デルタライズクロー(ウルトラマンZ)

登録日:2020/10/11 Sun 00:49:00
更新日:2025/03/24 Mon 00:14:56
所要時間:約 23 分でウルトラ簡単に読めるのです






闇を飲み込め、黄金の嵐!!


ゼロ師匠!ジード先輩!ベリアル!




押ォォォォ忍!!


ご唱和ください、我の名を!

ウルトラマンゼーット!!


ウルトラマン! ゼェェェーット!!!


\シャッ!/  \アアァッ!/  \ヌウァッ!/



画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~12月26日) 第15話「戦士の使命」 第17話「ベリアロク」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京


ULTRAMAN Z !

D E L T A R I S E C L A W !



デルタライズクローとは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンZ』に登場するウルトラマンゼットのウルトラフュージョン形態の一つである。
DCDゲーム『ウルトラマンフュージョンファイト!』における属性は『剣』



スペック

身長:52m
体重:3万7000t
腕力:13万5000t*1
握力:9万t
最高飛行速度:マッハ9
最高走行速度:マッハ5
最大ジャンプ力:1200m
地中潜行速度:マッハ4
水中潜行速度:マッハ5


主人公・ナツカワ ハルキが、「ウルトラマンゼロビヨンドライズメダル」「ウルトラマンジードライズメダル」「ウルトラマンベリアルアトロシアスライズメダル」の3枚をスキャンすることで変身したウルトラマンゼットの最強形態
ウルトラフュージョンに使用するゼロ、ジード、ベリアルのメダルは普段は通常のものだが、この形態への変身時限定で強力な力と因縁を持つライバル同士の力が共鳴し合い、縁が金色の「ライズウルトラメダル」へと昇華・変質する。



ぐんぐんカットはゼロビヨンドの変身エフェクト→ジードの変身エフェクトの順で切り替わり、最後にストルム粒子のような緑の光の粒子の奔流が走る形で演出される。
変身時のBGMはヒロイックながらアラビアン風のやや不穏な雰囲気を感じさせるもの。

加えてベリアルメダルが自体が本来存在する筈のないメダル*2であり、ヴィランが不正に作ったメダルをハルキが手にした事で変身出来るようになった。
言うなれば本来ならば変身不可能な筈の規格外のタイプチェンジと言える*3


カラーリングはを基調に赤(朱)の5色で構成。
二対のゼロスラッガー的意匠が施された頭部のデザインを見ればわかるように、全体的にゼロ ビヨンドの要素が強く、フォルム全体がアルファエッジの正統進化の様なヒロイックなデザインとなっている。
変身に使われているジードライズメダルはプリミティブのものだが、プリミティブの特徴と言える黒のラインやヒレといった要素は見当たらずその代わりに全身に付いた装甲らしきものや金、赤(朱)、灰のカラーリングが使用されている等、ウルティメイトファイナルの特徴や要素が多い。
ベリアルの力を使用した変身の中ではウルトラマンルーブ並みにベリアルの要素が見当たらない*4が、これは装備するベリアロクこれでもかと言うぐらいベリアル要素が詰まっている為だろう。

メダルの危険なまでの力を巧みに制御する事で全形態中最強の力とスピードを持つと同時に「幻界魔剣ベリアロク」を扱える唯一の姿。
ベリアロクを使った剣術を駆使して戦うが、ベリアロク頼りでは無く、ベリアロクがなくとも電撃を纏いながら超スピードの肉弾戦を駆使して相手を圧倒するなどアルファエッジの進化形態ともいえる性質を持つ。
宇宙拳法を駆使した洗練されたファイトスタイルのアルファエッジと違い、ジードのプリミティブの様な荒々しいファイトスタイルなのが特徴。
というよりそもそもベリアロク自体がイレギュラーな武器なので、本来はベリアロクを使わない格闘戦が基本だったと思われる。
なお、総合的な強さだけなら間違いなく最強だが、あくまでもタイプチェンジの中の1形態なので、状況次第では他の形態が選択される。
また、他の形態よりも維持に使うエネルギーが大きいのか、まだ変身が解除されない程度のダメージでもフュージョンが解けてしまったり、その後に他の形態にウルトラフュージョンして戦闘を続行できていた話も見られた。


ベリアロクを扱う関係かそれとも販促の都合か長柄武器であるゼットランスアローは使用しなかったものの、第23話ではゼットライザーとベリアロクの二刀流を披露した。


幻界魔剣(げんかいまけん) ベリアロク


俺様を手にして、お前は何をする?

