恵飛須沢胡桃


「3年B組、恵飛須沢胡桃、いきまーす!」

原作:海法紀光・作画:千葉サドルによる漫画作品『がっこうぐらし!』の登場人物。「えびすざわ くるみ」と読む。
アニメ版での担当声優は小澤亜李女史。実写映画版では阿部菜々実女史が演じた。

私立巡ヶ丘学院高等学校三年生で学園生活部部員。皆からは「くるみ」と呼ばれている。
濃紺色の髪を赤いリボンでツインテールにしており、赤い瞳と八重歯が特徴。
膝当てとチョーカー、指貫グローブをいつも身に着けている。
シャベルを常に持ち歩き、彼女のトレードマークとなっている。

男勝りで姉御肌。元・陸上部で基礎体力が高く、力仕事は専ら彼女の担当。いざという時に頼りになる元気娘。
基本的に男言葉で喋り言葉遣いがやや乱暴な半面、陸上部の先輩に憧れる乙女な部分もある。
他のメンバーができないような「汚れ仕事」も愛用のシャベルを振るって率先してこなす。

(以上、ピクシブ百科事典より引用、一部改変)

いつも笑顔な明るいムードメーカーのゆき(丈槍由紀)、しっかり者のりーさん(若狭悠里)、
影が薄い顧問のめぐねぇ(佐倉慈)、後に入部するクールで要領がいい後輩のみーくん(直樹美紀)らと共に、
「学園生活部」の名の通り、学園の施設を借りて学園内だけで生活している(アニメ版では上記の面々に加え、可愛いペットの子犬「太郎丸も居る)。

+ 『がっこうぐらし!』という作品について(ネタバレちゅうい!)
まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて連載されていた漫画作品。単行本は全12巻。
2015年夏のアニメ化は、5巻までの内容に大幅なアレンジを加えたものになっている。

「学園生活部」の面々が文字通り学園で生活する様を描いたほのぼの日常モノ……ではなく
謎のパンデミック現象によってゾンビが蔓延してしまった都市を舞台に
少女達が学園に立て篭もってサバイバル生活する様を描いた非常に殺伐とした世界感の作品である。
学園生活部というのも、「自分達は自分の意思で学園に寝泊まりしているのだ」という設定を作る事で、
精神的な安定を保っているに過ぎず、実際には学園から出る事すら困難という非常に厳しい状況下にある。

漫画、アニメ共に第一話では由紀が学園生活部での活動を楽しくやっている様が描かれているが、
実際にはショックで精神に異常をきたした由紀が「楽しい学園生活」を妄想しているだけであり、
影が薄い事をいじられている慈も、原作・アニメ共に1話時点で既に亡くなっていて、
今では由紀の妄想の中に生きる故人であり、由紀にしか見えていない*1
胡桃の「汚れ仕事」も、シャベルでゾンビを葬る事であり、要は学園生活部の貴重な戦力という意味である。
フ・レ・ン・ド・死・体
ゾンビーズ!?

原作者の海法氏はニトロプラスと関わりがあり、つまりはいつものニトロな展開なのであった。

なお、アニメ放映より一足先に由紀が『ニトロプラス ブラスターズ』にサポートキャラとして参戦している。
サポート内容は画面外から走りよってきた由紀が元クラスメート(だったゾンビ)を大量に呼び出す「クラスのみんな」。
何の因果か、同じくゾンビモノであるニトロの新作ゲーム『 凍京NECRO 』のヒロイン・牙野原エチカと共演を果たしている。
この世界における東京…なんて事はないはず
そして『凍京NECRO』のオンラインストア特典で早速やらかすのであった。

さらに2016年のエイプリルフールには……。
紅白歌手の無駄遣い

そして2020年には『凍京NECRO』のソーシャルゲームにて『がっこうぐらし!』とのコラボイベントが実施され、
胡桃を含めた学園生活部メンバーが2199年の世界に降り立つ事となってしまった。
厳しい状況を生き抜いてきただけの事はあって、氷河期が到来し、リビングデッドやネクロマンサーが跋扈する未来の東京にあっさりと適応。
街中で堂々とシャベルを持ち歩ける事を喜んだり、シャベルをスコップと呼ばれて激怒したりと、凍京生活部としての活動を満喫している。

