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アベル



 誕生日:11月5日
 代表国/出身地:フランス
 身長:198cm
 体重:85kg
 3サイズ:B130/W85/H89
 血液型:A型
 好きなもの:犬(ずっと部隊生活で飼えなかったので、
         これが終わったら飼いたいと思っている)、
       熊(シャド研)
 嫌いなもの:牡蠣(腹を壊して大変なことになったことがある)
 特技:裁縫(傭兵部隊では繕い物はすべて自分でしていたので、得意になった)
 キャッチコピー:過去のない男
 ファイティングスタイル:柔道を基本とした総合格闘
 担当声優: 高橋研二 (日本語)*1、Jason Liebrecht(英語)

ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。
ストリートファイターIV』初出のキャラクター4人(他はクリムゾン・ヴァイパールーファスエル・フォルテ)の内の一人。
SNKのアベルはこちら
ちなみにアベルとは旧約聖書の登場人物に由来するヨーロッパ系の男性名だが、滅茶苦茶ありふれた名前であり、
アベルだけでは特定が難しいレベルである。メタ的には後述する正体に絡めた皮肉込みのネーミングだと思われる。
Liebrecht氏ボイス


キャラクター設定

記憶喪失の元・傭兵
柔道着とスパッツのサンボスタイル。全身に傷跡がある。
『IV』の5年前にシャドルー基地でナッシュに助けられ、傭兵部隊に託されたらしい。
父親代わりだった傭兵部隊の隊長の事故死をきっかけに、
失った記憶の手掛かりを求めてシャドルー残党を調査している。
傭兵部隊仕込みの総合格闘技を使う。
フェイロンザンギエフのファン。春麗とも知り合いの模様。
愛想は良くないが人嫌いではなく、丁寧で礼儀正しい性格……と言うより、若干天然ボケの気がある。

ガイルとはアベルが「その技は…何故あんたがその技を?」と言ったのに
「この技を使う男を知っているのか?」「おい その男は今どこにいる?」と聞かれて、
「誰かもわからん人間に、簡単に教えると思ってるのか?」と返す関係だったのだが、
『ストリートファイター X 鉄拳』ではそのガイルと公式タッグを組んでいる。

+ アベルの正体
実はベガの代替ボディとして遺伝子操作によって作られた素体の一人で、「リビング・インキュベータ計画」の生き残り。
セスのように改造されずに他の「不良品」(UDONのコミックだと100人の中の残り73人)と共に廃棄される所だったが生き延びた。
アベルは失った記憶を求めていたが、素体なのでそんな物は最初から殆ど存在しない
正にキャッチコピー通りの過去のない男であり、ありふれた名前だった事すらも山程いる素体の一人だったという極めて皮肉な形として返ってきた。
セスとはある意味兄弟。というか、髪型と肌の色を除けば3Dモデリングはセスとソックリである。
セスが一糸纏わぬスキンヘッドの筋肉質な巨漢で腹部に丹田エンジンが入ってるという強烈なビジュアルなので初見では気付きにくいが
No.15のセス曰く「逃げた素体」「出来損ない」「貴様など決して認めんぞ!」「お前から得るものなどある訳が無い」らしい。

『V』のゼネラルストーリーモードではシャドルーに潜入していた。
エレベーターのドアに挟まった時に「体がーっ!」と言っていたらしい
それだけで済むのは凄いけど、正体バレるよ!
ヘルメットのサイコパワー受信機の影響で暴走してしまうものの、ナッシュのバレットクリアでサイコパワーを吸収されて助かっている。
実はガイルの個別ストーリーではスパイ疑惑をかけられてF.A.N.Gに殺されかかっていた所を救われている。どうも再潜入した形の模様。

UDONのコミックではデルタレッドの新チームに所属している。
正体に関して衝撃的な顛末を迎えても前向きに生きている辺り、
永遠にベガの幻を追い続けるセスより救われているような気がする。

