アーティ(ポケモン)

登録日:2012/06/19 Tue 01:40:44
更新日:2025/09/04 Thu 18:55:49
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あー そーだね キミ
むしポケモン つかいなよ



アーティとは『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト



◆概要


イッシュ地方ヒウンシティジムリーダー
専門タイプはむしタイプ
通称「モスト・インセクト・アーティスト」

程々に伸ばした髪に赤と黄緑の怪しい服装が特徴の男性。
職業は画家であり、性格も芸術肌の人間らしく、どこか掴み所が無い。
また、虫ポケモンの声が聞こえるらしい。

ヒウンシティのアトリエではアーティの話を聞く事ができ、ジム内にはアーティの作品が飾られている。


名前の由来は「アーティチョーク」。また、アーティストもかけていると思われる。



◆ゲームでのアーティ


【ブラック・ホワイト】

初登場はシッポウシティの博物館をプラズマ団が襲撃した直後。
プラズマ団を追って外に出たアロエの前に現れ、主人公と共にヤグルマの森へ。
アロエの呼び名は「アロエ姐さん」。行き詰まった時にたびたびシッポウシティに戻ってくるらしい。

森で追い詰めたプラズマ団には逃げられるが、何をしでかすか分からないからとそれ以上の追跡はしなかった。
事件解決後はヒウンシティに戻りジム戦……かと思いきや、ヒウンシティにプラズマ団が現れた事により一旦ジム戦は延期。
アイリスとポケモンを奪われたベルに合流し、町中に潜んでいるらしいプラズマ団を探すことに。

アジト前の戦いでは1対2だったにもかかわらず、したっぱを難なく破る。
プラズマ団の主張に対してはのらりくらりとした発言をし、完全否定はしないながらも、的確で鋭い反応をしている。
ゲーチスからも「つかみどころの無いようで、存外キレものでしたか」と評価された。

Nの城では「ベルに頼まれちゃったし」と、熱い台詞を言う面々の中で最も冷めた台詞。


ブラック2・ホワイト2

続編の『ブラック2・ホワイト2』では、「ヒウン下水道」にてプラズマ団のしたっぱを蹴散らした主人公コンビの前に現れた。

ジム内部は昆虫の繭のような物が仕掛けになっており、前作よりさらにカオs…芸術的なつくりになっている。
ちなみにこのギミックに使われている糸だが、第9世代スカーレット・バイオレット』のDLC『藍の円盤』におけるコルサの発言からするとタマンチュラの糸らしい。

トレーナーカードのジムバッジ画面でバッジをタッチすると、ジムリーダーからのコメントやアドバイスが見られるのだが、
アーティだけ『ブラック・ホワイト』の時と全く変わっていない
確かに第5世代の虫ポケモンは強いやつばかりだが。


手持ちポケモン

【ブラック・ホワイト】
  • ホイーガ  ♂ Lv.21 むしのていこう/ポイズンテール/おいうち/いやなおと
  • イシズマイ ♂ Lv.21 むしのていこう/うちおとす/だましうち/すなかけ
  • ハハコモリ ♂ Lv.23 むしのていこう/はっぱカッター/いとをはく/まもる

この時点でのハハコモリの攻撃力と素早さは十分に高く、中途半端な能力だと攻撃される前にやられる。
最初にポカブを選んでない場合、先に4番道路にてダルマッカを捕獲するのが楽。
ただし、イシズマイはいわ複合なのでオタマロ等のみずタイプも用意したいところ。
いわタイプの技なら全員の弱点を突けるので「地下水脈の穴」に出現するダンゴロを使ってもよい。


【ブラック2・ホワイト2】
  • クルマユ  ♂ Lv.22 むしのていこう/はっぱカッター/いとをはく/まもる
  • イシズマイ ♂ Lv.22 むしのていこう/うちおとす/だましうち/ロックカット
  • ハハコモリ ♂ Lv.24 むしのていこう/はっぱカッター/いあいぎり/いとをはく
    (オボンのみ)

ホイーガが直前のタチワキジムにてホミカの切り札として使用されるためか、先発がクルマユに変わった。その影響で弱点が全く同じ手持ちが2匹いる状態になり、弱点を容易に突きやすくなったことで防御面では前作と比べて弱体化。
一方でハハコモリが「いあいぎり」を使うようになったので弱点を突けるポケモンであってもレベルが低いと大ダメージを負うので注意が必要。

