安積郡福良組馬入新田村

陸奥国 安積郡 福良組 馬入新田(はにふしんでん)
大日本地誌大系第34巻 22コマ目

この村は寛永の初(1624年~)福良村の境内に闢きし所にて、もと福良の端村なり。貞享中(1684年~1688年)分て別村とす。

府城の東に当り行程6里18町余。
家数11軒、東西40間・南北1町13間。
東は山に傍ひ三方田圃(たんぼ)なり。

東40間・西2町4間・南6町49間・北5町28間、共に福良村の界に至る。その村は北に当り22町。

関梁

馬入口

村の南端にあり。
ここより岫峠を(こえ)て白川領岩瀬郡に通る径路なり。
木戸門を設け番戍(ばんじゅ)を置き往来を察せしむ。



余談。
岫峠については福良村の記事を参照。
最終更新:2020年10月03日 15:17