“AAA”Corporationブース
ほぼほぼ
アイリス・レーヴァテイン及び『U-XXX Lagjarn』の活動記録や映像(編集済みPV)が流れている。
特に戦闘で格好良かったシーンなどはバッチバチに編集されてリピート再生されている。
またアイリスのプロマイド写真や公式(?)グッズの展示・販売が行われており、これがスペースのほぼ五割を占める(
あとの半分はキャバリアがでかすぎて埋まってる)。
「アイリスファンクラブかな?」といった感じである。
実際そう。
兵器類に関しては量産試作機が搭乗できるだけで、既製品などの展示もない。
和服を着た黒髪の女性が一人で受付や説明を行っている。
開発に関してなにか聞かれると「私は兵器開発の担当じゃないのでよくわからないです~」などと返答する。
展示品
AAA-UCB01a “ムスペル”
形態 |
サイキックキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
25t |
動力 |
AAA-W02-1b “Albina”AMA・Fドライブ |
環境適応 |
陸:A 空:C 水:A |
“AAA”Corporationが開発した、一言で言うなら“量産型Lagjarn”。
“クエーサービースト”と呼ばれる生物の外皮を利用した複合装甲から高い防御力を有し、
サイキックエナジーを動力とする、炎属性に特化した『フレイム・ドライブ』を搭載している。
アイリスの戦いを見た生徒達の中から時折出てくる「Lagjarn系列の機体は存在しないのか」という要望を開発元でもないのに“AAA”なりに汲み取って作り出した機体。
性能としては“劣化版Lagjarn”にしかすぎない……というか『Lagjarn』の解析がそもそもできていないので、
「Lagjarnが発生させている事象をとりあえず形だけ模倣するためのシステム」を極力AAAの特異技術を使用せずに盛り込んだ。
高温で指定地点を融解させたり、巨大剣を振り回したり、自立する鎖を操作したり――といった具合である。
これらの能力を再現するために装甲を積み燃料を積み……とやっていたら凄まじい重さになった為、移動はもっぱら鈍重で、ブースターの高出力でなんとか移動できる状態。停止するのが苦手。
結果として「それなりの電子戦・情報収集能力」「敵の攻撃に耐える重装甲」「戦局を変えるほどではないが有効な高火力」を兼ね備えた機体となっている。
ビジュアル面も「Lagjarn」から個性を削ぎ落として黒と灰色で染め上げたようなビジュアルをしている。
最終更新:2020年12月05日 23:09