登録日:2025/03/07 Fri 00:05:51
更新日:2025/03/27 Thu 23:18:15
所要時間:約 49 分で読めます
【概要】
初出は『
モンスターハンター:ワールド』。
狩猟対象にならない生物であり、基本的には非常に弱い生き物。
攻撃することで倒す事もできるが、体力に関しては紙装甲と呼んで差し支えないレベルで、1ダメージしか出さない石ころでもワンパンできるのが大半。
剥ぎ取りなどはできないため、あえて倒すメリットはほぼ無いが、戦闘中に巻き込んでしまう状況はよく起こる。
基本的にはハンター側の脅威にはならず、生態や性質を理解すればむしろハンターの活動に役立つ生物たちで、ハンターの体力を回復したり、近くにモンスターがいるかを知らせたりと狩りを優位に進めるギミックになっている。
MHWorld/MHWildsでは捕獲用ネットを使用すれば捕まえることができ、バウンティクエストでは特定の環境生物を捕獲するものも存在する。
捕まえたモンスターはマイハウスで放し飼いにすることができ、見て楽しむだけでなく、エサをやったり撫でたりといったスキンシップも可能。
MHWildsでは調査隊本部のベースキャンプ内にランダムで1匹放たれるのみで、2025年3月現在は自由に選ぶことはできない。
MHWorldでは、超大型拡張コンテンツの『アイスボーン』でさらにサイズの個体差が追加され、大型モンスターと同じく個体ごとに大きさにバラつきが出るようになった。
最小金冠と最大金冠も存在するが、魚系の環境生物にある巨大種を捕獲した場合は最大金冠にはならずに別枠として扱われる。
MHRiseでは捕獲こそできなくなったが、写真を撮る事で得られる勲章(実績)が数種類存在する。
本作においては、フィールドギミックや使い切りのアイテムとしての側面が強く、直接ハンターにバフを付与したり罠として使用できるような環境生物が増加するなど、環境生物の恩恵を受けやすくなった。
本作では環境生物に攻撃が当たらなくなったので、間違えて倒してしまう状況は発生しなくなった。
単なる背景に近い存在だったりゲームギミック的な要素が強い生物群ではあるが作中で「環境生物の調査もハンターの大事な仕事」という発言もあるため、環境生物の調査・捕獲はモンスターの狩猟と並んでハンターのこなすべき任務の一つという位置付けでもある。
【環境生物一覧】
以下、五十音順に記載。
陸棲生物
初登場作品:MHWilds
隔ての砂原に生息する、太くて長い尻尾を持ったトカゲっぽい環境生物。レオパとリスを合わせたような感じ。
常に二匹のペアで行動しており、尻尾を様々な形で活用するのが特徴。カンガルーよろしく尻尾だけで全体重を支えることができ、尻尾だけで立ち上がって周囲を見回すこともある。その際、尻尾の先にある爪のような突起によって地面に足跡のような模様ができ、これが名前の由来となっている。
身の危険を感じた場合はすぐに砂の中に潜ってしまうので、捕獲する際には隠れ身の装衣を使用したほうがいい。
初登場作品:MHRise
黄緑色のデカい
カタツムリ。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。大抵のフィールドに生息しているが、暑いのが苦手なのか溶岩洞には生息していない。
使用するとアメフリツブリが地面に置かれ、回復効果のある液を霧吹きのように噴霧して体力を継続回復してくれる。
この液体はラクダの瘤のような非常用の栄養分であり、食料が少ない際もこの液体を消費して凌げるようだ。
モチーフとなった
妖怪はおそらく「雨降り小僧」。
頭に傘を被った妖怪で、カタツムリの殻を傘に見立てていると思われる。
初登場作品:MHRise
背中に鉱石がくっついたトカゲの環境生物。
ハンターが調べると蹴り飛ばされて逃げていくついでに鉱石などのアイテムをドロップする。ちなみに、普通に調べた場合は一回だけしかドロップしないが武器などを使って攻撃を食らわせると最大三回までアイテムをドロップさせる。イシモリトカゲさんに何の恨みがあるっていうんだ
また、さらにレアな鉱石を身に着けたイワオモリトカゲや、鉱石の代わりにモンスターの鱗や爪を身に着けたウロコモリトカゲも存在する。
初登場作品:MHRise
背中に大きな丸いキノコ、「めだま茸」が生えたカニの環境生物。
キノコのほうが本体という訳ではない……多分。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
使用すると地面に置いたイチモクラブのキノコからすごい勢いで胞子が吹き上がり、ハンターですら上に吹っ飛ばしてしまう。
これを利用して高いところに移動したり、モンスターの攻撃を避けたりできる……のだが、それだけなので他の連中に比べればぶっちゃけ影が薄い。
一時期は
こいつの上昇気流をランスでガードし、ガードバッシュでとんでもないDPSを叩き出すコンボというのが存在したのだが、アップデートによって修正されてしまったので現在は使用できない。
名前や背中に背負ったキノコから、おそらく一つ目関連の妖怪がモチーフとなっている。
特に「一目連」は名前の響きも近く、風に関する逸話も持っている。
初登場作品:MHRise
真っ白な毛並みの哺乳類っぽい環境生物。フォルムはなんとなくスカンクっぽい。
大抵のフィールドに生息しており、ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
尻尾の付け根のあたりに臭腺があり、使用すると臭腺から白い煙のようなフェロモンがモクモク立ち込めてくる。
大型モンスターに近づいてこのフェロモンをつけてやるとモンスターがハンターを追いかけてくるようになり、他のエリアに誘導したい場合や攻撃のタゲ取りに有効。
モチーフとなった妖怪はおそらく「煙々羅」。
「煙羅煙羅」とも呼ばれ、煙そのものが妖怪となって現れると言われている。
初登場作品:MHWilds
隔ての砂原に生息する、
ランポスなどの
小型鳥竜種に似た環境生物。パッと見では小柄な新規モンスターのように見えるが、あくまで環境生物の一種であり、サイズもハンターの腰ほどの高さしかない非力な連中である。
頭には細長いトサカが生えていて、長いのが一本、その横に左右一本ずつ小さなトサカが伸びているため、矢印のようにも見える。
数匹で群れを成して生活しており、落雷や天敵などから逃げる姿をよく見かける。
レア環境生物として身体が黒く大きくなったクロカゼカケリも登場する。カザキリカケリの変種らしく、同じ群れに一緒に暮らしているが、サイズと色のおかげで見分けるのは簡単。
初登場作品:MHWorld
危険を感じると周囲に状態異常を引き起こすガスを巻き散らすカエル。
ガスに巻き込まれればハンターはもちろん、大型モンスターでも状態異常にしてしまう。基本的にフィールドの特定の場所でじっとしているため利用するのはそれほど難しくはない。
ハンターが近づいても特に逃げることもないので捕獲用ネットで捕まえるのも容易。
麻痺状態にするシビレガスガエル、睡眠状態にするネムリガスガエル、爆発するニトロガスガエル、毒状態にするドクガスガエル、二体目の爆発するボムガスガエルの5種類が存在する。
ニトロガスガエルは他のガスガエルと違い、ガスではなく爆発する液体を出して直接ダメージをぶち込む。同じく爆発を引き起こすボムガスガエルの場合は周囲にガスを巻き散らし、ガスにハンターやモンスターが触れると起爆する仕様。
初登場作品:MHWorld
ハンターよりも大きな
クモの巣を作る、ジョロウグモのような見た目の環境生物。
古代樹の森と大蟻塚の荒地に生息しており、バカデカい巣を決まったポイントに張っているため見つけるのは非常に簡単。
巣はハンターが触れるとあっさり壊れてしまい、巣が壊れるとカスミジョロウも一瞬で逃げてしまう。
アイテムとして採取できないあたり、見た目に反してクモの巣の強度は低いのだろうか。
なおMHWildsで導入された「蜘蛛恐怖症対策モード」の対象となっていて、ONにした場合クモの巣に扁平なスライムが張り付いている。
現実のクモが何のアレンジもないまま二回り大きくなったようなデザインなので仕方ない。
初登場作品:MHWorld
地脈の黄金郷に生息する、丸っこいコインのような甲殻のカニさん。
マム・タロトが落とす黄金片を食糧としているためか金ぴかの身体をしており、黄金片の周りに群がる習性がある。
近づいても同族が捕まっても特に逃げないので捕獲は簡単。
レア環境生物として大きさと金ぴか度合いに磨きがかかったゴールドカラッパが存在する。
初登場作品:MHWorld
ビジュアルはほぼ現実の
カブトガニと変わらない、地面をもぞもぞ這って動く環境生物。
蹴り飛ばしてひっくり返すとおなかのところにアイテムを抱えており、回収することでスリンガーの弾などのアイテムを入手することができる。
鉄色の
テツカブトガニ、銅っぽい
ヘイタイカブトガニ、緑に輝く
エメラルドカブトガニ、金のラインが入った
キンパクカブトガニ、全身金ぴかの
ジュンキンカブトガニが存在する。エメラルドカブトガニとジュンキンカブトガニはレア環境生物。
初登場作品:MHRise
ピンク色でモコモコした
ウサギに似た環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
表面はうっすら白みがかっているが、実はこれは
