アットウィキロゴ

烈しき切札 ドギラゴン逆

登録日:2026/07/05 Sun 02:02:02
更新日:2026/08/27 Thu 22:57:29
所要時間:約 19 分で読めます


タグ一覧
2色 DM DM26-RP2 IF T・ブレイカー ifルート アナザー アナザードギラゴン エクスドリーマー オルタ オルタ化 カレーパン カレーパンのやべーやつ クリーチャー コスト8 コマンド コマンド・ドラゴン ディスペクト デュエル・マスターズ ドギラゴン ドギラゴンオルタ ドラゴン ドリームレア ドリーム・クリーチャー ネガ ネガの世界 ハムカツ団 ハムスターランド大陸 ビクトリー ブロッカー マッハファイター メガ・コマンド・ドラゴン 光文明 光文明のクリーチャー 光文明のコマンド 光文明のコマンド・ドラゴン 光文明のドラゴン 切札勝太 善悪逆転 外道 多色 多色クリーチャー 多色コマンド 多色コマンド・ドラゴン 多色ドラゴン 尊厳破壊 悪堕ち 敗北回避 暴君 暴拳王国カラー 極限ファイナル革命 武将利と威嚇命の決断 洗脳 烈しき切札 ドギラゴン逆 熱血 異聞帯 耐性付与 自然文明 自然文明のクリーチャー 自然文明のコマンド 自然文明のコマンド・ドラゴン 自然文明のドラゴン 踏み倒し 逆札篇 闇堕ち 革命チェンジ 革命軍










ドギラゴン逆がこの世界に飛来した時

世界にカレーパンが振りまかれた



(ハゲ)しき切札 ドギラゴン(リバース)》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカード。
DM26-RP2「逆札篇 第2弾 燃えろ禁断!逆転のドギラゴン革命!!」に収録されたクリーチャーである。レアリティはドリームレア。

翡翠色の武装を身に纏い、新たな革命チェンジを手にした新型のドギラゴン。
デュエマの歴史を代表するドリーム・クリーチャーの1体で、《蒼き団長 ドギラゴン剣》をリメイクしている。


解説

(ハゲ)しき切札 ドギラゴン (リバース) DMR /自然文明 (8)
ドリーム・クリーチャー:エクスドリーマー/メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 15000
革命チェンジ:光または自然の、パワー8000以上のクリーチャー
ブロッカー
マッハファイター
T・ブレイカー
自分のターンの終わりに、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、コストの合計が7以下になるように、クリーチャーを2体まで自分の手札またはマナゾーンから出す。
極限ファイナル革命:このクリーチャーが出た時、このゲーム中に自分が他の「ファイナル革命」を使っていなければ、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けず、相手のカードの効果によって、自分のクリーチャーは離れない。
※ドリームレアのルールにより、自身の《烈しき切札 ドギラゴン逆》は場に1体までしか出せない。

DM26-RP2から新登場した、パワー参照型革命チェンジの1体。
このクリーチャーは自然を持つパワー8000以上のクリーチャーを対象としており、該当クリーチャーの攻撃時に手札から入れ替えて場に出せる。
チェンジ元について詳しくは後述するが、いずれかの文明を持った低コスト&高パワーのクリーチャーや、味方クリーチャーのパワーを高める所謂パンプアップ効果で8000以上のパワーを用意するなど、その候補は枚挙に暇ない程に豊富である。

光文明の非進化ブロッカーでもあるため、実はヘブンズ・ゲート》から踏み倒せる
ドリームレアの制約上、一度に二体踏み倒しという事は出来ないものの、S・トリガーから相手ターンに展開できれば防御札としては一級品である。
その他、ドラゴンなので《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》を始めとしたドラゴン関係のサポートにも対応しており、革命チェンジに拘らずとも踏み倒し手段は多い。


