河沼郡野沢組芝草村

陸奥国 大沼郡 野沢組 芝草(しはくさ)
大日本地誌大系第34巻 9コマ目

もと柴草に作る。寛文中(1661年~1673年)今の文字とす。

府城の西北に当り行程7里32町余。
家数9軒、東西1町22間・南北55間。
越後街道に住し四方田圃(たんぼ)なり。
また戌(西北西)の方5町に1区あり。新田(しんでん)という。
家数3軒、東西1町・南北1町。
東は松林にて三方は田圃なり。

東3町20間・南1町、共に野沢原町の界に至る。原町は辰(東南東)に当り4町40間。
西6町30間芹沼村に界ひ安座川を限りとす。その村は戌(西北西)に当り7町30間。
北6町30間耶麻郡大谷組橋屋村に界ひ揚川を限りとす。その村まで7町40間。

山川

松林

村より戌(西北西)の方2町にあり。
東西2町30間・南北2町。
原の南端に壇12あり。野沢原町との境壇なり。

揚川

村北6町30間にあり。
小島村の境内より来り、西に流るること5町芹沼村の界に入る。

大槻川

村より寅(東北東)の方6町にあり。
野沢原町の境内より来り、北に流るること2町揚川に入る。

安座川

村西6町30間にあり。
野沢原町の境内より来り、北に流るること3町揚川に入る。
広14間。

田沢川

村東3町20間にあり。
野沢原町の境内より来り、北に流るること11町揚川に入る。

神社

熊野宮

祭神 熊野宮?
相殿 稲荷神
勧請 不明
村北5町にあり。
鳥居あり。下野尻村平野攝津これを司る。