仮面ライダーゼロツー

登録日:2020/08/11 Tue 03:13:42
更新日:2020/09/03 Thu 09:12:49
所要時間:約 6 分で読めます






“ゼロツ―ドライバー”。これが俺の夢の証……。人と人工知能が、共に歩んでゆく証だ!」


ゼロツードライバー!


「アーク、お前を倒す!」


Let's give you power!
Let's give you power!

ゼロツージャンプ!


「変身!」


ゼロツーライズ!


Road to Glory has to Lead to Growin' path to change one to two!

仮面ライダーゼロツー!!

It's never over.


「仮面ライダーゼロツー……それが俺の名だ!」




「仮面ライダーゼロツー」とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場する仮面ライダーである。



【概要】

飛電或人飛電ゼロツードライバーゼロツープログライズキーをセットして変身する仮面ライダー。
一応本作における最強フォームという位置づけではあるが、全く別のベルトを用いていることもあり、
「新たな基本形態にして最強形態」という珍しいポジションでもある。

変身音声の最後に流れる英語を意訳すれば「力を授けよう」「栄光への道は1から2への成長への道から導くべし」「決して終わりはしない」
地味に音声が「Road to Glory has to」と「 Lead to Growin' path to」で韻を踏んでいる上に若干ダジャレじみたフレーズになっているが、これは或人のギャグをゼアがラーニングした影響と思われる。

飛電ゼロワンドライバーを奪われ、衛星ゼアがアークに乗っ取られた上、ゼロワン自体が元々対滅亡迅雷.netを前提としており、
アークゼロに対応するには頭打ちであったことを受け、或人自身が最後の希望として作り出した新たなライダーシステム。
或人曰く「人と人工知能が一つになる仮面ライダー」とのこと。

設計自体は完了していたが、イズの内部に保存されていたバックアップのゼアが沈黙していたため、これを起動させる為に仮面ライダーアークゼロとの次の接触とその結果についての連続シミュレーションを敢行。
結果、数億通りの試行の末にようやくゼアが起動、イズのセントラルメモリーを変化させる形でプログライズキーが、そのキーからドライバーが生成され完成した*1

変身バンクではベルトから赤い「02」のエフェクトが出現し、その後プログライズキーを起動。
すると衛星ゼアのようなエネルギー体が展開し、黄色と赤のバッタのライダモデルが出現。
そしてライダモデルと合体し、02のエフェクトがマフラーのように首元に装着され、変身が完了する。

その姿はライジングホッパーの各所に赤や銀色の装飾が施されたようなもので、最終フォームとしては前作『仮面ライダージオウ』の仮面ライダーグランドジオウはおろか、これまでの平成ライダーの最終フォームと比較してもかなりシンプルな見た目となっている。

マフラーに見える赤いパーツや赤いグローブなど、モチーフは仮面ライダー2号と思われる。


【能力】


身長:200.0cm
体重:102.1kg
パンチ力:62.0t
キック力:120.0t
ジャンプ力:200.0m(ひと飛び)
走力:0.2秒(100m)(時速1800km)

最強フォームだけありそのスペックは高く、ゼロワン メタルクラスタホッパー仮面ライダーランペイジバルカン、アークゼロすらも上回る。
特に脚力は段違いであり、キック・ジャンプ・走力は歴代でもトップクラス。
前作のグランドジオウと比べても、キック力以外は上回っている。

最大の特徴としてシャイニングホッパーさえ凌ぐ高い演算能力と超高速移動能力を備えており、
特に演算能力はゼアと一体化している影響で必要時間こそ同じ0.01秒ながら、何と2兆通りもの予想パターンから最適解を選択して変身者に伝えることができ、その精度はほぼ未来視の域に達している。
仮想敵のアークゼロと比較しても予想出来る内容があちらの1000倍近い。

スピードに関しても最早ワープというレベルにまで昇華されており、上述の演算能力と合わせて、
どんな状況下でも相手の攻撃を回避し、あまつさえ今取ろうとした行動を即座に中止してまた演算を行い反撃するという、凄まじいまでの変幻自在ぶりも可能。

また、シャイニングアサルトホッパーのシャインシステムの小型版を生成したり、
アークゼロのように様々な装備を瞬時に生成したりする「クォンタムエクイッパー」の機能により、演算を使わずとも攻守共に対応力は非常に高い。
加えてマスク部分を含む各部装甲には飛電メタルの技術が取り入れられており、見た目のシンプルさの割には非常に強固。

