スカービ渓谷 ~砂上の激突~

全体図

スカービ渓谷~砂上の激突~
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概要

通称スカービB、あるいは渓谷B。8VS8の少人数戦マップ
地形は「戦線突破」と同じで、施設の種類と設置場所のみ変更されている。
正式発表前は「夜マップ」と呼ばれていたが、どちらかといえば早朝の雰囲気であり、うっすらと霧がかかっている。

PS4版では「新機体トライアウト」や「新武器フィールドテスト」でお馴染みだったマップ*1。また、いつからかビギナーマッチにも、それまでの「戦線突破」と選択制で起用されるようになった*2
ゆっくりとした展開になりがちな旧ブロアと異なる、キルハウス的ガチ殴り合いの凸マップ
シンプルイズベストだった渓谷Aから中央カタパルトを撤去して、代わりに自動砲台やガンタレといった施設を追加して、戦闘がより一層激しくなるように仕上げられている。
コア凸が前提になっているので、他のマップよりもコアの耐久値が大きく設定されている

通常のマップとはだいぶ扱いが異なるので、滅多にカジュアルやランクマの舞台にはならないが、シーズン終盤日替わりなんかにさらっと混ぜられていることもある。
凸屋のみんなはそういう機会を逃さずに出撃して禿げあがろうランクアップを目指してね!

2023年5月16日
サービス終了が告知された事もあってか、前シーズン終わりの日替わりメニューでの登場以来久々にカジュアルマッチに登場。
何気に2シーズン続けてのカジュアル登板は初である。
アケ版稼働当初のバランスで調整された最古参かつ、目立ったギミックの類の無い極狭凸MAPなので、
それをPS4現在の最新の機体と装備で戦うと、他MAPと比べてゲームスピードはとんでもなく速い。
凸麻は開始20秒と掛からずベースからベースを横断し、無尽蔵に吐き出される重火力の範囲攻撃は狭くて平坦な地形に押し込まれた機体を薙ぎ払い、
支援のリペアはそれを一瞬で端から叩き起こし、絶えず荒れ狂う戦場では一体どこから迷彩遊撃に撃たれているかすら判らない有様である。

流石に今となっては、ランクマや大きな報酬が関わるイベント関連に出て来る可能性は低いMAPである。
なので目先の勝ち負けや戦術にカリカリせず、アケ稼働当時とは比べ物にならない性能の装備で思い思いのアセンを組み、
この大乱戦を存分に楽しむのも、ボーダーブレイクの歴史を紡ぐ最初の一歩となったこの地との、ある意味一つの正しい付き合い方と言えるだろう。

設置施設一覧

  • プラント
A・C両プラントは道の中央に、かつ、大幅にプラントB寄りに移動。榴弾から身を守ることは出来ないが、自動砲台が追加設置された。
プラントBは中央からカタパルトのあった足場寄りに移動している。なお、足場の上からも制圧可能になっている。

  • リペアポッド
A・C両プラント後方に一基ずつ、ベース後方に2基ずつ。
ベースのものは後ろ過ぎて使い辛いので、実質的にプラント付属のものしか使わない。

  • カタパルト
8ヶ所。
「戦線突破」でA・C両プラントがあった位置に、プラントB上の足場へ向けてのカタパルトが追加設置。
また、両ベースの入口側に置かれていた足場側のカタパルトが一台ずつ撤去。逆側のカタパルトは足場側に向けてマップをクロスに射出されるようになっている。

  • リフト
2基。プラントB横の足場へ向かうものが、「戦線突破」同様に健在。

  • 自動砲台
合計で各陣営6基ずつの計12基。
A・C両プラントの前後に、プラントBに向けて追加設置されている。ベース前にも2台追加設置.
無いよりマシ程度のものだが、貴重なダメージ源なので余裕があれば修理しよう。
  • レーダー施設
「戦線突破」同様、ベース奥に健在。ただし配置が脇から中央に変わっている。

  • ガン・ターレット
Bプラの反対側の岸壁、「戦線突破」でリペアポッドがあった位置に1台設置。
また、両ベース入り口前の東側に、1台ずつ追加設置。
敵味方がひっきりなしに右往左往する本マップではどれも活用できるタイミングがある強力なガンタレ。
ただし、敵凸屋にとっても利用しやすい位置なので注意。

戦術

(以下、要検討&推敲)