また、今作では「タチワキコンビナート」に出現するガーディやブビィ、「ヒウン下水道」に出現するズバットやベトベター等、対策として入手できるポケモンが大幅に増えているのでこれらのポケモンを用意して挑めばあまり苦戦しないはず。


【ブラック2・ホワイト2(チャレンジモード)】
  • イシズマイ ♂ Lv.24 むしのていこう/ロックブラスト/だましうち/ロックカット
    (オボンのみ)
  • カブルモ  ♂ Lv.24 むしのていこう/ずつき/つばめがえし/こらえる
  • チョボマキ ♂ Lv.24 むしのていこう/メガドレイン/ようかいえき/のろい
  • ハハコモリ ♂ Lv.26 むしのていこう/はっぱカッター/つばめがえし/くさぶえ
    (オボンのみ)

チャレンジモード時はクルマユが抜けてイシズマイが先発となり、さらにカブルモとチョボマキが追加され手持ちが4匹となる。

ハハコモリは必中技の「つばめがえし」とこちらをねむり状態にする「くさぶえ」を使ってくるように。
一方で追加された2匹はさほど強くなく、チョボマキは「のろい」を積んでくるとはいえ物理技を覚えていないので脅威性は低い。

言ってしまえば強化面は「レベルが上がって使う技の威力が若干増した」程度であるので、同レベル帯のほのおタイプひこうタイプとイシズマイ対策のポケモンを用意していれば楽に攻略できる。


勝利すると、ビートルバッジと共にわざマシン76「むしのていこう」が貰える。
威力は低いが、相手全体の特攻を下げるのでダブルバトルで使えるかもしれない。


また、他のジムリーダー同様にポケモンワールドトーナメントにも参加する。

【PWT(ホドモエ/ミックス)】

【PWT(イッシュリーダーズ)】
  • ハハコモリ Lv.50(バコウのみ)
  • ビークイン Lv.50(ズアのみ)
  • イワパレス Lv.50(カムラのみ)
  • シュバルゴ Lv.50(オッカのみ)
  • アギルダー Lv.50(ヤタピのみ)
  • アイアント Lv.50(チイラのみ)

【PWT(ワールドリーダーズ・タイプエキスパート)】



◆アニメでのアーティ


第18話にてヒウンシティに到着するよりも先にヤグルマの森で初登場。


「しっ…だって森のポケモンたちがびっくりしちゃうじゃないか☆」


インスピレーションを得る為に森の中でマントにくるまって樹にぶら下がる等、変人っぷりを遺憾なく発揮した。
登場時のテンションの高さ、セリフやポーズの面白さ、背景のイメージ等で視聴者を腹筋崩壊させた。
中の人ノリノリである。


「う~ん、説明してもわかってもらえるかなぁ、この僕の純情ハートを」


「森のポケモンのような生活をすれば、何かインスピレーションが得られると思ってね~ん☆」



そしてヒウンシティのフシデ大量発生でキレた後、震災の影響でリゾートデザートの回が2話分延期となり、ジム戦の話に。

手持ちはゲームと同じ3体。

イシズマイは背負っている石が通常の個体と異なり、軽い石となっており素早く動くことが可能。サトシが初手に出したポカブを翻弄し最後は「がんせきほう」で倒した。

次にサトシが繰り出したのはクルミル。「いとをはく」で駆使してイシズマイを倒し、次のホイーガ戦の最中にクルマユに進化。新たに覚えた「エナジーボール」でホイーガも倒し2タテを決める。

トリに出てきたハハコモリが頭の触角から放つ「はかいこうせん」でクルマユを倒し、最後のピカチュウも「いとをはく」や「リーフストーム」で苦しめるも、最後は「エレキボール」からの「アイアンテール」でKOされた。


ちなみに、サトシ達がアララギ博士達と共に現場に向かうところをアーティが見送るシーンは海外版ではカットされたが、BS-JAPANでの放送や日本版DVDではそのまま収録されている。




追記・修正お願いだよん☆

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最終更新:2025年09月04日 18:55