はじめに
全般
「重さ」は、
ケーブルを除いた
重さ。(ケーブルを手で支えて計測)
「スティック遊び」は、
中心付近の微小なスティックの動きを感知しない仕様のこと
。
スティックデバイス、もしくはコントローラーの基板の特性が原因。
遊び「あり」のコントローラーは、
斜め入力が入りにくい
という特徴がある。
''どのコントローラーも、純正のSwitch Pro コントローラーを本体に登録しているときに限り、HOMEボタンでSwitchの電源を付けることができる。''
国内販売されているコントローラー
Switch Proコントローラー
- 価格:6,980円+税
- 接続:無線/USB(有線)
- 振動機能:あり
- 重さ:248 g
- 応答速度:5.903 F(無線)/ 6.733 F(有線)
- スティック遊び:なし
仕様・特徴
Bluetoothによる無線通信と、USB-TypeCケーブルによる有線接続の2種類に対応。
ただし、
応答速度は無線通信の方が速い。
ケース天面はマット加工されている。使い込むと加工が剥がれていき、透明っぽくなる。
握り心地、操作性、バッテリー持ちの良さ(公称値:40時間)など、性能自体は完璧である。
しかしながら、値段の高さと耐久性の低さのせいで手放しに誉めることができない。
ボタン・スティック
ABXYボタンは平たくて大きい。
そのおかげで、押しやすくかつ疲れにくいのが特長。
押した感じはやや柔らかい。
LRボタン、ZLZRボタンはどちらもスタンダードなボタン。
他のコントローラーに比べると横に長く、指によくなじむ。
ボタンの形状、ついている角度、押した時の感覚・レスポンスのどれもが最高のクオリティである。
個人的に、**ボタンの押しやすさ(特に側面)は全てのコントローラーの中でNo.1**だと思う。
+, -, HOME, キャプチャボタンはカチカチ押すスイッチ式。
背が低いので、
レバガチャなどのときにも暴発しにくい。
ここはWiiUプロコンからの地味な改良点である。
スティックの操作性は高品質。
スティックパーツは、平たい皿部分を太い縁が囲っている。
皿部分が多少すり減っても、太い縁のおかげで操作性が低下しないのが良い。
十字ボタンは斜めに入りやすい。
何となく押すと2方向入力されてしまう。
十字ボタンをメインで使いたい場合、他のコントローラーを選んだ方が良い。
一番の問題は耐久性。
数時間も使っていると、スティックパーツの軸部分がコントローラーケースと擦れ、白い粉末状のゴミが出る。
このゴミが基板に入り込むと、接触不良を起こす可能性がある。
さらに、スティック電子部品のセンサー部分そのものも貧弱。
摩耗による劣化が速いため、ゴミを掃除していてもすぐ故障することがある。
詳細は
こちら
。
パーツ・分解
プラスドライバーのみで分解可能。
任天堂公式のコントローラーでは64コントローラー以来である。
分解には、
左右のグリップ部分を外す → 裏面のカバーを外す → 基板(裏側)を外す
という3段階の手順を踏む。
グリップの内部に当たる部分に、HD振動端子が両面テープで堅めに接着されている。
初めて分解するときには強く剥がす必要がある。
バッテリーはWiiUプロコンや3DSのものと同じ。
ホリパッド for Nintendo Switch
- 価格:2,980円+税
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:179 g
- 応答速度:5.933 F
- スティック遊び:わずかにあり
- 備考:連射機能(秒間約5/12/20回)、連射ホールド機能(方向ボタン除く)
仕様・特徴
任天堂ライセンスの有線コントローラー。
他のコントローラーに比べ、側面が丸みを帯びている。
コントローラーの左右持ち手部分はかなり角度がついている。
このため、握ったときの感覚は独特。
スティックが大きく、ボタン同士の配置がSwitchプロコンに比べて離れているため、手の大きい人向け。
ボタン・スティック
ABXYボタンはやや小さい。やや硬めの押し心地で、ストロークは浅い。
AボタンとXボタンは、コントローラーの天面に沿うように斜めに削れた形をしている。好みが分かれそう。
LRボタンは横長。