「戦線突破」に比べ、プラントB横の足場からカタパルトが削除された結果、カタパルトによってベースを奇襲することは出来なくなった。
反面、以前A,Cプラントがあったところに足場へ直行できるカタパルトが増設されたため、中央への移動は容易になった。
敵ベース前プラント(A,C)を奪取しての正攻法か、プラントB左右高台からの強行突破が主な戦術になる。

今回、~砂上の激突~では~戦線突破~に比べてプラントBの価値は大きく下がっている。
これは新設カタパルトにより中央への移動が容易になったため、Bからのリスポンに余り魅力がなくなったこと、また足場カタパルト撤去により『Bを制圧する(される)』=『延々コア凸できる(される)』、では必ずしも無くなったことが大きな理由である。
補給拠点であったリペアポッドが新A,Cプラントに移動したことも大きい。
よって、Bを確保した後、そこをただ守っていても意味は余り無い。
Bをとったなら、すぐにラインを上げて敵コア前プラント攻略に入ろう。
逆に言うと、ライン上げという戦略はこのステージの場合、敵ベース前プラントまで奪取しないと効果が薄いということでもある。
ただし無視しすぎると今度は自軍ベース前プラント攻略の足がかりにされることもありえる。
自軍ベース前プラントの重要さはBプラントの比ではないため、最低限監視は怠らないようにし、場合によってはそれを阻止するためにBプラントを取りに行く(乱戦を生じさせる)という選択肢もありだろう。

プラントB

プラントB周辺は戦場の中央にあり、頭上のアーチで榴弾砲から守られている。
プラントはリフト足場に半分めり込むような位置にあり、地上の境界ラインの内側の他、足場の上中央付近からコンテナに隠れつつ制圧可能。
とはいえ、足場の上は相変わらず玉入れの的にされる上、新設カタパルトにより空中から敵が降ってくることもあるため、過信は禁物だ。
地上では工作機械や砂山、小さな地形の凹凸などによりある程度の遮蔽は取れるようになっているが、四方からの手榴弾や、南側のアーチ・北側の建物上からの狙撃にたいしては十分身を隠せるとは言いがたい。
むしろ見通しが利きづらく、ダウナー辻斬りやサワード爆風への警戒も必要だ。
さらに、新設のガンターレットも脅威。
壊れていたはずがいつのまにか直っていて気付いた時には丸焼きになっていたなんて話も別に珍しいことではない。
結論として脆弱なBRでここに長くとどまるのはきわめてリスクの高い行動と言える。
戦略的にBプラント占拠の意味はあまり大きくないため、優勢を確保してプラントを奪取できたなら、速やかに敵ベース前プラント奪取か、コア凸へ目標を切り替えるべきだろう。
優勢が取れそうに無いなら、無視してコア凸や敵コア凸迎撃でも全然構わないと思われる。


プラントA,C

プラントA,Cはベースに近い上に補給拠点まであり、攻撃側にとってはこれ以上ないベース攻略の足場となる。
ここを奪取~長時間制圧できれば敵コアに多大な打撃を与えられるだろう。
手榴弾がベースまで届く間合いであり、たとえ敵が出てこずに篭城を決め込んでいても、崩すのは容易だと思われる。
逆に防衛側はなんとしても奪われるわけにはいかないため、決死の覚悟で防戦・万が一奪われたなら奪回しよう。
プラントA,CはBのような屋根もなく、また遮蔽になるような地形はわずかに小さな段差があるだけ。
周囲には隠れるに適した建物や地形が散らばっており、単に突進して奪おうとしても集中砲火を浴びるだけという結果になりやすい。
単独で行くのではなく、複数機で足並みを揃えて、プラント制圧組、周囲の敵を追い出す役、ベースに凸して囮になる役などを分担するといいだろう。
現状の全野良なBBで足並みを揃えるのは難しいが、周囲の味方の動きを見ていればおそらく機会はある筈。
チャットで意思疎通を図り、数少ないチャンスを見逃さないようにしよう。

なお、プラントA,C確保に人手を割きすぎていると、頭上をカタパルトで飛び越されてカウンターをくらうことがある。
いくらコアダメージを取っても同じだけ取り返されては意味がない。
軽量機のエリア移動や自コアからのリスポンなどを活用して被害を最小限に押さえるよう気をつけよう。


