前作からの変更点
崖あがり行動
その場あがり
先行入力が可能になり、崖奪いされなくなった。
攻撃あがり
前作では発生前の2Fは無敵がついていなかったが、今作では攻撃判定が切れるまで無敵がつくようになった。
また、攻撃判定のダメージが1~3%程度増加した。
おそらく全ファイター共通で、全体フレームが55Fに統一された。
回避あがり
おそらく全ファイター共通で、全体フレームが49Fから45Fに減少した。
また、全体フレームの減少に伴い無敵フレームも減少した。
無敵フレームは統一されていない模様。
ジャンプあがり
先行入力の仕様の変更の影響か、
ジャンプあがり後の行動を先行入力で出せるようになった。
ただし、無敵フレーム終了と同時に出すことのできていた空中攻撃・必殺ワザ・アイテム投げの行動が、前作のジャンプ・空中回避・空中ワイヤーと同じく無敵フレーム終了の2F後からしか出せなくなった。
攻撃ヒット後の崖つかまり不可フレーム
forで存在していた「攻撃を受けたあと54Fのあいだは崖をつかむことができない仕様」が削除された、
Ver 1.2.1時点で存在していることが確認された。Ver 1.1.0以前では確認できないため、Ver 1.2.0で修正されたと思われる。
攻撃を受けたあとと自主的な再度崖つかまりをしたときで、崖つかみ不可フレームが変わるようになった。
- 崖離し後は、54Fのあいだ崖をつかむことができない。
- ヒットストップ終了後は、30Fのあいだ崖をつかむことができない。
- やられ硬直中は、30Fが経過していても崖つかみ不可。
崖つかまりの回数制限
着地するまでに崖つかまりをおこなえる回数が、
最大で6連続まで
に限定されるようになった。回数は、地面に着地するか相手から攻撃を受けるとリセットされる。
7連続でつかまろうとすると、エフェクトだけ出て崖をスルーしてしまう。
for以前に存在していた崖つかまりの回数制限(アイクの天空:5回と空中ワイヤー:3回)も続投。
連続崖つかまり
連続で崖つかまりをおこなった場合に
「最小崖つかまり時間」が増加し「各崖あがり行動の無敵フレーム」が減少する
という仕様が追加された。
回数は、地面に着地するか相手から攻撃を受けるとリセットされる。
なお、2連続以上で崖つかまり待機時に無敵が追加される仕様は変更なし。
最小崖つかまり時間
最小崖つかまり時間とは、崖をつかんでから行動を開始できるまでのフレーム数のこと。
前作では全ファイターで19Fか20Fだった。すべてのファイターで確認したわけではないが、おそらく今作でも変化なし。
最小崖つかまりフレームは連続崖つかまり数によって次のように増加していく。
崖つかまり1連続:変化なし
崖つかまり2連続:変化なし
崖つかまり3連続:約1F増加
崖つかまり4連続:約2F増加
崖つかまり5連続:約3F増加
崖つかまり6連続:約4F増加
厳密には2F目からそれぞれ1, 1, 0.9325, 0.875, 0.8125, 0.75倍のアニメーション速度倍率がかかる。
崖あがり行動の無敵フレーム
無敵フレームは各行動の1F目からスタートするが、トータルのフレーム数が減少して後隙が増加する。
崖あがり行動の無敵フレームは連続崖つかまり数によって次のように減少していく。
崖つかまり1連続:変化なし
崖つかまり2連続:約0.8倍
崖つかまり3連続:約0.5倍
崖つかまり4連続以上:無敵フレームなし
崖奪い
相手に崖を奪われているあいだは、左右の移動がかなり効くようになった。
スティックを倒しっぱなしにしていた場合、崖を奪われて硬直が切れたあとにファイターがステージ上にいることも。
硬直は28Fで変わらず(?)。硬直が明らかに短いケースを見た気がする、要調査。
空中ワイヤー復帰
「ワイヤーつかみで崖を掴んだ場合、強制崖つかまり時間を無視できる仕様」が削除された。
forではワイヤーによる崖つかまりの場合のみ、20F程度存在する「強制崖つかまり時間」を無視できていた。
その他
アイスクライマー
- 2人同時に崖に捕まることが可能で、お互いで崖奪いにならない。ナナのみでも相手の崖を奪うことができる。
- ナナの上必殺ワザのみ、2回目の崖つかまりにも無敵がつく。
変更されていないことが判明している仕様
崖つかまり待機時の無敵時間
崖つかまり待機の無敵時間の計算式は以下の通りで変更なし。
無敵時間 = INT((滞空時間 * 0.2 + 44) - (蓄積% * 44 / 120)) [F]
4 ≤ 無敵時間 ≤ 104 [F]
0 ≤ 滞空時間 ≤ 300 [F]
0 ≤ 蓄積% ≤ 120 [%]
崖つかまり移行時の2F
前作同様、崖つかまりに移行する際の最大2Fは無敵がつかず完全に無防備。
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