登録日:2026/01/18 Sun 20:51:18
更新日:2026/08/24 Mon 00:47:34
所要時間:約 34 分、この項目の旅を楽しもうじゃないか
画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「ステイゴールド」篇
◆プロフィール
キャッチコピー:奔放な放浪者! いつか見た黄金の旅路へ
誕生日:3月24日
身長:142cm
体重:食べても太らない
スリーサイズ:B67・W49・H68
靴のサイズ:左:22.5cm 右:23.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:金の真贋鑑定、昼寝、ヒッチハイク
苦手なこと:健康診断
耳のこと:相手の真意は、声色の変化で判断する
尻尾のこと:どんな環境にさらされてもなぜかサラサラ
家族のこと:妹たちいわく、お土産選びのセンスは微妙
ヒミツ:①世界各地の熊モチーフのお土産品をコレクションしている
自己紹介:よろしく、ステイゴールドだ。さあ、楽しい旅にしよう! 黄金の旅路を気ままに、な
時代に新たな最強ウマ娘が現れるたび、いつも果敢に挑んでいく彼女の姿がある。
黒く輝く髪と小さな身体を力いっぱい弾ませて、最後の直線に全ての勝負を懸けて
先頭でゴールを駆け抜けるのがどのウマ娘だったとしても、彼女のその姿にたくさんの声援が贈られるだろう。
ステイゴールド。もう誰もが彼女のことを、愛さずにいられない。
2000年 URAポスター「ウマ娘列伝コレクション」ステイゴールドより
◆概要
合計50戦にも渡る数々のレースを走り続け数多くの惜敗を重ね続けた先、遠い異国の地である香港にて初のGⅠを制覇すると共に引退。多くの人々に愛され、黄金の旅路を築いてみせた競走馬「ステイゴールド」号がモチーフの
ウマ娘。
プロジェクト発足当時は影も形も無かったが、アニメ第1期で「キンイロリョテイ」なるオリジナルウマ娘が登場。数年後にアプリが稼働してからもゴールドシップなどを始めとした史実で深く関わりのあったウマ娘のシナリオやイベントなどで度々その存在が匂わされていた。
そんな流れが続いた先の2024年6月26日、産駒ウマ娘の1人であるドリームジャーニーの育成シナリオ内で遂に直接実名で言及されると同時に、シナリオラストのグッドエンディング内で姿こそ見せなかったもののセリフ付きで登場。
その後も、同じ産駒繋がりであるオルフェーヴルやフェノーメノの育成シナリオ内でも名前こそ明かされなかったものの、ほぼ彼女で間違いないだろう謎のウマ娘が度々姿を現すようになっていった。
そして迎えた2025年5月25日に開催された外部ライブイベント「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier DAY2」において、
ゴルシ、ナカヤマ、ジャーニー、オルフェ、メノの声優5人による「Everlasting BEATS」の歌唱と共に、遂にその姿をお披露目するという大々的な登場(通称:ステゴ召喚の儀)を果たすことになった。
このように正規登場前から強く存在を匂わされ、最終的にはライブイベントの一部を丸々使って発表するという、
公式側から特別なウマ娘としてプッシュされた正に「愛さずにはいられない」存在といえよう。
キャラクター像
身長142cmと、小柄なことで有名なドリームジャーニーの144cmより更に2cmも小さいというかなりのちみっこ体型。
史実の黒鹿毛を反映した黒髪を一つ結びにしているが、毛先の方は黄金を思わせるくすんだ黄色をしている。
アプリ内で「夕闇が溶けたかのよう」とも表される、吸い込まれそうなどこか不思議な感じの瞳を携える。
その性格は一言で表すなら「自由奔放な旅人」といったところ。
とにかく掴み所のないマイペースで飄々した立ち振る舞いをしており、
脈絡なくフラリと姿を現したかと思いきや、次の瞬間にはもういなくなってることもあるなどとにかく自由人。
基本的に外部へ旅に出ていることが大半なため、トレセン学園内で姿を見かけること自体が稀なレベル。