カビの一種。ハンターがこいつを懐に入れている間は、このカビで発酵させることによって回復薬などのアイテムの効能を高めてくれる。
ただしアイテムを使用する度に確率で逃げていってしまい、運が悪いと一回使ったらすぐトンズラ、ということもありえる。
モチーフとなった妖怪はおそらく「座敷童」。
座敷童がいる家には幸運が訪れるが、去ると今度は不幸が訪れるという言い伝えがある。
初登場作品:MHW:I
渡りの凍て地に生息するカブトエビの環境生物。
テツカブトガニをはじめとするカブトガニと同じように地面をもぞもぞ動くだけの環境生物で、こちらは蹴り飛ばしても特にアイテムを落としたりはしない。
初登場作品:MHW:I
頭から首にかけてファー付きフードのような体毛がある
ペンギンの環境生物。キブクレと言うが、言うほど着膨れてはいない。
警戒心がほぼ無く、普通に近づいても特に逃げたり攻撃してきたりすることはない。
流石に捕獲されたり攻撃されたりすると逃げ出すが、しょせんペンギンなので大したスピードではないため簡単に捕まえられる。
初登場作品:MHW:I
リスの身体にキツネザルの頭がついたような環境生物。
渡りの凍て地にて温泉に浸かっている姿をよく目にすることができ、くつろいでぷかぷか浮かんだり、入ろうとしたら思ったより熱くてびっくりしたりと可愛らしい仕草を見せてくれる。
レア環境生物として体毛が金色になったキンセンザルが存在する。
初登場作品:MHR:S
城塞高地に存在する樹液の沼地に生息しているトゲトゲしいカエル。
テツカブラと同じく両生種の一種らしい。
普段は沼地の傍にある壁をよじ登ったり木の上で過ごしているが、沼地にハンターや大型モンスターが近づいてくると沼に身を隠す。
そしてハンターが大型モンスターに攻撃を食らわせると沼から飛び出して噛みつき、舌でくっついて離れなくなってしまう。
クイツキガマがくっついた状態の部位を攻撃するとクイツキガマが追加ダメージを与えてくれるうえ、しばらく殴り続けているとトドメに強酸性の胃液をぶっかけて盛大に怯ませてくれる。
初登場作品:MHRise
モフモフのツチグモっぽい環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
使用するとクグツチグモが前方に糸の塊を飛ばし、大型モンスターに命中するとほぼ確実に操竜待機状態にしてしまう非常に強力な猟具生物。
ただし大型モンスター以外の小型モンスターや障害物などに当たると特に何もなく終わってしまう。さらに連続で使用すると耐性のせいで操竜待機状態までもっていけない場合もある。
MHR:Sではさらにオニクグツという環境生物も登場。
こちらは前方に糸を飛ばしてモンスターをハンターを繋ぎ、再度Yボタンでオニクグツを使用することでハンターの腕力でモンスターを思いっきり引っ張って引き寄せることができる。
後ろに壁があれば勢いのままぶつけてダウンをとれるし、他のモンスターにぶつけるのも有効。また、飛行しているモンスターを引っ張るとそのまま墜落させてダウンを取ることも可能。
これ糸の頑丈さよりもモンスターを引っ張れるハンターの腕力のほうがおかしいんじゃ……
モチーフとなった妖怪はおそらく「土蜘蛛」。
室町時代には
源頼光と戦う物語が描かれており、能の題目にもなるなどメジャーな妖怪である。
初登場作品:MHWorld
フィールドの各地に生息している硬い殻を持った虫。背中が光ってるので見つけるのはわりと簡単。
基本的に木や岩にくっついてじっとしているのだが、こいつにスリンガーのワイヤーをぶち込むと、そのまま
スパイダーマンよろしくジャンプして移動したり、スイング移動だけでなくそのままぶら下がることも可能。
このサイズでハンターの体重を支えられるあたりなにかがおかしい
MHWildsではさらに羽根を使って滞空している楔虫も登場し、こちらも同様にワイヤーアクションの足掛かりにできる。
翔蟲といい気軽に人一人を抱えて飛びやがる連中である
MHWorldでは環境生物扱いではなくただのフィールドギミックだったため捕獲用ネットでは捕まえられなかったが、MHWildsでは環境生物としてカテゴライズされた。
さらに飛んでいる個体に限り捕獲できるようになっている。
初登場作品:MHWorld
その名の通り、トカゲやヤモリに似た小型の爬虫類。
基本的に複数で現れるため、捕獲用ネットを雑に放り投げても二匹ぐらいはまとめて捕まえることができる。
緑色のモリゲッコー、黄色がかったアリヅカゲッコー、紫色のクラヤミゲッコー、ほのかに光る月光ゲッコー、青色のイキサキゲッコー、ヒレのついたクラマシゲッコーの合計6種類が存在しており、それぞれ別々のフィールドに登場する。イキサキゲッコーはレア環境生物となっている。
クラマシゲッコーはMHWildsから登場した環境生物で、その名の通り、ヒレから光を放って目を眩ませ、その隙に逃げ出してしまう……と見せかけて、その辺をバタバタ動くだけで別にいなくなったりはしない。
初登場作品:MHRise
水没林に生息している、フードが発達して翼のようになったコブラの環境生物。
口から吐く液には回復効果があり、目の前でほしがるジェスチャーをするとハンターにぶっかけて回復してくれる。
ピラミッドに鎮座する姿が妙に様になっており、回復効能と合わせて、かつては神聖な生き物として崇められていたようだ。
MHRiseのフィールドにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種で、こいつの場合は水没林の奥のピラミッド、正面とは逆のところにある入り口から入れる場所に出現する。
初登場作品:MHP2G
殿様どころか皇帝にまで出世したバッタ。G級クエスト限定素材らしく、防具にも使用できるほど堅牢な甲殻を持っているらしい。
MHWorldでは環境生物の一種として登場し、頭に王冠のようなトゲトゲがついたバッタのような見た目となっていた。
瘴気の谷には相変異によって黒ずみ狂暴化した暴君バッタが生息している。
初登場作品:MHWild
背中が凹んで盃のようになったカニ。
凹んだ部分になにかを背負う習性があり、コットウサカズキガニの場合は「古びた竜彫貨」という、その名の通り骨董品を背負っている。
ハンターを見るとすぐに逃げ出し、逃げ足もなかなか速いので隠れ身の装衣でこっそり近づこう。
また、油泥の沼には油泥の塊を背負ったヌマサカズキガニも登場している。
初登場作品:MHWorld
後年に新大陸古龍調査団に入団したハンターは「えっ?モンハンに!?」と一瞬目を疑うかもしれないが、
紛れもなくFFユーザーならお馴染みの└|∵|┐三である。
MHWorldではタイトルアップデート第4弾でFF14とコラボしており、その一環で登場している。
サボテンらしく砂漠地帯の大蟻塚の荒地に現れる。
刺激すると大量の針を飛ばして反撃してくるが、これがまたとんでもないダメージを叩き出してくる。
具体的には100の固定ダメージを10発、トドメに1000の固定ダメージを1発食らわせる。
下位の中型モンスターぐらいなら下手をすれば瀕死にすら追い込まれるほどで、ハンターでも巻き込まれれば最悪乙るレベル。
レア環境生物としてミニサイズのミニテンダー、さらに頭に花が咲いたミニフラワーテンダーが登場する。
初登場作品:MHWorld
地を這うタランチュラのような見た目の環境生物。
その名の通り死肉を食べるスカベンジャーであり、上からモンスターの死骸が落ちてくる瘴気の谷にのみ生息している。
初登場作品:MHWorld
フィールドの枯れ木の上によくいる
芋虫。甲虫の幼虫のような見た目をしている。
図鑑No.026のねずみポケモンとは関係ない
ハンターはそれを
躊躇なく掴んで生のまま齧りつく。スタミナ減少速度が遅くなる狂走効果が得られるのだが、それにしても生は流石に……。
ハンターの健啖っぷりには舌を巻くばかりである。
MHWorldではフィールドギミックの扱いで、環境生物として捕獲できるようになったのはMHWildsから。
初登場作品:MHWilds
やたら細長い足を持つ青いネズミ。
最大の特徴はその速さで、普通のやり方ではまず追いつけないぐらいの尋常じゃないスピードで走る。当然のようにセクレトより早く、捕獲用ネットを発射しても命中する前に避けられてしまう。
音で外敵を察知して爆速で逃げていくが、音爆弾を食らわせると聴覚の鋭さが災いしてダウンしてしまうので捕獲の際は使ってみるといいかも。
初登場作品:MHRise
仄かに赤く光る毛虫の環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
こいつを持っていると体力ゲージの上にもう一つゲージが現れ、この状態でダメージを受けるとこいつが爆発し、攻撃を相殺してダメージを打ち消してくれる。
ダメージ相殺を発動するとゲージが減少し、ゲージが無くなると超過分のダメージを食らってしまう。大ダメージを食らえば貫通ダメージを受けるし、逆に言えばちょっとしたダメージ程度なら数回食らっても打ち消してくれるという感じ。
複数匹持っていればそのぶんゲージが増え、ダメージ相殺回数もそのぶん増える。
モチーフとなった妖怪はほぼ間違いなく「提灯おばけ」。
見た目も提灯そっくりなので非常にわかりやすい。
初登場作品:MH3
モガの村の農場にて、ツチノコトラップを仕掛けることで稀に入手できる。モンハン世界の中でも幻の生物扱いらしく、交易に使用できるアイテムの一種となっている。