……と、ここまで読んで頂ければ分かるかもしれないが、何故か絶妙にキャラが薄い
『IV』では1P初期カーソルなのだが、同作のストーリーのメイン格かと言われるとどうにも……。
アベルのストーリー自体は世界格闘大会に出てガイルやセスと戦う(『IV』)、旅から戻って遂に犬を飼う(『スパIV』)程度しかない。
春麗とも知り合いなのは先述の通りだが、いつどこで知り合ったのかも不明。
アレックスと似ているとはよく言われる話だが、彼ほど生意気ではなく、丁寧で礼儀正しい性格なのが逆に響いている。
勝利メッセージも人の好さが垣間見られるものが多く、
戦闘前デモでは「辛気臭い顔をしているな!」「よし オレが投げてやろう!」に「え?」と戸惑っていたザンギエフ相手でも、
「あんた、ザンギエフか! あんたの試合、見たことあるよ」とメチャクチャ寛大な対応をしていたり、
あのルーファスに「おれはケン・マスターズじゃない 似てるって言われたこともないよ」と返しているなど良識人なのだが、
やっぱり何故か絶妙にキャラが薄い。
同じく常識人寄りで一般的な感性をしているダンと違ってローテンションなのが元凶か?
『IV』はストーリー性が薄いので、『V』ゼネラルストーリーモードで活躍したラシードや、
『6』ワールドツアーモードで主人公(≒プレイヤー)の師匠役だったルークと比べて印象が弱いのも不幸か。
『IV』シリーズ初出のキャラクターだと強烈なキャラのジュリ、持ちネタがあるルーファスエル・フォルテ
丸裸のNo.15およびNo.21、存在自体がギャグ寄りのハカン等の方が目立っている。
キャラ造形というのは難しいものだと思わせられる。

『6』においてはアベルと似ているとよく言われるアレックスがYear3の追加キャラとして『V』から続投し、
ヴァイパーも同じくYear3の追加キャラとして復帰を果たしたが、アベルは音沙汰が無い。
フランス出身でファイトスタイルが柔道(+バレエ)であるスーパーモデル・マノンも新キャラクターとして参戦しているが、アベルとは特に関係無し。

余談だが、初期デザインでは髪型が二つ結びで胸にサラシを巻いている、小柄で女の子に間違われそうな中性的な少年だった。
そっちの方が後々差別化できてよかったような気もする
没になった理由は恐らく当時の海外市場の受け狙いの都合もあると思われる。
もし初期デザインのままだった場合、
セスもまた(丹田エンジンからデザインが始まった逸話もあって)上記折り畳みの設定から現在と違うデザインになっただろう。
中性的なショタ(CV:大塚明夫)「私と一つになろうではないか」な光景が見られたかもしれない。一体どこのロリカード

あと「ストリートファイター史上最悪のキャラ・アベル」は途中から変な雰囲気になったスレッドだから検索するなよ!絶対だぞ!
アレコス1の股間の膨らみの作り込みが話題になるなど、何故かソッチ関連の話題も見受けられるアベルである。


原作性能

固めと崩しに特化した接近戦主体のキャラ。
移動技や突進技があり、地上の機動力もそれなり。ただし、対空は苦手。
接近したら前蹴りダッシュからコマンド投げやチェンジオブディレクションを絡めた連続技を狙うキャラ。

特殊技は「前蹴り」。
リーチが長く、発生が早い上に隙が少ない高性能技。
ダッシュやバックダッシュでキャンセル可能。ヒット時はダッシュから追撃可能。

必殺技は殴り付ける打撃技の「チェンジオブディレクション」。EX版はアーマー効果あり。
中段のしゃがみ裏拳「セカンドミドル」と下段の足払い「セカンドロー」に派生可能。
さらに巴投げの「フィニッシュミドル」と双手刈りの「フィニッシュロー」にも派生する。
中段の浴びせ蹴りを放つ突進技「ホイールキック」。
アーマーブレイク属性、EX版は弾無敵。
前転の「マルセイユローリング」。EX版は打撃無敵。
斜め上の相手を掴んで背負い投げで叩き付ける追撃用の投げ「スカイフォール」。
相手を掴み上げて振り回した後、地面に叩きつけるコマンド投げ「トルネードスルー」。
通常版は投げ無敵で、EX版は打撃無敵。