そうして場に出せるドギラゴン逆のスペックは、ブロッカーとマッハファイターを持つパワー15000のT・ブレイカー。
なかなか馬鹿にならないパワーを持つため、相手の攻撃を防ぐブロッカーとしても相手クリーチャーを狩るマッハファイターとしても一定以上に働いてくれる。
しかし何より強力なのが、自分のターン終了時に発動されるクリーチャーの踏み倒し効果。
山札の上から2枚を任意でマナ加速した後、手札かマナゾーンからクリーチャーを最大2体まで、コストの合計が7以下になるよう踏み倒す事ができる。
踏み倒せる範囲は驚くべき事にコスト以外一切の制約が無く、単色か多色か、進化か非進化か問わずに二つのゾーンから繰り出せる。
コストの合計値が7以下までとはいえ、選べる組み合わせは膨大であり、小型のメタクリーチャーを2体同時に展開して相手の動きを縛ったり、一方を進化元にしながら進化クリーチャーとしてもう一方を展開したりできる。
単純に《CRYMAX ジャオウガ》のような超強力フィニッシャーを1体だけ出す事もできるなど、非常に幅広い展開を可能にしてくれる。
直前のマナ加速によってデッキから踏み倒し候補を増やしつつ、2体ともマナゾーンから出しても結果的にマナの総数が減らない点も嬉しい。

とはいえ、この効果が発動するのはあくまで自分のターンの終わり
場に出てからターン終了時まで待たねばならないが、革命チェンジから出す場合、下手を打つとシールドブレイクで相手のS・トリガーを踏んで除去される危険性もある。
しかも展開したクリーチャー達は再び自分のターンが巡ってくるまで動かせず、こちらもその間に除去される事が十分あり得るため、従来のドギラゴンのような速攻性に大きく欠ける。

これらの点を補ってくれるのが、ドギラゴン逆の有するもう一つの能力「極限(ファイナル)ファイナル革命」。
革命チェンジを発動条件とする通常のファイナル革命と異なり、場に出れば無条件で発動するこの能力によって、次の自分のターン開始時までプレイヤー自身に敗北回避を、味方クリーチャー全体に除去耐性を付与してくれる。
これによってドギラゴン逆自身も場を離れなくなり、安定してターン終了時に踏み倒しを行った後、相手のターンも敗北回避の効果でほぼ確実に持ち越せる。
そうして再び自分のターンが巡って来れば、相手ターンを除去耐性で凌いだ味方クリーチャー達で攻勢に出られるため、これまでのドギラゴンとは異なる安定した打点の形成が売りとなっている。


難点は極限ファイナル革命に備わっている、強力な効果故の制約の数々。
この能力は通常のファイナル革命と異なりゲーム中で一度しか発動できず、ターンを跨いでの再発動という動きが取れない。
そのゲームで既にドギラゴン逆を展開していた場合、除去されてから改めて出し直す等しても極限ファイナル革命は発動しないので注意。

しかも極限ファイナル革命自体は勿論、通常のファイナル革命でも自分がそのゲーム中で既に使っていれば、以降は極限ファイナル革命が使えなくなってしまう。
ファイナル革命として強力な効果を秘めたクリーチャーは多数いるが、ドギラゴン逆と同じデッキで組んでいる場合、最初に極限ファイナル革命を発動するためにはそれらの革命チェンジを温存しなければならない。
その時の手札や盤面次第では、極限ファイナル革命の発動機会を捨てて先にファイナル革命を選ぶプレイングも求められる。

また、極限ファイナル革命が味方クリーチャーに付与してくれる除去耐性は、あくまで相手のカードの効果に対して発揮されるものである。
そのため、バトルでの敗北による破壊やパワー低下のようなルールに則った除去には成す術がない点も注意。その他に、封印やpar瀧のような下に入れる除去にも無力という事は覚えておかなければならない。

あくまで極限ファイナル革命による耐性は一回きりである事を念頭に置き、ターンを跨いだ安定的な打点形成に使うか、あるいは既に展開されたクリーチャー達に耐性を付与して詰めの一手として用いるか、ゲーム毎に使い分けていきたい。