ZLZRボタンはわずかに縦長で、少し反り返っている。
押し込んだ感触はやや硬く、反発も強いため、入力した感触が分かりやすい。
+, -, HOME, キャプチャボタンはゴム式。
これらのボタンも硬めなのと、コントローラーの持ち方的にそこまで指が届かないため、暴発の危険性は低い。
スティックはかなり大きい。可動範囲が広いので、慣れるまでは指が疲れるかもしれない。
皿部分はゴム製。使い込むとツルツルになってしまいそうである(レビュー求む)。
ごくわずかにスティックの遊びがあるが、普通に使っていると気付かないレベル。
十字ボタンは、パーツの付け外しが可能(外した場合、コントローラー裏面にくっつけておける)。
付けると十字ボタンに、外すと上下左右4つの独立したボタンになる。
独立した方向ボタンを搭載しているコントローラーは珍しい。
Joy-Conで独立方向ボタンの良さに目覚めたら、そのためだけに購入するのもアリかもしれない。
パーツ・分解
ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch
- 価格:5,980円+税
- 接続:無線
- 振動機能:なし
- 重さ:178 g
- 応答速度:5.949 F
- スティック遊び:なし
- ジャイロ機能
仕様・特徴
任天堂ライセンスの無線コントローラー。
USB-TypeCケーブルで充電する(※旧型はTypeBケーブル)。
ケーブルは充電専用。コントローラーは無線通信しかできない。
大きさは有線ホリパッドと同じ。左右の持ち手に角度がついているのも同様。
やはり手の大きい人向けである。
ただし、コントローラーの側面がより角ばっているため、握り心地は一般的なコントローラーに近い。
ボタンの配置・押し心地も有線版とは多少違っている。
有線版と違って連射機能が無いことにも注意。
持ち手部分の滑り止め加工やスティックパーツの形状など、Switchプロコンを意識して作られた製品であることは間違いない。
Switchプロコンの対抗品として見る場合、以下の点に注目したい。
- サイズが大きめ
- 無線接続のみ
- 振動機能が無い
- NFC機能が無い
- 価格が安い
連続稼働時間は体感10時間。
Switchプロコンがいかに電池持ちが良いかが分かる。
ボタン・スティック
ABXYボタンは平たくてやや大きい(Switchプロコンよりは小さい)。
ストロークは深く、反発力は高め。
有線版と違って、ボタンは全て水平についている。
LRボタンは横長。
ZLZRボタンは先端が反り返ったボタン。
どちらも反発力が弱めで、入力感に乏しい。
+, -, HOME, キャプチャボタンはゴムボタン。
+, HOMEボタンとXYボタンとの距離が近く、暴発の危険がある。
スティックは有線版同様に大きく、可動範囲も広い。
皿部分はSwitchプロコン同様に縁取りされている。有線版よりはすり減りに強い。
十字ボタンは、パーツの付け外しが可能(外した場合、コントローラー裏面にくっつけておける)。
付けると十字ボタンに、外すと上下左右4つの独立したボタンになる。
独立した方向ボタンを搭載しているコントローラーは珍しい。
Joy-Conで独立方向ボタンの良さに目覚めたら、そのためだけに購入するのもアリかもしれない。
パーツ・分解
分解にはY字ドライバーが必要。
スティックデバイスはPS2コントローラーと同じもので、RKJXV1224005系とは互換性が無い。
分解は簡単だが、元に戻すのが難しい。
滑り止めパーツおよびZL・ZRの収まりが悪いため、組み立てるのに苦労する。
CYBER・ジャイロコントローラー 有線タイプ/無線タイプ
表記の無いものは共通。
- 価格:3,980円+税(有線タイプ)、5,980円+税(無線タイプ)
- 接続:USB(有線タイプ)、無線/USB(無線タイプ)
- 振動機能:なし
- 重さ:170 g(無線タイプ)
- 応答速度:6.445 F(有線タイプ)、6.455 F / 6.486F(無線タイプ, 無線/有線)
- スティック遊び:あり
- 備考:連射機能、マクロ機能
仕様・特徴
外見と基本的な仕様は、有線タイプ・無線タイプともに同じ。
無線タイプは、無線接続とUSB接続(Type-Cケーブル)の2通りで接続できる。
