河沼郡牛沢組大村

陸奥国 河沼郡 牛沢組 (おほ)
大日本地誌大系第33巻 134コマ目

この村旧は台村に作る。何の頃にか大村と改む。

府城の西に当り行程3里。
家数21軒、東西2町30間・南北1町30間。
四方田圃(たんぼ)にて西は山に近し。

東3町12間牛沢村の界に至る。その村は丑寅(北東)に当り7町余。
西24町細越村の山に界ふ。
南は村際にて勝方村に界ふ。その村は未申(南西)に当り2町。
北3町大村新田村に隣りその村際を界とす。

水利

堤3

一は村西4町にあり。周60間。
また村より亥(北北西)の方6町計に2あり。共に二重堤(にちゆうつつみ)という。
一は周320間、一は周270間。

寺院

泉養寺

村中にあり。
曹洞宗萬年山と號す。
下総国三王山東照寺の末山なり。
明應の頃(1492年~1501年)東照寺の僧能山ここに来り1宇を造営る。後諸宗の僧侶住して宗旨もさだかならざりしを、寛文元年(1661年)洞家の僧春鶴住してより相続いて今に至る。
本尊弥陀客殿に安ず。