マルヤクデ

登録日:2019/12/10 (火曜日) 2:06:00
更新日:2024/01/02 Tue 18:03:24
所要時間:約 4 分で読めます




発熱時の体温はおよそ800度。体を鞭のようにしならせて跳びかかってくるぞ。



マルヤクデとはポケットモンスター ソード・シールドに登場するポケモンの1種である。


データ


全国図鑑No.851
分類:はつねつポケモン
英語名:Centiskorch
高さ:3.0m
重さ:120kg
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50% ♀50%

タイプ:ほのお/むし

特性:もらいび(ほのおタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自身が使うほのおタイプの技の威力を1.5倍にする)
  しろいけむり(相手の技や特性で能力を下げられない。手持ちの先頭にすると野生のポケモンと出会いにくくなる)
隠れ特性:ほのおのからだ(接触技を受けると3割の確率でやけど状態にする)

種族値
HP:100
攻撃:115
防御:65
特攻:90
特防:90
素早さ:65

合計:525

獲得努力値:攻撃+2

進化:ヤクデをLV28にする


概要


メラルバ系統に次ぐむしタイプとほのおタイプの複合ポケモン(ただしこちらは並びが逆だが)である。
名前の由来は、進化前は「焼く」∔「ヤスデ」または「ムカデ」、
こちらは「丸焼き」∔「ヤスデ」または「ムカデ」から、或いは「焼くで」という言い方からと思われる。

名前の通り、モチーフはヤスデもしくはムカデ(両者は似た外見だが種族的に別の生き物である)と思われるが、正確にどちらなのかは見た目や名前からは判別しづらい。
仮にムカデモチーフであるならば、フシデ系統に次ぐムカデのポケモンということになる。
太短くイモムシっぽさもあったペンドラーに比べ、こちらは細長い体型とより現実世界のムカデに近い体型をしている。
全身が赤く、腹部には発熱器官であろう丸い模様があり、顔にはXの形に炎が噴き出している。
細長い体型であることからあまり実感がわかないかもしれないが実は高さも3mと、元祖ムカデポケモンのペンドラーを上回っていたりする。

図鑑説明によれば発熱時にはなんと800度に及ぶとか。
これはマグカルゴの1万度に比べればかなり低いかもしれないがそれでも人間にとってはとても危険な温度であるのは変わらない。
そのうえ攻撃的な性質らしく、公式サイトの説明によれば近づく者に見境なく襲いかかるほどに好戦的らしい。
DLCである『冠の雪原』では野生化しており、草むらにシンボルとして出現する。
しかも身体が平たい上、腹這いで移動しておりわかりにくいのでうっかりぶつかってしまったプレイヤーも多いかもしれない。
摂氏800度の巨体が飛び掛かってこようものならスーパーマサラ人であってもタダでは済まなそうだが、トレーナーは大丈夫なのだろうか?
…と思ったが単純計算で1000度を軽く超えているリザードンの炎が直撃してもサトシは黒焦げで済んでいたので、少なくともスーパーマサラ人なら無事だろう。

ヤクデ


全国図鑑No.850
分類:はつねつポケモン
英語名:Sizzlipede
高さ:0.7m
重さ:1.0kg

タイプ:ほのお/むし

ゲーム本編におけるマルヤクデ


進化前のヤクデが3番道路に生息しているがかなり低確率であり、滅多に出てこない。
その為、カブジムチャレンジ初めて捕獲した人も多いかもしれない。
3番道路の時点で狙って入手しておきたい場合は、もらいびの特性を持つロコンガーディなどを先頭にしておくと出現率がアップするのでおすすめ。

進化レベルは28とそれほど遅くないのだが、特に進化前のヤクデは素早さと防御が低いため、戦わせて育てるのはやや大変。
マルヤクデに進化した後も防御の低さが弱点になるが、後述する通りタイプの耐性に優れている上、低い防御も『とぐろをまく』でカバーできる。
『しろいけむり』個体も能力ダウンに強気に出られるため、特にストーリー攻略に置いては種族値以上の忍耐と安定感を見せてくれる。
ワイルドエリアでわざレコードを入手できる『きゅうけつ』を覚えさせれば、相手を2,3体抜いてもまだ体力に余裕があるくらいに鉄板な耐久力を期待できるだろう。


キョダイマックス


マルヤクデ!燃えさかれ!
キョダイマックスで姿も変えろ!