応答速度は変わらない。
他の無線コントローラーと比べ、無操作でいたときに自動で接続が切れるまでの時間が短い。
また無線タイプのみ、接続するとABXYボタンがカラフルに点灯する。
目玉は何といっても、背面にある4つのマクロボタン。
マクロボタンにはそれぞれ、最大16コマンドまでのボタン入力を記憶させることができる。
※1. スティック入力は再現不可。
※2. 大会などで使うと不正行為となる場合があるので、くれぐれも注意。
左右の持ち手が長い。
品質に問題があるわけではないが、全体的に見た目が少し安っぽい。
ボタン・スティック
ABXYボタンは小さい。ボタン同士の間隔も狭い。
反発力が高く、ボタンを押すとパチパチと気持ちの良い音が鳴る。
LRボタンは縦幅が広く、大きい。
コントローラー中央寄りにある軸を中心にボタンが可動する。
そのため、ボタンを押すとボタンの外側のほうが大きく沈む。
ZLZRボタンはトリガー状のゴムボタン式。
トリガーを引くと途中でゴムボタンが押されるのだが、ボタンを押し込んだり離したりする感触が一切無い。
正確な入力には向かないだろう。
スティックははじき入力が出やすい。
スティック軸はプラスチック製。皿は小さめ。
皿のくぼみ部分はビニールのような素材になっている。
十字ボタンは普通。
XボタンとTURBOボタンが近いため、暴発の危険アリ。
パーツ・分解
スティックデバイスは
金属軸タイプ
。
2枚の基板がシート状のケーブルで繋がれているので、必要があれば取り外す。
CYBER・ジャイロコントローラー ライト 有線タイプ
- 価格:2,680円+税
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:132 g
- 応答速度:6.249 F
- スティック遊び:あり
- 備考:ジャイロ機能、連射機能
仕様・特徴
CYBER社の廉価版モデル。
この価格でジャイロ機能を搭載しているのは凄い。
応答速度にさえ目を瞑ればかなりオススメできる。
上記の通常版よりも持ち手が短めで、クセの無いフォルムになっている。
ボタン・スティック
ABXY, スティック、十字ボタンは通常版と同じ仕様。
なぜか+-ボタンとHOME・キャプチャボタンの上下関係が通常版と反転している。
やはりこちらもTURBOボタンとXボタンの距離が近く、暴発の危険アリ。
LR,ZLZRボタンは仕様が全く異なる。
LRボタンは横長で、反発力が高い。
ZLZRボタンはきちんとしたボタンになっている。柔らかめではあるものの、押した感触もちゃんとある。
これらのボタンは通常版よりも扱いやすいと思う。
パーツ・分解
通常版と同様。
BEBONCOOL コントローラー(ピカチュウデザイン)
- 価格:3,500円前後
- 接続:無線/USB
- 振動機能:あり
- 重さ:? g
- 応答速度:6.414 F / 6.523 F(無線/有線)
- スティック遊び:あり
- 備考:ジャイロ機能、連射機能(秒間約5/12/20回)、振動強度調整
Amazonで購入可能。
仕様・特徴
マイナーメーカーの無線コントローラー。
USBType-Cケーブルで充電・有線接続可能。
振動は強さを調整できる。デフォルトだと強すぎ。
派手な色合いに目を奪われるが、玉石混交のサードパーティ製品の中では飛び抜けて作りがしっかりしている。
応答速度とスティック遊びが微妙だが、それ以外の点は及第点。
カジュアルに使うならオススメ。
ボタン・スティック
ABXYはストローク浅め。
LR,ZLZRボタンは標準的。
レスポンスは良い。
スティックはゴム製。縁部分がギザギザしていて滑りにくい。
スティックの遊びが大きめなのはちょっと残念。
パーツ・分解
Gulkit KingKong Pro controller
- 価格:約6,500 円
- 接続:無線/USB
- 振動機能:あり
- 重さ:220 g
- 応答速度:8.097 F / 7.530 F(無線/有線)
- スティック遊び:あり
- 備考:ジャイロ機能(感度調節可)、連射機能、連射ホールド機能、振動強度調整、マクロ機能、スティック感度調整、ZLZRトリガー感度調整
楽天や海外サイトで購入可能。