+ 原作及びアニメでの胡桃
ゾンビパンデミックが起きた日、ゾンビに噛まれて負傷した「初恋の先輩」と共に屋上に逃げ込み、由紀・悠里と合流。
ゾンビ達が屋上にも迫る中、先輩もゾンビ化してしまい、襲われた胡桃は思わず先輩をシャベルで殺してしまう
(ちなみに「先輩」はOBであり、この日はたまたま後輩達の見学に学園にきていたらしい)。

学園生活部のメンバーの中では、幼児退行を引き起こしている由紀*2や、しっかりしている様に見えて、
「リーダーとしての責務」に逃避している悠里に比べて精神的に安定しているが、
仲間のためなら自らの危険を顧みない」傾向がある、普段からシャベルを寝ている間も離さない、
ゾンビ達を「人間ではない」と思い込む事で戦えている一面もあるなど、彼女自身も精神的に不安定な部分を抱えている。

ただし、その戦力は非常に高く、屋上から3Fまで安全圏を広げられたのは胡桃(とシャベル)のお陰である。
ピンチになってしまう場面も少なくないのだが、それは敵の数が多すぎた場合であり、相手が数人程度であれば一方的に倒してしまえるほど。
……そのせいで掲載誌を間違えてるんじゃないかと思うほど返り血まみれになっている事が多いのだが。
まあフォワードって『かずみ☆マギカ』や『夢喰いメリー』の雑誌だし
また、無免許だが車の運転ができる。ゲームで覚えたという事だが、原作では大型車を苦もなく操っているあたり元々適正があったようだ。

学園での生活を続けていく中、慈が彼女らを庇って負傷しそのまま行方不明に。
そのショックからか由紀の妄想がエスカレート。悠里、胡桃も由紀の明るさ(妄想)に依存するようになる。
その後、物資不足を補うために「えんそく」と称してショッピングモールに物資調達に出かけ、
ショッピングモールの一室に立て篭もっていた美紀を偶然発見し、救出。
美紀は由紀の精神状態を快く思っておらず、それに依存している悠里らと一時険悪なムードになるが、後にある程度和解する。
そんな矢先、学園生活部に入部した美紀が偶然から発見した「避難マニュアル」により「地下二階非常避難区域」の存在が発覚。
そこに偵察にいった胡桃は、部員達を傷付けないよう自らの意思で地下に身を潜めてゾンビ化していた慈と遭遇。
生前の彼女に対するの思い入れが強い胡桃は攻撃を躊躇してしまい、結果負傷して感染してしまう。
ゾンビ化が進行する中、精神的に追い詰められた悠里が胡桃を包丁で介錯しようとする寸前で、
なんとか美紀が治療薬を持ってきた事で無事回復し、生活部の皆と共に「卒業」。学園を後にした。

アニメではいくつか描写が異なっており、原作ほど人間関係がギスギスした状態ではなく、
他にも原作ではゲストキャラクターであった太郎丸がレギュラーキャラである事、
慈が行方不明になった時期が違う事など原作から大幅にアレンジされており、
最終話前などは「原作がノーマルモードならアニメ版はハードモード」と言われる程、
「原作読者ですらどういう展開になるか分からず不安」という異例の事態となっていた。

+ 原作6巻以降(アニメ終了後)のネタバレ注意
……治療薬によって一旦は回復したかに見えたものの、以後「体温が異常に低下する」「超反応とそれに相応しい高い身体能力」
「火災で高温になったシャッターを平然と開ける」「ゾンビに無視される」など、明らかに人間を辞めているかのような描写が増えている。
胡桃自身も夜中にたった一人でゾンビの群れに対峙するなどして自分の異常を確認しており、
美紀に対する接し方など「自分が消えた後」を見据えた上で行動している節がある。

現在の所症状が改善する兆候は無く、結構な日数が経過しているのにも拘らず、右腕の包帯も外れる気配が無い。
由紀と入れ替わりになったかのように精神に異常を来たしつつある悠里共々、美紀の頭痛の種になっている。
なお、当人は気を揉んでいる美紀を余所に某TPSに興じていた