また、オオツチノコと呼ばれる農場のヌシも存在し、こちらはツチノコよりさらにレアな生物となっている。
MHWorldでは地脈の黄金郷に登場するレア環境生物の一種として登場。ツチノコ自体がレア生物扱いのため、それよりさらにレアなオオツチノコは登場すらしてくれない。
初登場作品:MHWilds
隔ての砂原に生息する、首回りがピンク色になったトカゲの環境生物。
豊穣期になると落ちている鉱石類を食べて首回りの皮膚のところに溜め込み、どんどん膨らんで大きくなっていく。ちなみに、分かりづらいが尻尾のところもちょっと膨らむ。
これはエサの少ない時期を乗り切るための保存食で、荒廃期や異常気象を乗り越えた後は大きくなった皮膚がすっかりしぼんでしまう。
初登場作品:MHRise
背中に蟻塚を背負ったカメの環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
蟻とヌリカメは共生関係で、ヌリカメは背中に蟻塚を築かせることで身を守り、蟻はヌリカメの残飯やフンを餌にしている。
こいつを所持している間はHPゲージに黄色いマークが出現し、マークのある部分よりも体力が多いと、一撃で乙る威力の攻撃を受けてもヌリカメを犠牲にして耐えることができる。効果は一度きりなので注意。
強敵を相手にする際の保険として非常に頼もしいやつで、龍宮砦跡や淵劫の奈落といった決戦場ステージにも常駐してくれているのでありがたく使わせてもらおう。
モチーフとなった妖怪はおそらく「ぬりかべ」。
ゲゲゲの鬼太郎のメインキャラクターとして有名だが、実はあの壁に手足が生えた姿は
水木しげる氏のオリジナルで、本当の姿は不明だったりする。
初登場作品:MHWorld
『
ウィッチャー3 ワイルドハント』とのコラボで登場した環境生物。
ビジュアルはみすぼらしい小人というか小鬼というか、ホラーチックな見た目をしている。
古代樹の森に生息しているが、基本的に姿を現すことはない。
唯一、夜間にドスジャグラスが子分たちにエサを分け与えるタイミングで姿を現し、ジャグラスに紛れてエサにありつく。
エサを食っている状態では無防備なため、捕まえるのは容易。
マイハウスで放し飼いにすると、一匹だけでは大人しいのだが、二匹、三匹と数を増やすと一転してハンターに襲い掛かってくる。
まあマイハウス内では無敵なので特にダメージを受けたりはしないが、少々うざったいのが玉に瑕。
初登場作品:MHWilds
前足や下部がが毛でフサフサになった環境生物。足元に黒いモップが蠢いてると思ったらだいたいこいつである。つぶらな目とチアリーダーみたいな仕草でけっこうカワイイ。
モンスターの死骸に集まって死肉を漁るスカベンジャーであり、毛のついた前足を使って肉を集めて食べる。
ちなみに、ハゲワシなどが分かりやすいが、現実のスカベンジャーは血や肉片がついて感染症にかかるのを防ぐため、死肉に触れる部分は毛が無くなることが多い。こいつの場合はむしろ毛のついた部位を使って肉を集める訳だが、カブトガニっぽい見た目をしているので感染症にかかりづらい体質なのかもしれない。
初登場作品:MHRise
大社跡に生息している
キツネのような環境生物。九尾の狐のごとく九本の尻尾があるように見えるが、実際は太い一本の尻尾に九本に見える模様があるだけである。
かなり人懐っこい生き物で、近くでジェスチャーをすれば鳴き声をあげたり飛び跳ねたりと感情豊かな反応を見せてくれる。
MHRiseのフィールドにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種。こいつの場合はフィールド中央に聳える山の山頂にある門の上に、夜になると現れる。あくまで昼から夜になったタイミングで現れるので、クエスト開始時点で夜の状態だと出会うまでにかなり待たされるので注意。
モチーフとなった妖怪はおそらく「
白面金毛九尾の狐」。
『絵本三国妖婦伝』玉藻の前に化けて現れたことで有名で、名前や見た目に要素がはっきり表れている。
初登場作品:MHWorld
大蟻塚の荒地に存在する大蟻塚を作った張本人たるアリの群れ。環境生物の中ではかなり小さいが、アリとして見るとかなりデカい。
ボルボロスや
パオウルムー亜種など、昆虫食のモンスターにはよく捕食される。
基本的に行列を作っており、適当にネットを叩き込むだけで複数匹がまとめて捕まえられる。ネットを外しても特に逃げたりしない警戒心ゼロの昆虫なので捕まえるのは非常に簡単。
また、たまに行列の中にアイテムを運んでいるアリが紛れており、
パクる回収するとモンスターの素材を得ることができる。
基本はそのフィールドにいる小型モンスターの素材だが、ごく稀に大型モンスターの素材が含まれていることがある。
初登場作品:MHWorld
現実と同じく、モンスターの
ウン……を転がして球を作る環境生物。
本体を蹴り飛ばして無理やり球を回収すると、スリンガーこやし弾として使用可能。モンスターを追い払ったり分断したりするのに使える。
普通のフンコロガシの他にも爆弾岩を転がしている
バクダンイワコロガシ、雪を集めてハジケ結晶にする
ユキダマコガネが登場している。
さらにMHRiseでは火石コロガシ、泥玉コロガシ、雷毛コロガシ、雪石コロガシの四種が追加された。
恐ろしいことに、こいつらが転がしている球をモンスターにぶつけるとどんなモンスターだろうが一発で属性やられにしてしまう。なんてもん転がしてんだ
初登場作品:MHW:I
地中に穴を掘って暮らすモグラに似た環境生物。
近づくとすぐに逃げてしまうため、鳴き声が聞こえたらすぐに隠れ身の装衣を着ておこう。
トサカのある普通のモギーの他に、アフロヘアーのモリモギー、ヘルメットっぽい甲殻を被ったディグモギー、ピンクでモコモコなフラフィモギー、トゲトゲになったハリモギー、燃え上がるようなトサカのノーティモギー、白くて丸っこいシルキーモギーの合計6種がレア環境生物として登場する。
普通のモギーと違い、それぞれ別々のフィールドにしか登場せず、個々のフィールドに適応した進化を遂げているようだ。
初登場作品:MHWorld
頭にヒレのついたチンアナゴのような見た目の環境生物。
普段は地面の穴からニョキっと頭を伸ばしてユラユラしているが、ハンターが近づくとすぐに穴に身体を引っ込めてしまう。捕獲するなら隠れ身の装衣を使うのが楽。
ちなみに、実は穴の中に足があり、それを使って風に飛ばされないように踏ん張っているらしい。
レア環境生物として頭のヒレが大きくて派手な色をしたユラユラクイーンがいる。
初登場作品:MHWorld
古代樹の森や大蟻塚の荒地に生息する小型のウサギのような環境生物。
特に古代樹の森では初期ベースキャンプを出てすぐのところに現れるため、かなり頻繁に目にすることになる。
ハンターに気付くとすぐに逃げてしまうので、捕獲したい時はゆっくり近づいてバレる前に素早く捕獲用ネットを使おう。
レア環境生物としてピンクがかった見た目のミチビキウサギも登場する。
悪天候以外の天気で出やすく、ヨリミチウサギに比べてサイズも大きいのでレア環境生物の中では捕まえやすい部類。
捕まえずに追いかけるとキャンプ候補地などのロケーションにその名の通り導いてくれる。
初登場作品:MHRise
地面から生えたコブラの環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
使用するとアメフリツブリのように周囲に白い霧を噴霧するが、こちらは体力ではなく状態異常を回復してくれる。しかも一定時間状態異常にならなくなるオマケつき。
状態異常の回復は毒などの通常の状態異常はもちろん、狂竜症や劫血やられなども回復できる。特に狂竜症は回復すれば克服の恩恵も受けられるので覚えておいて損はない。
ちなみに、こいつのフードの背中には人の顔っぽい模様があるのだが、威嚇のためなのか、ハンターがどれだけ回り込んでも背中しか見せてくれない。こいつの正面を見た人は自慢できるかもしれない。まあプレイヤーはカメラアングルを弄れば簡単に見れるのだが
モチーフとなった妖怪はおそらく「ろくろ首」。
首がにょきにょき伸びるタイプと首が胴体と切り離されて飛んでいくタイプの二種類がいるが、こいつは前者がモチーフとなっているようだ。
水棲生物
初登場作品:MHWorld
ヒレで歩ける
チョウチンアンコウのような環境生物。ウオと名乗っておきながら、実際は両生類の一種らしい。陸上と水中の両方で活動できる生き物。
ハンターが近づくと逃げていくが、大して速くもないので捕まえるのは簡単。
マイハウスでは床に配置して歩き回る姿を見られるほか、水槽に入れることで泳いでいる姿も見ることができる。
初登場作品:MHRise
寒冷群島に生息している、とんでもなくデカいウミウシのような環境生物。かなり遠くに出現するため分かりづらいが、
ウカムルバスやアカムトルムなどと同等、あるいはそれ以上に巨大な生物となっている。
背中の側面に二つの発光体を持っており、横から見るとバカデカい海坊主のように見える。
なぜ討伐対象になっていないのか不思議なレベルだが、手を振るジェスチャーに頭を持ち上げ鳴き声をあげるなど人懐っこいようなので多分危険性がないと判断されているのだろう。
鳴き声にとんでもない衝撃波を伴ってるけど。……というかこっちの動きが見えるのか?