剣が喋った…!?

俺様は斬りたい時に斬りたいものを斬る!


画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~12月26日) 第17話「ベリアロク」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京



第15話「戦士の使命」にて手に入れた自我を持つ魔剣
ウルトラマンジードが、無の世界であるグリーザの中で『宇宙の穴を縫う針』に触れたことで、彼の中のベリアル因子と融合・実体化した新たな針。
おかげでベリアロクが「リクとグリーザの子供」、ゼットが「助産師」扱いされているとかいないとか……
普段は異次元の中に潜んでいるという。

最大の特徴はエクスラッガーに似た片刃の短剣*5の柄頭にウルトラマンベリアルの顔が丸々くっ付いたインパクトの塊みたいなビジュアルで、別作品に登場するデンカメンソード」や「サイキョーギレード」を思わせる。
後頭部付近にあるスイッチを押す事でベリアロクの目から炎のようなエフェクト共に「フン!」「ヌゥア!」「ハァッ!」というやたら気合の入ったドスの利いたシャウトを出し、押した回数に応じた技を繰り出す。

一人称「俺様」
ベリアルの頭そのものな形をしているが、その形状はリクの持つベリアルの因子が影響したためであり、ウルトラマンベリアルとは全く別の存在。

詳しくは該当項目を参照。


デスシウムライズクロー


ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』にて登場したデルタライズクローの強化形態。
ゼットを「本来の持ち主」として認めたベリアロクの闇の力でパワーアップした姿。
デルタライズクローの銀色の部分がガンメタに、赤・青・灰色の部分が黒に染まり、眼がジードと同じ青に変化している。
ゼロダークネスと同様に顔を含めた全身が黒く染まっているため、パッと見だと闇の力に飲まれて暴走した姿・闇の存在に身体を乗っ取られた姿にしか見えないが、力を貸したベリアロクが協力的であるためか、見た目の割に暴走もせずゼットの意識も残っている。ただし、闇の力を全身に纏ってるだけあって身体への負担は大きいらしく、ゼット曰くハルキを危険に晒してしまうため一体化している時は使えないとの事*6
なお、ベリアロクを扱うデルタライズクローの正統進化の様なポジションにあるが、そもそもデルタライズクロー自体がセレブロが勝手に製造したベリアルメダルを用いた想定外のウルトラフュージョンであり、ベリアロクもグリーザにジードが吸収された際に偶発的に生み出された存在で本来ならデルタライズクローとは無関係、とイレギュラーにイレギュラーを重ねた形態。そのためかオリジナルを除いたゼットの形態の中で唯一ギリシャ文字が名前に入ってない。



ベリアロク使用技

デスシウムクロー

フン!

デスシウムクロォォォォォォォ!!


画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~12月26日) 第23話「悪夢へのプレリュード」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京


ベリアロクのスイッチを1回押す事で発動する技。
ベリアロクを突き刺した地面から蠢く爪の様な物を繰り出し、敵を串刺しにする。ビジュアル的にはこれが一番痛そう。
ある程度威力の調整は出来るのか、劇中では爪を縄のように伸ばしてM1号を拘束するためにも使用した。


デスシウムファング

フン! ヌゥア!

デスシウムファァァァァァング!!


画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~12月26日) 第17話「ベリアロク」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京

ベリアロクのスイッチを2回押す事で発動する技。
ベリアロクから巨大なベリアルの頭部を射出し、対象を丸呑みにして噛み砕き、敵を粉砕する。
ご賞味ください、奴の身を!


デスシウムスラッシュ

フン! ヌゥア! ハァッ!

デスシウムスラァァァァァッシュ!!


画像出典:ウルトラマンZ(2020年6月20日~12月26日) 第15話「戦士の使命」より
©円谷プロ、「ウルトラマンZ」製作委員会・テレビ東京

ベリアロクのスイッチを3回押す事で発動する。
刀身に光と闇のエネルギーを込めた紫色の光を纏わせ、「Z」の字を描く斬撃を叩き込む。
斬るだけではなく、エネルギーをドリルのように収束させ、突撃しながら穿つ使い方や、斬撃を飛ばして空間を断ち斬り、異次元に繋がる穴を開く使い方も出来る。
エネルギーを収束させれば長い光の刀身を形成し、300m級の怪獣であろうと両断出来るオールマイティな性質を持つ。