「生きてるダイオウイカ並のエンカウント率」、「お会いしたい時に限ってどこかへ行ってしまう」、「いろと言えば去る。願っても現れぬが、忘れると来る」といった外部評価を聞けば、その奔放さもよくわかることだろう。
しかし、マイペース極まりないことは間違いないとはいえ、根っこの性格自体は朗らかで社交性に長けており、
見ず知らずの初対面の相手にも気さくに話しかけるなどコミュニケーション能力は高い。
苛烈さや気難しさといった部分とは無縁であり、個性派揃いで気性難なグループの仲裁もお手の物と、
どこか達観しているというか、一種のカリスマめいたものも感じさせたりもする。
一応は
中央トレセン学園に在籍する生徒であり、その中においても決して埋没することない実力の持ち主。
粗削りながらも鮮烈さを感じる抜群の末脚によって後方から一気に抜き去るレースを得意としており、
旅好きでサボってばかりの落ちこぼれなどではない、正に隠れた実力者といっても過言ではない紛れもないエリート。
当人はレース後に必ずどこか遠い目をすることも含め、何かしらの目的があってレースを楽しんでいるようなのだが……。
その目線の先に何が映るのかは、アプリ育成シナリオにおいて初めて明らかとなる。
◆アプリでの活躍
性能
| バ場 |
芝:A |
ダート:G |
| 距離 |
短距離:G |
マイル:G |
中距離:A |
長距離:A |
| 脚質 |
逃げ:G |
先行:B |
差し:A |
追込:C |
2025年12月21日に交換券未対応の準限定枠の☆3「Sunlit Outsider」として実装。
詳細は後述の余談に記載するが、あまりにも突飛極まりないフリーダムなタイミングでの実装にトレーナーの大半が驚く他なかったことだろう。
因みにこの次のガチャは毎年恒例の正月ストーリーイベントに合わせた新衣装ガチャが開催されたため、結果的に2025年最後の新規実装ウマ娘にもなった。
適性はわかりやすい中距離・長距離を得意とする後方型。
短距離とマイルは最低のGの上、スキル的にもほぼ活かせないためここはスッパリ諦めた方がいいだろう。
脚質適性は先行や追込も補正をかければ行けなくはないだろうが、基本的には差し一択。
[Sunlit Outsider]
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Sunlit Outsider]ステイゴールド」勝負服
| スピード +0% |
スタミナ +10% |
パワー +0% |
根性 +20% |
賢さ +0% |
社台レースホースの勝負服「
黄、
黒縦縞、
袖青一本輪」がベースなのだが、大分くすんだ色合い。
また、白いシャツの上に羽織った裾がボロボロになった金色のロングコートも非常に特徴的。
これは上記の台詞でもあるように、実際に
旅の普段着として着倒していることで擦り切れ、色もくすんでいるのである。
その他の特徴としては首元にかけた防塵ゴーグルや胸元に吊り下げたナイフなど、旅での実用を考えた装備品を装着している。
この特徴的な色合いや装備品が
某ライトノベルの旅人を連想させるなんて声も。
衣装名は直訳すると「陽光の下を旅する放浪者」のような意味となるが、
まず馬名自体が1983年の映画"The Outsiders"の主題歌曲名"Stay Gold"から取られていることから鑑みるに、衣装名自体がかなり直截に馬名を表している。
また同映画における重要なキーワードでもある"Stay Gold"という単語自体がロバート・フロストの"Nothing gold can stay."(何物も黄金のままではいられない)という詩の内容を踏まえたものである。
その上で意訳すると「輝き続ける旅人」といった具合に映画・詩への返歌となるだろうか。
所持スキル
通常で取得できるのが全て距離・脚質を指定しない汎用スキルで統一されている珍しいタイプ。
とはいえ、後述する固有スキルと進化スキルには縛りが入るため、基本的にはやはりステゴの得意とする差し、中~長距離での運用が基本。
好奇心の進化スキルである「針が交わる時」と「旅の心得」で中距離・長距離のどちらにも対応できるのがありがたい。
