河沼郡坂下組下金沢新田村

陸奥国 河沼郡 坂下組 下金沢新田(しもかなさはしんでん)
大日本地誌大系第33巻 123コマ目

この村は元和7年(1621年)に(あば)く所の新田なり。

府城の西北に当り行程3里。
家数4軒、東西36間・南北1町30間、四方田圃(たんぼ)にて西南は宮川に近し。

東4町58間・北1町20間、共に福原新田村の界に至る。その村は丑寅(北東)に当り5町30間余。
南2町40間牛沢組上下金沢両村に界ふ。
西1町48間牛沢組大江村に界ひ宮川を限りとす。

山川

宮川

村西1町40間余にあり。
福原新田村の境内より来り、西に流れ北に転じ4町流れてまた福原新田村の境内に入る。


外部リンク等


村名について

明治8年(1875年)、福原新田村・下新田村(下金沢新田)が合併し福原村が発足
※以降は河沼郡坂下組福原新田村#村名についてを参照

神社

町史より)
6.神社
稲荷神社 祭神:宇賀御魂命 祭日:旧四月一日 村西の鶴沼川堤防上に鎮座。鎮守神。
最終更新:2025年11月16日 21:55