デスシウムスプリッター
ベリアロクの目から放つ分離光線。
ケムール人と融合していたカオリを引き剥がそうとしたが、54年もの間一体化していたこともあり失敗に終わった。


ゼスティウムデスバースト
ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』にて披露した新技。
ベリアロクの闇の力で強化された姿・デスシウムライズクローに変身してからゼスティウム光線と同じ動作で放つ赤黒い光線。
ベリアロクを持ったまま左腕を刀身に添えて放っており、ゼットの腕だけでなく刀身からも光線が出ているのが特徴。

デルタライズクロー単独技

ゼスティウム
ゼットの全形態で使用出来る共通技。

ゼスティウム
公式HPに記載されている必殺技。本編では未使用。
玩具のウルトラゼットライザーで3枚のライズメダルを二度目にリードした後、トリガーを引くことでこの技の名前が鳴り響く。

デルタクロスショット
頭部の中央に施されたビームランプからエメリウム光線にも似た破壊光線を放つ。
本編よりいち早く『宇宙船』vol.170の『特写 ウルトラマンゼット デルタライズクロー』にて技名が確認されている。

ゼットスラッガー
頭頂部とその両脇のスラッガーからゼロスラッガー状のカッター光線を発射する。
3本に増えているだけでなく、ゼロビヨンドの「クアトロスラッガー」のように一度浮かばせてから発射するのが特徴。

デルタギガリッパー
両腕を水平に広げ、光子エネルギーを金色のカッター状の衝撃波として飛ばす。
元となった技は恐らくジードの「レッキングリッパー」。

デルタビートキック
相手の頭上から放つ、燃える炎を帯びた超高速のキックの連打。
元となった技は恐らくゼロビヨンドの「ゼロ百烈キック」。
グリーザ戦では「ゼロ百烈パンチ」が元となったであろう連続パンチも使用している。
こちらは言うなれば「デルタビートパンチ」であろうか。

デルタブレイカー
正面に「Z」の文字を浮かばせて左手にエネルギーを集中させ、破壊光線として放つ。
レッキングバーストのような青白い光と赤黒い闇を帯びた光線に金色の稲妻が付与されている。

デルタレイクロー
赤いエネルギーを纏わせた爪で敵を切り裂く格闘技。
元となった技はベリアル・アトロシアスの「アトロスクロー」や「デスシウムデストラクト」。

デルタカッティング
両腕のクリスタル部分から展開する光のカッター。
ファイブキングに羽交い絞めにされた際、脱出のために使用した。

デルタディフェンサー
ゼットバリアの強化版。ゼットバリアより広範囲を守れる。

ゼットクリアウェーブ
両目から物体の内部を透視する光線を放つ。


第15話「戦士使命」

「無」故に無敵を誇る虚空怪獣グリーザに対抗すべく強大な力を求めたハルキとゼットが、
ジャグラス ジャグラーの助けを借り、寄生生物セレブロからベリアルメダルを強請った確保した事で変身が解禁。
3枚のメダルがライズウルトラメダルへと昇華され、遂に変身可能……と思われた。

何だ……!このパワーは……!?

何だこれ!?メダルが入らない!?

これが……ベリアルの力かぁっ……!!

だが、ベリアルメダルの力が強すぎる為、過去のベリアルの力を使った形態のようにメダルがスロットから弾かれ、ウルトラゼットライザーに装填出来ない想定外の事態に陥ってしまう。
どうにかしてベリアルメダルを装填しようと悪戦苦闘する中、ジードを飲み込んで一時休眠状態となっていたグリーザも復活し、とうとう時間が無くなってきた2人だが……


グリーザが動き出した!ジード先輩と融合しかけてる!!

俺たちで助けましょう!今度こそ絶対に!!うぉおおおおおおっ!

ハルキ!力を合わせて闇を飲み込むぞ!!

押忍!うぉおおおおおおおお!一気に行きますよっ!!


