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レディアン

登録日:2014/02/06 Sun 21:21:56
更新日:2026/08/08 Sat 10:07:52
所要時間:約 3 分で読めます





夜空に 星が 瞬くとき 輝く 粉を 振りまきながら ひらひらと 飛んでいく。


ポケットモンスターシリーズに金・銀から登場するポケモン
ガンダムWのキャラかと思った人はレディ・アンへ。

■もくじ


■データ


全国図鑑No.166/ジョウト図鑑No.031/ホウエン図鑑No.321/セントラルカロス図鑑No.075/新アローラ図鑑No.021
分類:いつつぼしポケモン
英語名:Ledian
高さ:1.4m
重さ:35.6kg
タマゴグループ:むし
性別比率:♂50♀50

タイプ:むし/ひこう
特性:むしのしらせ(HPが1/3以下になるとむし技の威力が1.5倍になる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
はやおき(ねむり状態から2倍の早さで目覚めることができる)
隠れ特性:てつのこぶし(パンチ技の威力が1.2倍になる)

種族値
HP:55
攻撃:35
防御:50
特攻:55
特防:110
素早さ:85
合計:390

努力値:特防+2

レディバ→レディアン(Lv.18)


■概要


レディバの進化形。
見るからにまんまるとしたテントウムシから直立し、やたらスマートな体型になり、顔が某戦隊ヒーローのリーダーのようになった。

星明かりをエネルギーにしていたり、夜空を飛び回るという図鑑説明から夜行性という印象を受ける。
しかし初登場となる銀版では朝に出現する。
眠りに入る直前なのかもしれないが、そうだとすれば夜に出現してもおかしくはないはずだが…。

星が多ければ多いほどエネルギーがたくさん溜まり、背中の模様が大きくなる。
そのため空気が綺麗で星がよく見える場所には、レディアンが多く集まって来るらしい。
自然を大切に。



■ゲームでのレディアン


先述のとおり『銀』版の朝にしか出現せず、『金』版の夜に出現するイトマル、アリアドスと対になっている。
『クリスタル』版では両方とも出現する。

しかし『金銀』『クリスタル』当時は……というか第二世代当時から旅パ要員としては不向きなポケモン。
種族値が特防偏重の耐久寄りとなっているので攻撃が低く、かといって特攻も高いわけではないのでアタッカーとしては大変使い辛い。
習得技のラインナップにも難があり、「しびれごな」などの粉技を一切覚えず、攻撃技も全てノーマル技。タイプ一致技に至ってはどの手段を使ってでも覚える事すら不可能という有様。*1

3色パンチの内、「れいとうパンチ」「かみなりパンチ」の2つは覚えたのでお手軽な特殊アタッカーとして使う事は出来た。
…ユンゲラーなど、より特攻の高いポケモンでやった方が良いは禁句。

『ルビー・サファイア』時点では未解禁であり、本作だけでは入手・使用できず。

この第三世代でも能力や技の貧相さは特に変わらず。むし技もひこう技もレベルアップでは相変わらず覚えない。
レディアンは図鑑説明に「輝く粉を振りまいて」と記述されるポケモンでいかにも「ぎんいろのかぜ」を覚えてくれそうだが、今世代ではタマゴわざ限定。あのさぁ…
「バトンタッチ」をレベルアップで覚えてくれるので、タマゴグループ「むし」のポケモン達にソレと「ぎんいろのかぜ」等を両立遺伝させる役割は担える。
…遺伝済みのストライクやバルビート*2でも出来るが、彼らが手に入らない状況下なら活用できるだろう。

ダークポケモンとして登場。
アンダーで遭遇するシャドー戦闘員からスナッチ可能なのだが、実は戦わずに無視する事も可能。無視してストーリーを進めた場合はエンディング後のスナッチ団アジトにて初遭遇となる。

…で、そんなレディアンの性能だがタイプ一致技を全く覚えておらず、本作だけでは覚える事すら出来ない。
攻撃種族値35の彼にノーマル技の「れんぞくパンチ(初期)」と「スピードスター(レベル42)」でどう殴り合えというのか。
一応「スピードスター」は攻撃力の低さから致命傷を与え辛いため、ダークポケモンの体力削りに使えなくもないが…中盤で入手可能なポケモンとしては戦力として活用するのが厳しい部類。
ひこうタイプなのでダブル下で多用される「じしん」を始めとしたじめんタイプの攻撃技を受けなかったり、むし・ひこうの複合タイプにより弱点が多いため、一部の敵ポケモンが使う攻撃技の候補を絞りやすくなる等、本作独自の強みもある。
アタッカー適正が無いため、「こうそくいどう(レベル51)」や「かげぶんしん(わざマシン32)」を覚えさせて「バトンタッチ(リライブ完了時)」を使ったバトン要員として使うか、
「ひかりのかべ(わざマシン16)」「リフレクター(わざマシン33)」を覚えさせて壁張り要員として使うかになるだろう。

