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陸奥国 [[河沼郡]] [[青津組>河沼郡青津組]] &ruby(おほくち){大口}村
&blanklink(大日本地誌大系第33巻){https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179220} 114コマ目
#expand(500){{{
昔はここより丑寅の方2町計に住せり。後水災を患てここに移すという。
この地[[上宇内村>河沼郡青津組上宇内村]]に界を接する所にて民居多くは上宇内村の境内にあり。
府城の西北に当り行程3里29町。
家数38軒(この内28軒は上宇内村の境内なり)、東西2町間・南北1町50間。
四方&ruby(たんぼ){田圃}なり。
東6町[[西青津村>河沼郡青津組西青津村]]に界ひ宮川を限りとす。その村まで18町40間。
西北、共に村中にて[[上宇内村>河沼郡青津組上宇内村]]に界ふ。その村は戌(西北西)に当り3町30間。
南1町26間[[笊籬屋敷村>河沼郡青津組笊籬屋敷村]]の界に至る。その村まで3町40間。
*山川
**宮川
村東6町計にあり。
[[笊籬屋敷村>河沼郡青津組笊籬屋敷村]]の境内より来り、北に流るること5町[[東青津村>河沼郡青津組東青津村]]の界に入る。
*寺院
**大泉寺
村中にあり。
海嶽山と號す。
曹洞宗慶長元年(1596年)長鷟という僧草創して永徳寺と称す。後天寧村天寧寺合下雲朔という僧住して、その師嶽應を請て開山とし大泉寺と改む。即天寧寺の末山なり。
本尊釈迦客殿に安ず。
*古蹟
**&ruby(ひけしだん){火消壇}
村東2町30間、路傍にあり。
高3尺・周4間。
夜中燈を堤くるものここを通るに火を消すことあり。故に名くという。その謂れを詳にせず。
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-Google Map
--[[曹洞宗海嶽山 大泉寺>https://goo.gl/maps/XjYutJveE4cJmMJj6]]
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