会津郡河島組滝原村

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陸奥国 会津郡 河島組 滝原(たきのはら)
大日本地誌大系第31巻 108コマ目

村西に瀑布あり(ゆえ)に名けり。

府城の南に当り行程14里。
家数55軒、東西1町20間・南北5町30間。
両山の間に住し西は荒貝川に()ふ。

東20間計・北14町計、共に糸沢村の山界に至る。その村は丑寅(北東)に当り1里。
西1里22町熨斗戸組八総村に界ひ中山峠を限りとす。その村まで3里余。
南1里計下野国塩屋郡本組横川村の山界に至る。その村は巳午(南南東~南の間)に当り3里。

また村西1里5町山中に木地小屋あり。
家数4軒、東西40間・南北20間。

山川

荒貝嶽

下野国にては太郎嶽と云う。
村の西3里計にあり(本郡の条下に詳なり)。

荒貝川

村西50間にあり。
源は荒貝嶽より出て、屈曲して東北に流るること4里余、糸沢村の界に入る。

瀧2

一は村西1町余、荒貝川にあり。
高1丈余、大瀧(おほたき)と云う。
一は村の西南30町計二あり。
高2丈余、龍澤(りうがたき)という。
渓流これに注ぐ。この所にて旱歳に雨を祇れば應ありとぞ。

関梁

村西1町余山路にあり。
長18間。荒貝川に架す。
土橋なり。

神社

山神社

祭神 山神?
鎮座 不明
村南1町余にあり。
鳥居あり。田島村室井出雲が司なり。

鷲神社

祭神 鷲神?
鎮座 不明
山神社の東北にあり。
鳥居拝殿あり。糸沢村修験正覚院これを司る。

熊野宮

祭神 熊野宮?
相殿 山神
   十二所神
草創 不明
村東にあり。
何頃の草創にか詳ならず。
径4寸計の鰐口に『籠原権現鉤口御寶前氏神、文正二年五月十三日』と彫付あり。その謂れを伝えず。


最終更新:2020年03月29日 22:38