大沼郡大塩組大岐村

陸奥国 大沼郡 大塩組 大岐(おほまた)
大日本地誌大系第33巻 80コマ目

府城の西に当り行程17里余。
家数7軒、東西1町・南北32間。
山入川を挟み住す。
南北は山に傍ひ東西は田畝なり。

東30町・南17町、共に会津郡和泉田組布沢村の山界に至る。その村は辰巳(南東)に当り33町。
西10町山入村の界に至る。その村は戌亥(北西)に当り28町。
北20町越河村の山に界ふ。

山川

松阪峠

村南5町にあり。
頂まで8町計。
布沢村に往く路なり。
天正18年(1590年)伊達政宗の将大波玄蕃寄来りしに、山内氏勝兵を出して迎戦はしむ。利なくして横田出羽・同安藝等60余騎討死せし所という。

山入川

源は戸板山より発し、西に流るること13町余、村中を経て山入村に入る。
広3間。

神社

熊野宮

祭神 熊野宮?
草建 不明
村の西北30間山足にあり。
鳥居拝殿あり。横田村雪澤摂津が司なり。

山神社

祭神 山神?
鎮座 不明
村の西南1町余にあり。
村民の持なり。