会津郡高野組黒沢新田村

陸奥国 会津郡 高野組 黒沢新田(くろさはしんでん)
大日本地誌大系第31巻 111コマ目

この村、承應の頃(1652年~1655年)大豆渡村より分かれて別村となりし。

府城の南に当り行程12里9町。
家数28軒、東西1町30間・南北40間。
北は桧原川に臨み三方田圃(たんぼ)なり。

東・南、共に村際にて大豆渡村に界ふ。その村は東に当り2町。
西13町30間針生村の界に至る。その村まで26町。
北9町大豆渡村の山に界ふ。

山川

檜沢川

村北1町にあり。
針生村の境内より来り、東に流るること13町、大豆渡村の界に入る。

黒沢川

源は大豆渡村の境内より出て、山間を辰巳(南東)の方に流るること2里計、村北にて桧原川に注ぐ。
広5間。

関梁

橋2

一は村より戌亥(北西)の方1町30間、大芦村にゆく路にあり。
長12間。
一は村西2町にあり。隣村の通路なり。
長12間。
共に檜沢川に架す土橋なり。

墳墓

古墳

村西1町余にあり。
高4尺計。
相伝て河原田大善が墓なりと云う。
傍に大善と共に討死せしものの墓なりとて小墳一あり。