会津郡橋爪組下野村

陸奥国 会津郡 橋爪組 下野(しもの)
大日本地誌大系第31巻 50コマ目

府城の西南に当り行程1里29町。
家数17軒、東西2町26間・南北40間。
四方田圃(たんぼ)なり。

東2町28間・南1町26間、共に上荒井村の界に至る。その村は寅(東北東)に当り4町。
西5町48間大沼郡本組橋爪村の界に至る。その村は未申(南西)に当り5町50間余。
北2町38間金屋村の界に至る。その村まで3町10間余。

端村

出新田(でしんでん)

本村の西20間にあり。
家数3軒、東西32けん・南北34間。
四方田圃なり。
寛永6年(1629年)に闢く。

神社

熊野宮

祭神 熊野宮?
鎮座 不明
村中にあり。
鳥居あり。永福寺司なり。

寺院

永福寺

熊野宮の西にあり。
熊野山と號す。府下大町一桂院の末山真言宗なり。
開基の年代しれず、文禄中(1593年~1596年)頼圓という僧住すという。
地蔵を本尊とし客殿に安ず。

古蹟

館跡

村中にあり。
東西19間・南北33間。
天正の頃(1573年~1593年)葦名氏の臣荒井因幡某という者居るという。
今は民屋となる。
土居堀の形存す。