読者からは「『バイオハザード』のS.T.A.R.S.隊長みたいになるんじゃね?」
「ニトロ的にはヴェドゴニア。その内変身する」等と好き放題言われてしまっていた。

大学編では穏健派と呼ばれるグループと行動を共にしていたのだが、過激派と呼ばれるグループから、
「新しくやってきた奴ら(胡桃ら)のせいでこっちに感染者が出た」とイチャモンを付けられる。
胡桃の方は次第に病状が進行。
その後、遂に行動に出た過激派の一人(男性)から攻撃を受けた胡桃は、自身がゾンビに認識されない事を利用し、
ゾンビの群れの中に意図的に男を放置して殺害。そのまま行方を眩ます。
その後ゾンビ達と一緒に徘徊していたようだが、胡桃を心配して探しにきた由紀のピンチを咄嗟に救う。
「最早一緒に居る事はできない」と胡桃は去ろうとするが、「お別れがくるその時まで一緒にいたい」という由紀の説得を受け、
「最後まで、一緒に」いる決意を固めるのだった。

その後は大学も「卒業」し、パンデミックの元凶であるランダル製薬会社に向かい、
そこでパンデミックの原因はバイオテロ等ではなく、職員が手を洗わなかったからという危機管理意識の欠如から始まった事を知る。
胡桃自身、感染後も意識を保ち続けいるという貴重なサンプルであったため、胡桃を研究材料として差し出すか否かの選択を迫られるが、
学園生活部は当然これを拒絶。
ゾンビ化症状の方は次第に進行していき、最早歩く事もままならない状態にまでなるが、
実は学園にゾンビ化の抗体の鍵がある事を突き止めるも、学園帰還時にはほぼ意識不明状態であった。
それでも最期の賭けに打って出た由紀を精神的に支え続けた。

+ 実写映画版
実写映画版では、なんと胡桃が主人公に抜擢された
タイトルロゴも、由紀のネコミミ帽ではなく胡桃のショベルになっている。
恋愛要素もあり、アクションシーンが多くて画面映えするからだろうか。
大まかなストーリーは同様だが、「えんそく」や「地下施設」等がカットされており、
美紀も学園内の別の場所で生き延びていた事になっている等の変更がある。
胡桃が好きだった「先輩」にも「葛城紡(かつむら つむぐ)」という名前が付けられ、
更に卒業後も学園にちょくちょくやって来ていたのは、胡桃が好きだったからという真意が明かされた。

なお、本作は「スーパーのキャベツを地面に置いただけ」「実写なのに キャベツ検定 不合格」という不名誉な話題がある意味有名であるが、
「キャベツ検定不合格」なのはスピンオフのドラマ版であり、
映画版の方は逆に「撮影当日に収穫できるよう計算して種から育てた」という凄まじい拘りを持って作られた作品であるのでお間違いなきよう。
評価の方も「映画としてちゃんと面白い」と上々であった。

ダークカラーのツインテールという、本作の時期の創作ものにはよくある外見から「誰々に似ている」とよく言われており、
特に『ご注文はうさぎですか?』に登場する天々座理世とは、容姿以外にも「武器(?)を所持」「中性的な喋り方」「高い身体能力」など共通点が多く、
「このライズって子誰?」「このリゼって子かわいい」などとちょくちょくネタにされ、理世も「武器がスコップじゃない!」「そんなにバストあったの!?」
などと胡桃扱いされるが、ファンを敵に回したり初見の視聴者が間違えて覚えてしまう危険性もあるので極力控えよう。
この他、「かがみん」とか「あややー」と呼ばれる事もある。

ニコニコ動画では「胡桃がもしも悠里に介錯されていたら(要は死後)」を題材とした二次創作が幾つか作られ、
同じく美紀によってとどめを刺された慈と行動を共にしている事が多い。
ニコニコ静画では他作品のキャラと学園生活したり別作品のゾンビと戦うイラストが投稿されている。


MUGENにおける恵飛須沢胡桃

にゃんちゃ氏による博麗霊夢のドットを改変したものが存在する。
原作同様シャベルをメインウエポンに戦い、超必殺技では相手を車で轢き逃げしたりもする。
「がっこうぐらし!」という文字の特殊ゲージを搭載しており、敵に攻撃を当ててその攻撃分のポイントを回収、
100ポイント溜まる毎に「がっこうぐらし!」の文字が1つ点灯、全て点灯すると一撃技が使用可能になる。
謎ジャム裸エプロンにも対応している。やったぜ。