効果の方もタイミングや効果量が異なるとはいえ、速度上昇と前に出るの2段ブーストスキルのためどちらも強力。
| 覚醒レベル |
スキル名 |
効果 |
| 初期スキル |
勝負を懸けて |
ラストスパートの最終直線で速度がわずかに上がる余力十分なら少し上がる |
| ウマ好み |
近くにウマ娘がたくさんいると速度がわずかに上がる |
| 心惹かれて |
レース中盤に速度がわずかに上がる |
| Lv2 |
快速 |
レース後半にわずかに前に出て持久力をほんのわずかに回復する |
| Lv3 |
遥か先へ |
ラストスパートの最終直線で速度が上がる 余力十分ならすごく上がる |
| ┗進化スキル |
見果てぬ旅路 |
ラストスパートの最終直線で速度がすごく上がる 絶好調なら持久力を少し使ってとてつもなく上がる<作戦・差し> |
| Lv4 |
比類なき |
レース中盤にわずかに前に出る |
| Lv5 |
好奇心 |
レース中盤に速度が上がる |
| ┗進化スキル |
針が交わる時 |
終盤突入時に少し前に出る、その後最終コーナー以降に追い抜こうとしていた場合、 残り400mを切ってから好位置にいると速度が上がる<差し・中距離> |
| 旅の心得 |
レース後半の直線で中団にいると速度が少し上がる、 その後残り1000m地点でしばらくの間わずかに前に出る<差し・長距離> |
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[Sunlit Outsider]ステイゴールド」固有スキル発動
固有スキルは「黄金を訪ねて」。
効果は「レース後半に速度を少し上げ続ける。2000m以上のレースならその後ラストスパートで短い間加速力が少し上がる<差し/追込>」というもの。
通常だと作戦が差し・追込の時限定のレース後半での効果量少なめの速度上昇と弱めの固有スキルになるが、
2000m以上のレース、つまりは事実上、中距離と長距離では効果弱めながらも終盤加速効果が追加されるため一気に強力なスキルとなる。
効果自体が少ないとはいえ、着順やポジション、最終コーナーや最終直線などの小難しい指定が一切なく、ただラストスパートに入っただけで加速をかけることできるというのは非常に安定感があり、
云わば中距離以上の後方脚質でなら基本どのレース上でも有効に働く加速スキルという幅の広さを持つのである。
しかしそれ以上に注目を集めることになったのは、
ラインクラフトの隠し配布☆3衣装[
Eternal Fairytale]の持つ固有スキルに続く
新たな進化する継承スキルであるという点。
上述の通りステゴの固有スキルは
「後方脚質・中距離以上」でならほぼ場所を問わない汎用性の高い終盤加速スキルだが、効果自体は継承でも追加効果まで含めそのまま。
効果量は相応に落ちるが、進化無しでも条件の合致するウマ娘なら付け得といっていいレベルに強力である。
それが進化によって効果量が純粋に増えるため、ただでさえ強力なスキルがさらに強くなる。
特に史実におけるステゴ産駒のウマ娘の大半は差しや追込が得意且つ中距離・長距離以上を主戦場とするウマ娘が数多いため、そういう意味でも継承を意識したフレーバー色も強い味のあるスキルであるといえよう。
唯一人先行タイプだっただめにその恩恵に預かれないフェノーメノが悲惨なことにもなっているが…
注意したい点として、継承スキルを進化させるにはステイゴールドを自身で所持している必要があるということ。
メインストーリー第2部を読み終えれば誰でも簡単に入手可能な新衣装ラインクラフトとは異なり、上述の通りステゴはガチャ産、それも交換券に対応していない準限定ウマ娘である。
そのため、PU期間に引いていなかった場合は入手難易度が極めて高くなっている。
なお、準限定ウマ娘の再PU(有償石オンリーのガチャを除く)はジャンポケ(24年6月実装)が25年10月にダンツフレーム実装と同時に開催。
ジェンティル(同24年8月)・オルフェ(同25年2月)が26年1月の正月キャンペーンで開催と、1年から1年半程度の期間をおいて実施されている。