総じて、革命チェンジを始めとした展開のしやすさに加え、クリーチャーの踏み倒し範囲の広さと極限ファイナル革命による鉄壁の防御壁もあり、ドリームレアらしく非常に強大なカードパワーに仕上がっている。
8000以上のパワーを備えた光か自然のクリーチャーさえ含めば採用候補に挙がる程の汎用性を誇り、実際に登場してから数多のデッキで活躍を見せており、その実力は折り紙つきである。


相性の良いカード

楯教の求道者 ザゼ・ゼーン SR 光文明 (2)
クリーチャー:メカサンダー 8000
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーはタップして出て、自分のターンのはじめにアンタップしない。
カードが自分のシールドゾーンに置かれた時、このクリーチャーをアンタップし、その後、次の中から1回選ぶ。
▶カードを1枚引く。
▶相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。
▶次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。

ウィリデ・ゴル・ゲルス SR 光文明 (6)
クリーチャー:メカ・デル・ディネロ/メカ・エンジェル・コマンド 8000
相手のクリーチャーが3体以上あれば、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
自分のシールドが相手より多ければ、このクリーチャーを[光(2)]支払って召喚してもよい。
ブロッカー
W・ブレイカー
相手のターン中にはじめて、相手のエレメントが出た時または相手が呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、そのエレメントまたは呪文以下のコストのクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

両方とも王道篇にて収録された光文明かつパワー8000のクリーチャー達であり、有力なチェンジ候補その1&その2。
共にシールドの状況に応じた条件付きのアンタップとコスト軽減を備えており、逆札篇の第1弾より登場したG城との相性の良さから【G城ウィリデ】として活躍を見せていた。
ドギラゴン逆とは文明が合い、パワーの条件もクリアし、尚且つ早期着地が出来るのでチェンジ元として最高の相性を築いており、2体とも最速3ターン目には革命チェンジに繋げられる。
DM26-RP2の発売後はドギラゴン逆が【G城ウィリデ】に加わり、環境でも猛威を振るっている。

獣王(バイオ)B(ビー) ペガサス UC 光/自然文明 (3)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 8500
進化:光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時または離れた時、自分の山札の上から1枚を表向きにする。それがコスト3以下のクリーチャーなら出してもよい。こうして出さなければ、それを山札の下に置く。

我竜塔」所属の《聖獣王ペガサス》であり、有力なチェンジ候補その3。
進化元の文明の条件がドギラゴン逆の革命チェンジと共有できる他、自身もパワー8500の召喚酔いしない進化クリーチャーであり、出したターンに攻撃して革命チェンジに繋げられる。
アタックトリガーまたは場を離れた際の踏み倒し効果を持ち、攻撃しながら場を離れる革命チェンジであれば両方のタイミングを満たせるため、山札の上から上手く捲れれば一気に2体展開できる。
おまけに展開したクリーチャー達は極限ファイナル革命で除去耐性が付与されるため、次のターンまで守り通す事が可能。

永遠の絆(マスター・オブ・パンドラ) SR 自然文明 (3)
進化クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーを手札から表向きにしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚を表向きにする。それが自然の、進化ではないクリーチャーなら出し、このクリーチャーをその上に置く。
進化:自然のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

永遠のプリンプリン》と《永遠のリュウセイ・カイザー》が紡ぐ革命0トリガーであり、有力なチェンジ候補その4。
パワー9000の自然文明であり進化クリーチャーでもあるため、上述した《獣王のB ペガサス》と同じく単純な素出しから革命チェンジできるのは勿論、革命0トリガーによるカウンターから返しのターンから巻き返す事も可能である。
アタックトリガーで厄介な相手クリーチャーをマナ送りにしてから革命チェンジに繋げられる点も好相性。


関連カード

蒼き団長 ドギラゴン(バスター) 火/自然文明 (8)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000
革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン
自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
T・ブレイカー
ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。