マルヤクデは上でも述べたカブの切り札として登場し、キョダイマックスしてくる。
キョダイマックスを披露してくるジムリーダーはカブが初なので、ストーリーで最初に戦うキョダイマックスポケモンになる。
序盤にしては高めのHPがキョダイマックスでさらに上乗せされるので、多少相性の良い技を繰り出す程度では簡単には落とせない。
加えて特防がやや高く、「ダイワーム」でこちらの特攻を下げてくるので特殊技で戦うと不利を強いられる。逆に防御は脆いので、物理で押し切ってしまいたい。
タイプ相性が良い、かつ威力の高い物理技を繰り出せるポケモンを用意しておき、こちらもダイマックスで応戦すると良いだろう。
ただし、先鋒次鋒のキュウコンウインディやけど状態でこちらの攻撃力を下げてくるのが厄介。相性が良くともこちらの物理攻撃力が届かなくなる恐れがあるので、マルヤクデにぶつけるポケモンにやけどを負わせないようにしたいところ。
また、マルヤクデのキョダイヒャッカを受けてしまうと4ターンから5ターンの間ダメージを受けてしまう上、交代できなくなってしまうので注意。

キョダイマックスできるマルヤクデはストーンズ原野の岩と草に囲まれた巣穴で
太い光が出た際のマックスレイドバトルで極稀に登場し、それを弱らせることで捕獲が可能。


キョダイマックスのすがた


キョダイマックスのパワーによって体温は摂氏1000度を超え熱波で相手を焼き焦がす。

高さ:75.0m~
重さ:???.?kg


体型は変わらないが炎の触角がより細長く伸び、大きさもさることながらなんと高さが75mと凄まじいことに。更に有志が数えてみたところ、本当に足が100本に増えている。
その姿は日本の伝承に登場し、藤原秀郷に討ち取られた妖怪として知られる大百足を彷彿させる。
体温も800度から摂氏1000度を超えるとさらに熱いがこれは現実世界におけるマグマ並みである。

ほのお技は「キョダイヒャッカ」ヘと変わり、相手をマルヤクデが場を離れた後も持続するように拘束した上で、
4ターンから5ターンの間最大8分の1のダメージを与えるという、ほのおのうずの上位互換となる。
「ダイバーン」の日差しを強くする効果とはまた違った後続へのつなげ方も可能だろう。


対戦におけるマルヤクデ


HPと攻撃が高く、それに次いで特攻と特防が高い。
その反面防御と素早さは低く、物理で弱点を突かれようものならあっという間にやられてしまうため、種族値合計を持て余し気味…と捉えられるかもしれない。
その為相手を見極める必要があり、中級~上級者向けともいえるポケモン。

覚える攻撃技はやや少なめだが「パワーウィップ」「かみくだく」「とびかかる」「きゅうけつ」と最低限の技は覚えるし
わざレコードを使えば最高威力の技である「フレアドライブ」も習得可能。
だがクイタラン専用技であった「ほのおのムチ」も習得可能の為、HPへの反動を嫌うならこちらを使うことになる。
反面変化技には乏しく、有用なのはとぐろをまくやおにび、ねむる位とかなり少ないのも特徴である。

防御こそ低いものの、耐性そのものはかなり多く、なんとこおりむしかくとうはがねフェアリーくさと6つも存在し、
これに特性もらいびが加われば実質7つになるなど、耐性面では優秀なのも事実で、上手く「とぐろをまく」が成功すればなんとか耐えきり、その場に居座ることも。
ただしいわは4倍で食らってしまい即死は免れないのでおとなしく引くこと。

有力な特性は先ほども述べた「もらいび」でほのお技を読んで交代することで無効化に加えて火力アップも可能になり、
もう一つの「しろいけむり」も相手の能力を下げる技が効かないというクリアボディとほぼ同じ効果の特性で、
キョダイマックス、ダイマックスによって能力を下げる技が飛び交う今の環境ではとても助かる特性である。
隠れ特性は「ほのおのからだ」だが接触技を想定するには防御が低く、相手側に依存してしまうため、上二つに比べるとリターンの関係で使いにくい。

