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塊魂TRIBUTE - (2016/06/25 (土) 19:18:32) のソース

*塊魂TRIBUTE
【かたまりだましいとりびゅーと】

|ジャンル|転がして大きくするゲーム|&amazon(B0021L8S78)|
|対応機種|プレイステーション3|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス (ナムコレーベル) |~|
|開発元|バンダイナムコゲームス&br()ナウプロダクション|~|
|発売日|2009年7月23日|~|
|定価|6,279円|~|
|廉価版|PlayStation3 the Best&br()2010年6月3日/2,940円|~|
|分類|なし|~|
|>|>|CENTER:''[[塊魂シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1780.html]]''|
**概要
塊魂シリーズの5作目。~
王子がジャンプの特訓をしている時に王様が手本としてジャンプすると大惑星に頭をぶつけて気絶してしまい、記憶を失ってしまった。~
困った王子はメイツと共に王様の代わりとなる王様ロボを作ったがロボは暴走して星たちを破壊しつくしてしまった。~
王子は星を蘇らせて王様の記憶を取り戻すために塊を転がす事となる。~

[[初代>塊魂]]、[[みんな大好き塊魂]]、[[ビューティフル塊魂]]に収録されているお題を中心に30以上のお題が収録されている。~
PS3の処理能力により、様々なビジュアルで遊べるほか、様々な新要素が追加されている。

**特徴・評価点
-ステージはとにかく塊を大きくするロボコスモ、課題が設定されており、最初のうちはモノトーン調で塊にモノを巻き込む事でステージ上のモノが本来の色を取り戻していく「ロマンチック演出」が起こる王様コスモの二つに分かれた。
--システムの基礎は『ビューティフル塊魂』に近く、ロボコスモでは塊のサイズ以外に、特定カテゴリのモノを巻き込む事で上限120点の100点満点評価がなされる。 

-ゲームモードは4つになり、新要素が使えるあたらしい塊魂、新要素が使えないいつもの塊魂、制限時間の無いエターナル、塊の動くスピードが速くなる代わりに制限時間が短くなる塊ドライブの中から選べる。ただしエンディングを見るまではあたらしい塊魂しか選べない。
--塊ドライブはレース場のステージでは元の速さも加わり制御が困難なほどに速くなる。制限時間が短い事もありテンポが良い。

-新技としてコントローラーを振るかR2ボタンを押す事により高い所にジャンプができる王子ホッピングが追加された。
--高い所に移動できるほか、狭い所に挟まった時の脱出にも使える。
-ステージ上にアイテムとして配置されているハートを巻き込むと周囲の物が一定時間、塊に吸い寄せて巻き込める王様フィーバーとギザギザハートを巻き込むと周囲のモノを一気に吸い込む王様ショックが追加された。
--2種のハートは隙間にあるモノも根こそぎ取れるので爽快。ただ、塊よりも大きいモノは吸い寄せず、巻き込みたくないもの((塊の熱さを10000℃にする課題ではアイス等の塊を冷やしてしまうモノ))も吸い寄せてしまうので取るタイミングを考える必要がある。

-フルHD画質(1080P)に対応してより画面解像度が大きくなった。勿論モデリングはローポリゴンである。
-ビジュアルを変える事ができ、アニメ絵のようなコミック調タッチ等計4種類から選べる。

-前作から引き続き、ネットワークランキング対応。
--恒例のエンディングのミニゲームは今作、『みん大』、『ビューティフル塊魂』の3つが遊ぶ事ができ、こちらもネットワークランキング対応。

-『ビューティフル塊魂』で不満が多かったDLCは今作には無い。

-松崎しげる氏の再起用。
--『ビューティフル塊魂』では降板してしまった松崎氏だが、今回はしっかりエンディングテーマを手掛けている。勿論、「日に焼けた肌」のフレーズも完備。

**問題点
-音楽は既存の音楽のアレンジ・カバーバージョンが中心で新曲は少ない。
--そのアレンジの方向性もやや不評寄り。どの曲も原曲に比べて大人しめだったりゆったりしたリズムになっていたりと、楽しい雰囲気を出せているとは言い難いものが多い。

-お題の偏り
--新作のステージはチュートリアル含めて4つしかない。過去作をプレイしたことのある人にはあまり新鮮味は無い。
--『みん大』のステージが一番多く、王様コスモの課題の約8割を占めている。
--逆に『初代』のステージは少なく、王様コスモには存在すらない。

-巻き込めるモノは4000種類位になり『ビューティフル塊魂』よりも減った。

**総評
塊魂の総集編であり、シリーズとしてのボリュームは随一。~
新要素もゲームバランスを崩さず、かつ空気でもないちょうど良いバランスであり好評。