浄めの術

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桔梗 用語 翠子 霊力 霊術

初登場話 46巻4話
使用者 桔梗翠子
分類 原作/アニメ

【概要】
  • (きよ)めの(じゅつ)とは、四魂のかけらに強力な浄化の念を込める霊術である。浄めの術によって浄化された清らかな四魂のかけらは、周囲の穢れた四魂のかけらにも強い影響を及ぼし、物理的に接触した四魂のかけらとその所有者を浄化する。強力な浄化の力を持つ者だけが使う事ができ、高い集中力に加え敵対者への強い感情がその力を左右する。なお、「清め」ではなく「浄め」である。発動には全身全霊を傾ける必要があり、さらに四魂のかけらを媒介に発動するため単独でこの術を使う事はできない。

桔梗は最後の四魂のかけらを持つ琥珀を守るために、浄めの術を施した。奈落が琥珀のかけらに触れたが最期、琥珀のかけらは奈落の持つ四魂のかけらを浄化し、四魂のかけらを所有している奈落本人にも浄化の影響を及ぼす。ゆえに、浄めの術を受けた琥珀は奈落と接触するだけで、奈落に対して大きな損傷を負わせる事ができた。奈落は瘴気によって琥珀のかけらを遠隔的に穢したり、桔梗を直接狙うといった対抗策を取った。
翠子もこの浄めの術には造詣が深く、奈落を滅ぼすという目的の為、桔梗が琥珀に行ったのと同様に鋼牙のかけらを浄めの術で浄化し、奈落に大きなダメージを与えた。

▾桔梗の浄めの術は敵対者として奈落を想定したものだった。彼女の浄めの術は奈落に対して絶大な力を発揮したが、桔梗の意識の範囲外である奈落以外の邪気に対しては一切効果を発揮しなかった。
奈落は琥珀のかけらを手に入れるため、浄めの術に対抗すべく曲霊を利用した。曲霊は玉を穢す巨大な邪気を持つと同時に、浄めの術の対象外である奈落ではない存在だった。奈落では触れられない琥珀のかけらにも、曲霊は容易に触れる事ができた。


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最終更新:2023年09月14日 21:02