ニュードガスを発生させ、敵装甲に影響を及ぼす特殊手榴弾
敵装甲の耐久性を一時的に低下させる効果を持つ
破裂時に電荷を帯びたニュードガスを噴出させる特殊な手榴弾。
強襲兵装の副武器同様これを装備すると爆弾を取り出して手に持ち、攻撃ボタンを押すと狙った方向へ投てきする。
投てき後機種ごとに定められた時間が経過すると爆発しガスをまき散らす。
では強襲兵装の手榴弾と何が違うのか、というと
これ自体には全く攻撃能力がない点。
何個破裂させたところで
一切敵にはダメージを与えられない。
その代わり当てると
一定時間敵機の防御力を下げることが出来る。
防御力低下の割合は前述の起爆時間同様機種ごとに異なる。
この防御力低下は単純に
敵のダメージ量が増えるだけでなく、
大ダメージを与えた際のよろけや吹っ飛び、大破を起こしやすくなる。
このガスを浴びた機体とそうでない機体が戦った場合、余程腕の差がない限り前者が勝つのは厳しいと思って良い。
前述の通り攻撃力自体は皆無なため、初心者からすると扱いにくそうに映るかもしれないが、重火の上級者であればあるほどこれを上手に使うといっても過言ではない。
これ一個敵集団のど真ん中で破裂させるだけでその集団を制圧する確率が大きく向上するため、積極的に投げて有効なタイミングを掴んでいこう。
またダメージがないということは味方をよろけで妨害してしまう事もないので、
副武器や重装砲をプラントに放り込みたいような状況でも、そこに味方もいるようならこちらを使うほうが良い事もある。
(後述の
ECMグレネード系統や
インパクトボム系統もダメージを与えない手榴弾なのでこの点は共通している。)
ただし武器の性質上、敵の行動を阻害する効果がなく
自衛能力は皆無なので、武器変更で選択する際には周囲の安全確認を怠らないように。
(単式)機関砲系やLAC系と組み合わせると、よろけの取れる範囲が増える他、空転のない武器なので即座に追撃できる点で好相性。
高威力副武器と組み合わせれば即時大破を狙いやすくなるので、敵の支援による再起を防ぐためにも積極的に活用していきたい。
ダメージを減少させる
AiGIS系統とは効果を打ち消し合う関係にある。
被損傷倍率の表記から効果が乗算されると思いきや、AN自動砲台による検証から
加算であることが判明している。
具体的には、新型AN手榴弾(1.6倍)とAiGIS-THV(0.4倍)であれば0.64倍ではなく、+60%と-60%を合算した0%の1.0倍となる。
通常の撃ち合いではまともに組み合えないほどの硬さを誇る
AiGIS系統だが、バリアユニットと違い状態異常は防げない。
敵は範囲内に留まる必要があるため、上手く投げ込めば全員にかけられる。爆発武器でそのまま一網打尽にできるだろう。
AN[[手榴弾系統]] 効果:装甲低下 |
名称 |
型番 |
重量 |
効果持続 |
所持数 |
爆発半径 |
起爆時間 |
リロード |
被損傷倍率 |
性能強化 |
AN手榴弾 |
AN72 |
180 171 |
5秒 |
4 |
24m 25m |
1.2秒 |
1秒 0.92秒 |
1.4倍 |
①重量 171 ②リロード 0.92秒 ③爆発半径 25m |
試験型AN手榴弾 |
AN72C |
160 152 |
4秒 |
5 |
32m 33.6m |
1秒 |
1秒 0.91秒 |
1.2倍 |
①重量 152 ②リロード 0.91秒 ③爆発半径 33.6m |
新型AN手榴弾 |
AN73 |
150 142.5 |
7秒 |
3 |
27m 28.6m |
1.8秒 |
1秒 0.9秒 |
1.6倍 |
①重量 142.5 ②リロード 0.9秒 ③爆発半径 28.6m |
先進型AN手榴弾 |
AN77A |
140 133 |
6秒 |
3 |
29m 31m |
1秒 |
1秒 0.89秒 |
1.6倍 |
①重量 133 ②リロード 0.89秒 ③爆発半径 31m |
+
|
調整履歴 |
調整履歴
AN手榴弾
試験型AN手榴弾
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 爆発半径
