柳原組町

陸奥国 若松 郭外 柳原組町
大日本地誌大系第30巻 181コマ目

• 一番丁・ニ番丁・三番丁・四番丁・横通・柳原町

※国立国会図書館・万翠堂版新編会津風土記より

半兵衛町より黒川を隔て西にあり。
東西の通4条、南北の小路数条あり。
凡てこれを柳原といい足軽同心等の居処なり。
外に柳原町と称し商売の家居家数1軒あり。
昔ここに柳樹多く有し故(ゆえ)名けりという。

一番丁

半兵衛町烏橋通に続き東は烏橋の詰より、西は柳原町の通す。
長1町40間余・幅3間、家数39軒。
西の端を応湖川流る。石橋を架す。側に商家6軒あり。
（小黒川分の地雑れり）

ニ番丁

一番丁の北に並び、長1町40間余・幅9尺、家数42軒。

三番丁

ニ番丁の北に並び、長1町40間余・幅9尺、家数42軒。

四番丁

三番丁の北に並び、長1町43間余・幅9尺、家数34軒。
（小黒川分の地雑れり）

的場

この丁の北頬にあり

角場

同上

横通

前の4条の中ころに南北の通あり。
当1町余・幅9尺。
北は四番丁より南は一番丁に至る。
また東西の端に小路あり家数10軒あり（小黒川分の地なり）

柳原(やなぎはら)町

一番丁の末に続き高久組柳原村に連なる。（※西柳原村？）
長1町30間余・幅3間余、家数22軒。
即商人の居なり。

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