この周期からすればステゴ再PUは2027年中のことになるだろう、という予測が立てられて……いたのだが、
後の2026年4月30日から開催されたイベント「GOLD WEEK」の一環として特別ガチャが開催。ステイゴールドと史実産駒ウマ娘のみがPUされたプリティーダービーガチャによって早くも再入手の機会が訪れたりもした。
また、実装当時の話としてステゴ初登場の一つ前のガチャでは同じく準限定枠の☆3
「シンデレラグレイ」オグリキャップが実装。つまりは
準限定枠ウマ娘を連続で実装という怒涛の攻勢が展開されていた。
これにより石とリアルマネーの算段に困ったトレーナーも非常に多かったのである。
その辺りを考慮してなのかはわからないが、ステゴ初実装時のガチャは実装の12月21日から翌1月19日までのほぼ1ヵ月という、通常のガチャと比べるとかなり長めの期間が設けられてもいた。
発動演出は手にしたコンパスを高く放り投げると共に、各所を旅して黄金を目指すというステイゴールドの心象風景を如実に表した幻想的な内容となっている。
固有二つ名は「黄金の旅路」。
取得条件は「全レースで3着以内で、育成ウマ娘とのお出かけを2回以上行い、ファン数が500,000人以上で育成を完了する」。
実装時点のインフレが十分に進んだ環境でなら、全レース3着以内は余裕でこなせるだろうが問題は残り2つ。
育成ウマ娘とのお出かけ自体が、最序盤や突発的なやる気ダウンのリカバリーでもないと本格的な育成においては殆ど選ばれないため、
それを意識して2回以上こなさないといけないという時点である程度計画的に事を進める必要が出てくる。
ちなみに実装時点での最新環境「ごくらく♪ゆこま温泉郷」では「最初の2ターンはギミック(超回復)の発動カウント対象外」であるため一切体力を使いたくない。
ここにぴったりと噛み合うため、この先はともかく現環境なら最初の2ターンにお出かけ連打すればいいだけと、実は容易。
ファン数500,000人以上についても、ステゴの育成シナリオ内の目標レースはクラシック三冠などを始めとした王道の芝レースではあるものの、
流石に500,000人以上ともなるとただ目標レースをこなしているだけでは到達できないため、もう1,2回程度は追加で野良レースを出走する必要があるだろう。
際立って難しい条件こそないものの、何も意識しないで取れるほど甘い固有二つ名でもないといったところ。
サポートカード
育成実装に先駆けて、2025年8月24日の4.5thハーフアニバーサリーを記念してSSR【気まぐれ渡り星】が実装されている。
SSR【気まぐれ渡り星】
得意トレーニングは根性。
「絆ゲージが80以上時編成に応じて各最大2のパラメータ・スキルPtボーナス」という、SSR【只、君臨す。】オルフェーヴルと同様の非常に強力な固有効果を備えている。
これにより素で備えている根性ボーナスとスキルPtボーナスを合わせ、ボーナス合計+8というとんでもない上乗せを得ることができるのである。
それを考慮してかトレーニング効果は最大+5%とSSRオルフェをも下回る控えめっぷりであるものの、やる気効果+20%と友情ボーナス+35%も付くため、最終的な総合練習性能は十分に実装時点環境基準の上位クラスを担っている。
所持スキルもコーナー巧者〇、ウマ好み、スリップストリーム、比類なきといった距離や脚質を選ばない汎用タイプのものが非常に多い上、
イベント完走後のレアスキルも選択式の上で2個同時に取得可能。
「レース中盤のコーナーでしばらくの間速度が少し上がる」という効果のこれまた汎用レアスキル「ネバーギブアップ」をベースに、
ステゴ自身も持つ「好奇心」か中距離用のレアスキル「自由奔放」のどちらかを追加で取得できる仕様となっている。
中距離ウマ娘なら自由奔放が強力だし、それ以外のウマ娘なら好奇心を選べばいいため、レアスキルが全く腐らないのが強みとなる。
高い練習性能に幅広いウマ娘の育成に対応できるスキル群が合わさることで、SSRオルフェに代わる新たなトップ級の汎用根性サポカとして評価されることになった。
イベント内容はイラストでも描かれている謎の光を巡る旅。
この謎の光はそれぞれ特別な縁、「実馬ステゴと共に走った経験を持つウマ娘」一人一人に結び付けられる。
