協奏(アナザーエデン 時空を超える猫)

登録日:2024/03/09 Sat 15:30:00
更新日:2024/12/23 Mon 10:58:29
所要時間:約 42 分で読めます




協奏(Symphony)とはWFSが提供するシングルプレイ専用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』における主要なストーリーコンテンツの1つ。

概要

一般的なソーシャルゲームで言うところの「コラボイベント」にあたるシナリオであり、他のゲーム作品から登場したキャラクター達と『アナデン』のキャラクター達とが織りなす物語が描かれる。

アナデンにはメインストーリー、外伝、外典、群像など多様なコンテンツが存在するが、本コンテンツはやはり新規プレイヤーの取り込みを図る側面が多くを占めるためか、いずれもメインストーリー第1部の途中時点と比較的早いタイミングで解禁される。
特に第13章をクリアすれば全ての協奏を本格的に始められるようになるので、ここまで進めたら一旦メインを放置し寄り道して協奏を開始しても損はない。
ただしスムーズに事を進めたいなら移動手段が解禁される第20章クリアまで進める事を推奨とする。

進行していくとコラボキャラが仲間として加入し、力強い仲間となってくれる。後述するが、いずれのキャラも第1部時点の配布キャラとしては明らかに破格と言える性能を持っている。
サラッと流したが、本作では他所のコラボイベントでは一般的な「コラボガチャ」の類はなく、追加されるプレイアブルキャラは全てが配布キャラという立ち位置である。
これは「本作の売上は他作品のキャラ達の魅力に頼るのではなく、飽くまでも『アナデン』オリジナルのキャラ達で勝負したい(要約)」という方針によるものと説明されているが、当然これで採算取れるのかと一部からは猛烈に心配されている

初回の協奏『双魂の絆と虚ろの傀儡子』が2019年の12月に実装されて以降、毎年師走の12月には「協奏」が実装される*1のが通例となっている。

さて、「アナザーエデン」というゲームはメイン・サブ問わずあらゆるコンテンツが「常設」であり、後発のプレイヤーでも必ず追いつけることが売りの一つである。
故に、コラボイベントである協奏も、全て常設、換言すれば無期限での開催が行われていた。

……行われていたのだが、2021年の『COMPLEX DREAM』及び2023年の『最果ての虜と導きの八重奏』はコラボのお相手にどうしても無期限条件での認可を与えられなかったのか、この2つのみアナデンでは他に例がない期限付きでの開催となっている。
ちなみに開催期間はどちらも実装から丁度5年間。繰り返すが、実装から丁度5年間である。
スマホゲームのイベントとしては恐らく類を見ないレベルの長さであり、投資信託の期間並みだとか言われている。勿論2024年現在いずれも絶賛開催中である。
……とはいえ、2021年まで「期間限定コンテンツ無し」を貫いてきたアナデンが部分的にとはいえ主義を曲げたことに変わりはなく、当時ショックを受けたファンも少なからず存在したと思われる。

基本的にアナデン側のメインキャラクターとしては先述した解禁点である第13章時点での面子であるアルド、リィカ、エイミ、サイラスの4名が出演するが、何故かテイルズの2作のみリィカを除いた3名となっている。
「スキットチャット」収録の都合で省かれたのではという説があるが、真相は不明。

なお、コラボキャラクター達はコラボでないキャラ達のように一枚絵が★4時と★5時用に別途用意されておらず、共通の一枚絵しかない。
しかし何故かペルソナ5の主人公であるジョーカーのみ★4加入時の一枚絵が用意されている。

協奏一覧

『悠かなる叡智と秘密の孤城』


余談

今でこそ「アナデンのコラボといえば協奏」だが、実はコラボが『協奏』として一大コンテンツ化される以前にも他の作品(?)と小規模なコラボイベントが実装されたことがある。
それがゲーム雑誌「ファミ通」攻略本「アルティマニア」に関するイベント。どちらも追加イベントとしては短編の専用サブクエストがあるだけの小規模なものだが、特に後者で実装された強化にやたらと手間のかかる成長型強化武器「戦槌アルティマニア」が印象に残っているプレイヤーも多いのではないだろうか。
なお上記イベントも勿論無期限開催なため、未プレイのユーザーが今から始めても遊ぶことは可能である。

本項目ではアナザーエデン側のイベントを紹介してきたが、他作品のコラボ相手にアナザーエデンが選ばれた例として、『ダンメモ』で期間限定のコラボイベントが開催されていたことがある。*16
また、『最果ての虜と導きの八重奏』でのコラボに伴い、コラボ先シリーズの一作である『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』において、ヴァルヲが支炎獣として配布、及びアナデンオクトラコラボの後日譚となるストーリーを閲覧することが可能な栞が配布されるキャンペーンが開催されていた。
なお、現在はいずれも終了している。

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最終更新:2024年12月23日 10:58

*1 「Promises, Vows, and Rings」など、実装済みの協奏に対する追加コンテンツの実装に関してはこの限りではない。

*2 槌以外でこのような配分はかなり珍しい

*3 杖のみ魔法クリティカル率+70%

*4 通常攻撃によるパワーレベル蓄積は通常では1蓄積するが、クリティカルが発生した場合2蓄積するため。

*5 味方全体に各属性耐性40%UP(3ターン)/パワーレベル12で耐性倍率70%まで増加

*6 味方全体に全属性耐性30%UP(5ターン)+α/パワーレベル12で耐性倍率60%まで増加

*7 ★5スキル「ジャッジメント」を習得後、かつオーバーリミッツを1所持

*8 第3部中編の裏ボス格と同等かそれ以上であり、実装時点では最難関クラスと言って差し支えない。

*9 あくまで単位は「行動」であるため、「迎撃」「ターン終了時攻撃」や「複数回行動」するスキルを使えば1回のコマンドで2つ以上シールドポイントを削ることも可能。

*10 2024年9月時点で3種類以上の属性パーソナリティを持つキャラは彼のみとなっている。

*11 大氷結魔法:基準170%~最大1020%、特大氷結魔法は基準150%~最大900%。Ver 3.8.0以降は単体補正も乗るため更に差がつく。

*12 原作シリーズでは敵の弱点を開示するというアナデンで言えばアシュティアの「ウィークチェック」に近い技だったが、本協奏ではブレイクバトルの仕様によって敵の弱点が常に全て見えているため、妥当な変更と言える。

*13 通常の必殺技は3手~5手

*14 この4種類の判定時には「通常攻撃」もスキルとして扱われる。逆に星導スキルの連続行動はカウント対象外。

*15 ターン終了時点で既にMAXモードである場合は発動しない。

*16 ダンメモはアナザーエデンと同じくWFSが運営開発するゲームなため完全に自社コラボである。