鈍足だが耐性、HP、攻撃面を買われて交換合戦を制する「サイクル戦」での適性が評価されている。

ステルスロックで体力が半分も削られてしまうので、あつぞこブーツを持たせると安心。全部の脚にブーツを履かせるのか?
それ以外の候補としては、とつげきチョッキに特殊耐久を任せて攻撃技一本に絞ったり、とぐろをまく+きゅうけつ+回復道具などで場に張り付いたり、選択肢は広い。技編成やパーティとよく相談すべし。


アニメでのマルヤクデ


新無印編第42話ではダグの娘であるエバの手持ちのポケモンとして登場。エバからは「マルちゃん」と呼ばれ愛情を注がれていたが、ムゲンダイナから漏れでたエネルギーが直撃し、正気を失いキョダイマックスして暴走し、「キョダイヒャッカ」で父娘の住む街の数多の家屋を焼き滅ぼす被害を起こしたが、サトシ達のおかげで元に戻った。声は三木眞一郎
第8シリーズではゲーム「ソード・シールド」と同様にカブのパートナーとして第20話で登場。ワカバ曰く「最強のポケモン」で、特性の「もらいび」*1でロイのホゲータの「ひのこ」を無効化し、ニャオハの「このは」も物ともしないほどのタフさを見せている。最後はホゲータが新たに覚えた「かえんほうしゃ」と打ち合いになったものの、パワーの差で押し返して勝利する。使用技は「かえんぐるま」*2、「むしくい」、「かえんほうしゃ」。


余談


  • 隠れ特性はほのおのからだではあるが防御が低いのであまり活かす機会がなく、タマゴの孵化に使われることが多い。
    マックスレイドバトルで手に入る個体はレベルも高いので、野生ポケモンとも戦いやすいのがメリット。
    その点からますますウルガモスのようだと言われることもあるとかないとか…

  • エキスパンションパス第一弾の『鎧の孤島』で同じほのお/むし仲間のウルガモスと多足類仲間のペンドラーが復帰。
    マルヤクデは物理型、ウルガモスは特殊型なので明確に住み分けがされている一方、防御に穴がある代わりに攻撃性能が高い500超の種族値など共通点もちらほらと見られる。
    マルヤクデの強みを挙げるなら、使い勝手が良い特性を2種選べる点などが挙がり、ウルガモスも積み技の強さは旧タイトルから色褪せていない。

  • 一方でペンドラーとはシールド図鑑の解説によると、マルヤクデとは相性が悪く、縄張り争いをしては互いを獲物にしあう関係であるらしい。
    タイプ相性的にはマルヤクデのほうが有利にみえるが、ペンドラー側も「ころがる」あたりで応戦しているのだろうか。

  • ヤクデの頃はまだ現実のヤスデに近い印象だが、マルヤクデに進化するとむしろムカデの性格が強くなる、そんなポケモンである。

  • エンジンスタジアムのエンブレムは紅色の兜に炎が刻まれた意匠。「火」の文字の形にクロスした炎はマルヤクデを意識していると思われる。

  • ステーキハウス おいしんボブの入り口に従業員ポケモンと思われるマルヤクデがいる。店の入り口付近を歩いているとこちらの動きを目で追ってくることもあり、なんとも愛嬌がある。
    「ふぁふぁふぁぶぁ」

  • ヨロイじまのシナリオクリア後、カブと共に島内各地へ現れる相棒のマルヤクデの鳴き声テキストは「まるやくで」と極めてストレートなものとなっている。名前の由来にちなんだ「丸焼くで」の意味だろうか。かわいい。

  • ヤクデについてGoogle検索をするとサジェストや「もしかして」にヤクザが出る時があるという洒落にならない珍事件も起きていたりする。

  • 実在のヤスデにはマルヤスデという横向きに丸まってうずまきのようになる種類があるが、こっちもGoogle検索をするとサジェストや「もしかして」にマルヤクデが出てくる。


追記・修正は丸焼きにしてからお願いします。

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最終更新:2024年01月02日 18:03

*1 この時は炎の触覚でガードしている。

*2 使用する際は頭と尻をくっつけた状態でそのまま転がって体当たりする演出となっている。