''NOW YOU'LL LEARN HOW MEN DO BATTLE!''
(お前らに、男の走りってやつを教えてやろう!)
任天堂のレースゲーム、『F-ZERO』シリーズの登場人物。シリーズを代表する主人公的キャラクターで、
ハヤブサをモチーフとしたバイザー付きヘルメットと真っ青なコスチュームが特徴(『X』以降はバイザーに白い目が付いている)。
CAPCOMの方のキャプテンと同様、
アメコミを意識したデザインである(ていうか『F-ZERO』の世界観自体アメコミ風だし)
『星の
カービィ スーパーデラックス』の「洞窟大作戦」でも
ヘルメットのみ
がお宝としてゲスト登場していたりする(名称はファルコンメット)。
年齢は37歳(『GX』時点)。表では超一流のF-ZEROパイロットとして、
裏では
凄腕の賞金稼ぎで有名だが、その素性はポートタウン出身ということしか判明していない。
同業者からライバル視されたり、宿敵ブラックシャドーの手によってファルコンの
クローンが登場していたりする。
『X』ではマスタークラス優勝後にヘルメットを脱いで素顔を見せると共に引退宣言をするものの、
『GX』ではまだ現役を続けることを明らかにしている(無かった事にしている可能性もある)。
また、『X』やアニメ版では一人称は「私」だが、『GX』のみ「俺」になっている。
搭乗マシンは
ブルーファルコン
(BLUE FALCON) 。重量:1260kg(『ファルコン伝説』では1280kg)、性能評価はボディB/ブーストC/グリップB、車体No.7。
性能的には
癖がなく扱いやすいが、その反面特徴が出にくく、ストレートにプレイヤーの技量が問われるマシンである。
ブルーファルコン以外にも、
ファルコンフライヤー
という宇宙船を所有しており、
これは初代の取扱説明書に載っている漫画や『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降の同シリーズ、アニメ版に登場している。
北米版のみの設定では、フルネームが「キャプテン・ダグラス・ジェイ・ファルコン」(Captain Douglas Jay Falcon)とされている。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』におけるキャプテン・ファルコン
スマブラシリーズでは全作品に出場。初代及び『X』では
隠しキャラ。
サムスの
モデル換えとして登場した(上強攻撃やダッシュ攻撃などが共通している)。
DX以降に登場する
ガノンドロフはファルコンのモデル換えだったりする。
レースゲーム出身者なので
どの技も新規に作られている。
炎を纏った「ファルコンパンチ」や「ファルコンキック」に代表される肉弾戦のみで戦う。
腰の銃は何故か使用しないが、おそらく『スマブラX』でゲスト出演した
スネークと同様の理由からかもしれない。レイガン?あれは実弾じゃなくてビームだから大丈夫。
シリーズを通してパワーとスピードの両方を併せ持っており、初代64版では初心者にでも扱いやすいキャラクターだったが、
『DX』以降では全体的に技の出が遅くなるなど上級者向けキャラクターとして調整されている。
しかし技の出が遅めになる代わりにやたらめったら早くなり、DXのゲームスピードと合わせて
キャラ自体が弾丸のように突っ込んでいくことが出来る。
そして
膝と呼ばれる空中前攻撃「ストライキングニー」は少し当て辛いものの出始めを当てると真横に吹っ飛ぶため前述のスピードと合わさり対処が困難。
あまりにも強いためファルコンパンチを差し置いてファルコンの代名詞ともなってしまった。
他にも長い手足は当然の如く判定が強く、速度を生かした投げでの揺さぶり、そして横方向への高速コンボを持つためタイマンでの
ダイヤグラムでは最強の一角を担っている。
弱点は少し低めの復帰力と
体重の関係でコンボを非常に食らいやすい点、下方向に落下する速度が非常に速いことが挙げられるが、それ以上に
「速すぎて繊細な操作が困難」なことである。
コンボにしても立ち回りにしても復帰にしても繊細な操作が求められるのにいかんせんキャラの強みである「速さ」こそが操作を困難にしているのである。
しかしその速さとファルコンの魅力
(主にネタ的な意味で)によりメインに据えてやり込む人は多い。
『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』では中盤に登場、ピクミンを率いる
キャプテン・オリマーと行動を共にする。
しかし初登場の際、敵は倒したものの
オリマーが引き連れていたピクミンをほぼ全滅させてしまった。
またこの時や後半の
ピカチュウ、
サムス、ロボットが居る部屋に乱入した時などに妙なポーズをよくとっている。
今作では、ファルコンフライヤーが亜空間爆弾工場から脱出する時や(この時、追跡してくる
