桜川の浜に住せる故名とす。
府城の東北に当り行程3里29町。
家数8軒、東西20間・南北1町30間。
西北に山を擁し東南田畠なり。
東2町余・北40間、共に
行津村に界ひ桜川を限りとす。その村は丑(北北東)に当り1町。
西13町
布藤村の山界に至る。
南3町
西窪村の界に至る。その村まで5町。
山川
桜川
村より丑寅(北東)の方1町余にあり。
行津・桜川両村の養水の末合してこの川となり、南に流るること5町
西窪村の界に入る。
広3間。
原野
秣場
村西7町計、山中にあり。
東西1町・南北2町。
神社
諏訪神社
村南にあり。
鳥居あり。三城潟村佐野壱岐これを司る。
余談。
※地理院地図(明治41年測図/昭和6年修正)
桜川が確認できませんでした。昔の地図には行津と桜川の間に川が流れていた事が確認できます。現在、行津地区の神社横から繋がる水路はあるのですが、これが旧桜川となるのかもしれません。これも磐越自動車道設置の影響でしょうか?
なお、今桜川地区の東北(行津地区の東、
行津車屋橋の下)を流れているのは高橋川といいます。
最終更新:2020年06月24日 19:32