スーパーコンボは突進がヒットすると相手をロックして画面端に運び乱舞を決めて回転背負い投げでフィニッシュする「無心」。

ウルトラコンボIはボディブローを差し込み、ヒットしたらロックして乱舞を決めてトルネードスルーからEX版スカイフォールで地面に叩き付ける乱舞技「無我」。
発動時にセスのような眼に変化する演出がある。
ウルトラコンボIIは身を屈めてから突進し、相手を肩に担ぎ上げたまま竜巻が起こるほどの勢いで回転して放り上げる後に地獄車で追撃する「無空」。
「無心」、「無我」、「無空」……文字面としてはアベルにとって実に皮肉なネーミングになっている。
アベルのトッププレイヤーだったマゴ氏による性能解説

相手のミス待ちをしながら、前蹴りなどを引っ掛けていくのが基本。
キャラランクは高くないのだが、ループ要素が厳しいため、相手にしていると厄介なキャラである。
何ならこの前蹴りひとつでヘイトを喰らっているまである

+ 『IVオメガエディション』での性能
「見た目はアベル」というコンセプト通り、ほぼ別キャラに変更。
チェンジオブディレクションが解体されて再構築されている。
特殊技は前蹴りが削除されて、しゃがみ中キックが「腓腹蹴り」に昇格(しゃがみ中キックはセカンドローの下段足払いに)。
セカンドミドルのしゃがみ裏拳が「バックハンドナックル」に。
チェンジオブディレクション初段の殴り付ける攻撃が「オーバーハンドフック」に。
ジャンプ強Pが「落とし掌打」に昇格(ジャンプ強Pは空対空用の裏拳に)。
マルセイユローリングが前転起き上がり扱いに変更。
必殺技は「グラップリング」が追加。
弱はフィニッシュミドルの巴投げ、中はフィニッシュローの双手刈り、強は無心の突進部分。
セービングアタックが「ショルダータックル」に昇格。
EX版グラップリングとして双手刈りからスカイフォールで掴み直し、回転背負い投げに繋げる「スカイハイトルネード」が追加。
前蹴りにマルセイユローリングと主力技が無くなり、ループ要素は弱くなっているが、
発生が早い弱ショルダータックルで切り返しが強化されている。
MUGEN的には『オメガエディション』版を再現してみるのも面白いかもしれない。


MUGENにおけるアベル

Borewood氏によるMUGEN1.0以降専用キャラが存在。ボイスは英語。
原作を1フレーム1フレーム撮影して切り抜いた、所謂「根性キャプチャー」によるアベル。
そのため3D画像となっており、ぬるぬる動くが容量も非常に重い。
リベンジゲージセービングアタックといった『ストIV』のシステムも搭載されており、原作再現度はかなりのもの。

ホルン氏による外部AIが公開されており、恒例のコンボ立ち回り・反応・ガードレベルを設定可能。
想定ランクは強~凶下位との事。

上記の他に、chuchoryu氏による『CVS』風ドットで作られたアベルも存在していたが、現在は入手不可。


「体がーっ!」
もう少し良い台詞は無いのかと思うが、アベルと言えばやっぱりコレになってしまう

出場大会



*1
余談ではあるが、アベルの声を担当した高橋氏は、後にWii版『パンチアウト!!』にて、
一昔前の欧米人が考える勘違いニッポン丸出しなニッポンジンキャラピストン・ホンドーというキャラを担当している。
なお、このホンドーは元々「ピストン・本田」なる名前だったという、
『ストリートファイター』シリーズとの妙な共通点を持っている。
その他にもアベルと同じフランス出身のボクサー赤きサイクロンの元ネタになったとされるロシア出身の赤パンボクサー
空中浮遊するインド人ボクサーにナルシなスペイン人ボクサーなどといった、『スト』シリーズとの類似点や関連性を持つキャラがちらほら見受けられる。
高橋氏をホンドーの声に起用したのも、もしかしたら……?
てゆーかM・バイソン元ネタが出てたし


最終更新:2026年07月26日 01:44
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