大沼郡東尾岐組大室村

陸奥国 大沼郡 東尾岐組 大室(おほむろ)
大日本地誌大系第33巻 42コマ目

府城の西南に当り行程4里。
家数10軒、東西1町30間・南北1町。
山中に住す。四方に田圃(たんぼ)あり。

東4町計・南3町50間余、共に東尾岐村の山に界ふ。
西2町19間冑組沼平村の界に至る。その村は戌(西北西)に当り4町。
北2間東尾岐村の界に至る。その村は辰(東南東)に当り24町。
また未申(南西)の方6町冑組魚淵村の界に至る。その村まで12町。

水利

村西3町にあり。
周70間。

神社

熊野宮

祭神 熊野宮?
相殿 伊豆神
鎮座 不明
村東1町山中にあり。
鳥居あり。寺入村佐藤日向が司なり。

寺院

地蔵堂

村中にあり。
創建の年月を伝えず。
村民の持なり。



最終更新:2020年04月16日 22:46