+ 特殊動作
挑発
かなり隙が大きいが全て出しきるとパワーゲージ1本と一撃ゲージ50ポイントを回収できる。魅せ技ロマン技の範疇だろう。
うんまい棒チャージ
ボタンを押している間体力とパワーゲージを回復させる。
パワーゲージはそこそこの速度で溜まるが体力は微回復程度なので、製作者のにゃんちゃ氏いわく「おまけと思っていい」らしい。
挑発と比べると時間に対する回復効率が悪いが隙は小さいため、ゲージ溜めならこちらを使うのも全然アリ。
ガードキャンセル
ガード中使用可能の固め防止策。
前方を広くカバーできる。
しかし完璧な性能ではなく、発生保障こそついているがその発生速度自体は通常強と同程度と決して速くはなく隙も大きい。
当然ながら追撃もできないため、あくまでも「固め防止策の中の一つの選択肢」でしかない事を念頭に置いて、決して過信しないようにしよう。
チャンスメイク
喰らい動作中2ゲージと体力50を消費して発動できる、所謂喰らい抜け
体力を消費するため、使用に適したタイミングは「抜けないでいた方がより大きなダメージを受ける事が予想される状況」、
つまり相手のコンボ始動や超必殺技発動だろうか。
攻撃判定がありそこそこの範囲もあるが、無敵の持続がその攻撃判定が終了するまでしかないため普通にダメージを受ける事もある。
『感染』
1ゲージを消費して発動可能。ゾンねえに噛まれ、以後「感染モード」に移行する。
感染モードではニュートラルや一部の技が変更され、若干遠距離戦に弱くなる。なお、感染モードから通常モードに戻る事はできない。