やたらしっかりした箱と、サイズピッタリのコントローラーケースに梱包されて届く。
仕様・特徴
海外メーカーの無線コントローラー。
USBType-Cケーブルで充電・有線接続可能。
特筆すべきは補助機能の多さである。
搭載機能は下表の通り。
設定・マクロ |
ボタン・押し方 |
機能 |
設定ボタン (歯車マーク) |
A,B,X,Y,R,ZR |
連射→連射ホールド→解除 |
+ボタン |
A-B, X-Yの位置入れ替え |
十字ボタン上下 |
振動強度調整(3段階+OFF) |
十字ボタン左 |
ZL感度調整(高→通常) |
十字ボタン右 |
ZR感度調整(高→通常) |
L3 |
Lスティック感度(60%→30%→リセット) |
R3 |
Rスティック感度(60%→30%→リセット) |
L, ZL |
ジャイロ感度(低→中→高→なし) |
マクロボタン (四角マーク) |
長押し |
マクロ記録開始 |
記録中に押す |
記録停止 |
短押し |
マクロ再生 |
2回押し |
マクロ繰り返し再生 |
再生中に他のボタンを押す |
再生停止 |
中でも、最大10分間のマクロ記録・再生に対応しているのがセールスポイント。
CYBERコントローラーと違って、スティックの入力も記録可能である。
ただし、記録できるマクロは1つのみ(CYBERコンは最大4つ)。
コントローラー外面は全てマット仕上げになっていて、手触りが良い。
梱包も含めて、全体的に高級感に溢れている。
しかし、応答速度やスティック遊びなど、コアゲーマーが気になる要素が詰め切れていないのが残念。
振動もちょっと安っぽい。
ボタン・スティック
ABXYはしっかりして高級感のある押し心地。
LRはカチカチ押すスイッチ式。
レスポンスは良い。
↑ 右側、ネジがくっついているところに磁石がある。
ZLZRボタンは完全なトリガー式。
中のトリガー部品に磁石がついていて、その磁力の強さでトリガーの位置を読み取るという仕組み。
ZLZRの感度調整では、トリガーがボタンとして反応する位置を設定できる。
ちなみに、XinputモードでPCに繋いだ際には、XboxコントローラーのLT,RTと同様にトリガーとして機能する。
+, -, HOME, キャプチャボタンはゴムボタン。
配置的に、暴発の心配は無いだろう。
スティックはゴム製で、中央がくぼんでいる。
Switchプロコンと違って、明確な縁は無い。
スティック遊びがある。
この遊びはコントローラーの基板側で設定されているため、スティックデバイスを交換しても遊びをなくすことはできない。
十字ボタンは標準的。
パーツ・分解
妙にネジが多い。
開封時、振動モーターを繋いでいる導線を切らないように注意。
海外販売されているコントローラー
ここで紹介しているものは北米Amazonで購入可能。
PDP Faceoff Wired Pro Controller
- 価格:$24.99
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ0170: g
- 応答速度:5.979 F
- スティック遊び:あり
- 備考:連射機能(秒間10回)、連射ホールド機能
''Faceoff Deluxe+ Audio Wired Controllerも、イヤホンジャックがついている点以外は同じ仕様。''
仕様・特徴
PDP社の海外任天堂ライセンスコントローラー。
サードパーティ製品の中で、形状が最もSwitchプロコンに近い。
ケーブル部分はUSB Type-Cケーブルで、取り外し可能。
Faceoffシリーズは、天面のカバープレートを着せ替えることができる。
ボタン・スティック
ABXYは大きめ。
ただし、反発力はSwitchプロコンよりも高い。
LRボタンの感触はSwitchプロコンとよく似ている。
ZLZRボタンは縦幅が小さく、先端が鋭くとがっている。
そのため、Rボタンに人差し指・ZRボタンに中指を当てると少々窮屈。
反発力は高めで、押した感覚が明瞭。
+, -, HOME, キャプチャボタン、およびターボボタンはクリック式。
背が低いのもあって、暴発の可能性は低い。
スティックははじき入力が出やすい。
皿部分くぼみ部分中央に、ローレット状のすべり止め加工がある。