なお、上記の仕草も横から見ると海坊主が手を振っているようでちょっとカワイイ。
Riseの各ステージにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種なのだが、こいつの場合は夜であれば時間経過でわりと簡単に出現する。
モチーフとなった妖怪はおそらく「海坊主」。
海に現れる巨大な坊主で、基本温厚なウミウシボウズと違って船を破壊して沈めてしまうとか。
初登場作品:MH
全身金ぴかの魚。読み方は「こがねうお」ではなく「おうごんぎょ」が正しい。
ゴージャスな見た目の通り、売却すればそれなりの金額になるため金策としてつけ狙うハンターも多い。
あまり出現しないレアな魚ではあるが、黄金ダンゴを使用すれば黄金魚や小金魚だらけになるので簡単に釣れる。
MHWorldでは環境生物の一種として黄金魚に加えてドス黄金魚が登場。
釣りあげたり捕獲用ネットで捕まえたりすることで黄金のウロコを入手できる。どういう訳か、ウロコ単体にも拘わらず本体丸ごと売却している過去作よりも売値が高い。
初登場作品:MH
なんでも食べてしまう大食いのマグロ。大食いというよりは悪食。
火を通さずに生で食べられる魚で、作品によっては回復効果もついている。
ただし一定確率で回復できず、その代わりにランダムにアイテムを入手できる。どうやら胃の中に消化できずに残っていたようだ。
MHWorldでは環境生物の一種として大食いマグロに加えてドス大食いマグロが登場。
ルアーを放り込むと我先にと勢いよく近づいて食いついてくる。こんなことしてたら変なもん食うのも仕方ないか
初登場作品:MH
絶命すると爆発する魚類その一。実は魚ではなく
ガノトトスと同じ魚竜種の一種らしい。
まあデメキンが野生でいるわけないし
大タル爆弾Gや拡散弾といった強力な爆発を起こすアイテムの材料となるあたり、小さい身体ながらかなりの爆発力があるようだ。
MHWorldでは環境生物の一種として代わりにバクヤクデメキンとドスバクヤクデメキンの二種が登場。
釣りあげるとバクヤクウロコというアイテムを入手でき、これまた大タル爆弾Gの材料となる。カクサンの名を失ったからか、拡散弾の材料には使えない。
初登場作品:MH
ビジュアルは現実のカジキマグロとほぼ同じ。口先が鋭く長く尖ったマグロ。
こいつの最大の特徴は、
冷凍することでそのまま武器として使用されるという点。ただ冷凍しただけという訳ではなく、工房の最先端技術の結晶とも言える武器らしいが……技術の使い方が間違っていると思う。
そして強化を続けると冷凍しただけのはずなのに、
「カジキマグロ、既にその名は捨てた」とか言い出す。
しかも本体だけでなく、食べ終わった骨を弓にした武器まで存在している。むしろこれが異常と思うこっちがおかしいのか?
MHPではキングカジキというカジキの王が登場している。マグロの中のマグロらしいが……実は現実のカジキマグロはバショウカジキ目であり、スズキ目のマグロとは意外と遠い生き物だったりする。
「我はレイトウ本マグロ」ってどういう事だよ
MHWorldでは環境生物の一種として代わりにダイオウカジキとドスダイオウカジキの二種が登場。
MHW:Iでは武器としてレイトウマグロも登場するが、素材にカジキマグロは要求せず、代わりにレイトウチケットを使用する。
初登場作品:MHWorld
モンハン世界では絶滅したと考えられていた、生きた化石と呼ばれる幻の魚。
シーラカンスのような見た目をしており、発光するまだら模様が特徴。
釣りでのみ捕獲可能で、出現自体がレアなうえに出現してもかなり奥のほうに現れるのでうっかり見落とさないように注意。
初登場作品:MHWilds
隔ての砂原に生息している魚。
釣っても特にアイテムをドロップしたりはしない、釣るためだけに存在している魚。
豊穣期にはレア環境生物としてコモチアミアが出現する。カンランアミアは複数の水源に生息しているが、こいつはオアシスの水場にしか生息していない。
頭部が甲殻のようなもので覆われており、ピンク色っぽい体色になっている。
初登場作品:MHRise
水没林の水中に生息する肉食魚。水没林のその辺を歩いているとたまに水から魚がピョンと飛び跳ねてくる、あいつらである。
通常なら特に害の無い連中だが、生肉や罠肉、支給品の肉エサといった肉類を水の中に入れると豹変。大量のキガニアが一気に集まって激しく暴れながら肉を食い荒らしていく。
これに巻き込まれると小型モンスター程度ならあっという間に討伐してしまい、大型モンスターですら怯ませまくって動きを封じてしまうほど。ハンターも巻き込まれるとダメージを受けるので注意。
古龍相手にすら通用するやたら強い連中だが、一度肉を食うと周囲一帯のキガニアが満腹となり、しばらくは肉に食いつかなくなってしまう。
ちなみに、水没林や獄泉郷のベースキャンプで焼き魚にされている魚は実はコイツ。
初登場作品:MH
砥石として使うことすらできるほどの、やたら頑丈な背びれを持つアジ。
他にもこんがり魚にしたり、水冷弾や接撃ビンの材料にしたりと使用用途は様々。
一回り大きなドスキレアジというのも存在し、こちらは普通のキレアジよりも調合できる数が多かったり、こんがり魚の効果も上だったりする。
MHWorldでは環境生物の一種としてキレアジ、ドスキレアジともに登場。
釣りあげた際にキレアジの鰭を入手でき、通常の砥石よりも少ない回数で武器を研ぐことができる。
初登場作品:MHP
全身金ぴかの小魚。読み方は「こがねうお」「しょうきんぎょ」ではなく「こきんぎょ」が正しい。
黄金魚に比べれば序盤から登場し、売値もそこそこあるので金策としてつけ狙うハンターも多い。
黄金魚と同じく、黄金ダンゴを使用すれば黄金魚や小金魚だらけになるので簡単に釣れる。
MHWorldでは小金魚に加えてドス小金魚が登場。
デザインが多少変化して色味も落ち着いたが、あんまり金っぽくなくなった。
初登場作品:MH
多くのフィールドの水辺に生息する魚。
脂が乗っていて非常に美味しいらしく、ハンターたちは捌くことすらせず丸かじりすることも。
シリーズによってこんがり肉のようにガツガツ食べるタイプと回復薬のように飲むタイプの二通りの食し方があり、最近は後者の飲むタイプが多い。「は?」と思ったそこのあなた。その疑問は正しい
魚肉であることから裂傷状態の回復にも使用でき、一部クエストでは支給品に紛れ込んでいることも。
MHWorldでは環境生物の一種としてサシミウオに加えてドスサシミウオが登場。
特にドスサシミウオを釣ることで入手できるドスサシミウロコは、回復薬グレート以上の回復量に加えて一定時間自然回復力が上昇し、裂傷回復までできて広域化対象でもあるという強アイテムとなっている。
初登場作品:MHRise
寒冷群島の海を泳ぐ、光るイカの環境生物。
基本的に群れで列をなして泳いでおり、ハンターが近づくと威嚇としてイカ墨をぶっかけていくのだが、イカ墨がかかるとハンターにバフが付与される。
赤く光る赤シラヌイカなら会心率、黄色に光る山吹シラヌイカなら防御力、緑色に光る緑シラヌイカなら自然回復力がそれぞれ上昇する。
群れを作らずに金色に光る金シラヌイカの場合は三種のバフが全部かかるのでお得。
ちなみに反応するのはハンターだけで、モンスターには一切反応しない。なぜハンターだけ威嚇されるんだ……?