そして、イベント2回目のイベント名は"Over 17 Lights"…つまり登場済みの17人以外にも特別な縁を持つ者が学園にいることが示唆されている。
個別ストーリー
『人気のない秘境で、絶景を眺めたい』
なんていう衝動的な欲求に駆られたトレーナーだったが。
思い付きの行動がまずかったか、道中の年季の入った吊り橋が崩落、帰路を失ってしまうハメに。
大人しく救助を待つべきか…などと途方に暮れていたが、
そんな折にふと耳に入ってきたのが心地よいハーモニカの音色。
その音に導かれるままに歩を進めた先、
ハーモニカを吹いていたのが、まるで夕闇が溶けたかのような瞳を携えた1人の小柄なウマ娘。
ふと目が遭い自身の置かれた状況を赤裸々に語ったところ、
そのウマ娘はそりゃ災難だったなと口にしたうえで、自分の来たルートだったら教えてやろうと提案。
「旅ってのは想定外のほうが面白いもんさ」と付け加える彼女に促されるままに、トレーナーは行動を共にすることに。
決して平坦な道のりではなかったものの、そのウマ娘と一緒に歩いていると、
トレーナーは不思議と苦を感じることはなかったばかりか、
旅慣れているようにスイスイと進んでいく彼女との語らいに居心地の良さも感じていた。
その先で広大な絶景を目にしたり、突如として大雨に襲われたり
突然のハプニングも全力で楽しみつつ、童心に帰ったかのように一緒に全力疾走したりと、
トレーナーとウマ娘は短時間ですっかり意気投合を果たしていた。
そんなこんなですっかり夜も耽っており、両者はそのまま流れで共に一夜を明かすことに。
ちょっとした暇つぶしに、ある旅の話でもしてやろうか。
その最中でウマ娘の口から語られる、ある旅の話。
長い旅を往くように走り続けたとある物語。
惜敗を積み重ねてばかりで華やかとはいえない日々を過ごしていたのだが、
幾度敗れようと心のままに走り続けるその姿に多くの人々が惹きつけられるようになり、
長き旅路の果て、異国の地においてそいつは「唯一無二の栄光」を手にしたのだという。
そいつは、その輝きを通して、自身の旅路は多くの命に見守られ愛されていたことを知った。
得々と語る目の前のウマ娘のその旅路の話にトレーナーもすっかり聞き入っていたのだが、
非常に実感のこもったそれは「まるで実際に見てきた」というようなリアリティを感じ…そして一つの疑問を生じさせる。
歴史上に、そのような蹄跡を持つウマ娘が実在しただろうか
翌日、人里の近くまで案内してもらった上で、トレーナーはそのウマ娘と別れることになった。
一抹の名残惜しさを感じつつトレーナーがふと尋ねたのが昨日の旅の話について。
君はその旅の話に出ていたウマ娘に憧れているのか? という問いかけ。
ん~……。憧れているかは、正直わからないな。けど──
『辿りたい』とは思っているよ、その旅路を。……面白そうだからな。
一考の後、そう答えたウマ娘と別れた後、
トレーナーは恩人ともいえる彼女の名前すら聞いてなかったと今更思い返すことになる。
その後、トレセン学園に戻ったトレーナーは学園内の資料を片っ端から探してみたものの、
あのウマ娘が語ったような旅路──つまりは戦績を辿った存在には思い至らず。
その熱心さを目にした
たづなさんも協力を申し出てくれたものの、目立った成果は得られずだった。
代わりにたづなさんから得られたのが、自分にその話をしてくれたあの日のウマ娘の正体。
彼女の名前は──ステイゴールド。
学園にはほとんど身を置いておらず、いつもどこかへ旅に出ていてばかり、
学園側としても手を焼いている言ってしまえば問題児。
しかし、彼女──ステイゴールドの語る彼女が旅路を辿ってみたいと語った謎のウマ娘については、
過去にたづなさん自身もステゴから直接聞いたことがあったようで、故にトレーナーの話の内容もすぐにピンと来たのだという。
その上で、詳細を知りたいのならどこにいるかもわからないステゴに直接話を聞きに行くしかないだろうとも。
その後、トレーナーは名前の情報を元に数少ないステイゴールドのレースの記録を調べていくことに。
あの短い旅路を共にした時に見せた、雨を切り裂くかの如くな力強く鋭い走り。