『チェストォオオオオオオオオオオッ!!!』


〔ZERO BEYOND〕  〔GEED〕  〔BELIAL ATROCIOUS〕


こうして2人の力で合わせてベリアルのエネルギーの奔流を無理矢理抑え込み、力ずくでベリアルメダルをセット。
遂に変身を遂げ、黄金のエネルギーの竜巻により、ジードとグリーザを容易く分離させるとグリーザと再戦。
グリーザの無敵状態を貫通してゼロ百裂パンチのごとき猛ラッシュで打撃を叩き込むことに成功する。
……まではよかったのだが、グリーザは元々実態が存在しない怪獣であるが故に如何に最強形態と言えど攻撃が通じず、「攻撃は当たるようになれど肝心のダメージは入らない」というもどかしい状態に陥ってしまう。
だが、ジードのアドバイスを得てゼットライザーをグリーザの肉体に突き立てる事で、ベリアロクをグリーザの体内から引き抜き、顕現させる事に成功。
顕現して最初は戦いへの興味とやる気がなく勝手に地面に突き刺さってデルタライズクローの全力でも抜けなくなったベリアロクをハルキが説得し*7ベリアロクは大地から抜刀可能となり、その力を借りる事でグリーザにダメージを与えていく。

っしゃあ!ウルトラ効いてるぞ!!

え……これは……

行くぞ、ハルキ!

……押忍!


デスシウムスラアァァァァァッシュ!!

宇宙の理を乱す奴は!俺たちが叩き斬る!!


うぉおおおおおおおおおおおっ!


ベリアロクの輝きに導かれハルキもベリアロクの扱い方を把握。3人の意志が一つになったことで放たれたデスシウムスラッシュによりグリーザは爆散。
ハルキとゼットは何とかグリーザの打倒に成功した。


第16話「獅子声」

苦しむメツボロスを救って欲しいと言うユカの願いに応えてガンマフューチャーから変身。
荷電粒子砲をベリアロクで切り裂き、デスシウムスラッシュでメツボロスを撃破した。
爆発の跡にはギャラクトロンMK2ギルバリスの装甲が残され、解放されたホロボロスの魂が天を駆けるように去っていった。


第17話「ベリロク」

メツボロスを倒した直後にバロッサ星人(二代目)の奇襲を受け、カラータイマーが点滅するほど疲弊していたのもあってベリアロクを奪われてしまう。
戦闘中にベリアロクはバロッサ星人の手を離れたものの、時間が来てしまい、変身解除してしまう。
再戦時にはアルファエッジからバトンタッチする形で変身。
卑怯な手を使うバロッサ星人への怒りから唸る様な咆哮をあげつつ目尻から赤黒い光を迸らせつつ格闘戦で追い詰めるも、バロッサ星人がウインダム人質に取った事で手を止めざるを得なくなってしまう。
しかし、殴られながらも耐え続け、隙を見て反撃するとウインダムの拘束を解除し、
その姿を見て戻ってきたベリアロクとハルキが対話をし、再びベリアロクを手にする資格を認められる。
その後はバロッサ星人を圧倒し、逃げようとしたバロッサ星人へデスシウムファングでトドメを刺した。


第18話「2020年の挑戦」

ケムール人が観覧車に仕掛けた消去エネルギー源の詰まった爆弾を異次元に送って安全に処理する事をベリアロクが提案して変身。
それを阻止せんと巨大化したケムール人と戦闘に入り、圧倒するもののケムール人と融合しているカオリの身を案じるハルキはトドメを刺す事を躊躇ってしまった。
ハルキの意を汲んだベリアロクが2人を分離すべくデスシウムスプリッターを放つが効果はなく、ぶった斬って力尽くで分離させる事をベリアロクが提案。
「俺様を信用しろ!」と言われても中々踏ん切りがつかなかったハルキだが、ケムール人の身体から飛び出る様に出て来たカオリの身体がケムール人と観覧車を止めたのを見て覚悟を決め、
デスシウムスラッシュでケムール人とカオリを切り裂き、細いレーザーでケムール人を瞬殺しつつデルタクロスショットで爆弾を取り外してギリギリのタイミングで異次元に遺棄する事に成功した。


第19話「最後勇者」

ウインダムウルトラマンエースと誤解して襲って来たバラバに対して変身。
ベリアロクからの光線で先制するが、頭部の剣でベリアロクを速攻で叩き落とされた上に拾いに行こうとした隙に動きを封じ込まれ逆にピンチに追い込まれ、オリジナルに戻った。
今回のバラバはヤプールの残留エネルギーから生まれた怨念の集合体のような存在であった上、武器を狙う、武器を回収しようとしたところを攻撃して回収を阻止、起き上がって正面を向く瞬間を狙ってしっかり攻撃を当てるなど、徹底的にゼットに力を発揮させないクレバーな立ち回りであったため、エースがいなければゼットは危なかった。