ドギラゴン逆のリメイク元であり、《燃える革命 ドギラゴン》が革命チェンジの力を手にした姿。
ドリーム・クリーチャーとしてのリメイクは、王道篇収録の《蒼き王道 ドギラゴン(ハイパー)》と王道W収録の《剣轟の団長 ドギラゴン王道(キング)》に続いて、今回が三度目である。

デュエマの顔と言っても過言でない程に代表的なクリーチャーであり、逆札篇以前からかなりの頻度でリメイクされてきた。
上述したドリームレアによる二度のリメイクの他、火文明と他文明の組み合わせも《蒼き守護神 ドギラゴン(ノヴァ)》《蒼き夢双 ドギラゴン(ドリーム)》《紅き団長 ドギラゴン(ヒート)》と一通り出揃っていた程。

また、肝心の闇堕ち悪堕ちシチュエーションについても
  • ドギラゴンが侵略者に堕ちた《燃える侵略 レッドギラゴン
  • 禁断同士が争う並行世界において禁断の使徒と化した《蒼き覚醒 ドギラゴンX(エックス)
と既に二度も展開しており、粗方ネタをやり尽くした中でどのようにドギラゴンの逆転を表現するのか、兼ねてよりプレイヤーからの注目が集まっていた。
そうして登場したドギラゴン逆は、あくまで文明に闇を用いず、関連カードの《王道の革命 ドギラゴン》や直近のドリームレアである《ドギラゴン王道》に見られた光・火・自然の三色から元来持っていた火文明を失う事で逆転が表現される形となった。

性能面で比較すると、《ドギラゴン剣》を初めとするドギ剣関連のカードに備わっていた多色クリーチャー踏み倒しが、ドギラゴン逆では珍しく文明の縛りが撤廃され、ファイナル革命でなくデフォルトで備え付けられている。
極限ファイナル革命は《龍の極限(ファイナル) ドギラゴールデン》系列の2枚のみが所持していたキーワード能力であり、それによって発動される「負けない」効果は《燃える革命 ドギラゴン》の革命2の効果にも近しい。
「逆」(リバース)の名乗りとは裏腹に、性能そのものは原点から最強形態に至る歴代ドギラゴンの能力を結集させた、かなり正統派なカードデザインとなっている。

詳しくは個別項目を参照。

完全熱血革命 C 自然文明 (2)
呪文
S・トリガー
自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーのパワーを+4000し、相手のクリーチャーが攻撃するなら、可能ならそのクリーチャーを攻撃する。

ドギラゴン逆と同じ弾に収録された呪文。
ドンドン打つべしナウ》でもお馴染みとなる、味方クリーチャー1体をタップして相手クリーチャーの攻撃を誘導させるトリガー呪文。
同じ効果の呪文はコスト1が定番だったが、このカードは4000のパンプアップ効果が加わった事で1マナ増えてコスト2となっている。
S・トリガーで引ければ味方クリーチャーのパワーを底上げしながら一斉攻撃の的として運用できる反面、自分のターンに詠唱すると、タップによって実質攻撃不可となったクリーチャーにパンプアップを施すという無意味な動きになってしまう。
一応、タップされたクリーチャーを別の方法で再度アンタップすればパンプアップも活きてくるが、わざわざそこまでする意義は限りなく薄いだろう。
同弾にはサイクルとして、他の四文明にも4000のパンプアップ+何らかの効果を発動できるトリガー呪文が収録されており、パワー参照型革命チェンジとのデザイナーズコンボが意識されているが、革命チェンジ以前に攻撃自体を出来なくしてしまうこのカードはかなり浮いている。

イラストではバリアを展開するドギラゴン逆が描かれており、リメイク元である《燃える革命 ドギラゴン》が描かれた呪文《完全防御革命(パーフェクト・ディフェンス)》を意識した構図となっている。
味方クリーチャー1体に《無限掌》を付与して特殊敗北も免れられるあちらの効果が、このカードでは味方クリーチャーをアンタップでなくタップさせた上で、直接攻撃による敗北を阻止する形で逆転させられている。

