ミサイルスロアー系統

中東の兵器メーカー「キスレーヴ」社が開発したブラスト携行用小型ミサイル発射機。
敵を照準内に捉え続け、ロックオンしてから発射することでミサイルを追尾させることができる。
強襲兵装向けの小型携行ミサイル。
2021年3月25日フィールドテスト開始、2021年3月29日実装。

仕様については重火力兵装MLRS系統とほぼ一緒。
0.35秒間マーカーを敵に当て続けてロックすると、発射するミサイルがロックした敵に向かって追尾するようになる。
ロックオン可能距離は頭部のロックオン性能に依存し、性能値の1.25倍弱の距離まで捕捉できる。
MLRS系統よりも誘導性や弾速などが大きく劣るのでロック機構はほぼ飾りどころか人によっては邪魔だが、その代わりロック・無ロック問わずに1トリガー一斉射となっている。

1マガジン当たりの火力はどれも3凸13000オーバーと非常に高く、これを1トリガー一斉射できるので固定目標に対して非常に強い。
具体的にはコア凸に対して恐ろしいまでの適性を発揮する
ツィーゲルラケーテ系統と同じくとりあえずコアに照準を合わせてトリガーを引くだけで手軽にダメージが出せる上に1トリガー火力も高いので、うっかりこれを担いだ強襲をノーガードでベースに入れようものならそれこそ重火力も真っ青な速度でコアがガリガリ削れる
純粋な最大火力は連射式/拡散式Gランチャーに負けるが、天井落としといったテクニックがこちらには必要なく扱いが容易である。

反面誘導性や弾速の都合上戦闘については非常に不得手
有ロック無ロック問わずとにかく当たらない上に単発火力については低いので仮に当たっても掠り傷程度。
これを持ち込む場合戦闘はほぼ主武器でやっていく覚悟を求められる。
また、系統全てが凸しても重量300台と強襲の副武器としては非常に重い。

兎にも角にも得手不得手が非常にはっきりしているので、考えなしの採用はできないが、当たったときのリターンは大きい、そんな武器である。

アーケード版では意外にもエアバースト時代に実装された古参武器である。(PS4版初期装備のクラッカー系統よりも先)
投擲モーション不要かつ着発信管の強襲副武器はこれとパイロダート系統のみだったため、主に凸屋向けとしてアーケード時代には一定の需要があった。
PS4版ではより取り回しに優れたツィーゲルラケーテ系統アークスピナー系統が先に新規追加されてしまっているため、採用についてはこれらとの競合を考える必要があるだろう。
大きく遅れての実装であるためか、系統全体でアーケード版よりアッパー修正が入っていたりする。
ミサイルスロアー系統  属性:爆発100%   ズーム倍率:無し
名称 型番 射撃方式 重量 威力 装弾数 連射速度 爆発半径 誘導性能 リロード 性能強化
ミサイルスロアー MSL-104 ロック誘導 340
323
3500
3640
4×4 360/min 13m
13.5m
D 2.4秒 ①重量 323
②爆発半径 13.5m
③威力 3640
MSL-ナイダス MSL-204 ロック誘導 370
351.5
3600
3780
4×4 480/min 12m
12.6m
E 2.6秒 ①重量 351.5
②爆発半径 12.6m
③威力 3780
MSL-ハイヴ MSL-303 ロック誘導 350
332.5
4500
4770
3×4 300/min 15m
15.9m
C- 2.6秒 ①重量 332.5
②爆発半径 15.9m
③威力 4770
MSL-スウォーム MSL-406 ロック誘導 410
389.5
2800
2996
6×3 600/min 14m
15m
D+ 3.2秒 ①重量 389.5
②爆発半径 15m
③威力 2996
+ 調整履歴
調整履歴

ミサイルスロアー
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      3400 → 3500
      35363640
MSL-ナイダス
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      3500 → 3600
      36753780
MSL-ハイヴ
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 連射速度
      240/min→300/min
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      4300 → 4500
      45584770
MSL-スウォーム
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 連射速度
      540/min→600/min
    • リロード
      3.4秒→3.2秒
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 威力
      2700 → 2800
      28892996
ミサイルスロアー MSL-ナイダス MSL-ハイヴ MSL-スウォーム
MSL-104 MSL-204 MSL-303 MSL-406
©SEGA
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示。)
名称 トリガー火力
ミサイルスロアー 14000
14560
MSL-ナイダス 14400
15120
MSL-ハイヴ 13500
14310
MSL-スウォーム 16800
17976