皿の縁取りはされていないので、少し滑りやすい。
十字ボタンは硬め。斜め入力の暴発は無い。
パーツ・分解
PDP Afterglow Deluxe+ Audio Wired Controller
- 価格:$29.99
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:215 g
- 応答速度:6.032 F
- スティック遊び:なし
- 備考:イヤホンジャック、背面ボタン
無線版も発売されている(未所持)。
仕様・特徴
PDP社の海外任天堂ライセンスコントローラー。
基板にLEDランプが搭載されており、接続すると透明なボディが色鮮やかに光る。
色や光り方のパターンも自分好みに設定可能。光らせないこともできる。
ケーブル部分はUSB Type-Bケーブルで、取り外し可能。
背面に拡張ボタンが2つついていて、これらには任意のボタンを割り当てることが可能。
連射やマクロには対応していない。
拡張ボタン用のパーツは取り外して使うこともできるが、背面に不自然な凹みができるので良し悪しである。
↑ 拡張ボタン用パーツ。
形状は上記のFaceoff Wired Pro Controllerと全く同じ。
ただしこちらは内部に金属製のおもりが入っていて、重い。
ボタン・スティック
ボタンの配置、押し心地などはFaceoff Wired Pro Controllerと同じ。
ただし、こちらのほうが押し心地に高級感がある。
スティックの背が高い。
そのためスティックを倒し切るまでの距離が長く、はじき入力が出にくいという特徴がある。
スティックパーツをSwitchプロコンのものに交換することは可能だが、傘部分がケースと干渉してしまうため、そのままでは使い物にならない。
スティックは中央部分が深くくぼんでいて、実質的に縁付きのようなもの。
ただし、縁部分がとがっているので指が痛くなる。
スティックの受け部分には、とても滑りの良い円形プラスチックパーツがはめ込まれている。
スティックをぐりぐり回したときの動きは非常になめらか。
パーツ・分解
ネジを外した後、ケース上面・下面に噛んでいるツメをマイナスドライバーなどで無理矢理こじ開ける必要がある。
そして、イヤホンジャック部分が引っ掛からないようにケースを外す。
PDP Rock Candy Wired Controller
- 価格:$19.99
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:125 g
- 応答速度:5.758 F
仕様・特徴
PDP社の海外任天堂ライセンスコントローラー。鮮やかなクリアカラーが目を引く。
本体が小さいのが特徴。Switchプロコン比で約8割ほどの大きさしかない。
標準的な手の大きさなら、手の先の方で握るような格好になるだろう。
検証済みのプロコン型コントローラーの中では、応答速度No.1。
他のパーツもクオリティが高いので、小さささえ克服できれば是非ともお勧めしたいコントローラーである。
ケーブル部分はUSB Type-Bケーブルで、取り外し可能。
ボタン・スティック
ABXYはかなり小さい。
ストローク浅め(小さいので当然)、硬さは普通。
Aボタンの表面の角度が天面に沿うように少しだけ傾いているが、気になるほどのものではない。
LRボタンは、コントローラーに対しては大きめ。
ZLZRは少し反り返ったボタン。
どちらもストロークは浅く、硬さは普通。
レスポンスは良い部類。
+, -, HOME, キャプチャボタンはゴムボタン式。
ABXYとの距離自体は近いが、ABXY自体がコンパクトにまとまっているためにそこから指が動いて暴発することは少ない。
スティックは完全にプラスチック製。
形状はPDP Afterglowと同じで、縁部分がとがっている。
スティックが小さいため、指の腹に縁を引っ掛けて操作する感覚である。
Afterglow同様、スティック受け皿部分の滑りが非常に良い。
十字ボタンは微妙に硬い。
パーツ・分解
PowerA Wired Controller for Nintendo Switch
- 価格:$29.99
