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*ゆけゆけ!! トラブルメーカーズ
【ゆけゆけ とらぶるめーかーず】
|ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/147000020.jpg,height=160)|
|対応機種|ニンテンドウ64|~|
|発売元|エニックス|~|
|開発元|トレジャー|~|
|発売日|1997年6月26日|~|
|定価|8,900円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
ニンテンドウ64の発売から約1年後に発売された2D横スクロールアクション。通称『ゆけトラ』。~
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**あらすじ
ネンドロと呼ばれるハニワのような生物が住む星「ネンドロ星」。~
この星に悪の気配を察したガンベル博士はスーパーメイド マリナと共に降り立った。~
しかし、マリナが周辺の偵察に出ている隙に乱入してきたネンドロ達によって博士は攫われてしまったのだった。~
博士に危機が迫った時、マリナはスーパーパワーを発揮し、''明朗快活無敵戦闘メイドロボ''となるのだった!!~
ゆけ! マリナ! ねんどろ星を帝国の魔の手から救うのだ!!~
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**ゲームシステム
-本作の操作は十字ボタンとA、Bボタンがメインとなる。あとは十字ボタンのサブとなるCボタンと会話で使用されるL、Rトリガーといったところ。Zトリガーはデモシーンのスキップにのみ使われ、3Dスティックは一切使わない。
-基本アクションは「掴む」「投げる」「フリフリ」の3つ。
--掴みアクションは同社の『ガンスターヒーローズ』に似ており、敵の投げた爆弾や手裏剣を掴むことも可能。
--投げるアクションは十字ボタンの入力に応じて投げる方向が変化する。また、オブジェクトを掴んだ状態で十字ボタンを入れながら投げるとマリナ自身が斜め上、下にジャンプすることが出来る。
--特に重要なのが「フリフリ」で、十字ボタン上or下を入れると掴んだ敵やオブジェクトを揺さぶることができる。敵や住人はアイテムを落とし((同社の『シルエット・ミラージュ』のかつあげシステムに似ている。))、オブジェクトは別のオブジェクトを出現させるキーになっていたりと謎解きでも使用される。
-十字ボタンを同じ方向に連続で2度押すことでブーストダッシュを発動できる。これも移動のための重要テクニックである。
--『[[ロックマン]]』と同じ操作でスライディングも可能。さらにスライディングからジャンプする「スライダージャンプ」も必須テク。
--Cボタンは十字ボタン2度押しと同様の効果があるため、連打が必要な場面で重宝する。ただし、十字ボタン2度押しより速度が遅いデメリットもある。
-エリア3以降には謎解き用アイテム「ネンつぼ」が登場する。
--ネンつぼにはアイテムを入れて運ぶことが出来るのだが、複数のアイテムを入れた状態でフリフリするとアイテムが合成される。これを活用した謎解きも多く用意されている。
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**評価点
-使用するボタン数の割にアクションが豊富。
--新アクションやアイテムが登場するステージは練習用ステージになっており、徐々に慣れていけるように配慮されている。
-ステージ数は50超。タイムアタックややり込み要素も用意されておりボリューム満点。
--各ステージに1個ずつ配置されているイエロークリスタル探しは謎解きとなっており、腕と知恵の両方が試される。時には運も必要。
--一部を除き制限時間はないので、タイムを気にせずゆっくり探せる。取り逃しても1度クリアしたステージは再挑戦できるので安心。
-難易度はイエロークリスタルの取得やタイムを気にしない場合はさほど高くない。しかし、これらを目指すと歯ごたえのあるゲームが楽しめる。
--例えば、爆発する足場をどんどん右に移動していくだけのステージがあるが、イエロークリスタルを取得するためには後戻りが必要になるためかなり難しくなる。
-マリナをはじめ、個性豊かなキャラクターたちは人気が高い。敵キャラもどこか愛嬌のあるヤツらばかり。
--メインキャラにはボイスが付いており、フルボイスでこそないもののキャラクターを際立たせるのに一役買っている。
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**問題点
-一部ステージの仕掛けがやや理不尽。
--例えば、2-2「よみがえる赤ネンバコ」の最後は、爆発させた足場をタイミングを見計らって復活させて登っていく必要があるのだが、最後は上方が画面外に出ているためタイミングを計りづらい。
-ステージ開始時やボス戦におけるデモシーンの大半はスキップできるが、一部飛ばせないものも存在する。
--特に4-3「7人の子ねんどろ」クリア時のデモは、ステージ自体の長さも相まってタイムアタック時に面倒。
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**総評
キャラクターもアクションゲームとしても高評価。~
未だにオンライン系での配信・移植などが行われていないため、プレイするには64本体とソフトを揃えなければならないのが唯一残念な点と思われる。
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**余談
-主題歌としてマリナ役の鈴木真仁氏が歌う2曲が存在するが、ゲーム中では使用されなかった。OP曲「Trouble Maker」のみCMで使用された。
-エニックス唯二の64タイトルでもある。
--もう片方は『[[ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット]]』である。
*ゆけゆけ!! トラブルメーカーズ
【ゆけゆけ とらぶるめーかーず】
|ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/147000020.jpg,height=200)|
|対応機種|ニンテンドウ64|~|
|発売元|エニックス|~|
|開発元|トレジャー|~|
|発売日|1997年6月26日|~|
|定価|8,900円(税別)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
ニンテンドウ64の発売から約1年後に発売された2D横スクロールアクション。通称『ゆけトラ』。~
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**あらすじ
ネンドロと呼ばれるハニワのような生物が住む星「ネンドロ星」。~
この星に悪の気配を察したガンベル博士はスーパーメイド「マリナ」と共に降り立った。~
しかし、マリナが周辺の偵察に出ている隙に乱入してきたネンドロたちによって博士は攫われてしまったのだった。~
博士に危機が迫ったとき、マリナはスーパーパワーを発揮し、''明朗快活無敵戦闘メイドロボ''となるのだった!!~
ゆけ!マリナ!ネンドロ星を帝国の魔の手から救うのだ!!
