会津郡楢原組萩原村

陸奥国 会津郡 楢原組 萩原(はきはら)村
大日本地誌大系第31巻 96コマ目

府城の南に当り、行程7里24町。
家数23軒、東西1町・南北30間、山中に住す。
四方田圃(たんぼ)にて北は戸石川に傍(そ)ふ。

東3町30間成岡村の界に至る。その村まで8町。
西1町40間・北1町、共に板倉村の界に至る。その村は戌亥（北西）に当り3町。
南5町40間刈合村の界に至る。その村まで10町。

山川

戸石川

村より丑寅（北東）の方1町にあり。
板倉村の境内より来り、辰巳（南東）の方に流るること9町、刈合村の界に入る。

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村名について：
明治8年に成岡村、萩原村、板倉村、小池村、倉谷村、水抜村が合併し栄富村となる。

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  • 萩原地区
  • 戸石川
• 参考
  • 下郷町史 第6巻（自然編） - 国立国会図書館デジタルアーカイブ

余談：高倉神社
町史によると昔は高倉神社があったとの事。現在はない

『会津鑑』巻之二十四に「高倉神社、神主水抜住星氏」とある。

参考：会津鑑 3・萩原邑

古地図

※地理院地図（大正2年測図/昭和8年要部修正）