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:203 g
- 応答速度:6.088 F
- スティック遊び:あり
仕様・特徴
PowerA社の海外任天堂ライセンスコントローラー。
こちらは同社の古いモデルである。
カラーバリエーションが豊富で、キャラクターをあしらったデザインが多い。
左右の持ち手部分が長めだが、角度が開いていないので手になじむ。
持ち手の中には、安定感強化のためのおもりが入っている。
ケーブル部分はUSB Type-Bケーブルで、取り外し可能。
ボタン・スティック
ABXYボタンは標準的な大きさ。
ストローク、反発力は普通。
LRボタンは少し小さめ。ストロークが浅めで、反発が強め。
クリック感が強くて押しやすい。
ZLZRボタンはきつめの角度で反り返っている。
押した感触は柔らかいが、ちゃんと入力感がある。
+, -, HOME, キャプチャボタンはゴムボタン式。
ABXYからは離れていて背も低いので、暴発の心配は要らないだろう。
スティックが非常に大きい。Switchプロコンのスティックの約1.5倍の面積がある。
流石アメリカンサイズ。
十字ボタンは標準的で押しやすい。
パーツ・分解
Enhanced Wired Controller For Nintendo Switch
- 価格:$24.99
- 接続:USB
- 振動機能:なし
- 重さ:148 g
- 応答速度:6.058 F
- スティック遊び:わずかにあり
仕様・特徴
PowerA社の海外任天堂ライセンスコントローラー。
こちらの"Enhanced"版は新しいモデルである。
旧版と同じく、カラーバリエーション・デザインが豊富。
PDP Faceoffに次いで、形状がSwitchプロコンにとても近い。
旧版よりもクセの無い握り心地になった。
持ち手の中のおもりは廃止された。そのため、コントローラーがとても軽い。
ケーブル部分はUSB Type-Bケーブルで、取り外し可能。
ボタン・スティック
ボタンはほとんど旧版と同じ仕様。
ZL, ZRボタン先端部分がより尖った形をしている。
スティックサイズは標準。
メーカー側も、旧版は流石に大きすぎると気付いたのだろうか。
スティックはプラスチック感の強いゴム。
中央がくぼんでいて、くぼみ部分の縁は小さい段差になっている。
スティック受け皿部分には、PDP Afterglowなどに似た、円形プラスチックパーツが採用されている。
ただし、著者が入手したコントローラーのパーツは加工が甘く、本体に対するパーツのはまり方が緩かった。
そのため、スティックを倒し切ったときに変な感触がする。
パーツ・分解
その他
入手出来ていないコントローラー
- ホリパッド ミニ for Nintendo Switch
- CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプ
コメント
- GCの方がコメントできなかったのでこちらに書きますが、PowerAのGC無線、最近のものはZLRの5mmの遊びが無いかもしれません。通常カラー -- たこ (2020-07-02 21:24:55)
- 失礼途切れました。…通常カラーは分かりませんが、確実なのはポケモンデザインのものだと思います。また要望ですが、海外のNYKO製GCコンも検証してみて欲しいです。ちなみに「Faceoff Deluxe+ Audio Wired Controller」の仕様は、どちらかというと有線Afterglowとほぼ同じです。 -- たこ (2020-07-02 21:30:49)
- たこさん、PowerAのGC無線タイプについての情報ありがとうございます。遊びがなさそうということで安心しました。 -- 名無しさん (2020-07-03 03:34:12)
- benboncoolのコントローラーはなぜピカチュウデザインの物を採用しているのですか? -- 名無しさん (2020-07-25 01:40:47)
- Switchプロコンに形状が似ていたこと、商品ページのレビュー数が多かったことなどが選定理由です。 -- DRAFIX (2020-08-29 15:09:29)
最終更新:2020年08月29日 15:09