武将利と威嚇命の決断(パーフェクト・ビクトリー) VR /火/自然文明 (6)
呪文
アタック・チャンス:水、火、または自然の、パワー8000以上のクリーチャー(自分の指定のクリーチャーが攻撃する時、このカードをコストを支払わずに実行してもよい)
次の中から2回選ぶ。同じものを選んでもよい。
▶数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストの呪文を唱えられない。
▶相手のパワー8000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。
▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与える。

ドギラゴン逆と同じ弾に収録された、パーフェクト呪文における敵対色サイクルの1枚。
シークレット版のイラストではドギラゴン逆が描かれている。
ただ、シークレット版イラストには原則的にカードの文明に合わせたクリーチャーが選出される中、水/火/自然三色のこの呪文とドギラゴン逆は自然文明しか合致していない。
前弾の《宝魂剣と獄門盾の決断(パーフェクト・エターナル)》は水単色の《切札竜 ボルメテウス・リバース・ドラゴン》と合わせてボルメテウスに関連する4色を補完していたが、こちらの呪文ではそういった意図も見受けられなくなっている。


背景ストーリー

その存在によって超獣世界に異変をもたらし、歴史の裏側に来たかのような異世界を生じさせる謎多き種族「エクスドリーマー」の1体。
かの《蒼き団長 ドギラゴン剣》を思わせる風貌の《(ハゲ)しき切札 ドギラゴン (リバース) 》は、エピソード1から革命ファイナルにかけた六つの歴史が裏返ったような異世界を発生させていた。

突如として飛来してきたドギラゴン逆は、まず世界中にカレーパンをばら撒いた。
本来なら自由の象徴であり、熱血ビクトリーを表すカレーパンはあまりの魅力故に支配の性質を帯びてしまい、次第に超獣たちはカレーパンにとり憑かれていった。
結果、エイリアンも、ハンターも、チームエグザイルも、ドラグハートも、侵略者も、そして革命軍までもが自らの信念を捨てて熱血とビクトリーに屈してしまう
こうしてドギラゴン逆の配下へと下った彼らはハムカツ団として統合され、カレーパンが全てを支配する歪な世界が構築された。

しかしある時、イニシャルズWの団長である《燃える禁断 ドルマゲドンW》が異世界から漂流してきた《謎の存在 メモッタ》と出会い、カレーパンの支配に反旗を翻さんと立ち上がる。
当のドギラゴン逆はハムカツ団の本拠地であるハムスターランド大陸の地下に居城を構えていたが、全ての手下を打ち破って自らの下へ乗り込んできたドルマゲドンWと対峙する事に。

だが、カレーパンによる支配に溺れて形骸化した熱血とビクトリーに染まったドギラゴン逆では、ドルマゲドンWが振るう禁断の力に対抗できなかった。
ドルマゲドンWとメモッタのコンビを前に一度は敗れてしまうが、ドギラゴン逆もまた文字通りの「禁断の力」を使い、先の戦闘で倒れたハムカツ団たちをカレーパンに変えて次々と食らい始めた
大量のカレーパンを取り込んで復活し、力を大きく増したドギラゴン逆はドルマゲドンWと再び激闘を繰り広げ始める。

そんな二体の戦いを通し、熱血とビクトリーの本分とは支配のためでなく自由にあると考えたメモッタは、アウトレイジの心に目覚めて自分自身をカレーパンに変えた
そして自らをドルマゲドンWに食わせてパワーアップに貢献し、二体の実力は均衡する。
しかし最後の最後、カレーパンに込められた魂の差が決め手となってドギラゴン逆は今度こそ撃破された。

同時に、二つの巨大なエネルギーのぶつかり合いが世界を完全に作り変えてしまい、メモッタはまた新たな世界へと漂流していった。
カレーパンによる支配は終わりを告げ、自由を得た超獣たちは各々の信念を取り戻すのであった。


メディアでの扱い

漫画デュエル・マスターズRX』の勝太編にて登場。
デュエル・マスターズVS』の本編後が舞台の本章では、切札勝太の切り札だった《蒼き団長 ドギラゴン剣》も《終焉の禁断 ドルマゲドンX》との最終決戦により命を落としており、当初は出番が無かった。

