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スーパー悪者ワルド

登録日:2021/08/09 Mon 21:29:00
更新日:2026/08/10 Mon 08:11:29
所要時間:約 6 分で読めるワルモノ





俺の名は!スーパー悪者ワルド!!

悪者しかいない世界の力を使い、この世界ごと!悪者だらけに変えてやったワルモノ!!


スーパー悪者ワルドとは、『機界戦隊ゼンカイジャー』の敵キャラである。
映画『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』にて他のワルド達に先駆けて登場。


データだワルモノ

声:関智一
身長:195cm
体重:293kg
世界:スーパー悪者トピア
名物:悪名高い悪者たち
名産:イーヅカリバー、ソガニックビーム

概要だワルモノ

戦隊怪人達の集う「スーパー悪者トピア」を封じ込めた「スーパー悪者トジルギア」をイジルデが偶然拾い、トジルギアに興味を示したゲゲの発案によってクダックに埋め込まれ邪悪な高笑いと共に生み出された*1ワルド怪人。
公開当時は本編放送前だった事もあり、「スーパー悪者ワルド」で一つの名前だと気づかず「スーパー悪者という肩書の怪人『ワルド』」と勘違いする観客が続出した。
語尾は「~ワルモノ」。加えて言葉の端々に過去の戦隊ラスボスに関連するワードが入り込む。
そのあまりにそのまんまな話口調は多くの観客の腹筋を破壊したが……まさかこんなふざけた語尾の怪人がゼンカイジャーのデフォルトになるとはこの時は誰も予想していなかっただろう。


最大の特徴はそのド派手極まりない外観であり、その姿は上半身に歴代44作品全てのスーパー戦隊シリーズの幹部及びラスボスの要素を兼ね備えたねぶたの山車や、縁起物の熊手みたいにゴテゴテしたもの。
公式で「歴代44組織の悪首領てんこ盛り怪人」と呼ばれたのは伊達ではなく、コスプレ大好きブレドランこと救星主のブラジラに血祭ドウコクの顎を組み合わせたような顔を中心に各種ラスボスの要素が集合し、全体のシルエットは黒十字総統にも見える。
構成パーツは以下の通り。
部位 構成パーツ
全体・頭頂部裏 黒十字総統
顔面 妖怪大魔王、Dr.ヒネラー、ゼイハブ船長、究極オルグ センキ
首領タウ・ザント、血祭ドウコク、救星主のブラジラ
頭部 サタンエゴス、ヘルサターン総統、総統タブー、大帝ラー・デウス
ラゲム、幻獣ドラゴン拳のロン、皇帝アクドス・ギル、エラス
頭部右側 ドグラニオ・ヤーブン
頭部左側 銀河超獣バルガイヤー
胸部 暴魔大帝ネオラゴーン、冥王ジルフィーザ、ドン・アルマゲ最終形態
肩 地帝王ゼーバ
右腕 ヘドリアン女王、総長ガイナモ、エージェント・アブレラ
総裏大臣ヨゴシマクリタイン、メサイア・リブート、百面神官カオス
左腕 サタンメガス、大教授ビアス、魔女バンドーラ
ゴーマ十六世、デズモゲヴァルス、絶対神ン・マ
腹部 星王バズー、ドン・ドルネロ
腰 皇帝バッカスフンド
背中 シャイン、帝王アトン、大神官ガジャ、闇の皇帝ゼット
牙鬼幻月、シン・ジニス、ヨドン皇帝

なお、あまりにゴテゴテし過ぎて公式でパーツ解説が行われた。


能力だワルモノ

自身の技は巨大な剣を創り出して敵を斬り裂く「イーヅカリバー」と、両腕から放つ極太光線「ソガニックビーム」*2。
この他にも
  • 相手を異次元空間に引きずり込む「異次元攻撃」
  • 周囲を闇で包む
  • 広範囲をヘドロのような闇で覆って攻撃する
など自身を構成する敵首領の力を引き出すことも可能。