ミサイルスロアー

携行用の小型ミサイル発射機。
敵を照準内に捉え続け、ロックオンしてから発射することで、ミサイルを追尾させることが可能。中距離以遠の戦闘に適している。
いつもの初期型バランスタイプ。初期型だが系統最速のリロードを持ちかつ系統最軽量。
星1、しかもトライアウトをしっかりやっていれば無料入手できる武器ながら1トリガー火力が14000を超えてくる優秀な奴。
とりあえず基本的なミサイルの性能としては十分なので入門用として最適。

MSL-ナイダス

推進装置と弾頭の力学的な改良により弾速を向上させた携行ミサイル発射機。
威力と取り回しのバランスに優れており、高速戦闘にも対応できる。
弾速・連射速度強化型の2段階目。
カタログ上は火力が多少上がった代わりに誘導性が落ち重量もリロードも落ちた初期スロアー…というところだが、弾速が分かりやすく上がっているので実際のところ初期スロアーより取り回しやすい。
誘導性の低下についても逆に変に誘導がつかない分当たりやすいという声もあったり。実質的なハイバランスモデルと言っていいだろう。

MSL-ハイヴ

破壊力を向上させた携行ミサイル発射機。
火力だけでなく対象への追尾能力も増している。ただし弾頭の大型化により、装弾数は3発と少なめに抑えられている。
単発威力・誘導性能強化型の3段階目。
系統の中でもかなり異質な武器で、火力最低な代わりに誘導が強化され当てやすくなった…という塩梅の武器。
MLRS系統に迫る誘導性能があるので使い方はそちらに近い。
凸に使えないこともないがその場合は下がった火力が脚を引っ張る。

Ver.3.12で連射速度向上という妙な修正が入った。
弾の密度が狭まったら逆に避けやすくなる気もするが、コア攻撃や近距離ノーロックで撃ち込む用途には適した調整と言えるかもしれない。

ちなみに、アーケードだと系統2段階目であり、ナイダスと順番が入れ替わっている。
しかもアーケードでもぶっちゃけナイダス引換券扱いで空気だったのであまりの出世に驚く[[ボーダー]]が続出した。

MSL-スウォーム

最大同時発射数を追求した携行ミサイル発射機。
弾頭の小型化で1発の威力は減少したが、最大6発の弾幕を張ることで、より確実に敵機に損害を与えることができる。
火力特化の最終型。
3凸で1トリガー17976という重火力の副武器と並べても上から数えられるレベルのとんでも火力を持つ最終コア破壊兵器。
MAPによっては2マガコアに撃ち込むだけでゲームセットしかねない。

反面、戦闘が不得手という系統全体の弱点はしっかり継承。
戦闘に使おうとして10分後にあまりの戦闘力のなさに絶望するボーダーが続出したとか。
しかも強襲副武器で重量3位(実装当時は最重量)であり、凸しないと重量が400を超えてしまう。

系統の利点も欠点もまるごと全部スケールアップしたという、ある意味では星4らしい性能をした一品。
扱いは難しいが、これを担いで刺す凸は間違いなくゲームを左右するというロマン溢れる武器である。

ちなみにその重量と系統の特性上、強襲以外をメインで使用しているが凸をする必要のある状況になった場合にこれを担いでワンチャンスに賭けるという運用が結構有名だったりする。
ゲヴァルトやスピナーといった同様の運用が有名な武器と比べて5000以上も1トリガー火力が高いため、今まで防ぎ切れてた場面で逆転されたりするのでそのような状況はできるだけ作らないように。

Ver.3.12で連射速度が600/minに向上、ついでにリロードも少し早くなった。
どこかで見たような性能だな…と感じたあなたは重火乗り。そう、スクラムバスターCによく似たスペックなのだ。
飛翔速度が明らかに遅く中距離こそ厳しいが、自爆すれすれの近距離からノーロックで撃ち込むならほぼ同じ使い方ができる。
上記のスポット凸運用も兼ねられるので、スクラムバスターCに慣れているのであれば強襲兵装に持たせておくと良いかもしれない。

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最終更新:2024年02月11日 18:50