強行突破

プラントをほぼ無視して敵ベース直行する。
基本ルートは2つ。
1:カタパルト×2~プラントB横の足場を直進する。ACを使った強襲兵装の最速コア凸ルート。
2:足場の逆側、ガンターレットのある側を通過して敵ベースを目指す。

マップが狭くルートが限られるせいで警戒、発見されやすく突破の成功率は低い。
しかし、正攻法だけでコアを叩くにはライン上げに相当な労力が必要で、またブラスト戦である程度優勢をとらねばならず、限られたゲーム時間を考えるとチャンスはそうそう訪れない。
これに対し、強行突破は強襲ACのスピードを生かして防衛網を強引に突破し敵ベースを目指す。
スタート地点から最短20秒程でコアを直接叩けることから、決して無視できない戦術である。
あらかじめ狙撃等で自動砲台を潰しておけば成功率を引き上げられるので、突破を見越して施設破壊を行うのも援護として悪くはない。「戦線突破」で設置されていなかった4台の自動砲台は、設置箇所の土台が広くて爆風に巻き込みやすいことから、榴弾でも容易に破壊可能である。

なおこのマップ、横幅が狭いため通過可能なラインが限られている。
狙撃兵装のセントリーガン・ジャンプマイン、支援兵装のマイン・ボムなどは別マップより活躍できると思われる。

レーダーの破壊が配置上非常に困難なマップであり、敵味方双方ベース侵入がほぼ確実にアナウンスされるため、確認してから起爆が容易なリモートボム系統をコア周辺に設置しておくことで非常に強力な防衛手段になる。

ゴールキーパー(ベースニート?)

いろいろ悪く言われることの多い『自軍ベース付近に居座って防衛(だけ)する人』だが、両スカービのようにコアへの強行突破が早い面においてはその必要性について一考すべきと考えられる。
とくに、開始直後のタイミングでビハインドを背負ってしまうと、味方は取り返すために相当な無理をする必要が出てくるため、ここを如何にしのぐかはきわめて重要である。
ベース進入の警告を聞いてすぐに戻っても、コアに誰もいなければ41式手榴弾3個+マシンガンで相当なダメージをもらってしまう。
むろん、周囲に気をめぐらせ突破されたと思えばすぐに戻って押さえる人がいるのが理想だが、そういう人が敵BRに絡まれていたりちょうど被撃破された直後だったりすると場合によってはゲームが終了してしまう。
これをさけるには、あらかじめベースに守備要員が待機しているというのが一番間違いない。

ただ、役割としてゴールキーパーを任せるからには、適当に地雷を蒔いていたら避けられました、適当に追いかけていたら撃破までに手榴弾n発を放り込まれました、では困ってしまう。
理想は1ミリも削られずに撃退、なので目視リモートで瞬殺か、ベースへの接近過程でガッツリ削ってベースラインを割らせない勢いで撃破か。
味方が安心してコア凸・ライン上げに専念できるようにするその責任はきわめて重大である。
無論、味方も敵のコア攻撃隊が複数で対処困難とみたら、即座に増援に回るのが望ましい。
リスポンするときも周囲の状況に気を配り、場合によってはあえてベースやベース前から出撃する必要もあるだろう。

なお、開幕最速コア凸は強行突破のところで述べたとおり、20秒もあれば第一波が到達する。
前述のとおりにコアダメージを喰らわないように撃退しようと思うなら、ACの無い強襲以外の兵装は開幕プラント占拠をのんびりやっている暇は無い。
最速でルートを押さえ、必要なら設置武器の配置を行うなど準備に怠り無いようにしよう。


注意

Bプラントは、榴弾が降って来ることもないが、榴弾を打ち上げることも出来ない。榴弾の打ち上げ音の直後に炸裂音が聞こえるようだと、それはアーチに当たっている証拠。
更に、Bプラント横の高台で榴弾を撃つと、アーチで炸裂して自爆になることがあるので注意すること。


マップ履歴

日付 要請兵器 備考
2022/05/16(月) 15:00 ~ 2022/05/17(火) 15:00 使用不可
2023/02/14(火) 15:00 ~ 2023/02/15(水) 15:00 使用不可
2023/05/16(火) 15:00 ~ 2023/05/17(水) 15:00 使用不可

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最終更新:2023年05月31日 19:32

*1 2021年9月の実施より「トラザ山岳基地 ~砂塵の死線~」に変更

*2 公式サイトのトピックスによる推測では2020年3月頃から?