だが、物語の中でキオクを奪われていた勝太がカレーパンについて思い出し、その影響でカレーパンによる格差社会が生じてしまう。
そんな事態に反発した赤城山バサラの怒りの感情に呼応してドルマゲドンが再び地球に引き寄せられ、これを受けた勝太は特製カレーパンを餌に、ドルマゲドンへの対抗戦力としてドギラゴンを呼び戻そうとする。
そしてバサラが勝太の下へ乗り込んできた際、復活を果たした新型のドギラゴンこと《(ハゲ)しき切札 ドギラゴン (リバース) 》が額にカレーパンを装着しながら勝太を守るように推参し…?


備考

カードとしての強さもさることながら、背景ストーリーでの描写もドギラゴン逆というクリーチャーを強く印象付けている。
革命編革命ファイナルにおける実質的な主人公だったドギラゴンが、世界の全てを隷属させて自らの強化素材として取り込むという完全なる邪悪な暴君と化したのである。
前弾のエクスドリーマーである《切札竜 ボルメテウス・リバース・ドラゴン》が、当初は敵として立ちはだかりながらも最終的に矜持を取り戻すというある種の王道展開を繰り広げただけに、一貫して「敵」のままだったドギラゴン逆は殊更プレイヤー達に大きな衝撃を与えた。

今回以前にも、ドギラゴンが侵略者や禁断の配下として敵側に堕ちる展開は描かれてきたのだが、その際には「歴史がどう変わろうと、ドギラゴンは禁断から世界を護る英雄となる」という性質が語られていた。
悪を貫いたドギラゴン逆は一見すると矛盾してるように感じられるが、一応はドルマゲドンWという禁断から自分がカレーパンで支配した世界を護っており、ドギラゴンの宿命に則りながらも悪として成立させている。
エクスドリーマーとしての影響なのか、言うなれば護るべき世界の側がおかしくなってしまったのがドギラゴン逆というドギラゴンなのだろう。

また、有事の際に味方であるハムカツ団を強制的にカレーパンに変えて取り込む姿は、革命ファイナルの最終決戦にてハムカツが自らを素材とした《宇宙一のカレーパン》を、《龍の極限 ドギラゴールデン》が苦渋の決断で食らってドルマゲドン撃破の最後の一押しになった展開と丸っきりである。
「味方が変化したカレーパンを食らえば強くなれる」という形だけ、ガワだけの熱血がこれでもかと表現されている。
他にも、実際の対戦環境において《蒼き団長 ドギラゴン剣》が長らく環境の支配者として君臨し、同じデッキで組まれていたカード群に規制を押し付けて自らは殿堂入りを回避してきた様子と重ね見る考察もある。
エクスドリーマーという種族については第2弾の時点でも謎は多いが、ドギラゴン逆の登場を受けて、そのカードが辿った歴史やプレイヤー達の思い出の再解釈ではないかとする声も出ている。

このように、元ネタの要素を拾いながらも丹念に捻じ曲げまくっており、ディスペクター以上とも言える(ハゲ)しきディスペクトぶりが発揮されている。
同時に、ジョー編と共に本家ディスペクターを再び取り上げるであろう逆札篇の第3弾及び、ジョー編のエクスドリーマー枠がどれほどディスペクトされるのか戦々恐々とするプレイヤーも相次いだとか…


余談

  • (ハゲ)しき」とカタカナでルビが振られているのは、アニメ『デュエル・マスターズVS』のナレーションの「ハゲしくアツかりしカードバトル」という言い回しに由来する。

  • プレイヤーからは《ドギラゴン(バスター)》の略称である「ドギバス」に倣い、専ら「ドギリバ」と呼ばれている。
    ハゲ」「ハゲラゴン」という身も蓋もない呼び方もあるが、こちらは蔑称に近いフレーズであり、使用は控えた方が良い。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月27日 22:57