+ 必殺技
エリアルレイヴ
相手を浮かせるエリアル始動技。
攻撃後ジャンプキャンセルするのが立ち回りとしてはテンプレ。
攻撃範囲は縦長な分横が狭く、敵の位置によってはコンボが繋がらず空振りする。
また対空で使うと敵の飛ぶベクトルが若干斜めになるためコンボを繋げにくくなるのにも注意。
対空で使うならよりそちらの性能に特化した「くるみたいくう!」を使うが吉。
エリアルスパイク
敵を地面に叩き付けるエリアル〆にもってこいの技。
空中コンボの〆に使うならこれと「くるみたいくう!」の二択になるだろう。
低空中段として振るなら通常技の強の方がいいかもしれない。
なぎ払い
スコップを水平に薙いで敵を吹っ飛ばす技。
必殺技の中でもキャンセル可能な技数が頭一つ抜けており、技の特徴上その利点をより活かせるのは主に画面端で、
それ以外はコンボパーツというより相手をただ壁へ飛ばすために使われる。
なおこの技は数少ない、キャンセルによって一撃へ繋げられる技でもある。一撃ゲージが溜まったら積極的に狙っていくのもいいだろう。
通常投げ
これといって特筆すべき所はない、名前通りの「通常」投げ。
い、一応コマ投げの「おやすみなさい」より発生が早いから…(震え声)
アルノー鳩錦
鳩のアルノーを飛ばして攻撃する飛び道具技。鳩は投げ捨てるもの
弱版は出が早いが飛距離が短く、中版はその逆の性能。
強版はやや特殊な性能で、鳩を斜めに飛ばしてその後水平に飛んでいく、というもの。
鳩の当たり判定は飛んでいる間のみで、敵に当たる、もしくは一定距離を飛行すると飛び去っていってしまう。
またアルノー鳩錦一世はアメリカにいる(りーさん談)ため鳩が画面にいる間、重複して発動はできない。
くるみたいくう!
スコップを用いた昇竜技。
出始めの1hit目まで無敵が持続し、最大2hitする。
昇竜の特性上当たらなければ確定で反撃を受けてしまうが、出始めの無敵は長いため切り返しには中々便利。
弱・中・強による変化は飛ぶ方向と距離のみで、火力やモーションの隙に変化はない。
弱版は真上、中版は斜め上、強版は短距離飛びで、相手の吹っ飛ぶベクトルもそれに準ずる形になる。
スライディングキック
スライディングをするように突撃する下段突進技。
ただし下段判定がついているのは中版強版のみで、弱版なら普通に立ちガードが成立する。
座高を低くして突撃できるので奇襲に使える他、硬直も長くコンボパーツとしても優秀。
ヒット数が少ない割に火力が高いため、コンボの総合火力を上げるのにも便利。
と、この高性能を受けたAI製作者のkira氏は言った。「スライディングこそが正義…、いい時代になったものだ…」、と。
弱・中・強の順番で徐々に発生が遅くなり、火力が高くなっていく。
飛距離は中、弱、強の順で長く、弱版は完全に近距離コンボ用だと思っていいらしい。
ピンポン投擲
プレイヤー判定のついたピンポン球を転がす。
胡桃よりピンポン球の方が相手に近かった場合相手はそちらへ攻撃するため、撹乱に使うための技である。
判定はピンポン球が半透明になるまで持続する。
攻撃判定はないため、使いどころを考えないと隙だらけで痛手を受けるため注意。
なお、画面にピンポン球が一つある内はこの技を重複して発動はできない。
スコップ連撃その1
連撃技その1で、始動に使う。
連撃の中でもっとも判定が前方に広く、その割に発生も早い。
その代わり攻撃後の隙が大きいため、スコップ連撃その2に繋げるのがメイン。
ちなみに、連撃技で最も攻撃範囲が広いのは利点ではあるが、それはつまり、その後の連撃技は軒並み全てこれよりも攻撃範囲が広いという事でもあり、
それ故この技をギリギリで掠めるような形で当てるとその後の追撃が入らない。
攻撃中にbを押してその2へ繋げられる。
スコップ連撃その2
連撃技その2で、その1とは逆に、発生が遅い代わりに攻撃後の隙が小さい。
範囲は狭いがその分前後に判定がある。
そのまま連撃その3に繋げるのもいいが、ここからスライディングキックにキャンセルで繋げられるのがミソである。
連撃その3が中段技、スライディングキックが下段技なので、これにより相手に二択を迫る事が可能となり、崩しに便利となる。
ただしどちらもガードされると不利なので注意。(そういう時は攻撃後の隙が小さいその2で止めておけばいいのだが。)
更新でエリアルレイヴにも繋がるようになった、崩し性能は他の二つのルートには劣るかもしれないが、選択肢が増えたため揺さぶりにも使えるか。
攻撃中にcを押してその3に繋げられる。
スコップ連撃その3
連撃技その3。少し飛び上がって地面めがけて半円形に攻撃する。
見ての通り中段技なので崩しにも使え、空中でも使えるためエリアルコンボの〆にも利用できる。
出は連撃で最も遅い。
…おやすみなさい
コマンド投げ、弱版と中版はただのコマ投げだが強版では打撃投げになる。
弱版と中版には出始めに無敵がありある程度隙の大きさをカバーできる(ただし無敵は途中で切れるため過信は禁物)。
強版はコンボから繋げられる代わりにガードされてしまう事もあるが、コンボパーツに使える分弱版中版より出番は多い。かも、しれない…かな?
当てれば敵は即ダウンするため起き攻めに持っていく事もできる。
…おやすみやさい(空中)
空中で使えるコマンド投げ当然ながら空中の相手しか掴めないが喰らい判定の相手にも当たり、ダメージとゲージ回収共に効率が良いため、
コンボの締めとしては最高の性能を誇る。
だが掴み判定はやや狭くちゃんと当てないと空振り…、なんて事も。また始動モーションが短いため初見殺しにも使える。マジで優秀。

