ボタン設定
はじきジャンプ
ボタン設定で「はじいてジャンプ」の項目をONにしていると、はじきジャンプの仕様が適用されるようになる。
なお、「ガケジャンプあがり」「ジャンプつかみ抜け」「水中ジャンプ」ははじきジャンプがOFFのときでも認識される。
通常ジャンプとはじきジャンプの主な違いは以下の通り。
ほかにも、はじきジャンプONではジャンプボタンとはじき入力をずらし押しすることで最速空中ジャンプが容易になる。
二段ジャンプは消費されてしまうが、最速で大ジャンプ空中攻撃に似た動きをおこなうことが可能。
入力方法 |
通常ジャンプ |
はじきジャンプ |
説明 |
入力の優先度 |
高い |
低い |
同時入力では、通常ジャンプ扱いになる。 |
最速大ジャンプ空中攻撃 |
- |
1F早い |
ジャンプ踏切終了直後のフレームに空中攻撃を入力した場合の挙動が異なる。 通常ジャンプでは必ず小ジャンプ空中攻撃が出るのに対し、 はじきジャンプでは上入力が一定以上であれば大ジャンプ空中攻撃が出るため、 完璧な入力をすれば1F早く大ジャンプ空中攻撃(通常・下以外)を出すことができる。 |
ジャンプ踏切中に 上に倒しながら攻撃ボタン |
上空中攻撃が出る |
上スマッシュが出る |
上スマッシュに関する仕様が異なり、はじきジャンプでは最速小ジャンプ上空中攻撃を出しづらい。 ただし、Cスティック(攻撃・スマッシュ)を上入力した場合には上空中攻撃が出る。 |
立ち状態からの 上スマッシュの入力猶予 |
5F目まで |
3F目まで |
はじき入力の出やすさ
はじき入力の出やすい・出にくい設定は、はじき入力の入力受付猶予フレームを変化させる。
「出やすい」では受付時間が1F増加し、「出にくい」では1F減少する。
スティックのしきい値(傾け方)にも影響せず、例えばダッシュや上必殺ワザなどのアクションの出しやすさは変わらない。
はじき入力の設定によって影響を受けるワザ・アクションは以下の通り。
例えば受付猶予フレームが6Fの場合、スティックをある一定値以上に倒してから0 ~ 5Fが経過するまでにボタン入力すればアクションが成立する。
ファイター |
ワザ・アクション |
受付猶予フレーム |
出やすい |
ふつう (標準) |
出にくい |
共通 |
横スマッシュ 地上アイテム投げ(前後) |
7F |
6F |
5F |
上スマッシュ 下スマッシュ 地上アイテム投げ(上下) |
5F |
4F |
3F |
|
横必殺ワザ |
9F |
8F |
7F |
|
横必殺ワザ |
9F |
8F |
7F |
|
サンダーソード |
7F |
6F |
5F |
|
横必殺ワザ3 (チャクラム) |
9F |
8F |
7F |
はじき入力が認識されるワザやアクションの中でも、以下のものははじき設定を変更しても受付猶予フレームが変化しない。
ファイター |
ワザ・アクション |
受付猶予フレーム |
共通 |
空中アイテム投げ |
8F |
|
横必殺ワザ |
4F |
|
横必殺ワザ3 (ミサイル) |
|
横必殺ワザ |
5F |
ABスマッシュ
ボタン設定で「攻撃 + 必殺ワザ 同時押しスマッシュ攻撃」の項目をONにしていると、ABスマッシュの仕様が適用されるようになる。
ABスマッシュがONのときは、攻撃ボタンと必殺ワザボタンを同時に入力することでスマッシュ攻撃を出すことができる。
スマッシュ攻撃の種類は、同時押しが認識された瞬間の左スティックの入力方向によって決定される。
立ち状態からは
1Fのズレもなく同時に入力する必要があるが、
押しっぱなし先行入力
の仕様を利用すると有効活用しやすい。
例えば通常空中攻撃を出したあとにそのまま攻撃ボタンを押しっぱなしにしておけば、
その状態から必殺ワザボタンを入力するだけでスマッシュ攻撃を出すことができる。
これにより、ピカチュウやフォックスなど、
空中攻撃からスマッシュ攻撃に繋げるコンボの入力を簡略化することができる(
ESAMによる解説動画
)。