悪名高い悪者たち

「スーパー悪者トジルギア」の力を悪用した世界改変。
これまで並行世界のスーパー戦隊達に敗れ去った歴代戦隊の宿敵達や戦闘員を蘇らせ、歴代悪者達の軍団を作り上げることができる。
特に下準備なども必要なく簡単に死者蘇生をこなせるためこれまでの戦隊シリーズならラスボス級が持っていてもおかしくない十分強力な力である。
……のだが、これから先に現れるワルド達の能力が揃いも揃って規格外過ぎて意味不明なものばかりな為、相対的にはこれでも一番大人しい方だったりする。
蘇った悪者達は以下の通り。
自身のパーツとなっている悪役が誰一人として復活していないのは、内緒にしておこう。
それはともかく、良くも悪くも「歴代怪人の力が使える」だけであるため、法則改変をセンタイギアで切り抜けて来たゼンカイジャーにとっては「正面から戦うだけでどうにかできる」このワルドはむしろ楽な相手だった模様。
ちなみに蘇った歴代怪人達はスーパー悪者トピアと住人であり、正確には原点に登場した本人ではなく別の世界の住人である他人の空似である。


劇中での活躍ワルモノ


今日からこの世界は、悪者のものワルモノ!コレを奪われた貴様らには、もう成す術はないワルモノ~!!

取られてたまるか…!命も、世界も、ギアトリンガーも…全部俺の大事なものだ!
俺は絶対諦めない…!結果出すまで、全力全開だッ!!

「「「「「…えっ?」」」」」

えっ?


召喚した歴代悪者を利用してゼンカイジャーに奇襲をかけ、ギアトリンガーを奪った上に5人まとめて鎖で拘束するという戦果を挙げ勝ち誇るが、介人が脱出しようとあがいたところジュランの汗で滑って鎖から飛び出し偶然脱出に成功する。


銃一つで何ができるワルモノ!

何かはできる!


そうしてゼンカイジャー達も悪者軍団も全員唖然とした隙を突き、そのまま宇宙猿サリーが持っていたギアトリンガーは奪回。
オールレッドギアが発生させた竜巻に怪人軍団ごと巻き込まれた上に、残りの4人のギアトリンガーもそれぞれのモチーフの戦隊レッドたちに奪い返されあっという間にゼンカイジャーが復活を果たす。


世界初!全部の悪者まとめて倒す!スーパー戦隊になってやるよ!


機界戦隊!

ゼンカイジャー!!


『我ら!スーパー戦隊!!』

おのれタブーな展開…!ひるむな!全員まとめてスクラップだワルモノ~!かかれい!!

ならばと怪人軍団を差し向けるが、ギアが召喚したオール戦隊レッドが対応している間にゼンカイジャーに攻め込まれ、渡り合いながらも劣勢に陥る。
イーヅカリバーで地面を割って5人を転落させるが、ブルーンのタイヤで登ってこられこれも失敗。
ソガニックビームはマジーヌの魔法障壁で跳ね返され、異空間攻撃を放つもガオーンのインファイトで顔面をタコ殴りにされ中断、周囲を闇に閉ざして視界を奪おうとしたがジュランが炎で照らす、と打つ手全てをことごとくゼンカイジャーの個人能力で対処されてしまう。
最後はゼンカイザーのドロップキックで吹き飛んだところにゼンカイフィニッシュバスターの一斉射を受けて敗北、爆発四散した。

ボッコワウス様…!これから頑張ってくださいワルモノ~…!!

これに伴いスーパー悪者トピアも解放され、戦隊怪人たちも帰っていった*3。
ちなみに今後出現するオリヒメワルド、ヒドケイワルドと並んで等身大戦でトジルギアを破壊されているが、
(あくまで推測でしかないが)スーパー悪者ワルドの場合はスーパー悪者トピアのエネルギーが凄まじいものであったために出力デバイスのトジルギアが自壊しかけていた可能性がある。


ノーマル悪者ワルド


レッドになって俺をバズーッと倒してくれシャイン!ドグラニお願いしメサイア〜!!