資料上のレース記録でもそれは同様で、癖が強いながらも高いポテンシャルを感じさせる荒々しい走りに魅せられる。
だが走り以上にトレーナーが気になったのは、レース直後のステゴの視線。
あの日、自分にあのウマ娘の存在を語ってくれた時と同じように、どこか遠くを見つめているかのようなソレ。
その瞳の奥にあるナニカをぜひとも知りたいと、トレーナーはステイゴールドというウマ娘にますます興味を抱くようになる。
以来、トレーナーは暇さえあればずっとステゴのことを捜し回るようになっていたのだが、
季節が何度も入れ替わるほどに時間が経っても、その手掛かりさえ掴めないでいた。
常にあらゆる場所を旅していると噂の奔放な彼女を本気で見つけるにはやはり学外にしかない──。
そう思った矢先、ようやくステゴの姿を発見したのが何と
北海道札幌のレース場。
ステゴもいい旅の中で出会った印象的な相手としてトレーナーのことを覚えていたようだが、
同時にどうやって自分のことを探し当てたのかと疑問を抱いている様子。
対してトレーナーが答えたのが「君が教えてくれた"蹄跡"をヒントにした」という回答。
嘗ての出会いの時に話してくれたあるウマ娘の蹄跡には、いくつか具体的な場所を示す内容も含まれていたことを思い出しており、
ステゴはその場所のいずれかに姿を現すかもしれないと当たりを付けた先、この札幌の地で発見できたのだということ。
つけ回すような形にもなって申し訳ないと頭を下げるトレーナーに、
ステゴは全く悪く思ってないどころか、逆にトレーナーのその根性に感心を示していた。
そんなやり取りも経た上でトレーナーは早速本題に入る。
ステゴも予想していたようにもちろんそれは彼女が語っていたあのウマ娘について。
…ところが、一考の後、ステゴが切り出したのは「口で語るよりもわかりやすい、面白いものを見せる」という答え。
いえ。……生徒会として、あなたに真面目に走ってもらうことはひとつの課題でした。
その言葉から数日後、珍しく学園に戻ってきていたステゴを含めてその場にいたのは総計15人のウマ娘。
それも、エアグルーヴやエルコンドルパサーといった名だたるメンバーが勢ぞろい。
その上で始まるのが東京レース場を想定した、芝2400m左回り条件の模擬レース。
「あんたなら多分、見えるんじゃないかな」という意味深な言葉を残し、ステゴも含めたメンバーによる模擬レースがスタート。
外側から観戦するトレーナーからすれば、豪華メンバーたちの一戦というだけでも既に興奮が抑えられないものだったろうが、
そんな熱狂を忘れるほどに自分の中に不思議な感覚が湧いてきていることに気づく。
脳裏に浮かぶ映像と響く実況……かつて自分がこの模擬レースと同じものをどこかで見たような錯覚にも似たソレ。
朧げな映像は実像と思えるほどに形を成す。
壮絶な競り合いの末に、エアグルーヴをかわしてエルコンドルパサーが勝利に辿り着く──。
まるで世界が2つに重なったかのような、ありえないほどの興奮と実在感が自身を貫くかのような──。
実際に見せた方が、存在を信じられるだろうと思ってな。
模擬レース終了後、トレーナーは興奮冷めやまぬまま勢い任せにステゴに駆け寄っていく。
そのリアクションからステゴも確信を得た上で切り出される、トレーナーが見たソレ=ステゴが語る例のウマ娘の正体……
両者に流れる沈黙、時が止まったかのような感覚。
荒唐無稽──幼子が語る妄想だと一蹴されても仕方のないようなあまりにも突飛な内容。
しかし、トレーナーは先の模擬レースで、既にそれが決して嘘偽りなんかじゃないと確信が持てる現象に立ち会っている。
脳裏に浮かんだあの映像と歓声の数々……別世界のステゴが嘗て挑んだジャパンカップの一幕。
生まれた時から自身の中に刻まれていたというソレの一部を可能な限り再現してみた結果、
ステゴの中にあった別世界の記憶がはっきりと、トレーナーにも見えたということ。
前世と呼ぶにも少し異なる、ステゴの中に確かに形を成している
別世界の
自分の
記憶。
見た目も在り方も違っているが、レースを走るという一点は共通していた。
そんな自分が同じようにレースを走ると、鮮明に見えてくるというそれは
