耶麻郡川東組木地小屋村

陸奥国 耶麻郡 川東組 木地小屋(きちこや)
大日本地誌大系第32巻 13コマ目

元亀2年(1571年)檜原村より備後縫殿助という木地挽に人来てその業をなす。後田圃(たんぼ)をひらき1村となれり。

府城の東北に当り行程7里11町。
家数27軒、東西1町・南北1町。
山中に住す。四方田圃なり。

東20町大原新田村の界に至る。その村まで25町。
西1町酸川野村の界に至る。その村まで19町。
南2町酸川野村に界ひ酸川を限りとす。
北は酸川野村の山に隣り界域分明ならず。

この村は福島街道駅所にて、村中に官より令せらるる掟条目の制札あり。
猪苗代城下より2里10町52間ここに継ぎ、ここより2里26町32間沼尻湯本に至る。また20町酸川野村駅に継ぐ。

山川

酸川

村南2町にあり。
大原新田村の境内より来り、西に流るること20町酸川野村の方に注ぐ。

土産

この辺の諸山より産す。気味殊に勝れたり。塩漬とし毎年江戸へ献す。

水利

岩弓堰

大原新田村の方より来り田地の養水となり酸川野村の方に注ぐ。

神社

山神社

祭神 山神社?
相殿 稲荷神
   熊野宮
鎮座 不明
村北2町にあり。
鳥居拝殿あり。酸川野村伊藤伊予これを司る。



  • Google Map
    • 鎮守大山祇神社
      • (2020/06/16現在) Google地図上ではおんばさまとなっているが、大山祇神社の境内におんばさまの祠があるのではないかと思われる。
    • 木地小屋駅跡
      • 案内板があるだけで記念碑も何もない。同様の案内板は酸川野地区入口にもある。