撃墜/バースト





概要

ファイターが各ステージごとに設定されている撃墜ライン(バーストライン)を通過すると、ファイターは撃墜(バースト・ミス)となる。
強いふっとびの攻撃がヒットすると致命エフェクト・赤ズームエフェクトが発生するが、これはあくまで撃墜の目安にすぎない。
赤ズームエフェクトが発生しても撃墜しない場合もあり、逆にエフェクトが発生しなくとも確定で撃墜になってしまう場合もある。



バーストが起きる条件

ファイターのお尻の部分(部位:Hip)が撃墜ラインを越えると、ファイターが撃墜されたと判定される。
ただし、上バーストするためには、撃墜ラインを超えたときにふっとび速度2.4以上である必要がある。
したがって、自力で上昇して上の撃墜ラインを超えても撃墜にはならない(例外:ワリオの最大ため下B)。


撃墜ラインが変化するケース

メテオ攻撃
メテオ攻撃を受けてふっとんでいるとき、カメラ範囲の下側より距離15だけ下の位置に到達した時点で、
ふっとび速度とファイター移動速度の和のY成分が-3.0以下であれば、撃墜ラインまでの距離が70短くなる。


道連れワザ
多くの道連れ可能な必殺ワザは、道連れで試合に勝利できないようにするために使用者がミスしやすくなるよう設定されている。

+撃墜ラインが変化するワザ一覧
{
ファイター ワザ X縮小値 Y縮小値
通常必殺ワザ すいこみ中 4 4
横必殺ワザ 落下中 - 10
横必殺ワザ 落下中 - 18
通常必殺ワザ かみつき中 - 3
通常必殺ワザ すいこみ中 12 -
横必殺ワザ 落下中 - 14
横必殺ワザ ひきずり中 21 -
落下中 - 20
横必殺ワザ3 落下中 - 15






バーストの緩和

ファイターのふっとび硬直が終了したときには、ふっとび速度が完全に減衰しきっていない。
よって、そのまま何もしなければふっとび続けてしまう。

ところで、画面上のファイターの運動速度は、「ファイターの移動速度」と「ふっとび速度」の和である。*1
そのため、ふっとびと逆方向に移動速度を得る行動を硬直終了後に取れば、ファイターの運動速度が抑えられ、ふっとぶ距離を短くできる。
また、それ以外の仕組みでふっとぶ距離を短くできる行動もいくつか存在する(詳細は後述)。

このようにしてふっとび距離を短くし、撃墜を逃れようとすることをふっとびを「緩和」すると言う。
厳密な用語としては、「ふっとび緩和」はふっとび速度のみを減少させることである。
しかし口語的には、撃墜を避けようとする行動すべてを「緩和」行動と言うことが多い(便宜上、このページでもそのように扱う)。

実戦において緩和が有効なのは、横撃墜に対してのみである。
上撃墜になるケースでは、基本的にふっとび硬直が終了する前に撃墜ラインを超えるため、そもそも緩和行動が取れない。

ふっとび硬直中は、硬直終了後の行動を先行入力できる。
よって、ふっとばされたあとに緩和行動を押しっぱなしにしておけば、最速で緩和行動をとることができる。

緩和方法まとめ
  1. 速度をゼロにしたり大きめの速度を追加する必殺ワザを持つ場合、撃墜ラインまでの距離によらずその必殺ワザが最も緩和量が大きい。
  2. そのような必殺ワザがない場合、撃墜ラインまでの距離によらず空中ジャンプが最も緩和量が大きい。
  3. 移動空中回避は撃墜ラインに近い場所からふっとばされた時には有効でないが、遠い場所からでは空中ジャンプと同程度緩和できる。
    • 移動空中回避による緩和は、真横よりも斜め方向に入力した方が緩和量が大きくなる。
    • 空中ジャンプによる追加速度(後述)が小さいファイターは、移動空中回避による緩和量の方が大きくなる場合もある。
  4. ファイターによっては、Lスティックを内に倒しっぱなしにした方が緩和できる場合もある。