第20話「想い、その先に」

M1号の動きを完全に抑え込む為にベータスマッシュから変身。
斬ろうとするベリアロクを宥めつつデスシウムクローで動きを抑え、ベリアロクの「動くな」と言う脅しで取り押さえる事に成功。
その後はキングジョー ストレイジカスタムの頭部に乗ったバコさんが細胞分裂逆進剤を撃ち込む事でM1号を無力化した。


第21話「D4

スペースデブリに隠れ潜んでいた巨大なマザーケルビムを倒す為にアルファエッジから変身。
気負いからか、目から白い光を迸らせながらマザーケルビムの攻撃を掻い潜りつつ接近し、
マザーケルビムの巨体に合わせて刀身が伸びたデスシウムスラッシュでマザーケルビムを撃破した。
その後、キングジョーSCのD4レイにより発生した大規模な次元崩壊を食い止める為に全力のゼスティウム光線を照射。
相殺の余波で発生した巨大なクレーターに街は飲み込まれてしまうも、次元崩壊を抑える事に成功。
中心部にいたキングジョー ストレイジカスタムも(お姫様抱っこで)救出した。


第22話「それぞれの明日」

ベータスマッシュからチェンジし、ファイブキングの光線を切り裂きつつ登場。
しかし、ファイブキングは既に一度倒した経験があると聞いたベリアロクは戦闘を拒否。
ジード譲りの荒々しい徒手空拳でファイブキングに挑む羽目になり、デルタカッティングやゼットスラッガー、デルタギガリッパーを駆使してファイブキングを圧倒する。
しかし途中でファイブキング撃破経験のあるガンマフューチャーへバトンタッチした。


第23話「悪夢へのプレリュード」

変身完了と同時にベリアロクでタッコングキングゲスラへと攻撃。
ベリアロクとブレードを発生させたゼットライザー(おそらくM78流・竜巻閃光斬の光剣)の流れるような二刀流でタッコングの火炎を防ぎつつ2体を圧倒。
キングゲスラにデスシウムクロー、タッコングにデスシウムファングを叩き込み何とか2体を鎮める事に成功した。
その後、D4レイを放って戦闘不能に陥ったウルトロイドゼロの内部から気絶したヨウコをゼットクリアウェーブで探し当てて救助した。


第24話「滅亡への遊戯」

前話の直後、正体を明かしたヘビクラが変身するゼッパンドンファイブキングの戦闘に乱入。
しかし、ヘビクラに対する動揺とカラータイマーが点滅するほど消耗していた為に動きの精彩を欠き、ファイブキングの鋏に捕らえられて至近距離からのメルバニックレイを喰らい、変身解除させられてしまった。
更にベリアルメダルをセレブロに取り返されてしまい、デルタライズクローへの変身が出来なくなった上にセレブロの最終計画が発動する事になってしまった。


第25話「遥かに輝く戦士たち」


ゼットさん、もう一度一緒に戦おう!
俺の身体はどうなっても構わない!!皆を!守りたいんだぁぁぁッ!!!

ストレイジの決死の作戦により、デストルドスの内部からヨウコ(とベリアルメダル)を救出する事に成功したが、空中にヨウコが投げ出されてしまい、覚悟を決めたハルキが変身。
ヨウコがメダルを入れる時にまたしても抵抗されたが、ひょっとしてカップル相手に苦い過去を思い出したんですかね陛下…
ストレイジ全員のご唱和の元、ゼットのカラータイマーにハルキが吸い込まれるように一体化。
更に飛行姿勢のゼットにゼロビヨンド・ジード・ベリアル アトロシアスのぐんぐんカット*8が重なる演出と共にデルタライズクローへと変身。
ヘビクラの「行け…!終わらせてこいハルキィッ!!」の檄を受けてベリアロクと共にデストルドスとの最終決戦に挑む。
ベリアロクを弾かれながらも互角に渡り合い、再度ベリアロクを呼び寄せてデストルドD4レイを吸収しようとするも、お互いに一歩も退かない膠着状況に陥る。
そしてベリアロクの決死の特攻により主砲を道連れにする事に成功したが、その反動でウルトラフュージョンが解除されてしまい、オリジナルに戻った。


ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA



闇を飲み込め、黄金の嵐!!


ULTRAMAN Z DELTA RISE CLAW!


BOOT UP! DELTA!


押ォォォォ忍!!


ご唱和ください、我の名を!

ウルトラマンゼーット!!


ウルトラマンゼーット!!


ULTRAMAN Z !

D E L T A R I S E C L A W !


