【どらごんぼーるぜっと かかろっと】
ジャンル | 悟空体験アクションRPG | ![]() ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション4 Xbox One (ダウンロード専売) Windows 7/8/10(Steam) Nintendo Switch プレイステーション5 Xbox Series X/S (ダウンロード専売) |
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発売元 | バンダイナムコエンターテインメント | |
開発元 | サイバーコネクトツー | |
発売日 |
【PS4/One】2020年1月16日 【Win】2020年1月17日 【Switch】2021年9月22日 【PS5】2023年1月12日 【XSX】2023年2月3日 |
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定価(税別) |
【PS4/One】 【Switch】 +新たなる覚醒セット:6,680円(*1) 【全機種】 スペシャルエディション(*2):5,980円 デラックススペシャルエディション:9,000円 アルティメットスペシャルエディション:10,500円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
『ドラゴンボールZ』の世界を駆け巡る 自由度の高い箱庭系ゲーム 原作の再現度は随一 DLCはシリーズファン納得の完成度 原作再現特化故にファンの新鮮味は薄め |
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ドラゴンボールシリーズ |
僕らはみんな、孫悟空だ
人気少年漫画『ドラゴンボール』のアニメ版第二期にして最も有名な『ドラゴンボールZ』を題材にしたアクションRPG。
最初のサイヤ人襲来編からラストの魔人ブウ編までカバーしている。
本作の発売に合わせ、原作者の鳥山明氏によっていくつか新規の設定が起こされている。
なお、本記事における操作方法はPS4版のデフォルト設定にて記載する。
キャラクター
パーティ編成
スキル
マップ探索
バトル
サブストーリー
料理
コミュニティボードとソウルエンブレム
亀仙流修行書
ドラゴンボール
Z大全集
その他
レベル
DLC
原作再現度の高さ
爽快なバトル
自由な探索
シリーズファンも納得出来るDLC
+ | DLC詳細 |
原作再現の高さゆえの弊害
カットシーン
+ | ネタバレ |
処理落ち
バトル
システム関係
『ドラゴンボール』の世界を自由に冒険しつつ原作ほぼそのままに進行するシナリオを楽しめる一本。
原作ファンなら当時の思い出に浸りながらストーリーのおさらいができ、知らない人でもDBの物語を解りやすく体験できる。
既にアニメや漫画の視聴や物語を把握しているプレイヤーからするとその原作再現に特化しているゆえの弊害や真新しい部分はないがそれを補うだけの楽しさは備えている。
原作ファンが買いなのは勿論の事、難易度もそれほど高くないので、箱庭探索系アクションRPGの入門用としてもおすすめできる。
*1 2023年1月11日をもってDL版が販売終了したため、パッケージ版としての価格。
*2 PS5のみパッケージ版あり、他はDL専売。
*3 トランクス(青年)はシナリオの展開上人造人間編およびクリア後限定となる。
*4 前者は喋る動物、後者はスピードスター繋がり。
*5 本作に登場するマイの容姿は初代の頃のものであり、『超』での子供化した姿でも未来の姿でもない。この初期の状態でトランクスとの掛け合いがあるのも本作ならではである。
*6 『Z』では無かったが、初代や『改』『超』でお馴染みの「ぜってぇ観てくれよな!」は「ぜってぇ遊んでくれよな!」になっているなど芸が細かい。
*7 「からだじゅうに 広がるパノラマ」の部分では孫親子が筋斗雲で飛ぶシーン、サビの入りでは悟飯が恐竜に追いかけられるシーン、「へのへのカッパ」の部分では悟飯の大猿化のシーンのムービーを使用する、など。イントロとアウトロはほぼ原作通りに作られている。
*8 ブロリーが初登場した映画の副題より。一応知らない方の為補足すると、印象的なシーン・台詞回し等を理由として(映画としての評価に反し)ミームとしてカルトな人気を誇っている
*9 例えばベジータの初登場シーンは原作では異星人の腕を喰らっているのが印象的だったが、本作では異星人自体が描写されていない。
*10 原作完全版が出た頃の鳥山氏の「もし名前を付けるならパンチーにしただろう」という発言を拾ったもの。
*11 なおよく見ると水が置かれており芸が細かい
*12 原作でも出演していたので、悟空がその時のことを覚えていたという設定。
*13 TV版では魔人ブウ編終盤に少し老けたランチが登場したが、本作では最後まで若い姿のまま。尤も、後に魔人ブウ編後のエピソードとして製作された短編映画『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』でも若い姿で登場していたが。
*14 後期OP「WE GOTTA POWER」とEDテーマ「でてこいとびきりZENKAIパワー!」と「僕達は天使だった」に加え、セル戦での悟飯の覚醒シーンで流れた「運命の日~魂VS魂~」も収録されている。
*15 ストーリー上で既に会得済みの場合は代わりに経験値アイテムが貰える。
*16 過去には「ベジータ様のお料理地獄!!」という「公式が病気」のキャラソンが発表され、『超』でもたこ焼き作りなどのギャグシーンがあり、ベジータと料理が絡むとろくな事にならないのがお約束である。
*17 他の媒体同様、システム上の名称はあくまで「超サイヤ人ゴッドSS」だが、ストーリー上ではちゃんと「超サイヤ人ブルー」と呼ばれている。
*18 簡単に言えば負けイベントで、気力を使う必殺技やバニッシュアタックが使用不可。さらに攻撃力や攻撃速度が大幅に下がり人造人間17号・18号に一方的に甚振られる演出が入る。ちなみにここでレベルを上げまくり体力を削りきっても必ず1で耐えるため、どう頑張っても未来悟飯は死んでしまうという悲壮感が漂う仕様となっている。
*19 流石に過去の時代のエピソードはほぼダイジェスト形式だが。
*20 鳥山氏が新たに設定したバーダックの性格、彼の妻であるギネの存在、赤子の悟空が地球に飛ばされる経緯など。
*21 『超』では明らかに5年以内の時期にも普通に会っており、フリーザも復活している。本作単体で見ても、本編や『新たなる覚醒』のクリア後にフリーザ復活が描かれている。
*22 実際、悟空の加齢に伴って当時は若い世代である悟飯に世代交代する流れで描き進められており、最終的には悟空が主役へと戻るものの、人造人間編終盤~魔人ブウ編後半まではほぼ悟飯が主役だった。
*23 サイヤ人編終了時は入院中、ナメック星編終了時は地球未帰還、人造人間編終了時は死亡。
*24 それに伴って悟空が同形態を悟飯に見せるシーンや、セルがパワー重視形態になるシーンもカットされている
*25 流石に天下一武道会少年の部は無く、その部分では悟天を操作して街を探索するパートが入る。
*26 後に追加されたベジットへの合体が解禁されるサブストーリーにて一応説明された。
*27 ただし、解禁条件がソウルエンブレムの好感度を上げることだったりするので、早い段階でネタバレになってしまう事も。
*28 尤も、リクームは他のゲームでも出演があり、実際に悟空と戦闘することもあるため、今作に限っておかしいというわけではない
*29 代役となっているのは既に鬼籍に入っている永井一郎氏が担当した鶴仙人、『Sparking!METEOR』の時点で担当の塩沢兼人氏が逝去していて代役が設定されていたナムの2人だけ。