マフラーに見える「02」のパーツだが、首元の「0」の部分は「クォンタムリーパー」という次元量子跳躍装置であり、同一世界線上にゼアの予測する結果を同時に存在させることが可能。
これで疑似的に無数の可能性を併存させ、その中から必要な結果を選び取ることが可能になる。異常なまでの対応速度とワープじみた高速機動は恐らくこれが理由。
左肩へ流れる「2」の部分は「ゼロツーストリーマ」という姿勢制御装置で、指向性を持たせた光を放つことで高速行動中の制御を担うスタビライザーとして機能する。
これは或人の父・其雄が変身する仮面ライダー1型 ロッキングホッパー「サイクレッドマフラー」の発展型と思われる。

また、デザインにも各フォームの要素が盛り込まれており、
  • 全体のシルエット→ライジングホッパー
  • 色の違う触覚→シャイニングアサルトホッパー
  • 銀色の部分→メタルクラスタホッパー
  • マフラー→1型 ロッキングホッパー
のようになっている。

総じて、1型を含めたこれまでのホッパー系列の集合体とでも言うべきフォームであり、そういう意味ではてんこ盛りフォームとも言えるかも知れない。


【装備】

ゼロワンの武装は全て使用可能。

  • 飛電ゼロツードライバー
ゼロツー専用の変身ベルト。
ゼロワンドライバーに新たなアタッチメントが装着されたようなビジュアルが特徴。
アークに対抗すべく或人自身が構想し、イズが設計図を作成し、様々なシミュレーションを経てゼロツープログライズキーから生成された。

DX玩具版では新規のベルトではなく、後述のゼロツープログライズキーに付属する「ゼロツードライバーユニット」として発売。
DXゼロワンドライバーの可動部分を取り外し、本体右側のコネクト部にユニットを接続する形でゼロツードライバーが完成する。
この状態でも他のプログライズキーを装填できるが、一部音声は鳴らなくなる。

  • ゼロツープログライズキー
ゼロツーに変身するための新型プログライズキーで、アビリティは「ゼロツージャンプ」
イズのシンギュラリティが達した事に伴い、彼女のセントラルメモリーが変化して誕生した。

キー左部分のレンズ状のパーツ「セントラルゼア」には人工知能となったゼアが格納されており、またレンズ部分を「ビームエクイッパー」として使用することでアイテムの精製が可能。
シャインシステムを小型化した左端部「サテライトモジュール」からバリアを張るなどゼアの独自判断による防衛行動もでき、これにより初登場時に或人の危機を救っている。
ゼア自身が或人を判別して認証するためにオーソライズを行う必要がなく、スイッチを押すだけでキーモードへと移行する。

DX玩具版では過去の最強フォーム関連アイテムと同様、主人公の各種台詞が収録されている。


必殺技

  • ゼロツービッグバン
キーを押し込んで発動するライダーキック
相手を何度も蹴り込む連続キックとなっており、トドメの際には大きく「02」の文字が出てくる。
また、アークに乗っ取られたヒューマギアを引き剝がす事も出来る。
無論、必殺技名もデカデカと出現する。


【余談】

  • 最強フォームで「名前が異なる全くの別の仮面ライダー」になるのは史上初となる。
    ただし、「それまでの形態とは別に新造されたスーツへとモデルチェンジした最終形態」という意味では『仮面ライダー555』の仮面ライダーファイズ ブラスターフォームに次いで2回目であり、
    人工衛星からエネルギーその他が送られて来るというのと何かと共通点が多い。

  • 初登場は40話と前作のグランドジオウと並ぶ遅さであり、『ゼロワン』本編は全45話なので、作品全体としての割合を見るならかなり遅めの登場となった。
    但し、本作が全45話になったのは新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で放送が約一か月間休止したことが原因であり、その一方で玩具は本編登場の一か月前の6月に発売されていたことから、本来であればもう少し余裕を持っての登場になったと思われる。

  • ゼロツーの登場により、「メタルクラスタホッパーが“ゼロワンとしての”最強フォーム」だとする声もある。

  • 主人公のパワーアップが過去の姿に戻れない不可逆パワーアップなのは、1号、2号、スカイライダーBLACK RXに次いで歴代でも5人目であり、偶然にも全員バッタのライダーである。
    また、不可逆パワーアップにより別の仮面ライダーになるという例に限れば歴代でもRXとゼロツーの2人だけである。

  • 変身ポーズは振り付け指導によるものではなく、高橋氏が自ら考案して練り上げたもの。
    氏いわく「1号」としての大先輩に当たる仮面ライダー1号や仮面ライダークウガのポーズ等を参考にしつつ、自身初の最強フォームという事で思い入れ深いものにしたいと考えたという。

「その追記・修正は……予測済みだ」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2020年09月03日 09:12