+ 超必殺技
ガンマンの水鉄砲
1ゲージ消費で発動できる。
水着に着替えて水鉄砲を乱射する技。
飛距離が相当長く当てやすい上アフターフォローも中々と高性能。
前隙は小さいが後隙が大きいため追加コマンドを使わないとガードされて不利な状況に持っていかれる可能性もある。
ロマンを求めない限りは、後述する「めぐねえカー」よりこっちにゲージを回した方がいいかもしれない。
風船爆弾の魔術師
水鉄砲の後にzで、1ゲージ消費で発動できる。
悠里が出て来て水風船を投げてくれる。
かなり広範囲に拡散するため、範囲と水鉄砲の後隙の両方をカバーできる。
追撃としてはそこそこ優秀だが、1ゲージを消費する割に火力も一撃ゲージの回収効率も高くないため、コストパフォーマンスはあまりよろしくない。
反確な位置でガードされた時か、とどめになる時だけに使った方がゲージ回りは良さそうだ。
めぐねえカーアタック
1ゲージ消費で発動できる。
慈の車を借りて相手を轢く。
出始めから攻撃まで無敵で、当たった時の火力と一撃ゲージの回収具合も優秀だが、
そもそも出がとにかく遅く、ガードされれば反確の後隙の大きさ、さらにコンボを繋げて発動できないため生当てしかできなかったりと、
清々しいまでのロマン技に仕上がっている。
技の性能の特性上AI殺しになっているため、適当に振ってたら思わぬ棚ぼたが…?
どうしてだよ!
1ゲージ消費で発動できる。
突進から始まり、そこから始動技が当たると敵を固定しての乱舞技に移行する。
火力は胡桃の超必の中でも高い部類に入り、突進でカバーできる範囲も広い。
ただし発生は最速でも11フレーム、決して速い方ではない。
ちなみに慈に使うと…?
バリケード
1ゲージ消費で発動できる。
突然目の前にバリケードを打ち上げられる。
バリケードを発動した瞬間には壁バウンドするタイプの攻撃判定が発生する。
この壁バウンド、威力はないが発生が早い。
その後、600フレーム経過するか敵の攻撃を3回ブロッキングすると消滅する。
判定が強いが鳩やピンポン球同様連発が不可能なのが弱み。
しかし、上記のブロッキング効果と表示優先度の高さを利用できる。
ブロッキングした際、敵に10フレームの隙ができるため、胡桃本体がバリケードと重なっていれば擬似的なアーマー効果を得られる。
多段攻撃や投げには弱い。
また、バリケードに隠れて下段や中段を振れば防ぎにくい崩しになる。
圭との約束
バリケード後にcを追加入力、1ゲージ消費で発動できる。
美紀が出て来て、バリケードの上にCDプレイヤーを置いて音楽を流す。
その曲が流れている間は強化される。
曲は1200フレーム持続する。
+ 曲で得られる恩恵
  • 攻撃力、防御力が1.3倍になる。
  • 体力微回復(1200フレームで120回復)
  • 一撃ゲージ回収(1200フレームで100回収)
  • パワーゲージ回収(1200フレームで0.8ゲージ回収)
とまあこんな感じで、バリケードの効果を得られない代わりに火力と耐久力の底上げが行える。
また、曲での回復分まで含めれば、一撃ゲージの回収効率も中々優秀。
アンハッピーエンドワールド
一撃ゲージがMAXの時発動可能。
一撃技。コンボに組み込める。始動部分は判定含めてエリアルレイヴと共通である。
始動で相手を打ち上げた後、自身も飛び上がり貫く。
技名の由来は一撃BGMの曲名から。
失恋とは違い、明るめの演出を意識しており、微妙に爽やか。