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**ゲームシステム
-本作の操作は十字ボタンとA、Bボタンがメインとなる。あとは十字ボタンのサブとなるCボタンと会話で使用されるL、Rトリガーといったところ。Zトリガーはデモシーンのスキップにのみ使われ、3Dスティックは一切使わない。
-基本アクションは「掴む」「投げる」「フリフリ」の3つ。
--掴みアクションは同社の『[[ガンスターヒーローズ]]』に似ており、敵の投げた爆弾や手裏剣を掴むことも可能。
--投げるアクションは十字ボタンの入力に応じて投げる方向が変化する。また、オブジェクトを掴んだ状態で十字ボタンを入れながら投げるとマリナ自身が斜め上、下にジャンプすることができる。
--特に重要なのが「フリフリ」で、十字ボタン上か下を入れると掴んだ敵やオブジェクトを揺さぶることができる。敵や住人はアイテムを落とし((同社の『シルエット・ミラージュ』のかつあげシステムに似ている。))、オブジェクトは別のオブジェクトを出現させるキーになっていたりと謎解きでも使用される。
-十字ボタンを同じ方向に連続で2度押すことでブーストダッシュを発動できる。これも移動のための重要テクニックである。
--『[[ロックマン]]』と同じ操作でスライディングも可能。さらにスライディングからジャンプする「スライダージャンプ」も必須テク。
--Cボタンは十字ボタン2度押しと同様の効果があるため、連打が必要な場面で重宝する。ただし、十字ボタン2度押しより速度が遅いデメリットもある。
-エリア3以降には謎解き用アイテム「ネンつぼ」が登場する。
--ネンつぼにはアイテムを入れて運ぶことができるのだが、複数のアイテムを入れた状態でフリフリするとアイテムが合成される。これを活用した謎解きも多く用意されている。
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**評価点
-使用するボタン数の割にアクションが豊富。
--新アクションや新アイテムが登場するステージは練習用ステージになっており、プレイヤーが徐々に慣れていけるように配慮されている。
-ステージ数は50超。タイムアタックややり込み要素も用意されておりボリューム満点。
--各ステージに1個ずつ配置されているイエロークリスタル探しは謎解きとなっており、腕と知恵の両方が試される。時には運も必要。
--一部を除き制限時間はないので、タイムを気にせずゆっくり探せる。取り逃しても1度クリアしたステージは再挑戦できるので安心。
-難易度はイエロークリスタルの取得やタイムを気にしない場合はさほど高くない。しかし、これらを目指すと歯ごたえのあるゲームが楽しめる。
--たとえば、爆発する足場をどんどん右に移動していくだけのステージがあるが、イエロークリスタルを取得するためには後戻りが必要になるためかなり難しくなる。
-マリナをはじめ、個性豊かなキャラクターたちは人気が高い。敵キャラもどこか愛嬌のあるヤツらばかり。
--メインキャラにはボイスが付いており、フルボイスでこそないもののキャラクターを際立たせるのに一役買っている。
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**問題点
-一部ステージの仕掛けがやや理不尽。
--たとえば、2-2「よみがえる赤ネンバコ」の最後は、爆発させた足場をタイミングを見計らって復活させて登っていく必要があるのだが、最後は上方が画面外に出ているためタイミングが計りづらい。
-ステージ開始時やボス戦におけるデモシーンの大半はスキップできるが、一部飛ばせないものも存在する。
--特に4-3「7人の子ねんどろ」クリア時のデモは、ステージ自体の長さも相まってタイムアタック時に面倒。
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**総評
個性的なキャラクターが魅力的であり、アクションゲームとしても面白く高評価。~
//ただし未だにオンラインでの配信や移植などが行われていないため、プレイするには64本体とソフトを揃えなければならないのが唯一残念な点と思われる。
//総評の締めとしてはおかしいのでCO。
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**余談
-主題歌としてマリナ役の鈴木真仁氏が歌う2曲が存在するが、ゲーム中では使用されなかった。OP曲「Trouble Maker」のみCMで使用された。
-エニックスが発売した2作の64タイトルのうちの1作である。
--もう1作は1996年に発売された『[[ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット]]』である。