  • 空中攻撃はワザによって出始めモーションにおけるお尻の位置が異なるため、ワザによっては緩和に有効なものもある。
    • 正面からふっとんだ場合と背中側からふっとんだ場合でも、緩和に利用できるワザが異なる。
      例えばロボットは、撃墜ライン側を向いた状態では前空中攻撃を緩和ワザとして利用することできるが、ステージ側を向いた状態では早めにバーストしてしまう。
  • 撃墜ラインに近い場所からふっとばされた時は、Lスティックを倒しっぱなしにするだけでも移動空中回避(斜め)と同程度緩和できる。


ゼロスーツサムスの例 終点ガケ・近
距離:160
終点ガケ・遠
距離:320
補足
アクション 撃墜% 撃墜%
下必殺ワザ 125 225 下必殺ワザのジャンプで1F目から大きな速度を得ることができる。
空中ジャンプ 124 224 ジャンプ + Lスティックを内に最大。
移動空中回避(斜め) 122 224 斜め上・斜め下どちらも同じ。
移動空中回避(真横) 120 223
Lスティックのみ 122 221 Lスティックは内に最大。
前空中攻撃 119 220 モーション出始めのお尻の位置によって、緩和量が異なる。
そもそも緩和にならないことも多い。
また、ふっとびんでいるときのファイターの向きも緩和量に影響する。
後空中攻撃 119 219
上空中攻撃 120 220
下空中攻撃 115 217
空中ワイヤー 122 223



空中ジャンプ

ステージ側に空中ジャンプを出すことで、基礎X速度を得る方法。

空中ジャンプを使うと、ファイターの基礎X速度が以下の値にセットされる。
空中ジャンプ1F目の基礎X速度 = 空中ジャンプX初速 * スティックX入力値
ただし多段ジャンプのファイターは、空中ジャンプX初速の代わりに空中横移動速度を使い、スティックX入力値を通常の0.8倍にして計算する。

空中ジャンプX初速はファイターパラメータのひとつ(jump_aerial_speed_x_mul)。ほとんどのファイターで0.8 ~ 1.0である。
瞬時に1.0程度のX速度を得られるため、緩和方法としては基本ながらかなり優秀。
ただし、ロボットはこの値がゼロであるため、緩和行動に空中ジャンプを使えない。

基礎X速度はLスティックのX入力量によっても変化するため、ジャンプ緩和時は真横にスティックを倒しておくとよい。

初速が0.8~1.0ではないファイター
ファイター 空中ジャンプX初速
1.2
1.0656
0.736
0.7
0.748
0.588
0


移動空中回避

移動空中回避の横移動成分で、X速度を得る方法。

さらに、移動回避出始めの1 ~ 4Fは回避方向と反対にファイターが動くため、空中ジャンプより緩和効果が大きくなることは稀。
ふっとび硬直が短い(撃墜ラインから近い)場合、かえって2 - 3%程度早く撃墜してしまうことも。

空中回避は、 ふっとび硬直キャンセル によって、ふっとび硬直が41F以上のときはジャンプよりも早いタイミング出すことができる。
よって、ふっとび硬直が十分長い(撃墜ラインから遠い)ときには、移動空中回避の有利性が高まる。
とはいえ、ステージのガケ端から逆方向へ撃墜するような場合でも同程度の場合が多い。

移動空中回避の移動方向としては斜め45°が最適で、真横よりも2%程度緩和量が大きい。
これは初めに反対方向にファイターが動く分と、のバランスを取った結果である。


移動系の必殺ワザ

移動を伴う必殺ワザでX速度を得る、もしくはふっとび速度を消去する必殺ワザを使う方法。
モーション開始直後から大きく横に動く必殺ワザは、空中ジャンプよりも大きい基礎X速度を得られる。
さらに「ポケモンチェンジ」など、ふっとび速度を完全に消去できるワザがごく稀に存在する。

ファイター ワザ タイプ 補足
上必殺ワザ 慣性消去 動作中は風判定の影響も無視することができる。
下必殺ワザ 速度追加 下必殺ワザ中の加速量が非常に大きいため、空中ジャンプが使用できないときに有用。
下必殺ワザ 速度追加
下必殺ワザ 速度追加
下必殺ワザ 慣性消去 お尻の位置が変わるため、ポケモンチェンジ直後にバーストする場合がある。
横必殺ワザ 慣性消去 お尻の座標の関係で、ステージ外側に向かって使用したほうが緩和効果が大きい。
横必殺ワザ 速度追加 空中ジャンプが使用できないときに有用。
横必殺ワザ 速度追加
下必殺ワザ 慣性消去 ステージ外側を向いてふっとんだ場合にのみ有効。
下必殺ワザ 慣性消去 空中ジャンプが使用できないときに有用。
下必殺ワザ2
(反転キック)
速度追加


