美聖重工ブース
各シリーズの最新装備が展示されている。
また
美聖重工の装備開発の歴史の一端が垣間見える(がよほどのマニアでなければ退屈極まりない)PVがディスプレイに表示されている。
試射・試乗エリアでは“エスメラルダ”、“デカメロン”、“アンテラリエ”から好きな機体を選び、新装備の使い心地を試すことができる。
来場者にはスタッフが丁寧な対応を心がけており、説明を求めれば納得行くまで答えてくれるだろう。
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代表取締役・美聖夢人氏の挨拶 |
本日はお忙しい中、美聖重工のブースに足を運んでいただき、ありがとうございます。
生徒の皆さんにとって、キャバリアとは手足――いや、もう一つの体と言っても差し支えないでしょう。
それ故に、より良いもの、より適したものを……そう考え、求めるのは当然のことです。
我々美聖重工は、その要望にできる限り寄り添い、答えていきたい。
本日用意した新作は、その想いを形にできた物である、と思っています。
大事なのは、どれだけ派手で高性能であるかを、それっぽく語って悦に浸ることではありません。
キャバリアに実際に乗り、兵器を手にし、戦うあなたが、明日帰ってくる為に必要な“現実”を提供することなのです。
美聖重工は今日まで、ネバーランドに寄り添い、ともに成長してきました。
そして明日からも同じく、苦楽を分かち合い、生きていく隣人であります。
どんな些細な不具合や違和感でも、どうかお申し付けください。
我々に、あなた達の戦いを手伝わせてください。
そして――――(演説は延々と続く)
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“サンクチュアリ”シリーズ
美聖 BSw/EP “アンデルセンⅡ”
“アンテラリエ”など一部の機体にのみ搭載されていたアンデルセンの発展モデル。
軽量化・小型化に成功しながらも最大出力・持続時間は上昇しており、セキュリティ面でも強化されている。
美聖 BSw/RS “モンテ・クリストⅡ”
実践データを元に細かい調整が行われた、モンテ・クリストの発展モデル。
装填数、発射速度、取り回しが強化されている。
大きく目立った変化はないが、堅実に、確実に使いやすくなっている。
“ヴィクトル”シリーズ
美聖 BSw/RX “ヴィクトル”ラミネート・フィルムアーマーⅡ
“黒騎士vsコゼット”戦を受けて改良されたフィルムアーマー。
耐熱に優れるほか、塗装の上から定着させることで塗料の剥がれにも対応した。
“ゴーティエ”シリーズ
美聖 BSw/RX-x “ゴーティエ”クリムゾン・アーム
思考制御で使用できる追加アーム。
普段はオーバーフレームの余剰スペースに折りたたまれている。
シンプルだがキャバリアが“人型”をしている以上、“手”が増えるのは純粋に強い、とのこと。
外部からオペレーターがマニュアルで操作することも可能。
“ルネサンス”シリーズ
美聖 BSw/RS “ルネサンス”エメラルド・ライフル
汎用ライフルの最新モデル。“モンテ・クリスト”から得たデータを反映し、全体的な性能を向上させている。
「中堅用のアサルトライフル」という設計コンセプトのため、どうしてもハイエンド品には見劣りするが、それでも十二分な性能を有している。
“トリスタン”シリーズ
美聖 BSw/RS “トリスタン”ギガンテス・ライフル
専用の260mm破砕弾を発射する超大型ライフル。
腰部などにマウントして、足元を固定して使用する。
凄まじい反動が生じる為、間違っても両手で持ってはいけない。
専用の衝撃吸収材が、二度までは発射時の強烈な衝撃を抑え込んでくれる、三度目以降の使用は想定されていない。
しかしその威力は圧巻の一言で、命中さえすれば高層ビルでも一撃で瓦礫の山に変えることができる。
“アグリッパ”シリーズ
美聖 BSw/BS “アグリッパ”ビームダガー
主に投擲用途で使用するビームダガー。
使い捨てだがビーム特有の貫通力を有する他、柄に爆薬が仕込まれており、着弾時の熱で爆発する仕組みになっている。
最終更新:2020年12月05日 23:59