検証方法

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このページでは検証勢が実際に使用している検証方法を紹介します。 とてもシンプルな作業ですので、ハードルは全く高くありません。 ''スマブラが60fpsで動作していることを知っている''程度の知識があれば誰でもできます。 興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください。 #contents(,fromhere=true,level=3) ---- **Tips 検証する前にぜひ知っておきたい豆知識。 -シールドエフェクトは、''シールドを展開した2F目から表示される''。&br()1F目は立ち状態に近い直立した姿勢。 -シールドから行動を行うと、''次の行動の1F目までシールドエフェクトが残る。''(SPからの仕様) -SPでの攻撃のヒットフレームは、''ヒットエフェクトが出たかどうか''で判断する。&br()これは''ダメージ表示更新が攻撃ヒットの2F後''(要精査)となったため。(SPからの仕様) -ファイターが着地すると足元から白い煙が出る。 **ダメージ%検証 攻撃のダメージを調べる検証です。&u(){攻撃の前後の蓄積%の差を取ります。} 対戦動画では以下のようにダメージ倍率がかかっているため、その分を補正して基礎ダメージを求めます。 >アイテム無し1on1: x1.2 >小ジャンプから出された空中攻撃: x0.85 >OPボーナス: x1.05 >OP相殺: SP版のOP相殺倍率に準拠 手検証では''四捨五入で小数第一位までを求められれば十分''です。 OP相殺は''直前9回に使われた技を再度使うと発生''します(for以前と同様の仕様であれば)。 SP版のOP相殺倍率は未検証のため、動画検証では基本的にOP相殺のない=OPボーナスのかかっているシーンを狙いましょう。 SPでは''シールドで防がれた攻撃にもOP相殺倍率がかかる''ことにも注意が必要です。 ただし、生成アイテムなどのごく一部のケースではOP相殺がかかりません。 [[参考:for検証wiki OP相殺 特殊なケース>>https://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/72.html#id_c89aa0e2]] そのほかに数値にずれが発生する要因としては、 -''小数第二位以下のダメージが繰り上がった'' -スマッシュホールドなど、''"ため"によるダメージ上昇'' -''クッパJr.のカート/本体判定'' 等があります。 **コマ送り検証 ゲーム画面をコマ送りで見て調べる検証です。 &u(){ワザの発生フレームや全体フレームの調査、試行回数が必要な調べものに向きます。} 映像の用意方法により、キャプチャー検証および動画検証に分かれます。 SPのリプレイに実装された「コマ送り」機能についても分かり次第追記します。 ***方法1. キャプチャー検証 ゲームの画面をキャプチャーしてPCで録画し、コマ送りを行う方法です。 #region(close,Open) ****ノウハウ -全体フレームを調べるには、行動に''シールドボタン押しっぱなし''を仕込むのがオススメ。 -ステージは背景がシンプルで視認性が高い所を選びましょう。&br()見やすさだけでなく、キャプチャーボードのデータ転送を安定させる意味もあります。 ****キャプチャーボードについて ゲーム画面のキャプチャーには、キャプチャーボードが必要になります。 ''HDMI, 60fps対応''であればなんでも構いませんが、検証には''動作の安定性''が重要です。 自分の環境で使えるかどうかもきちんと調べて買うようにしましょう。 #region(close,管理人の独断による機種紹介) ここに紹介した4機種には全てパススルー機能がついています。 管理人はこの中だとElgato Game Capture HD60 Proしか使ったことがないのであしからず。 持っている方は各キャプボの使用感を是非コメントにてお知らせください。 ****[[GV-HDREC>>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/572.html]] -最も安価。検証用としての機能は十分。 -PCレスでの録画にのみ対応。USB3.0が必要なく、PCスペックへの配慮が要らない。 -記録媒体(SDカード/USB接続HDD)をその都度PCに繋ぎ直さなければならない。 -この機種はキャプチャーボードではなくゲームレコーダー。ライブ配信はできない。 ****[[GC550>>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/452.html]] -一般的なキャプチャーボードの定番。らしい。 -USB3.0接続のみ。たまにデータの転送が不安定になるのが心配。検証ではフレーム抜けはNGである。 -機能は豊富なので、動画投稿/配信をメインに据えるなら良いかもしれない。 ****[[AVT-C878>>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/514.html]] -PCへの直接録画、PCレス録画の両方に対応。 -直接録画はUSB2.0接続。3.0よりは安定した動作かと思われるが、詳細不明。 -PCにキャプチャーした画面は遅延がものすごく大きい。 ****[[Elgato Game Capture HD60 Pro>>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/463.html]] -PCI Express x1接続のできるデスクトップPCにのみ対応。 -接続方式のおかげで、データ転送は非常に安定している。 -USB接続でないことの弱点は、PCの電源を入れないとパススルー機能が使用不可なこと。 -キャプチャーボードの中ではPCのキャプチャー画面の遅延が最も少ない。体感は快適なオンラインくらい。 -とにかく動作が安定しており、導入できるなら非常にオススメ。 ****その他 [[参考:VIPで初心者がゲーム実況するには@WIKI 各キャプチャーボードの詳しい使い方>>https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/438.html]] #endregion #endregion ***方法2. 動画検証 発売前の検証は、''Youtubeなどの動画検証が全て''です。 #region(close,Open) ****1.動画をダウンロードする。 60fpsの動画が望ましいですが、そうでない動画でも検証は可能です。 ダウンロードソフトには、60fpsのダウンロードが可能なものを選びましょう。 &bold(){[[4K Video Downloader>>https://www.4kdownload.com/ja/products/product-videodownloader]]}などがお勧めです。 Youtubeサイトでも",.キー"を使ったコマ送りが可能ですが、レスポンスが不安定なため動画をダウンロードすることを推奨します。 ****2.動画再生/編集ソフトを用意する。 コマ送り/戻し再生が可能なソフトを導入してください。 管理人は''[[Aviutl>>http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/]]''を使用しています。 ****3.コマ送りで検証を行う。 ''気合いで頑張りましょう。'' ****4.フレームレートについて &u(){安定して60fpsが出ている動画では、コマ数がそのままフレーム数になります。} ただし動画のコンバートなどによりしばしばフレーム抜けが発生しているため、絶対の結果ではありません。 &u(){50fps, 30fpsなどの動画ではフレーム抜けを考慮しておよその値を調べることになります。} 50fpsでは5Fにつき1回、30fpsでは2Fにつき1回のフレーム抜けが起こります。 そのため、例えば30fpsでは2F単位でしか計測できません。 フレームレートが信頼できない場合、''右上のタイム表示''の利用が有効です。 時間をフレームに直す必要がありますが、途中のコマ落ちなどに強いです。 #endregion ***フレームの調べ方 ****行動開始フレーム &u(){ファイターの動きが明らかに切り替わったフレーム}を行動開始フレームとみなします。 コマ送りすればモーションが不連続なフレームは意外とすぐに分かるものです。 しかしそれでもモーション1F目が立ち状態とあまり変わらない行動は判別が困難です。 ****発生フレーム &u(){行動開始フレームを1F目とし、相手に攻撃がヒットしたフレーム}がワザの発生フレームです。 ヒットエフェクトの有無で確認してください。 ワザの発生フレームは簡単ですが、無敵などの発生フレームは確認が非常に難しいです。 ****全体フレーム &u(){行動開始フレームから、ファイターが次の行動に移る直前のフレームまで}が全体フレームの長さとなります。 着地隙などの硬直時間も同義です。 &u(){<動画検証の場合>} ''プレイヤーが最速で次の行動を出していないと正しく検証できない''ので、結果の信頼性は低めです。 怪しいケースに当たったら別のシーンを見つけて確認しましょう。 また、攻撃がヒットしてヒットストップがかかったシーンはその分を考慮して全体フレームを計算しましょう。 ****持続フレーム コマ送り検証で検証するのはかなり難しいです。 発生フレームよりも遅いタイミングで偶発的にヒットしているシーンが必要になります。 攻撃では風切りエフェクト、回避などでは白っぽいオーバーレイの時間で判断してしまうのも手ですが、しばしば1~2Fのずれが起きます。 **L中1/4, HOMEボタン検証 -トレーニングモードの「Lを押している間1/4倍速」(for) -HOMEボタンによる一時停止(X,for) でボタン入力をコントロールする検証です。&u(){入力猶予などの正確な調査ができます。} これらのSPでの仕様が分かり次第記述します。 **解析による検証 解析環境を導入して行う検証です。 -内部データを直接見て調べる -内部データを編集し、実機で実験する といった手法があり得ます。 解析には専用のツールが必要です。開発を待ちましょう。 ---- **コメント #comment()

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