+ 感染モード
  • 感染モード
1ゲージで『感染』発動後移行するモード。ニュートラルや一部技が変更され、機動力UP、当身技も追加される上パワーゲージも自動回復する。
目に見えたアッパー調整だが、しかし良い事ばかりではなく、自動で体力が微量な減少をし続けてしまう。
「短期決戦」、「やられる前にやれ」…という事だろうか。
+ 感染モード時専用技
感染モード時変更、あるいは追加される技について説明。
アルノー鳩錦→馬鹿力
コマ投げ、掴んだ相手を背中側の壁にぶん投げる。
弱版では打撃投げ、中版強版では移動投げになる。投げモーションの後半をジャンプでキャンセルできコンボパーツとしても優秀。
移動距離も長く出かかりの短い無敵もあり、割り込みや切り返しにも使えるか…?
なお失敗時の硬直はやや長い。え?失敗した?死ぬがよい。
ピンポン投擲→おい、こっちだ!
その場で呼び掛けて相手をこちらへ引き寄せる。モーション中はスーパーアーマーが付き投げ以外では怯まなくなる。
ジャンプされると引き寄せも無力になる上、別に引き寄せるだけでダメージソースになるわけでもないので、普通に出すと自分が不利になる。
ゲージ回収も一撃ゲージ回収も優れているため、相手がダウンしている時などに出すのがいいか。
超反射神経
当身技。弱版は対中段、中版は対下段、強版は対飛び道具となっている。
当身の発生は2Fと中々速めだが、追撃は狙えないため性能としては微妙な部類に入る。
固められた時の切り返しとして使うが吉。
ガンマンの水鉄砲→鉄拳制裁
短く前進しひたすらシンプルにグーパンをドーン!!!
攻撃の発生は前進が0Fグーパンが4Fと速く、火力もそこそこ、コンボの締めとしても優秀。
似たような技に「どうしてだよ!」があるが、発生の速さで差別化可能。
バリケード→防火シャッター
突然目の前に防火シャッターをドーン!!!
降りたシャッターには壁バウンドタイプの攻撃判定がある。
バリケード同様のブロッキング機能があるが、こちらにはさらに微量ながらもダメージを与える攻撃判定が付いている。
しかしブロッキング回数の上限である3回を過ぎても消えず、ただの置物として発動から540Fも画面に居座るため、
バリケード以上に乱発しにくいのが難点。使い所を考えよう。
めぐねえカーアタック→キャンピングカーアタック
めぐねえカーアタックと比べてより大きなキャンピングカーをドーン!!!
上述の通り、めぐねえカーと比べて大きいため回避が難しくなっている。しかし相変わらずガード可能なので、やはりロマン技の範疇。
アンハッピーエンドワールド→失恋
一撃ゲージがMAXの時発動可能。
一撃技。コンボに組み込める、外すとパワーゲージが0になる等から使用感は北斗の拳に近い。
決まるとアニメでゾンビ化した先輩にとどめを刺した時の様な演出になる。
BGMが止まった状態で胡桃が無言で倒れた相手を何度も突くため、微妙に怖い。
設定で演出を短縮する事もできる。

+ 特殊カラー性能
7P
攻撃力1.1倍、超必殺技火力1倍、パワーゲージ回収効率1.1倍、一撃ゲージ回収効率1.1倍。
8P
攻撃力1.2倍、超必殺技火力1.1倍、パワーゲージ回収効率1.2倍、一撃ゲージ回収効率1.2倍。
9P
攻撃力1.3倍、超必殺技火力1.1倍、パワーゲージ回収効率1.3倍、一撃ゲージ回収効率1.3倍。
10P
攻撃力1.4倍、超必殺技火力1.2倍、パワーゲージ回収効率1.4倍、一撃ゲージ回収効率1.4倍。
11P
攻撃力1.5倍、超必殺技火力1.2倍、パワーゲージ回収効率1.5倍、一撃ゲージ回収効率1.5倍。
発生に攻撃判定が出るギリギリまで無敵付加、パワーゲージ自動増加。
12P
攻撃力2倍、超必殺技火力1.4倍、パワーゲージ回収効率2倍、一撃ゲージ回収効率2倍。
全ての技に発生保障、体力とパワーゲージ、そして一撃ゲージが自動で回復する。

AIは未搭載だが、Air氏、Kou氏、カオス同盟氏、kira氏、koyu@TWINT氏、Boomer氏によってAIが公開されている。
なんと上から4つはver.1,0の公開から一週間足らずで公開されたAI製作者の愛、恐るべし。
ちなみにkira氏のAI(2015年10月27日公開版)には、失恋を当てた際に相手のリザレクションで試合が進まなくなるバグを解消するためのパッチが入っている。
しかし、超即死を使うのでMUGEN1.1での使用は非推奨である。
カオス同盟氏AI
Kou氏AI
4試合(シングル3試合、タッグ1試合)中7キャラが胡桃の天国
Air氏製を除く三種のAIと動画投稿主による総当たり戦。
胡桃率100%の天国

この他に、霧雨翔氏によるドットを原作での感染復帰後のパーカー姿にするパッチが公開されている。
ただし他のAIパッチとは同一ファイルで併用できないので注意。


「……おやすみなさい」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
  • 「[大会] [チーム] [恵飛須沢胡桃]」をタグに含むページは1つもありません。
その他
更新停止中
凍結
非表示


*1
アニメの第一話が放映された際、原作の知名度の低さ故か「日常モノの萌えアニメ」と思って視聴した日常アニメ難民視聴者達は、
最後に明かされた作品世界の真実に驚愕。同時期に第二期が放映されていたアニメのタイトルをもじり、
『ぞんぞんびより』と呼称したり、「難民キャンプ爆撃事件」、「萌え豚トラップ」等として語るようになった。
あまりの衝撃に一部の視聴者は「ご注文はうさぎですか?」の第一羽に帰省、結果的に500万再生突破を促進させる一因となる。
※窓は割れてません