声:関智一
身長:不明
体重:不明
世界:スーパーな悪者たちの世界の怨念
名物:不明
名産:オオヒランチャー、ワタベタケショット

スピンオフ『機界戦隊ゼンカイジャー スピンオフ ~ゼンカイレッド大紹介!~』に登場。
巨大戦ができなかったスーパー悪者ワルドの無念が凝集して生まれた自然発生のワルドで、バラシタラ曰く「絞りカス」。
ゼンカイジャーを倒すためにイジルデによってトジテンドに召集されたため、ワルドでありながらトジルギアは持たない。
外見はスーパーの方と同一だが、語尾は「~ノーマル」。
ただし、発生源が発生源なため実質悪霊と同義であり、スーパー版と比べて過剰なまでにエゴと拘りが強い我儘な性格。
何よりスーパー悪者ワルド以上に鬱陶しいぐらいに過去の悪役に因んだ言動が多い。
端的に言えば面倒臭いスーパー戦隊オタク。それも単なるオタクではなく、小狡い策略を考えつくなど知能面はスーパー悪者ワルドよりも高め。

ワルドの中では現状唯一の自然発生個体だが、一方でワルドはその性質上基本的に自然発生すること自体がない。
結果的にトジルギアを持たないワルドという異例極まる個体になっているのだが、それもそのはず……。


戦闘能力ノーマル

口から放つ「オーヒランチャー」と両手から放つビーム「ワタベタケショット」が武器。*4
この他スーパー悪者ワルドになかった能力として「妄想具現化」を持ち、自他の妄想を現実化させる形で偽のギアトリンガーやセンタイギアを具現化した。

劇中での活躍ノーマル

「ゼンカイジャーを分断・弱体化させる」というイジルデの作戦の下、ゼンカイジャーを完全に無力化するべく、
スーパー戦隊に対して独特のこだわりを持つ謎の青年(演:伊勢大貴)に「悪者はスーパー戦隊に負けるもの!どうせ負けるならレッドに倒されたいノーマル!」と頼み込むとともに、
自身の能力で作り出した偽のギアトリンガーとセンタイギアを渡してゼンカイレッドを発生させていた。……これなんて非公認戦隊?
これにより人間化したキカイノイドメンバーのチェンジを封じ、さらにゼンカイレッドギアも消滅したことで作戦成功かと思われたが、ゼンカイザーに励まされ土壇場で立ち直った青年の意志に反応してゼンカイレッドギアが復活。
ゼンカイザーとゼンカイレッドのイタダキ/イチゲキストライクを同時に受けて砕け散った。


リフレッシュパワー!巨大戦を夢見て倒れた、スーパー悪者ワルドの恨みパワーが満ちたノーマル!!


直後にスーパー悪者ワルドの怨念が満ち満ちたことにより自力で巨大化するが、参戦したゼンカイオージュラガオーンに一刀両断されて今度こそ撃破された。

弟よーッ!!


余談だワルモノ

デザインは篠原保氏が担当。両手の先がへドリアン女王とバンドーラなのは最初から指定されており(両手から放つソガニックビームの由来が曽我町子氏に由来する為)、そこから「ラスボス縛りでなくて良い」「モチーフ元の身体の一部さえ組み込めればOK」と言うルールを設定し、さらに「この辺が何となくアイツ」の様に融合させて元キャラの意匠を組み合わせ、「デザインの纏めとしてこいつなら間違いない」と中央の顔にブラジラの意匠を組み込んだ秀逸なデザインとなっている。

ワルドデザインのフォーマットに乗っ取り下半身と両肩に手を加えられない制約は克服したものの、全体をメカ風にアレンジするのは分かりづらくなってしまう為不採用となった。

余談だノーマル

実はノーマル悪者ワルドが登場したスピンオフは介人の夢オチ。
そのためゼンカイレッド絡みの一連の騒動はそもそも実際には起きておらず、スーパー悪者ワルドは普通に倒されたっきりである。


追記・修正はスーパー戦隊の悪者を全員言える方にお願いするワルモノ。

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最終更新:2026年08月10日 08:11

*1 ちなみに素体のクダックは敵前逃亡を理由にワルド化を命令されていたが、ワルド化が処罰の一環なのかは不明。

*2 それぞれ戦隊大ボスでおなじみの飯塚昭三氏と曽我町子氏が由来。

*3 スーパー悪者ワルドに使われていたことが心底気に食わなかったようで、ゼンカイジャーに礼を言う者もいた

*4 それぞれ声優の大平透・渡部猛の両氏が由来。大平氏は『ゴレンジャー』~『ダイナマン』及び『ジュウレンジャー』のナレーション、『オーレンジャー』で皇帝バッカスフンド、渡部氏は『ダイナマン』で帝王アトン、『ターボレンジャー』で暴魔大帝ラゴーン/ネオラゴーン、『ギンガマン』で覇王バットバスを演じている。