空中攻撃

空中攻撃を出して体勢を立て直し、お尻の位置をずらして撃墜ラインに触れなくさせる方法。

ただし、ほとんどのケースで空中攻撃を出すことで逆に早く撃墜されてしまう。
どの空中攻撃が緩和に利用できるのか、事前に把握しておく必要がある(量が膨大なので今のところ検証予定なし)。

ふっとんでいるファイターの向きが撃墜ライン側かステージ側かによって、緩和に使える空中攻撃も変化するので注意。
例えばロボットの前空中攻撃は、ロボットが撃墜ラインを向いている場合のみ緩和行動として使える。





星バースト・手前バースト

ファイターが上バーストされると、ランダムで「星バースト」や「手前バースト」になることがある。
各ステージの「通常」「戦場or終点化」それぞれに、星バースト・手前バースト可能かどうかのパラメータが設定されている
例えば、奥行きのない2Dステージではどちらも不可、背景が開けていない「洞窟大作戦」では星バーストのみ不可など。
ステージごとの星バースト・手前バーストの可否は、 ステージ のページを参照。

なお、星バースト・手前バーストともに、試合の残り時間が5秒を切ると発生しなくなる。
そのほかの発生条件は以下の通り。

星バースト

星バーストしないケース
  • ふっとび速度が4.7以上のときは星バーストしない。
  • 最終ストックの赤ズーム演出が発生すると星バーストしない。
    • ヒット前に埋め状態だと星バーストしうる。
    • カベに衝突してから上バーストした場合は星バーストしうる。
    • クッパの横必殺ワザでは星バーストしうる。
  • ファイターが透明状態のときは星バーストしない。

必ず星バーストするケース
  • アイテムの「ボス・ギャラガ」で相手を撃墜すると、必ず星バーストになる。
    • 試合の残り時間が5秒を切っていても星バーストになる。


手前バースト

手前バーストしないケース
  • ニッキーが画面手前に出現しているあいだは手前バーストしない。
  • ファイターが透明状態のときは手前バーストしない。
  • 4人以上同時に手前バーストしない。

必ず手前バーストするケース
  • アイテムの「ビートル」で相手を撃墜すると、必ず手前バーストになる。
    • 試合の残り時間が5秒を切っていても手前バーストになる。
  • クッパの最後の切りふだ/チャージ切りふだを蓄積ダメージが60%/80%以上のファイターにヒットさせると手前バーストになる。


バーストしてから相手が動けるようになるまでのフレーム

種類 待機台降下前 待機台降下中 固有モーション フレーム合計
通常バースト 60F 60F 0F 120F
星バースト 140F 260F
手前バースト 88F 208F




復帰台

ファイターが撃墜されてから60Fが経過すると画面上から復帰台が降下を開始し、さらに60Fが経過すると自由に動けるようになる。
ただし、団体戦では復帰台を経ることなくそのままファイターが降下してくる。

自由に動けるようになってからは、最大で240Fのあいだ復帰台にとどまることができる。
なお、復帰台で待機しているあいだはワリオっぺや反逆ゲージが溜まらない。
また、待機時間が120Fを超えると復帰台から降りてからの無敵フレームが徐々に減少していく。
無敵フレーム = INT(120 - (待機時間 - 119) / 2) [F]


その他の仕様

  • ポケモントレーナーでは、アニメーションの関係で復帰台の降下スピードがかなり速い。
  • ポケモントレーナーで復帰台から最速で降りた場合、18Fのあいだ「ポケモンチェンジ」が使用できない。
  • インクリングには個別のパラメータが用意されているが、共通の値と同じ値が設定されているため特に影響はない。
  • ミェンミェンは、復帰台上で下必殺ワザを使用して右腕のアームを変化させることができる。





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最終更新:2020年08月02日 02:56