「6のしま」に存在する「しるしのはやし」にてレディバが野生出現。
なお、この林にはむしとりしょうねんが複数人いるのだが、全員ヘラクロスにご執心のようでレディバ系統およびイトマル系統を繰り出してくる者は誰もいない。

本作だとレディバがダークポケモンとして登場。使い手のトレーナーは最序盤におり、寄り道すれば戦える。
今回はタイプ一致のひこう技「つばめがえし」をリライブが進む事で思い出してくれる。なんで前作のレディアンにソレ覚えさせといてくれなかったんですか
他はリライブ完了で「サイケこうせん(タマゴわざ)」と、XD限定の「リフレッシュ」を思い出す。後者は汎用性の低さから「しんぴのまもり」に変えた方が味方のサポートも出来て強くなれるだろう。
あとは『コロシアム』同様に「リフレクター」「ひかりのかべ」壁技2つを覚えさせて壁張り要員として運用させるのもいい。
しかし本作のダークポケモン達は「ダークリムーブ」で壁を一括消去してくるため、彼らとの戦いでは壁技がほぼ機能しない事については留意する事。

229番道路に朝限定でレディアンが出現。

レベルアップ技に「ぎんいろのかぜ」と新技「むしのさざめき」が加わり、ようやく自力でむし技を覚えてくれるようになった。
だが、ひこう技をレベルアップで覚えない点はそのままだった。

『BW2』では新要素としてポケウッドが登場するが、その中で主人公が撮影される映画にレディアンが登場する。
作品名は「タイムゲートトラベラー」で、主人公が作ったタイムマシンで飛ばされた未来世界の住人という設定。
その世界では進化により力と知性を身に付けた虫ポケモンが人間を支配している世界で、
レディアンも「ヒューマンボール」に入れられたカラテオーを使うトレーナーとなっている。
ちなみに性別は♀(ただし触角の形は♂)。まさかの両性…?
当初は「保存食にしてやる」などと物騒な言葉を口にしていたが、話数を重ねるごとに徐々に考えに変化が現れ始める。
アクションの選択によってはハッピーエンドにもバッドエンドにも絶望エンドにもなる。

レディバが1番道路、レディアンが10番道路やマリエ庭園などに生息している。

いずれの作品でも内定しておらず、使用不可。
第八~第九世代の作品間でレディバ系統が登場したのは『BDSP』の一作品だけ。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム金銀】
共通:ギガドレイン/あなをほる/はかいこうせん/ちょうおんぱ

「ちょうおんぱ」で相手をこんらんさせて、その間に「ギガドレイン」で相手のHPを吸収するか、「あなをほる」で相手の自傷ダメージ稼ぎと相手からの攻撃避けで相手に攻撃するかといった戦法がとれる。「はかいこうせん」は普通に撃っても火力が足りないのでトドメ用に。

【エメラルド】
きあいのハチマキ:てれやAS:れんぞくパンチ/こうそくいどう/つるぎのまい/バトンタッチ

1周目からレンタルできる最終進化形のうちの1体。高速剣舞バトン戦法を主に使おう。もちろん自身をそのまま使ってもよく、「つるぎのまい」を最大まで積めばいくら攻撃種族値35とはいえど、大ダメージが期待しやすい。但しこの場合いわやはがねには通用しにくく、ゴーストタイプで完全に止まる。

【プラチナ・HGSS】
するどいツメ:おくびょうCD:ぎんいろのかぜ/エアカッター/こうそくいどう/バトンタッチ

エメラルドに引き続き1周目でレンタル可能な最終進化形。エメラルドとは異なり「つるぎのまい」が無くなったが、「ぎんいろのかぜ」の全能力アップを上手いこと引ければ、そこからの「バトンタッチ」によりバトンを渡したポケモンが活躍しやすい。
そうでなくても一致技×2があるのでゴーストタイプでは詰まなくなった。いわとはがねに通じにくいのは相変わらずだが。

■対戦でのレディアン


序盤虫ポケだけあって種族値は貧相。
ただし特防だけはずば抜けて高い方で、素早さもそこそこ高いので特殊受けのサポートとして活躍の場が与えられている。
だがただでさえ少ない全種族値の半分がそれらに割かれていて、残りの半分は特殊寄りで均等にというかなり歪な配分になってしまっているのが問題。
肝心のHPが低いので特殊耐久はそれほどでもなく、対して物理耐久は紙同然の低さ。岩の物理技を食らえば誰が相手でも基本即死どころか二回以上も死ねる。