30m → 32m 31.5m → 33.6m
新型AN手榴弾
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 爆発半径
25m → 27m 26.5m → 28.6m
|
AN手榴弾 |
試験型AN手榴弾 |
新型AN手榴弾 |
先進型AN手榴弾 |
AN72 |
AN72C |
AN73 |
AN77A |
 |
 |
 |
 |
©SEGA |
AN手榴弾
電荷を帯びたニュードガスを発生させる特殊手榴弾。
ニュードガスはNCメタル内のニュード濃度を下げる効果を持っており、触れた敵装甲の耐久性を一定時間低下させる。時限信管で投擲後1.2秒で起爆。
バランスモデル。
持続時間と被損傷倍率が後続モデルの中間的数値となっている。
きっちり投げればおおよそ70m程の距離で起爆する。
初期型にして起爆時間と爆風範囲のバランスが良好。
当てやすさという点だけに着目すれば★3の改良型ECMとほぼコンパチ、と書けばどれだけ優秀かが分かりやすいだろうか。
所持数も4と気軽に投げられるため、まずはプラントに踏み込む前に投げ込んでおく癖をつけてみよう。
ただし重量は系統内で最も重く、被損傷倍率も特段高いわけではないため、総合的には上位モデルにリードされている部分も多い。
試験型AN手榴弾
遭遇戦を想定し、起爆時間を早めたAN手榴弾。
効果持続時間は短縮されたものの、投擲から1秒で起爆し、爆発半径も広いため汎用性に優れる。
起爆時間短縮と爆発半径強化を図った当てやすさ重視モデル。
一方で持続時間と被損傷倍率は最低となっている。
起爆距離はおおよそ60m。
その爆発半径故に目についた敵にとりあえず投げる、プラント戦なら上空で爆発するよう投げる、これだけでも誰かしらに命中するほどなのでデバフをばら撒くなら随一の性能。
所持数も5と豊富なため積極的に投げていける。
ただし効果時間が短くなってしまったせいで自身が投擲した後追撃するにはあまり向いていないので、味方と足並みを揃えて力を発揮するモデルと言える。
どうしても自身で追撃するのであれば短時間で高火力が出せる副武器を使うべきか。
新型AN手榴弾
電荷量を増加させることで、効果時間を大幅に延長した装甲腐食手榴弾。
起爆時間は投擲から1.8秒と遅めだが、効果時間に加えて敵装甲の耐久性低下率も大きい。
持続時間延長と被損傷倍率強化を図った効果重視モデル。
一方で起爆時間は最長で総弾数も最低になったが、重量も軽量になってくれている点は嬉しい。
起爆距離はおおよそ100m。
被損傷倍率1.6倍は、重量級ブラストであってもプラズマカノンでお手玉できるようになるレベルである。
効果時間が長く持ち替えからの追撃も容易なので自身で最も与ダメージ増加の恩恵を受けられるモデルと言える。
起爆時間の長さは近距離では使いにくく即応性に欠けるという欠点はあるものの、より安全な距離から投げ込める、遠距離の味方を援護できるようになるという利点もあるので一長一短。
先進型AN手榴弾
試験型で得られたデータを元に、遭遇戦を念頭に起爆時間を早めたAN手榴弾の最新モデル。
携行数は限られるが、命中時の効果持続時間・耐久性低下率は大きい。投擲から1秒で起爆する。
2022/10/24に追加された★4装備の一つ。
全体的に高水準に仕上げられたハイエンドモデル。
十分な効果持続時間、広い効果範囲、高い被損傷倍率と高水準。
説明文の通り、起爆時間も1秒と早く遭遇戦には強い。
なにげに、AN
手榴弾系統で最軽量なのもポイント。
性能としては試験型+新型の良いとこ取りと言った塩梅で、AN手榴弾の完成形としてスキのない性能となっている。
強いて欠点を上げるなら、新型同様の携行数が
3 ということ、★4ゆえの入手難易度だろうか。
本モデルは試験型よりも効果時間が伸びていることで、武器変更の早い腕を用いれば近距離での、デバフ+自己追撃という事もできる。
新型は遠距離戦用、本モデルは近距離戦用と言う形で。戦闘スタイルで選んでもよいだろう。
最終更新:2024年02月04日 08:38