ゲイボルグ(Gáe Bolg)(*1)
CHARM | |
世代 | 第2世代?(*2) |
形式番号 | |
正式名称 | |
開発企業 | ケルティックデール社 |
機能 | 変形(*3) |
アーセナル | 天津麻嶺 |
使用者 | 剣持乃子[ユニーク機] 芹沢千香瑠[先行量産型](*4) 本間秋日 八束玉葉(*5) |
登場作品 | 舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」 アプリゲーム「アサルトリリィ Last Bullet」 舞台「アサルトリリィ Lost Memories」 |
デザイナー |
解説
- 高性能機。CHARMマイスター天津麻嶺が設計し制式採用された機体。(*6)(*7)
- 高級機。最低起動スキラー数値が70と高いものを求められる。
射撃は射程が長く、槍モードでは敵に間合いを詰めさせない一種の防壁を展開する。
番匠谷依奈の紹介で芹沢千香瑠に支給された。(*9) - 投擲も想定して設計されている。(*10)
初出
2020年3月5日(アサルトリリィ Last Bullet 公式サイト)
由来
アイルランドの神話・伝承(ケルト神話)における半神半人クー・フーリンの妖槍ゲイ・ボルグ。
槍ではなく投槍の技術ではないかという説もある。
槍ではなく投槍の技術ではないかという説もある。
- アイルランド語での発音はガイ・ブルガ(Gáe Bolga)などと表記され、これを英語にしたものがゲイ・ボルグ(Gae Bolg)。
- gáeは「投槍」を意味するが、Bolgaに関しては「腹」や「袋」「蛇腹」「膨張」など多くの説がある。
- 『エウェルへの求婚』では、クー・フーリンが影の国の女王である女戦士スカーサハのもとで修業し、そこで教わった技の一つ或いは武器としてゲイ・ボルグが挙げられている。
- 18世紀の詩では、海獣コインヘンに敗れた海獣クリードの頭骨が海岸に流れ着き、ボルグ・マク・ベインがその骨から作ったとされている。その後マク・イウバーへ献上された後、その弟子達とスカーサハのもとを経て、アイフェからクー・フーリンへ授けられた。
- 『クアルンゲの牛捕り』では、兄妹弟子のフェル・ディアドとの浅瀬での決闘で使用され、その命を奪っている。なお、フェル・ディアドは刃を跳ね返すほど皮膚が硬いため、その投槍は皮膚の無い肛門に突き刺さっている。
- 「尻穴から体内に入ると無数の棘を出し、関節と四肢の全てがその棘で満たされた」とのこと。
- 普段は穂先が一つの槍だが、突き刺さると複数の棘を出すのは他の多くの物語に共通する特徴である(数はそれぞれ異なる)。
- 「尻穴から体内に入ると無数の棘を出し、関節と四肢の全てがその棘で満たされた」とのこと。
- 『アイフェの一人息子の最期』では、息子であるコンラとの一騎討ちにおいて、互いにおぼれさせるために海に入った後、海中から妖槍ゲイ・ボルグを放っている。ここではスカーサハがクー・フーリンにのみ教えた妖術」という記述もあり、槍なのか技なのかは判然としない。
- 17世紀の『グルアズ・グリアンショルスの追跡』によると、「毒の妙技」と呼ばれ、いかなる武器や鎧、砦を以てしても防ぐことは出来ず、薬草も治療も膏薬もその傷を治すことは出来ないとされる。また、土中や空中に逃げても避けることはできない。
- 「半ばまで水の中にいなければ投げられなかった」とされており、右足の指の間から投げるとの記述がある。
- 上述の「突き刺さると無数の棘が突き出る」とあわせて「投げると30の鏃になって降り注ぐ」と紹介する資料もあるが、原典中にこのような記述は見られない。