 |
量産型キャバリア |
種別 |
対オブリビオンマシン特化機 |
全高 |
5m |
重量 |
5t(非武装時) |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:S 空:B 水:C |
標準兵装 |
全身 |
カタビラ |
フレキシブルスライド装甲 |
頭部 |
タカノメ |
暗視、温度センサ対応式カメラ |
腕部 |
ヒエン |
対装甲ナイフ |
脚部 |
タカゲタ |
スプリング式ジャンプ装置 |
脚部 |
ライデン |
電磁ブレード |
背部 |
ハヤテ |
高出力ブースター |
オプション兵装 |
右腰部 |
ウンリュウ |
高速振動刀 |
右腰部 |
シュウスイ |
高速振動短刀 |
左腰部 |
ソウリュウ |
高速振動刀 |
左腰部 |
セイラン |
高速振動短刀 |
右腿部 |
デンコウ |
鉤型電磁ブレード |
左腿部 |
ハッコウ |
鉤型電磁ブレード |
右背部 |
ゲッコウ |
対装甲溶断ブレード |
左背部 |
ミョウジョウ |
対装甲溶断ブレード |
●体験ブース
巻き藁を模した動かないターゲットに対して装備刀剣での試し斬りが体験できる。
また、自動で動くアームのみが〝ゲッコウ〟にて廃材を切断する様子を展示するスペースがある。
全身を赤いカラーリングで飾った、機印良品製の新型キャバリア。
2機開発されたMSCナンバーの「矛」を成す機体。
「既存技術によるスーパーロボットの性能再現」がコンセプトであり、高い運動性と格闘性能を持つ。
特に、非常に柔軟なサスペンションと可動範囲を持つ軽量型アンダーフレームが特徴的である。
装甲配置も独特であり、特に肩の大型プレートは機体の可動範囲を殺さぬようスライドする多段装甲となっているため、一見すると鎧武者のようなシルエットを持つ。
対オブリビオンマシン、特にパイロットの救出を目的に開発された関係上、射撃武器を一切搭載しておらず、攻撃手段はほぼ全てがウエポンラックに備えられた刀剣型武装によるものとなる。
全武装が実体剣であるため、刃こぼれや破損を想定して戦場で即座に武装を持ち替えることを想定し、非常にウエポンラックが多く、最大で10本以上の刀剣武装を装備して出撃可能。
弱点としては、可動域を確保するための装甲配置によって、極端に防御力の弱いポイントが存在することと、距離を詰めないことには攻撃に移れないという特化しすぎた機体コンセプトだろう。
また、内蔵武装が殆どなく、「手持ち剣」を中心に運用する構成のため、腕部が破損すると途端に攻撃手段が減少してしまうという点もある。
しかしながら、本体そのものは消費エネルギーも少なく内蔵火器もなく、武器補充も破損した刀剣のみを取り換えれば良いためにランニングコストは非常に良い。
最終更新:2020年12月05日 10:31