モチーフとなった妖怪はおそらく「不知火」。
海岸に一つ、また一つと現れる火の玉の妖怪だが、現在では大気光学現象の一種であることが解明されている。
初登場作品:MHR:S
密林の海辺を列をなして回遊するイカ。
先端が鋭く固い槍のようになっており、大型モンスターがルート上に立ち塞がっても思いっきり貫通して突き進んでいく。
特定ルートを延々と周回しており、ルート上にモンスターを誘導してやれば何度でも貫通してダメージを与えてくれる。
ちなみに、ハンターには特に攻撃してきたりしないのでご安心を。
初登場作品:MHWorld
ヒレを手足代わりに陸上でも動きまわる魚っぽい見た目の環境生物。アンドンウオと同じく、ウオと名乗っておきながら実際は両生類の一種らしい。
水辺の岩場でよく黄昏れているが、いざ捕まえようとして近づくとすごいスピードで水に潜って逃げてしまう。
一度水に入ってしまうと猛スピードで動き回るため、隠れ身の装衣を使うなりして潜る前に捕まえよう。
初登場作品:MH2
白く輝く魚。読み方は「しろがねうお」ではなく「はっきんぎょ」が正しい。
白金の名前の通り、黄金魚よりもレアな魚。売値も黄金魚より高いが、その代わりに上位クエストにしか登場しない。
かつては武具の素材の一種だったが、MHP2以降は精算アイテムになった。その後はMH4でデザインが変化、MHXで黄金ダンゴに反応するようになるなど地味にアップデートされ続けている。
MHWorldでは環境生物の一種として白金魚に加えてドス白金魚が登場。
黄金魚らと同じく釣り上げると白金のウロコを入手できる。
初登場作品:MH
絶命すると爆発する魚類その二。こいつもカクサンデメキンと同じく魚竜種の一種。しかも肺があって陸でもある程度は呼吸できるとか。
その爆発力を活かして鉄鋼榴弾の調合素材として使用される。
上位種として破裂を通り越して爆裂するバクレツアロワナ、長い年月をかけて成長したドスアロワナが存在する。
MHWorldでは環境生物の一種として登場し、さらにドスハレツアロワナとドスバクレツアロワナも登場。
調合のシステムも変わり、魚そのものではなくハレツウロコやバクレツウロコといった、爆発する鱗を材料にする。
ちなみに、ドスハレツアロワナたちとドスアロワナの関係性は不明。
初登場作品:MHWorld
桃色のピンクパレスクと透明で内臓が透けて見えるグラスパレスクの二種が存在し、さらにレアな大型個体のドスピンクパレスクとドスグランパレスクがいる。
ピンクパレスクはだいたいの水場にいる魚で、グラスパレスクは渡りの凍て地にのみ生息している。
初登場作品:MHWorld
トビウオのように胸ビレが発達したグッピー。
その名の通り水面から飛び跳ねることもあり、グッピーと言いながらもどちらかというとトビウオに近い生き物のようだ。
初登場作品:MHR:S
密林に生息している、ベールのように発達した大きなヒレが特徴のイルカ。
かなり人懐っこいようで、ハンターのジェスチャーに反応して鳴き声をあげたり胸ビレで拍手をしたり、ジャンプしたりと水族館のイルカショーのような芸を見せてくれる。
MHRiseの各フィールドにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種で、こいつの場合はエリア2と3の途中にある崖に登り、その先にある海岸に出現する。
ちなみに、チッチェ姫が持っているポーチはこのローゼルフィンを模したものだったりする。
初登場作品:MHW:I
渡りの凍て地にごく稀に出現する、
リュウグウノツカイに似た魚。
レア環境生物の一種であり、夜にしか出現しない……という設定のはずだが、実際は朝や昼でも出現することがあるらしい。
頭のトサカの部分は疑似餌のようなもので、これを水面から出し、エサだと勘違いして近づいてきた生き物を捕食する。
飛行生物
初登場作品:MHRise
鋭く尖った尻尾を持つ茜色の
トンボ。
繁殖期にこの尻尾をその辺に擦り付けてフェロモンをつけるのだが、漁師の網にも同じようにフェロモンをつけようとして切ってしまうことからこの名がついたらしい。
ハンターが刺激すると尻尾からフェロモンを巻き散らし、ハンターが浴びると会心率が上昇する。
モチーフとなった妖怪はそのまま「アミキリ」。
『画図百鬼夜行』に描かれた妖怪の一種だが、名前しか書かれておらず、実は網を切るか以前にどんな妖怪なのかすら不明な存在。
初登場作品:MHRise
一反木綿のように長い羽根を持つモンシロチョウ。
刺激すると鱗粉を巻き散らして逃げてしまうが、その鱗粉にはハンターの防御力を向上させる効果がある。
モチーフとなった妖怪はおそらく「一反木綿」。
空に布が舞い現れ、人の顔に巻き付いて絞め殺してしまうという物騒な妖怪。
初登場作品:MHWorld
その名の通り、コウモリのような姿をした環境生物。
実は小型に進化した飛竜種の一種らしく、よく見たら鱗があったり爬虫類っぽい顔つきをしていたりする。
フィールドの洞窟によく生息しており、ハンターが近づくと鳴き声をあげて飛び立つ。
メリットもデメリットも特にないが、不意にギィギィ声をあげながら飛んでくるとちょっとビビる。
地脈の黄金郷には金ぴかになったコンジキウロコウモリが生息している。
初登場作品:MHWorld
浮遊するクラゲのような環境生物。名前に反してカツオノエボシとは大して似ていない。
陸珊瑚の台地のあちこちを列をなして浮遊しているため見つけるのは容易だが、シンプルに遠い場所にいるため捕まえるのは地味に面倒。
台地の上昇気流に乗って移動しているが、マイハウスでも問題無く浮遊しているあたり自力でも飛べるには飛べるようだ。
MHW:Iでは同じく浮遊するクラゲのツキミアゲが登場。光に弱いらしく、普段は洞窟などの暗い場所にいるが、夜になると外に出てくる。
さらにレア環境生物としてツキノハゴロモが現れるが、こちらはオソラノエボシやツキミアゲと違ってめちゃくちゃデカい。
ハンターどころか下手なモンスターよりもデカいクラゲで、どう見ても捕獲用ネットには入りきらないがそれでも捕獲はできる。
初登場作品:MHWorld
回復効果のある蜜をたっぷり集めた虫の環境生物。フィールドに存在する回復ツユクサの蜜を集めて運んでいるらしいが、ツユクサが自生していないMHRiseのフィールドにもいる。
ハンターが強奪して使用すると広範囲に蜜が巻き散らされ、範囲内の味方の体力を回復することができる。モンスターには効果が無いのでご安心を。
普通より多くの蜜を集めた大回復ミツムシも存在し、こちらは一発で体力を全快に持っていくほどの回復力を誇る。その代わりに限られた場所にしかいないので活用する状況は限られる。
また、オトモアイルーのオトモ道具の中には回復ミツムシを召喚するものもあり、初心者から熟練者まで回復ミツムシに助けられた者は多い。
MHWildsでは小範囲に継続快復する効果をまき散らす形に変更になった。ちょうど回復ツユクサと役割が入れ替わった形。
一方で大回復ミツムシは一瞬で大きく回復するのは変わらず。
また体力だけではなく状態異常も治す浄化ミツムシが登場する。回復ミツムシが緑の蜜を溜めているのに対してこちらは青色。
初登場作品:MHR:S
城塞高地に生息している、精悍な面構えの漆黒の鳥。顔はどことなくカラスっぽくもありハシビロコウっぽくもあるイケメン鳥である。
ハンターのジェスチャーにも反応して羽根をばたばたさせたり鳴き声をあげたりする。羽根を広げると内側の羽根の先端が金色になっているのが分かる。
Riseの各ステージにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種で、こいつの場合はエリア4のサブキャンプ近くにある山の頂上付近。ウロコモリトカゲがいる場所に降り立つ。
降り立つ前にフィールドの上空をしばらく旋回するため、出現に気付くのはそれほど難しくはないのだが、降り立つ場所がかなり奥まった目立たない場所のため、事前情報なしに出会うのは難しいだろう。
モチーフとなった西洋妖怪はおそらく「ガーゴイル」。
12世紀あたりからキリスト教圏で流行した竜や悪魔を模した雨どいで、サブカルチャーの中では石でできた悪魔として登場することがよくある。
メル・ゼナ(
吸血鬼)のように海外の妖怪が元ネタだろう。
初登場作品:MHRise
MHRiseのフィールドの各地に生息している金ぴかのテントウムシ。
ハンターの花結の花粉やミツを捕食しに集まってくるが、集まってきたものはカムラの里で特産品の顔料に加工されてしまう。
狩猟には一切関係ないが、触れると精算ポイントが手に入る。一匹で10ptsと大した量ではないが、触れるだけで回収できるので余裕があれば回収しておくといいかもしれない。
一回り大きな黄金霊テントウも存在し、こちらは一匹で20pts手に入る。
初登場作品:MHWorld
尻尾の部分が発光するトンボっぽい見た目の環境生物。