第8話「繁殖する侵略」にて、GUTSスパークレンスとヒジリ・アキトが開発したデルタライズクロー用のGUTSハイパーキーを使い、ガンマフューチャーの状態から続けざまに変身。
ダダが乗っ取ったキングジョー ストレイジカスタムに対し、ウルトラマントリガー・スカイタイプとの共同戦線で追い詰めた後、自身のゼスティウム光線とマルチタイプに戻ったトリガーのゼペリオン光線の同時攻撃で打倒した。


ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突

Episode.3にて、ロイヤルメガマスターフュージョンライズしたジードに合わせ、ゼットもデルタライズクローにウルトラフュージョン。
ベリアロクを構えてギナ・スペクターに挑もうとするが、生みの親でもあるジードに自身と同じ匂いを感じたのか、「ハルキもいないし、お前と組んだ方が面白そうだ」と手元から離れ、ゼットも困惑してしまった。
Episode.4ではギナ・スペクターが変貌させられたグア・スペクターに対抗するためにジード達がウルトラマンレイガに合体した事でベリアロクがゼットの下に戻り、グア・スペクターが呼び出したメカバルタンとサイバーメカバルタンをデスシウムスラッシュでまとめて撃破した。
しかし、グア・スペクターを倒して変身解除したニュージェネレーションヒーローズを奇襲したアーリーベリアルに挑んだ際にベリアロクを奪われて変身解除させられてしまい、ベリアロクの声を気に入ったアーリーベリアルにベリアロクを持ち去られてしまう。
Episode.9ではアーリーベリアルの武器としてゾフィーと渡り合うが、ゼット&ジードコンビ戦の最中、同じ存在なのか「心の奥底にあるもの」を見透かしたベリアロクはアーリーベリアルに見切りをつけ、ゼットの手元に戻った。


ベリアロク!やっと戻ってきてくれたかぁ……!

フン!本来の持ち主の意地を見せてみろ!

ああ!力を貸してくれ、ハルキ!

チェストー!!


そしてデルタライズクローは限定ブラックバージョンデスシウムライズクローに変化。
ウルトラすごい闇の力に耐えきり、必殺のゼスティウムデスバーストを放ち、アーリーベリアルに大打撃を与えた。

【余談】

『Z』は劇場版が制作されなかった関係で、基本的に本編の最強形態を超える形態が追加されることはなかった。
このため、『トリガー』客演時もこの形態が最強形態・切り札という扱いになっている。
後に『トリガー』客演時より前の時系列で手に入れた上位形態としてデスシウムライズクローが登場したが、ハルキと一体化してる時は使えない姿と言う事で、ハルキと一体化してる時の最強形態と言うポジションを獲得している。


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最終更新:2025年03月24日 00:14

*1 円谷公式twitter「ウルトラマンZのAtoZ」の「P」回より。

*2 カブラギがガンQレイキュバスのメダルを手に入れる為にそれらの細胞を探し求めていた事を考えると、ウルトラメダルを作るには該当する生命体の細胞や使うか本人から直接力を分け与えてもらう必要があると思われる。即ち、ベリアルがいなければメダルも作る事は出来ないのである。デビルスプリンターは不純物でも多いのか、はたまたレイブラッドの要素も強いのかは不明だが、これだけでベリアルメダルを製作出来なかった為にリクのベリアル因子を狙っていた訳である。なお、精製時にデビルスプリンターも混ぜた影響でもあったのか、黒縁の怪獣メダルと同様の扱いとなっている。

*3 それを示すかの様にメダルリード完了後の効果音がノイズが走ったような音となり、他のウルトラゼットライザーでの変身形態と若干異なる。

*4 強いて言えば胴体のモールドがアトロシアスの肋骨をモチーフにしているように見えるぐらい。

*5 どちらもグリーザ第二形態の撃破に成功している事から、「あちらも『宇宙の穴を縫う針』だったのでは?」という考察があるが、田口監督曰く関係はないとの事

*6 同じように負担が大きいと言っていた等身大変身においても、解除後はハルキは息が上がってしまうほどに疲弊してしまっている

*7 当初ゼットはただの武器と思っており「速やかに抜きやがりなさいよぉ!!」と力づくで引き抜こうとしたが、ハルキはベリアロクを「これから一緒に戦う仲間」として受け入れ挨拶し、「宇宙の穴を斬る」という目標をしっかり伝える事でなんとか引き抜く事に成功した。

*8 ちなみにアトロシアスのぐんぐんカットらしき物はこれが初出。