ちなみに、ルフレはABスマッシュを入力することで青銅の剣を所持している状態から直接サンダーソードの通常空中攻撃を出すことができる。
ふりむき必殺ワザ
必殺ワザをふりむきながら出す方法には、次の3つの方法がある。
- 反転入力後、ニュートラルに戻してからワザを出す方法(ほぼすべての空中通常必殺ワザ)
- ワザの途中で左スティックを反対に倒す方法(一部の上必殺ワザ)
- 左スティックを反対に倒しながらワザを出す方法(全ての横必殺ワザと一部の上・下必殺ワザ)
1. 空中通常必殺ワザ固有のふりむき
空中で通常必殺ワザを出す8F前までに新たに反転入力がおこなわれていた場合、通常必殺ワザの1F目から向きを反転することができる。
スティックを倒しっぱなしにしていても向き反転できない。
よって、「スティック倒し → ニュートラル → 必殺ワザ」の一連の動作を9F以内におこなう必要がある。
この方法は、シュルクの通常必殺ワザ以外のすべての通常必殺ワザで利用できる。
2. 一部の上必殺ワザ固有のふりむき
一部の上必殺ワザは、ワザの途中の特定のフレームに反転入力がおこなわれていると向きが反転する。
例えばマリオの上必殺ワザでは、ワザの3F目に反転入力がおこなわれていれば3F目から反転する。
後述の慣性反転(地ダ・空ダ)と入力方法が似ているが、慣性は反転しないので注意。
このタイプに対応している上必殺ワザをもつファイターは以下の通り。
例外として、ルイージの横必殺ワザも3F目から向き反転できる。
3. スティックでのふりむき
多くの必殺ワザは、スティックをわずかに傾けながらワザを出すことで1F目から向きを反転することができる。
特に横必殺ワザはすべてのファイターで向き反転可能だが、上・下必殺ワザは個別にふりむき可能かが設定されている。
通常・上・下必殺ワザをこの方法で出す場合は、横必殺ワザが出ない程度に浅く(もしくは斜めに)スティックを倒す必要がある。
慣性反転必殺ワザ(地ダ・空ダ)
俗に「空ダ(空中ダッシュ)」と呼ばれるテクニックで、一部の必殺ワザはファイターのX方向の慣性(速度)と向きを反転させながらワザを出すことができる。
慣性反転できるかは必殺ワザごとに決定されており、向き反転と慣性反転どちらもおこなえるワザもある。
条件は「ワザの4F目に向いている方向の反対へスティックを倒されていること」で、慣性と向きが反転するのはワザの5F目から。
空ダN式
慣性反転必殺ワザの使い方を、ケースに応じて「空ダN式」というかたちで表す場合がある。
「最初にジャンプする方向」と「ふりむき必殺ワザと組み合わせるかどうか」で4種類に分けられる。
種類 |
動作 |
1式 |
前ジャンプ → 慣性反転 |
2式 |
後ジャンプ → ふりむき必殺ワザ → 慣性反転 |
3式 |
後ジャンプ → 慣性反転 |
4式 |
前ジャンプ → ふりむき必殺ワザ → 慣性反転 |
入力小ネタ
- ダッシュ中に「C攻撃後ろ+ジャンプ」を同時に入力すると、進行方向に小ジャンプ空後が出る。
- Cスマッシュの場合、ステップ中の反転スマッシュが出せないタイミングで、C後→ジャンプを+0~1Fで押す。
- かなりの確率で逆方向の小ジャンプ空前に化ける。条件不明。
- ダッシュ中に「C攻撃後ろ+ジャンプ」を同時に入力し、ジャンプ踏切中に必殺ワザボタンを入力すると前方に空ダ横Bが出る。
- ダッシュ出始めにCステを下に倒してLステをそのままにしておくと、距離の長いステップが出せる。
- 「振り向き(反転ブレーキ)→Cステ横」で、走行からの滑り横スマ・横強が安定して出せる。
- 普通の走行ブレーキだと、2F目にCステを入力した場合DAが出てしまう。
- C必殺で、「Lスティックを倒しながら逆方向にC必殺を素早くはじく」と入力すると、横B空ダが簡単に出せる。
- C必殺のスティック入力が長いと(おそらく慣性反転受付タイミングまで倒していると)、慣性反転必殺ワザが出ない。
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