普段は青白く発光しているが、近くに大型モンスターが近づいてくると赤色に変化し、周囲を警戒してか飛び方も変化する。
モンスターの接近を察知しておきながら逃げる訳でもないので、モンスターと戦闘していると攻撃に巻き込まれたキザシヤンマの亡骸を見ることがちょくちょくあったりする。
レア環境生物としてキッチョウヤンマが存在する。
キザシヤンマが緑がかった体色をしているのに対しこちらは青っぽい色をしている。
キザシヤンマと同様に発光してモンスターの接近を知らせてくれる。
初登場作品:MHRise
砂原に生息している、派手な金色のトサカを持った翼竜の環境生物。
普段は地下の洞窟に生息しているが、昼間は日光浴のために日光の当たる場所に姿を現すらしい。ハンターのジェスチャーにも反応して羽根をばたばたさせたり鳴き声をあげたりする。
MHRiseの各フィールドにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種で、こいつの場合は昼間に砂原のエリア9あたりの地下にある遺跡の内部に現れる。
モチーフとなった妖怪はおそらく「コカトリス」。
鶏と蛇が組み合わさったような姿で、強力な毒を持っていたり見ただけで人を殺したりできるという逸話がある。
初登場作品:MHW:I
MHW:Iにて登場したオウムに似た姿の環境生物。
特定の縄張りを持ち、そこから移動することはないが、縄張りに大型モンスターが入ってくると大声をあげて威嚇する。要は対モンスターの警報である。
また、縄張り近くでモンスターが死ぬとニクイドリのようにその死肉に群がっておこぼれにあずかる。ニクイドリは仲間が捕獲されると逃げ出すのに対し、こいつは周りの仲間が次々に捕まっても気にすることなく肉を食い続ける。縄張りにもエサにも独占欲が強いやつである。
初登場作品:MHRise
溶岩洞に生息している、文字通り光り輝いている鳥の環境生物。
アグナコトルなどのモンスターと同じく、マグマの熱にも耐えられるほどの耐熱能力を持っており、マグマ流に入って水浴びならぬマグマ浴びに興じることも。
ハンターのジェスチャーにも反応して羽根をばたばたさせたり鳴き声をあげたりする。
MHRiseの各フィールドにいる、特定の場所に稀に現れるレア環境生物の一種で、こいつの場合は明け方にエリア11と13の間にある小穴から入れる火口近くの場所に現れる。
初登場作品:MHRise
溶岩洞の洞窟内に生息するコウモリ。
洞窟内に大型モンスターが入り込むと集団で群がり、発火性の鱗粉のようなものをばら撒いて追い払おうとする。
この粉は一定時間経つと起爆してモンスターにダメージを与えるが、単体では大したダメージにはならない。しかし粉がまとわりついた部分をハンターが攻撃すると、誘爆して大ダメージを与えることができる。
モチーフとなった妖怪はおそらく「小玉鼠」。
人間の前に現れると身体を膨らませて自爆するという妖怪で、山の神の怒りや警告を伝えているとも言われている。
初登場作品:MHRise
大社跡に生息するキジのような環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
ハンターが捕まえて使用すると、子泣キジが大きな鳴き声を発して近くにいる大型モンスターを誘き寄せる。二体の大型モンスターが集まると縄張り争いを始めるため操竜するのに便利。
ただし一定距離内に大型モンスターがいないと効果を発揮しないので注意。
現実のキジと同じく飛ぶのが苦手らしく、アイテムとして使ったあとも飛ぶことなくダッシュで逃げる。
モチーフとなった妖怪はおそらく「子泣き爺」。
ゲゲゲの鬼太郎のメインキャラクターとして有名だが、実はそもそも存在していること自体が怪しいとされている妖怪でもある。
似たような伝承は複数あるが、肝心の「子泣き爺」の名前の出所がわからず、複数の伝承の複合だとか特定個人だとか言われている。
初登場作品:MHWorld
名前の通り、コバルトのような青い羽根のモルフォ蝶。
古代樹の森のあちこちに群れて飛んでおり、移動速度も大したことはないので捕獲は簡単。
レア環境生物としてサイズが大きく虹色の羽根をしたマボロシモルフォが存在する。
コバルトモルフォと違って群れを作らず単独で飛ぶため、一匹しかいないなと思ったら捕まえておこう。
初登場作品:MHWilds
ペンチのような長い嘴が特徴の鳥の環境生物。基本的にずっと飛び続けており、地上にはほとんど降りてこない。
ケラトノスと共生関係にあるらしく、ケラトノスの背中に乗る場合は地上近くに降りてくる。嘴でケラトノスの古い鱗や隙間に隠れた虫などを食べることでお互いにメリットのある共生関係である。
初登場作品:MHWorld
光の球の集合体。その正体は光蟲のような光を発する虫の群れ。
基本は特定の場所から動くことはなく、見るからにギラギラしてるので発見は容易。
ハンターが刺激すると周囲に強烈な光を放つ、生きた閃光玉のような環境生物。当然モンスターに食らわせれば閃光玉と同じ効果が得られるので活用すれば狩りがぐっと楽になる。
オトモアイルーのオトモ道具の一つにはこいつが入った虫かごを設置するものがあり、これまた非常に便利。
初登場作品:MHWorld
桃色の羽根を持つ鳥の環境生物。
かなり人慣れしやすい鳥のようで、フィールドどころかアステラにすら姿を現すこともある。
ただしフィールドにいるトウゲンチョウはかなり警戒心が強く、ハンターが近づくとすぐさま逃げ出してしまうので捕獲するのは意外に難しい。
また、大型モンスターが近づいてきた場合もバタバタ飛んでいく。
レア環境生物として青色で尾羽が長いブルーディーヴァが存在し、こちらはトウゲンチョウと違ってフィールドにのみ現れる。
出現しているのはすべてメスらしく、綺麗な鳴き声で鳴いているため近くにいるとわかりやすい。
初登場作品:MHWorld
ハチドリのようにものすごい勢いで羽ばたく小型の鳥。
陸珊瑚の台地にはそこかしこに飛んでおり、独特の飛び方に慣れれば捕獲は容易。
青い羽根のタキシードサンゴドリがオス、ピンク色の羽根のドレスサンゴドリはメスである。
タキシードサンゴドリはレア環境生物であり、数が少ないため繁殖期にはタキシードサンゴドリを巡ってメスが集まるハーレムになるとのこと。
初登場作品:MHWorld
肉食い鳥、という名の通り肉食の鳥。カラスのように真っ黒な身体と赤みがかったトサカが特徴。鳥と言っているが顔は肉食恐竜のようなビジュアルで、近くで見るとそこそこ怖い。
モンスターにカウントされないレベルの非力な生物のため、基本的にハンターやモンスターが倒したモンスターの死肉に群がっておこぼれにあずかる。
その生態のため、ニクイドリがいるエリアでは大型モンスターの頭上をニクイドリが飛び回っており、遠くからでもどこにいるか判別できる。
しかし『
ウィッチャー3 ワイルドハント』とのコラボクエスト「調査:古代樹の森の異変」では一転、
レーシェンによって操られハンターに手傷を与えるほどの脅威となる。
普段は紙装甲のニクイドリだが、ここでは下手な小型モンスターと同等の体力を得ている。
初登場作品:MHRise
宙にぷかぷか浮かぶ金魚……に似たカエルの環境生物。
ハンターが刺激すると体内のガスを放出して威嚇するのだが、このガスには大型モンスターを誘き寄せる効果があり、罠に誘導したり回復の時間稼ぎなどに利用できる。
初登場作品:MHRise
おなかのところがぼんやり光る、人魂のような鳥。
ハンターが身に着けている花結に反応して近づいてきて、その際に花粉を巻き散らしてハンターを強化してくれる。
強化度合いは微々たるものだが、数が集まればかなりのものになるため、クエストが始まるとモンスターより先にヒトダマドリを集めるハンターも多い。
強化されるパラメータは種類によって異なり、赤く光る紅ヒトダマドリは攻撃力強化、オレンジ色に光る橙ヒトダマドリは防御力強化、緑色に光る緑ヒトダマドリは体力最大値強化、黄色に光る黄ヒトダマドリはスタミナ限界値強化、そして虹色に輝く虹ヒトダマドリはそれらを最大値まで全能力値強化してくれる。
ちなみに、ヒトダマドリによる強化は力尽きても解除されない。
モチーフとなった妖怪は名前そのまま「人魂」。
死者の魂が炎となって飛び回る妖怪だが、近年では死体から発生したリン化水素だったりプラズマだったりと様々な観点からその正体が解き明かされている。
初登場作品:MHRise
羽根に目玉のようは斑点を持つ
蝶。
普段は複数で集まって群れを作っており、ハンターが刺激すると逃げ出しながら鱗粉を巻き散らす。この鱗粉に触れるとスタミナの減りが遅くなる狂走効果を得られる。
モチーフとなった妖怪はおそらく「百目」。
水木しげる氏が考案したと言われており、他の妖怪に比べてもかなり新しい生まれの妖怪である。
初登場作品:MHRise
真っ赤な炎のような羽根を持つ蝶。