特性は「むしのしらせ」と「はやおき」で、隠れ特性は「てつのこぶし」
基本的には「はやおき」一択となるだろう。
単独での戦い方はツボツボに近いものになる。

第ニ世代では「リフレクター」や「ひかりのかべ」、「こうそくいどう」、「バトンタッチ」など良質な補助技を使えるポケモンであった。
とは言え「ほえる」や「ふきとばし」を覚えるサンダーやライコウ、ハガネール、エアームド、スイクンなどに対抗する手段が無く、バトンタッチを簡単に妨害されてしまうのが難点。
同じバトンタッチ使いのストライクと比べて「つるぎのまい」を覚えない点や自身の火力が低すぎる点も痛く、差別化できる点は「リフレクター」程度という有り様。

その後の世代で強力な「バトンタッチ」使いのテッカニンが登場し、バルビート・イルミーゼが特性「いたずらごころ」を与えられるなど、現在では相当に強化されたものたちがひしめき合っている。
単に「リフレクター」と「ひかりのかべ」を両方覚えるというだけではもはやどうにもならないレベルまで来てしまっている。

ここまで補助を前提に語っているが、実際アタッカー型は悲しいぐらい火力が出ないのである。
「てつのこぶし」採用の物理型は三色パンチや「きあいパンチ」などの強力な技を覚えられるが、肝心な攻撃種族値は35ビードル
特殊型は「むしのさざめき」「きあいだま」「サイケこうせん」、SM以降では「エアスラッシュ」があり物理型より火力が上。
が、それでも特攻種族値55はマイナー基準でも底辺レベル、ビーダルデカグースといった序盤ポケモンを含む多数の物理アタッカー達と同等の数値である。

ちなみにレディバ時代の隠れ特性は「てつのこぶし」ではなく「びびり」。
こちらが残っていた方がよっぽどマシだったろう…。

はたきおとす」「なげつける」は火力ではなく効果を目当てに使う技としては候補に上がる。

特殊アタッカーには「ひかりのかべ」を張って耐久型として立ち回らせられるものの、弱点が非常に多いのがネック。
「アンコール」で動きを封じつつ「おいかぜ」や積みバトンで後続にバトルの命運を託す形が最も主流だろうか。
バルビート・イルミーゼとの差別化要素は「つるぎのまい」や「はたきおとす」あたり。

一応「むしのさざめき」と並ぶメインウェポンなので無いよりはマシだが。
USMでは何故か「カウンター」を習得した。低すぎる物理耐久を活かしタスキで一矢報えるか。
過去作限定技ではあるがバルビート・イルミーゼでもできる点には注意。



■ポケモン不思議のダンジョンシリーズでのレディバ系統


虫ポケモンが全体的に強い外伝作品だが、レディバ系統もその恩恵を受けている作品が多い。

進化前のレディバは序盤ダンジョン「あやしい もり」にて出現。
味方としての彼にダンジョン内で話しかけると「きみが なかまで よかったよー!」と図鑑の記述通りな臆病さを見せてくれる。

進化形のレディアンは本編最終ダンジョンの「てんくうの とう」に出現。
「れんぞくパンチ」による連続攻撃が地味にウザくて、正面(角抜け)でこんらん状態にしてくる「ちょうおんぱ」が周囲の状況次第で厄介になる程度と、彼単体だけなら大した事はない。

味方として使う分には本作が第三世代準拠という要素が彼らを地味にしてしまっている。
第三世代における虫ポケモンはレベルアップでむし技をロクに覚えないポケモンも珍しくなく、レディバ系統もそれに該当。お前らそれでも虫ポケモンか
本作にはタマゴの概念がないのでタマゴ技の「ぎんいろのかぜ」を習得する事が出来ず、自身の特性の一つである「むしのしらせ」がほぼ無意味な特性と化した。

なお、レベルリセットダンジョンでの使用感はそれぞれで異なる。
レディアンは最終ダンジョンの敵として出る都合ゆえか、雑魚補正*3がかかっており、お世辞にも適正が良いポケモンとは言えず。
逆に進化前のレディバだと最序盤で仲間にできるポケモンのためかレベルアップが早く、ステータスの伸びも良い上、レベル補正も受けやすい中々に優秀なポケモンとなっている。進化後より進化前の方が強いのか…

第四世代準拠になった事で輝き始めた。
本作のレディバ系統はエンディング後ダンジョンにのみ出現するため、会えるのが遅くなっているが、それに見合うパワーアップを果たした。