尚、真実が明かされる前にもちゃんと「授業中なのに授業に出ない主要キャラ」「何故か校内に存在するバリケード」
「よくみると割れている窓」などそこかしこにおかしな点が伏線としてが張られており、アニメ一話は高い評価を得ている。
また、「進行内容に合わせて徐々に変化していくOP・ED映像」「アクセスする時間帯によって変化するアニメ公式サイト」など、
本編以外の演出面も中々凝っている。

2015年夏期には他にも、胡桃役の小澤氏がパピ(メインキャラのハーピー)役で出演した別作品『モンスター娘のいる日常』にゾンビの女の子が出てきたり、
主人公が「動くガイコツな魔王」で人外美少女を連れて異世界侵略をする作品『オーバーロード』や、
一部メインキャストが『がっこうぐらし!』と同じでやっぱり吸血鬼のヒロインとのラブコメ作品『実は私は』、
廃校監禁ホラー『コープスパーティー』3DS版発売&実写映画版公開など妙に『がっこうぐらし!』を彷彿とさせる作品が多数公開されており、
一話の衝撃がトラウマになっている視聴者達は国内外問わず各地で「窓割れてね?」「ゾンビーズ!?」と戦々恐々とする日々を送るのであった。

*2
ただし、精神に変調をきたしていたとはいえ、元々頭の回転は早く人情の機微にも通じていたため、
物資が不足してきた時に「きもだめし」と称して購買部からの物資調達を促したり、
「えんそく」と称してショッピングモールまで遠征を提案したり、美紀と悠里、胡桃が打ち解けるようにと
「うんどうかい」を開催したりと状況を打開する案を度々出しており、「心の奥底では現状を把握している」節があった。
+ 原作6巻以降タバレ
「卒業」して以後は「完全に治っているが、生活部における自分の立ち位置を自覚した上で道化を演じている」節がある。
胡桃と美紀はそれに気付いた上で敢えて乗っている様だが、悠里は……。以降は彼女の項目を参照。

なお、アニメでは明確に「狂気から立ち直っており、周囲もそれを知っている」という描写になっている。

*3
『ゾンビ』と劇中で呼称された事は実は一度もなく、もっぱら「あれ」「かれら」「あいつら」等と呼ばれており、アニメ版での公式呼称は「かれら」である。
「生前(感染前)の記憶や強い意思に沿って行動している」らしく、
『蘇った死体』ではなく「謎の感染症によって理性と知性を失い暴徒化した人間」が近いようである。
イメージ的には2002年に公開された映画『28日後…』にジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のエッセンスを加えたものに近いと言えば、
ホラーファンには分かりやすいかもしれない。
+ 原作ネタバレ
……と思われていたが、原作のストーリーが進むにつれ「人類以外の哺乳類に感染する(鳥類には感染しない)」
「常人なら明らかな致命傷(下半身がない、脳みそ剥き出し等)でも平然と活動している」
「噛まれている様子が無い人間が発症している(=「噛まれる」以外にも感染ルートがある)」
「長期間外部から栄養を摂取しなくても餓死する様子が無い」など、当初の予想より遥かに厄介な存在である事が判明している。
原作でもゾンビの正体について推測するシーンがあるのだが、未だ「良く分からない事が分かった(要約)」程度の事しか判明していない。
しかも後に「空気感染する」可能性すら出てきてしまう始末である。
作中では胡桃自身「意思疎通ができていないだけで、もし彼らにも自我があるのだとしたら」と悩む場面もあった。
アニメでは胡桃視点でのゾンビには黒い靄がかかったような状態で描写されており、
偶然生前のプリクラ写真を見た女生徒ゾンビからは黒い靄が消え、「(元)人間である」と認識してしまったのか攻撃を躊躇してしまった事も。

……ここまでで「学校に避難マニュアルや地下区域」「ゾンビ化の治療薬」という不自然な単語が出てきているが、
この災厄自体、起こる事がある程度予見されていたものである事が作中からは読み取れる。
学園生活部が生活できているのも、ソーラー発電システムや屋上菜園など対策が施された学園施設のお陰である。


最終更新:2023年06月28日 09:53