ハンターが刺激すると逃げ出しながら鱗粉を巻き散らし、鱗粉を浴びるとハンターの攻撃力が上昇する。
初登場作品:MHRise
ネコっぽい顔をしたフクロウの環境生物。
一つの場所に留まらずにあちこち飛び回るうえ、そもそもフィールドに現れること自体が稀なレア環境生物。
福運生物と呼ばれるラッキー環境生物で、こいつを捕まえると羽根を入手でき、羽根を入手したクエストでの報酬金が2倍になる。
初登場作品:MHWorld
陸珊瑚の台地の上空に浮遊する、
バージェス動物群にでもいそうなビジュアルの環境生物。
特筆すべきはそのサイズで、小さいものでも7メートル、最大なら10メートルは超える、
環境生物の中でもトップクラスの大きさを誇る。
まあ一番上が規格外なのでトップではないが
他の環境生物同様に捕獲用ネットで捕獲できるのだが、明らかに入りきらないサイズが一瞬でネットに消えていく光景はかなりシュール。
下手な小型モンスターよりも大きいうえに遮蔽物の少ない空中を飛んでいるため正攻法では捕獲用ネットを当てられない。しかし、環境生物ゆえの打たれ弱さのせいでスリンガーで石ころでも適当にぶつければあっさり撃ち落とされてしまう。大きさもあって一撃で死んだりはしないが、しばらくは地面でバタバタしてるだけの状態になるので捕獲するには絶好のチャンスとなる。
また、ごく稀に背中にフワフワクイナやゴワゴワクイナを乗せている場合があるが、上空を飛び回っているので普通ならまず気付かない。
初登場作品:MHRise
尻尾を第三の足のごとく器用に動かすことのできるカラス。
マネキキズクと同じく福運生物で、こいつの場合は嘴に加えている木の枝を入手し、入手したクエストで得られる素材報酬枠が最大の8個で固定される。
防具に幸運スキルがついている場合は別の装備に交換するのもいいかもしれない。
モチーフとなった妖怪はおそらく「八咫烏」。
妖怪というより神の使いであり、日本建国の祖である神武天皇を導いたとされる非常に霊験あらたかな鳥。
初登場作品:MHWilds
頭部にサーチライトのような発光器官を持つハチの環境生物。夜行性で、基本的に夜にしか出現しない。
サーチライトで前方を照らしながらうろうろしており、モンスターやハンターがライトに当たると即座に毒針で攻撃を仕掛けてくる危険な連中。所詮は環境生物なので捕獲用ネットで捕まえたり適当に武器を振り回していれば意外と簡単に処理できる。
攻撃を食らうと毒状態になってしまうので厄介だが、モンスターにも反応するためうまく誘導すれば狩猟に役立つ生き物でもある。
また、緋の森に存在する巣を攻撃するとマジ切れしたヤミテラシバチが大量に飛び出してくるが、ハンターがいないと近くにいたモンスターのほうを攻撃するので覚えておこう。モンスター「解せぬ」
初登場作品:MHWilds
その名の通り、四枚の羽を持つカゲロウ。ぱっと見では蝶に見えなくもない。
非常に繊細な生物であり、モンスターが寄り付かない場所にしか生息しない。つまり、こいつらがいる場所にはモンスターが近づかず、キャンプ設営にもってこいということになる。Wildsではモンスターがキャンプに襲撃を仕掛けてくることもあるので言うほど安全でもなかったりするが
樹上・壁面・モンスターの上に生息する生物
初登場作品:MHWilds
カエルっぽいのっぺりした面構えのフクロウの環境生物。ビジュアル判明時には「
プケプケの幼体では?」という説もあったが、実際には特に関係のない生物である。
普段は緋の森で生活しているが、豊穣期になると隔ての砂原へ移動する渡り鳥であり、泡を使って木にぶら下がる形の巣を作る
巣の中には数匹のヒナが住んでいて、つがいで片方がヒナの世話をしている間もう片方が周囲の警戒を行う。
豊穣期が終わるとヒナが十分に育って巣立ちの時を迎え、親鳥は巣立ちを祝うかのように歌い始める。これがウタイズクという名前の由来となっている。
この際に親以外にも別のアワウタイズクがやってきて一緒に歌ってくれるのだが、ごく稀にレア環境生物のビセイウタイズクも現れることがある。
普通のアワウタイズクがカエルと鳥を合わせたような歌声なのに対し、こちらは名前の通り美声。
初登場作品:MHR:S
5匹で集まって壁や崖にくっついている環境生物。
操竜時にこいつらのいる場所にモンスターをぶつけると、びっくりして爆発を起こし追加ダメージを食らわせてくれる。ちなみにこいつら自身は殻が硬いおかげで無傷で済むらしい。モンスターより硬いのかこいつら……
また、こいつらにハンターやモンスターの属性攻撃をこいつらにぶつけることによってイロヅキムシ自身に属性が付与され、炎なら赤、水なら青、雷なら黄色、氷なら白に甲殻が変色する。
この状態では爆発に属性が乗り、モンスターに属性やられを蓄積させてくれるようになる。
ちなみに、属性によってダメージは変化せず、あくまで属性やられの蓄積だけにしか効果が無いので注意。
初登場作品:MHWilds
隔ての砂原に生息する、陸棲のテナガエビのような環境生物。
基本的にフルグライト結晶のある場所にひっついている。特殊な液を出してフルグライトを溶かし、中にいる微生物や有機物を食べる。
初登場作品:MHWilds
葉っぱで身体を覆ったイモムシの環境生物。頭部側面に
ドラクエのスライムみたいな目があるように見えるが、これはあくまで模様。
周りの草を使って蓑を作るミノムシのような生態をしており、蓑で外敵から身を守ったり食料を溜めこんだりする。
カイフクコロモムシと呼ばれる種は薬草を使った蓑を作るのだが、この蓑の背中の部分には緑色の液体が溜まっており、捕まえることで回復薬として使用できる。
他にもクーラードリンク効果のある水色の液体を溜めた
ヒンヤリコロモムシ、ホットドリンク効果のあるオレンジ色の液体を溜めた
ホカホカコロモムシも登場している。
初登場作品:MHWorld
古代樹の森に生息している
シソチョウのような見た目の環境生物。
特定の木々の間を滑空しながら往復するのを繰り返しており、パターンが見えてしまえば捕獲は容易。
再序盤のバウンティクエストで捕獲を要求されるので、印象に残っているハンターも多いのではないだろうか。
普通のシンリンシソチョウは青と緑の羽根をしているが、レア環境生物のコダイジュノツカイは紫や赤の羽根を持っている。
しかし生息している場所は木々が多く、陰になって色が分かりづらいので注意。
初登場作品:MH
その名の通り、
ヘラクレスオオカブトに似た甲虫。
武具の素材として使われるほか、ハンターは料理にぶち込んで食してしまうこともある。
説明文の「
世界一強いと言われている虫」という部分がよくネタにされ、「
甲虫種や猟虫はアトラル・カを含めて全員ドスヘラクレスに勝てない」だの「
ハンターに捕まってるのはひとえに憐みのため」だの「
「世界一強い虫」ではなく「世界一強いと言われている虫」なのだから虫以外の全ての生物よりも強い」だの、とにかく強さが盛られまくっている。
なお、アイルー村では説明文が追加されており、「
虫だと思って油断をしていると痛い目をみる」と言われている。痛い目で済むのか……
MHWorldでは環境生物として登場。さらにレア環境生物として全身金ぴかのゴールデンヘラクレスと虹色に輝く虹色ヘラクレスも登場した。
他の虫が素手でも捕まえられるのにこいつは捕獲用ネットを使わないと捕まえられないことや、当たり判定が無い無敵の存在であることなどから最強説の信憑性がさらに深まっている
初登場作品:MH
様々なアイテムの調合素材となる昆虫。その辺で虫網を振っているとわりと簡単に手に入る。
MHXX以前では調合せずにそのまま生で食べることも可能で、その場合は50%の確率で毒状態を治すという微妙な効果があった。しかもちょっとダメージを食らう。どう考えても解毒薬の下位互換でしかないので、精神衛生的にも調合素材として使うのが無難だろう。虫由来のアイテムを食すのもアレって人は……我慢してください
MHWorldでは虫網を使わずともその辺にいるのを直接手づかみで捕獲できるように。ビジュアルも判明し、アイテムアイコンとそっくりの青い甲虫のような見た目をしている。
MHWildsではさらに捕獲用ネットを使って捕獲し、マイハウスで飼うことも可能となった。
ついでに設定もちょっと変わり、虫そのものではなくにが虫が出す「にが虫の苦汁」を調合に使うようになった。苦汁をとるだけとると虫は解放されるので安心。
初登場作品:MH
発光する能力を持った虫。様々なアイテムの調合素材となる昆虫。
自力での発光は大したものではないが、外部から手を加えるとそれなり以上に明るく光る。特に絶命時には非常に強力な光を発し、それを利用しているのがハンターの使用する閃光玉である。要は一回一回使用するごとに光蟲の命が失われている
MHWorldでは虫網を使わずともその辺にいるのを直接手づかみで捕獲できるように。
MHWildsではさらに捕獲用ネットを使って捕獲し、マイハウスで飼うことも可能となった。
