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【概要】

  • (かみ)とは、精霊と共に神族と呼ばれるこの世の三種族の一つ。妖怪人間とは一線を画する高位の存在。本作においては人間から信仰を受ける実在の種族という位置づけであり、犬夜叉を犬神と誤認する村人が登場するなど、神の実在は当然という世界観となっている。神は神として生まれつく圧倒的に格が高い種族であり、人間との間に子を成す事はないとされる。ただし、人間妖怪が自ら神を名乗るケースは存在する。外見は妖怪に類似するが性質は全く異なり、妖気も妖力も持たず、邪気を払う神通力を行使できる。妖怪と同じくその姿は千差万別であり、水神のように人型の者もいれば、お狐様のような獣の姿を持つ者もいる。妖怪と同じくほぼ例外なくとがったエルフ耳を持つ。眼力が及ばない者にとっては精霊ともども、妖怪でも人間でもない謎の存在としか認識できない。作中では弥勒珊瑚が当初偽水神を「妖怪ではない何か」とだけ判断している。

  • 精霊ともども大妖怪以上に超然とした性質を持つ者が多く、人間妖怪の常識や倫理観を超えて行動する場合があり、格が高いほど対話すら困難になっていく。善悪という概念で言えば基本的には善よりの性質であり、その神格は人間による信仰に左右され、妖怪と違い率先して人間に害を成すことは少ない。しかし、万が一にも敵に回す事になれば妖怪よりもはるかに危険であるというのが通説とされている。総じて高位の妖怪を上回る権能を秘めており、殺生丸の母によれば神であれば命を自由に救う事もできるという。暴走すると邪気を帯びる事があるが、神殺しは人間にとっては最大の禁忌とされる。犬夜叉一行も暴走した神を倒すのではなく、鎮めるという手段を取っている。
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 【敵に回せば妖怪よりも危険な存在となる。】

  • 神が扱う武器は「神器」と呼ばれており、人間や妖怪の武器とは全く次元が違う代物である。作中では、大妖怪である犬夜叉の父の妖力が宿る「鉄砕牙」も、水神の神器「雩の鉾」に対して明確な上下関係にあった。多くの神は自ら生み出した眷属である精霊を従えている。精霊は種族としては神と全く同一であり、神器を手にした精霊は神と同等の権能を持つことができる。作者は「圧倒的な格が高い種族」「神と人間のハーフは確認されていない」とコメントしている。妖怪神族による半妖が一切登場しない事実を鑑みれば、神と妖怪が結ばれるケースがそもそも存在しない、或いは結ばれても完全な神族妖怪が子として誕生し、半妖が生まれない事が窺える。


【該当者】※アニメオリジナル

お狐様(おきつねさま)
猿神(さるがみ)
水神(すいじん)
四闘神(しとうしん)
阿久留(あくる)
天津甕星(あまつ みかぼし)
天照大神(あまてらす おおみかみ)
魔夜中(まよなか)

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最終更新:2024年03月28日 22:11