メタリドリーと機上で対決)、
亜空間に突入する時にも使用されるなど、これまでにない活躍を見せている。
性能の方ではパワーとスピードにメリハリを持たせる形で調整をされた…のだがその結果弱化が目立つ。
ダッシュは
ソニックに次いで速いがそれ以外が重く、その上立ち回りを支えていたDXまでのシステムテクニックが消えてしまっている。
またパワーキャラと呼ぶには若干パワー不足な印象も否めない。
体が重く落下速度が速いためコンボを貰いやすく、技も大振りかつ判定が弱いためタイマン適性は低くキャラランクは下位クラス。
このキャラで戦果を挙げるには相応の修練を要するが、ダッシュの速さを活かしたラッシュは侮れない。
その一方、持ち前のキャッチーさを極限まで極めたCF乱闘(要は魅せプレイ)は一部で大人気無いほど大人気。
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また
スネークの無線中では、中の人繋がりでオタコンがノリノリのファルコンボイスを披露してくれる。
余談だが、スマブラシリーズにおけるファルコンのコスチュームは、初代では紫色、『DX』では紺色がデフォルトカラーだったが、
『X』は暗い青色となり、最新作『for WiiU』『for 3DS』では鮮やかな青色になるというように
シリーズを重ねる度に原作での
カラーリングに近づいていっている。
中には
白いコスチュームにピンクのヘルメット
という強烈なカラーもあり(通称・
愛の戦士
)、シリーズ通して存在する。
某総帥も『
ストⅡ'TURBO』で似たようなカラーがあったな…
更に『for WiiU』『for 3DS』では新たに
全身が金色のカラーも用意された。
最新作のPVではファイアーエムブレムからの新参戦キャラクターと対決。
内容自体はファイアーエムブレム覚醒のルキナとルフレの紹介だが、剣士のルキナ相手に素手で圧倒したり、
ルフレの魔法攻撃も華麗に避けたりと彼も結構目立っていた。
状況的にクロム(覚醒の主人公)をノックアウトしたのも彼なのだろう。
クロム「俺の出番はないのか・・・」なくはないです
''Show me your moves!"
(お前の動きを見せてみな!)
アニメ版『ファルコン伝説』におけるキャプテン・ファルコン
アニメ版『ファルコン伝説』でも、ゲームと同じく謎多き一流のレーサーにして賞金稼ぎとして登場。
寡黙であまり多くを語らないが、主人公の
リュウ・
スザクら高機動小隊を影から支援する頼もしい存在。
ブラックシャドーの野望を止めるため、ダークミリオンと激しい火花を散らしている。
その正体はリュウの行きつけのカフェテリア「ファルコンハウス」のマスター、バート・レミング。
また本名は
アンディ・サマーであり、高機動小隊隊長ジョディ・サマーの兄である。
「キャプテン ファルコン」とは単に彼が身を隠す為の名前ではなく、遥か昔から受け継がれてきた「
正義の味方」の名前でありブラック・シャドーと対をなす存在。
少なくとも、第一回F-ZEROグランプリが開催された70年前には存在していた様子。
最終回ではファルコンパンチ(『大乱闘スマッシュブラザーズ』から逆輸入だが、炎がなかったりと
エフェクトが異なる)で
ブラック・シャドーを道連れに消滅した(ただ同じく動力炉にいたゾーダが無事だった事が判明する為、厳密に言うと消息不明であるといえる)。
アンディ・サマーの消滅後は、世界を救ったリュウが新たにキャプテン・ファルコンの名を襲名することになる。
好物は納豆(カレーにかけてよく食べる)であり、嫌いな食べ物は
シイタケらしい(ブラック・シャドーの要塞に形が似ているためと思われる)。
MUGENにおけるキャプテン・ファルコン
MVCザンギエフや真ベガの制作者であるKamekaze氏のものが2010年2月26日に公開された。
ドット絵は
SVCの
ベガを使われていると思われる。
BlazBlueと
GuiltyGearの要素を取り入れているらしい。
技の性能はスマブラの要素を取り入れ、『ファルコンキック』や『ファルコンダイブ』などの技の完成度が高い。
おなじみの『ファルコンパンチ』もあり、隙が大きいがガード不能になっている。また、腰につけた銃で攻撃する技もある。
フィニッシュ技があり、条件が揃えば使える『ファルコン・オーバードライブ』が搭載されている。
以前は新mugenでは『C_Falcon.def』、WinMugenでは『C.Falcon
W.def』と登録すれば両バージョンで使用できたが、現在は新mugen専用となっている。
あと
彼や
彼女のボイスパッチにされているが…後者がある理由については
わしにも分からん・・・・
出場トーナメント
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