ついでに設定もちょっと変わり、虫そのものではなく光蟲が出す「光蟲の発光素」を調合に使うようになった。エキスをとるだけとると虫は解放されるので安心。
初登場作品:MH
1000年以上生きると言われる虫。様々なアイテムの調合素材となる昆虫で、虫系アイテムの中ではちょっとレア。
そのまま食べることはできないが、食材として使用するのは可能で、MH2などでは実際に食べることが可能。
釣りの撒きエサとして使用できる場合もあり、組み合わせ次第では大漁も狙える。
MHWorldでは虫網を使わずともその辺にいるのを直接手づかみで捕獲できるように。ビジュアルも判明し、アイテムアイコンとそっくりの白っぽい甲虫のような見た目をしている。
MHWildsではさらに捕獲用ネットを使って捕獲し、マイハウスで飼うことも可能となった。
ついでに設定もちょっと変わり、虫そのものではなく不死虫が出す「不死虫のエキス」を調合に使うようになった。エキスをとるだけとると虫は解放されるので安心。
MHXRに登場するジンオウガ不死種は、不死虫の一種である幽明虫という虫と共生している。
初登場作品:MHWorld
全身フワフワの白く丸っこい鳥。
現実のシマエナガや白い
キーウィに似ているが、逃走時には異常に長い脚を露にし逃げていく。
走る速度は極めて速いが、必要ないのか飛ぶことはできない。
アプトノスや
アプケロス、ムカシマンタゲラなどの背中に乗った状態で確認されている。どうやら共生関係にあるらしい。
ただし出現が極めて少ないレアな環境生物であり、しかも気付かれるとすごい勢いで逃げていくためピヨピヨ鳴き声が聞こえたらすぐに隠れ身の装衣を着込んでおこう。
え?大型モンスターのせいで逃げられた?知ら管
全身ゴワゴワな
ゴワゴワクイナも存在するが、こちらもかなりレアな環境生物。
ケストドンやガストドンなどに乗っていることが多いが、稀にヘイタイカブトガニにも乗っていたりする。
MHST2ではカイルのオトモアイルーであるツキノが頭の上に載せているが、この個体はフワフワクイナなのに
飛べる。
MHWildsでも引き続き逃げまわる環境生物として登場するほか、性質のよく似た「スナノリュウセイ」という環境生物も追加された。
相変わらず捕獲難易度は高いのだが、ある拠点には人慣れした個体が大量に出現する。…拠点なのでネットが使えず残念ながら捕獲は出来ない。
初登場作品:MHRise
砂原に生息するヤドカリっぽい環境生物。
普段は数匹で集まって崖や壁にくっついており、こちらから何かしない限りはじっとしたまま動かない。
ただしハンターが刺激すると、貝の先端から弾丸を飛ばして近くにいる大型モンスターを攻撃し始める。
威力はそれなり程度だが怯み値が高く、モンスターの動きを止めやすい。
ちなみに大型モンスターがいなければ正面に砲弾を飛ばすだけ飛ばし、ハンターには攻撃を仕掛けてこないし仮に当たってもダメージは受けない。モンスター「解せぬ」
MHR:Sでは密林にセキヘイヒザミというホウヘイヒザミに似た環境生物が生息している。
こちらはホウヘイヒザミと違ってハンターが刺激しなくても大型モンスターが近づけば自動で攻撃してくるが、大して威力が出ないのが欠点。
ただし、大型モンスターをダウンさせたり、罠で動けない状態にすれば話は別で、この状態では普通の10倍近いダメージ量を連続で叩き込んでくるようになる。
操竜を使えば目の前でダウンを取るのもそう難しくはないため、チャンスがあれば狙ってみるのもいいかもしれない。
初登場作品:MHRise
トゲトゲしいビジュアルをした虫の環境生物。ハンターが回収してアイテムとして使用できる猟具生物の一種。
使用すると名前の通り撒き菱のように周りにマキムシをばら撒いて設置し、大型モンスターが接触するとデュクシッ!!と刺さって怯ませてくれる。
効果は一度きりで終わりなうえ、ダメージも大したことはないが、確定で怯ませてくれるので回復や罠の設置の時間稼ぎや、大技をキャンセルしたりするのに使える。
初登場作品:MH
電気を発生させる能力を持った虫。様々なアイテムの調合素材となる昆虫。
ジンオウガとは共生関係にあり、絶縁体のクチバシを使って捕食してくる天敵の
ガーグァから身を守ってくれる代わりに電気を供給している。ジンオウガ自身が発生させた電気によって活性化された雷光虫は
超電雷光虫と呼ばれる。
また、
ヤマツカミや
ヤマクライの体内ですくすく育った場合は
大雷光虫と呼ばれる電気の球のような群れを作る。このレベルになるとハンターにとっても脅威となり、甲虫種のモンスターとして扱われる。
MHWorldでは虫網を使わずともその辺にいるのを直接手づかみで捕獲できるように。
MHWildsではさらに捕獲用ネットを使って捕獲し、マイハウスで飼うことも可能となった。群れて集まっているのでちょっとキモい。
ついでに設定もちょっと変わり、虫そのものではなく雷光虫が出す「雷光虫の蓄電素」を調合に使うようになった。エキスをとるだけとると虫は解放されるので安心。
またこちらでは大雷光虫も環境生物となりモンスターではなくなった。
フィールド上に存在する大雷光虫はハンターが刺激を与える事で大型モンスターを痺れさせる即席トラップとしても活用できるほか、
ネットで捕獲するとシビレ罠を入手できるなど、ハンターのお邪魔虫から一転して益虫化している。
ちなみにWildsの大雷光虫は、雷光虫が落雷により活性化し繁殖の為に集まっている状態のようだ。ここらへんが環境生物になった要因…なんだろうか。
追記・修正お願いします。
- ネタバレになっちゃうからこれで全部じゃないんだよね。そいつらはまた別の機会にかな。 -- 名無しさん (2025-03-07 01:08:35)
- めちゃくちゃ好きだったなあ捕まえるの、マイルームで放し飼いできるのが良かった -- 名無しさん (2025-03-07 08:10:35)
- Wildsは釣りが中々に凝ってて楽しいね(捕獲ネットザバー)。 -- 名無しさん (2025-03-07 10:13:20)
- 仕事(クエスト)の合間に息抜きとして集めるにはもってこいの楽しい連中。いいよね。 -- 名無しさん (2025-03-07 12:50:09)
- ウミウシボウズを環境生物に認定したの誰やろ よく認定したな -- 名無しさん (2025-03-07 13:37:32)
- エンエンクのエンクンク感 -- 名無しさん (2025-03-07 16:23:28)
- 項目名の後ろの括弧書きですが、(モンハン)より(モンスターハンター)の方が多数派の様です。特にこだわり等無ければそりらに寄せた方がよいと思うのですが、どうでしょうか? -- 名無しさん (2025-03-07 17:37:32)
- ↑建て主です。特に名称表記にこだりは無いので反対意見が無いのであれば変更して統一を図るほうがいいと思います -- 名無しさん (2025-03-07 19:24:37)
- ドスヘラクレスの最強ネタ何度見ても笑う -- 名無しさん (2025-03-07 19:59:05)
- 凄い濃い内容だ…お疲れ様です -- 名無しさん (2025-03-07 20:35:07)
- 複数人が書いたんか?ってくらい色々変なとこあるな…ウロコウモリはRISEに出てこないし…イワモリトカゲであってイワオモリトカゲじゃないし… -- 名無しさん (2025-03-08 08:25:24)
- ライズはだいたいがアイテムかギミック要素で、狩猟とは関係無いフィールドのフレーバー的な生物が少ないのがちょっと残念だったな -- 名無しさん (2025-03-08 14:52:50)
- 初代モンハンの宣伝文句に、決まった遊び方はなくて釣り三昧もアリという内容があったらしい 実際ワイルズで釣りとか環境生物探してるだけでも結構楽しいのである意味初代のコンセプトを叶えたように感じる -- 名無しさん (2025-03-08 17:15:59)
- ランゴスタも元は普通の蜂だったらしいから、環境生物扱いされてた時代があったのかしら -- 名無しさん (2025-03-09 17:54:04)
- ↑8の通り、項目名を環境生物(モンスターハンター)に変更することを提案します。特に反対意見が無ければ一週間後に実行します -- 名無しさん (2025-03-15 16:42:44)
- ネタバレ防止か書いてないが、油湧き谷に出てくるあいつの卵と子供はこのレベルで産卵、孵化するんか…と空恐ろしくなったな -- 名無しさん (2025-03-15 17:28:15)
- ワイルズでヒトダマドリ廃止は良かったと思う -- 名無しさん (2025-03-20 08:50:23)
- 特に反対意見が出なかったので項目名を「環境生物(モンスターハンター)」に変更しました -- 名無しさん (2025-03-22 22:45:46)
最終更新:2025年03月27日 23:18