耶麻郡木曽組河吉新田村

陸奥国 耶麻郡 木曽組 河吉新田(かはよししんでん)
大日本地誌大系第32巻 139コマ目

府城の西北に当り行程5里24町。
家数11軒、東西3町・南北2町、山間に住す。
元和9年(1623年)小布瀬原村の境内に田圃(たんぼ)を開き民居を営しという。

辰巳(南東)の方10町慶徳組慶徳村の界に至る。その村まで27町40間。
東6町4間・北7町、共に小布瀬原村の界に至る。その村は申酉(西南西~西の間)に当り16町40間余。(※東ではなく西では?)

山川

取上沢(とりあけさわ)

村南にあり。
小布瀬原村の境内より来り、山間を南に流れ西に折れてまた小布瀬原村の界に入り田入川に注ぐ。
境内を経ること20町計。


水利

堤2

一は村より寅(東北東)の方6町余にあり。周80間。
一はここより山奥9町にあり。周196間。



蛇足。
村南に沼がありそこから沢(取上沢?)が流れてているようなのですが、GoogleMapでは確認できず。
最終更新:2020年09月03日 21:03