どのようにパワーアップしたかというと、レベルリセットダンジョンの一つであるゼロの島南部気を付けるべきポケモンの一匹に数えられる程。
救助隊清らかな森モルフォンの後継者といえばそのヤバさを御理解頂けるだろうか。
レベルアップでようやく習得可能になった部屋全体攻撃「ぎんいろのかぜ」が危険なのは言うまでもなく、ステータスの高さから「れんぞくパンチ」「マッハパンチ」も物凄く痛い。
これは前作からだが「ちょうおんぱ」による搦め手や「しんぴのまもり」で部屋内の味方を含む全員の状態異常防止とサポート性能の高さも健在。
中途半端に痛めつければ特性「むしのしらせ」により強化された「ぎんいろのかぜ」が飛びかねない…とまったく隙が無い。
そもそも進化前のレディバの時点で登場階層に見合わないほどステータスが高いという…

出現個体のレベルが高い修行の山や暗夜の森、忘却の森ではそれらに加えて「こうそくいどう」で自身を含めた味方全員の倍速化までやってのける。
モンスターハウスに彼が1体でも混ざっていようものなら暴走不可避であり、初手で抑えつけるかまとめて始末しないと大惨事を引き起こしかねない通常ダンジョンでも要注意ポケモンと化した。

「本家シリーズで不遇なポケモンが強くなる」というポケダンあるあるな法則による救済をようやく受けられたと言える。
…前作だと救済されてなかった?「ぎんいろのかぜ」をレベルアップで覚えなかったのが悪いとしか…

上述した通り、探検隊以降のポケダン作品では部屋全体攻撃「ぎんいろのかぜ」を自力習得し、倍速技「こうそくいどう」も同じく自力習得から使えるため、虫ポケモンの中では強い部類に入る。
ただし、この2つのわざをレベルアップ技・わざマシン技・タマゴ技で両立できる虫ポケモンは他にも数匹存在する*4ので、別にレディバ系統だけの専売特許ではない。
プレイヤー側が使うポケモンとして見るとタマゴわざに有用なものが特に無いので、タマゴ厳選から仲間にする必要がほぼ無い(野生や依頼等で勧誘した個体からでも育てて使える)点がメリットか。
野生勧誘が可能なダンジョンではレディアンは多く出る一方で、レディバは出現率が低め。進化ボーナスによるステータスアップを重要視しないならレディアンを直接勧誘する方が楽。

ちなみにトレジャータウン内には「ハッピーズ」という探検隊が時折やって来ており、そのメンバーの1匹がレディバだったりする。
3匹揃って仲良く平和ボケをかます名前通りハッピーな連中で、彼以外のメンバーはトゲピーとニョロトノ。
彼らは主人公達との初対面時に「みんなに幸せを届ける」と口にする探検隊なのだが、ポケダンシリーズではいずれも強敵認定される程の面子。
……幸せではない別のものを不特定多数へ届けに行くようにしか思えないのは気のせいだろうか。

  • 救助隊DX
『青・赤の救助隊』のリメイク作品。
レディバは「テントウムシの越冬風景のように4匹固まって眠って出現する」性質を持つようになり、出現階層はプチモンスターハウス状態と化す事が多々ある。
彼らへ接近・攻撃すると4匹同時に起きる上、「すなあらし」「あられ」による悪天候ダメージでも一斉に起きてしまう。
4匹がかりで「ちょうおんぱ」からのフルボッコにあわされやすいので、まだ強くない最序盤やレベルリセットダンジョンでは十分な注意が必要。

本作は第七世代準拠なのでレベルアップで「ぎんいろのかぜ」を覚えるようになっており、リメイク前より使いやすくなっている。
その分、天空の塔で敵として出現するレディアンも「ぎんいろのかぜ」を乱射してくるようになったので草タイプの主人公・パートナーは要警戒。



追記・修正は星が輝く夜にお願いします。

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最終更新:2026年08月08日 10:07

*1 第三世代以降はわざマシンで「つばめがえし」とレディバのタマゴわざで「ぎんいろのかぜ」を覚えられるようになり、何とかタイプ一致技は確保できるようになったが前者は貴重なわざマシンを使う必要があり、後者はタマゴから遺伝させなければならないため、手間がかかる。なお、レベルアップわざでむし技を習得するようになったのは第四世代から、ひこう技に至っては第七世代まで自力習得できなかった。

*2 バルビートなら「シグナルビーム」もレベルアップで覚えられるので虫ポケモン達のわざ遺伝要員としての適性が更に高い。

*3 レベルアップした際のステータス上昇が低い事を指す。敵ポケモンとして出現させなければならない都合により規定レベルまで能力の伸びが抑えられている種族もいれば、嫌がらせの如く終始伸び悩む種族もいたりと様々。

*4 モルフォン・ストライク系統・テッカニン・アメタマ系統。この中だとアメタマ系統がレベルアップわざで両方の技を習得可能(「こうそくいどう」はアメタマ時のレベルアップ技)。