漢字の『煉』は極東へ流れ着いたときに自分で当てたもの。
ここ100年ほどは世話になった人物の後を継いで骨董屋を営んでいる。
魔力の容量と最大出力に特化されており、夢魔としての能力はほとんど持たない。
変換効率が抜群に良く消耗も少ないため、日常生活程度なら周囲のマナのみで活動できる。
しかし出力する方はすこぶる燃費が悪く、荒事にはあまり適していない。
そのため主に魔術師の非常用魔力タンクとして使われていた。
魔術師の没後は色々あって流浪の身に。その後幾度と無く死線をさまよいかけるが
運良く生き延び続け、いつしか「ヒト」として生きる術を覚えた。
その中で彼女は猫となる方法を忘れ、もはや自分が猫から作られた事も忘れかかっているようだ。
猫たちは骨董に憑いた霊や付喪神が煉の存在に中てられて具現化した姿。どうしてこうなった。
陽気の強いものは白っぽい姿に、陰気の強いものは黒っぽい姿になる。多少の個体差もあるようだ。
基本的に無害だが、いたずら好きで厄介ごとを運んでくることも多い。
よく蔵の中や天井裏に集まって悪巧みをしては店主に見つかりお灸を据えられている。
使い魔のような存在として使われているが、品を大事にする店主のことは好いているので
ぶーぶー文句を言いながらそれなりに働く。文字通り持ちつ持たれつの関係。
ちなみに彼らの本体はあくまで骨董品なので、爆発してもそのうち復活する。
毒舌家で遠慮がない、でも空気は読む。生き抜くための知恵である。
いつもどこか眠そうな目をしている。悟ったようにも、諦めたようにも見える。
口調はGOSICKのヴィクトリカ、もしくはらっきょの燈子さんでも可。
好きな酒は日本酒とウィスキー(特にバーボン)愛用のタバコはインフィニティ。
585 名前:no name[sage] 投稿日:2009/11/19(木) 00:44:28 ID:DmezA5F0
どこぞの
遠坂凛という名のあかいあくまがさる高名な魔術師が作ったモノを模して製作した使い魔の習作。
文献を参考に灰猫の死骸と自身の髪を用いた人工生物。
本来なら他に死霊を用いるのだが、あてが無かったので
自分が使わない精神のやさぐれた部分を切り分けて移植し、
自身の名をもじったレンという名を与えた。
割と万能な主の火の属性に強く影響を受け、主に習って魔力を込めた
クズ宝石を埋め込んだカードを簡易の爆弾とする不経済な戦い方をする。
当然掛かる費用は全て自分で稼がなければならない。