ステゴにとっては
「黄金のように輝いている」とのことで、その感覚が好きで自分はトレセン学園生としてレースの世界に身を置いているのだという。
その話を全て疑うことなく真実だと認めた上でのトレーナーの問いかけと、ステゴの回答。
別世界の異なる自分の記憶が魅せる黄金のように輝くそれをただ楽しみながら、
その上で自分だけの歩幅の先で違う景色を見えてくるかもしれないとのことだった。
全てを聞き終え、再びしばしの別れとなった先でトレーナーは考える。
ステゴの語った別世界のステゴの存在に自分もまた心惹かれていたのは確かだが、
その道のりは決して、勝利に溢れた順風満帆、煌びやかな旅とは言えないモノでもあった。
どれだけ敗れようと挑み続けるというのは確かに素晴らしいことだが、同時にそれは相応の敗北の辛さも味わう困難な道筋。
それと同じ道をそのまま辿ろうというのなら……ステゴの中に見出した"この世界の"ステゴの才能にも惹かれていたトレーナーには、
そうなってしまうことはあまりにも惜しいことだと思えてならない。
それから更に数日後、珍しくステゴが模擬レースに参加していると耳にしてトレーナーもその場へとやってくる。
そのレースにおいてステゴは鮮烈な末脚と共に見事1着に輝いて見せていた。
普段学園にほとんどいない問題児のサボり魔と侮っていた他のウマ娘たちは唖然とする他なく、
逆に周囲の他のトレーナー陣はステゴの走りに興味を抱き早速スカウトを……と、
思っていた矢先に件のステゴはまたあっという間にその場から姿を消していた。
すぐさまトレーナーは駆け出す。彼女の行く先は既にわかりきっている。
予想通り、ステゴは学園校門前──既に次の旅に向かう直前であった。
示すべきものは示した、また所縁の地を巡るとする──。
どこまでもマイペースに語るステゴは、わざわざ見送りに来ただけでもないだろう? と、お見通しな様子。
その言葉に対してトレーナーは切り出す。「君の旅をもっと面白くさせてくれ」と。
既に何度も感じていたことだが、ステイゴールドというウマ娘には紛れもない、それこそ黄金のように輝く素質が秘められている。
それは別世界の彼女の存在を抜きにした、今目の前にいるステイゴールドという存在そのものに抱いたモノ。
彼女が別世界の自分の歩んだ道を辿ろうとする、その果てに素晴らしい光景が待っているというなら、それも悪くないのだろう。
だが、以前思ったようにトレーナーにとってそれはあまりにももったいないことに思えてならなかった。
別世界のステイゴールドが辿った軌跡は飽くまでもあちらの世界でのこと。
ならば嘗ての彼女の言葉を借りるなら、こちらの世界のステゴはその才能を活かして「行けるところまで行くべき」なのだと。
だから────。
──……ふ……ふふっ……ははっ……ハハハハッ……!
ハハハハハハハハッ……!! やっぱあんた、ネジ飛んでて面白いな……!
それを聞いたステゴは高らかに大笑い。
普段のどこか達観したような微笑とは違う、心の底からおかしくて仕方ないといった様相であった。
ステゴ自身、全く同じ旅路を辿るだけじゃなく、あいつと全く違う旅をするのもいいかもしれないとちょっとは考えていたとのこと。
だがそれは、まるで嵐が吹き荒れるかのような先の見えない未知の領域に挑むということでもある。
苦難の果てに栄光が確約されたソレと違い、ただ苦しいままに終わるだけの最悪な旅路になる可能性だってある。
迷うことなく即答してみせたトレーナーの言葉を確かに噛みしめた上で、ステゴもまた覚悟を決める。
その上で、新たな旅へと向かうステゴの背を見送りつつ、トレーナーはこの先の未来に期待を膨らませるばかりであった。
──次に彼女が帰ってきた時、"この世界でのステイゴールドの旅"が始まるのだと。
育成シナリオ
というわけでウマ娘のステイゴールドが抱えるとんでもない秘密が暴露された上で始まる育成シナリオ。
実の所を言えば育成実装前から、というかウマ娘のステゴが正式発表されるずっと前から、
史実ステイゴールド号の長期に渡るレースの数々と、最終的に掴んだ香港での栄光をどうシナリオに落とし込むのか?
というのはトレーナー間で幾度も話題に挙がっていたのだが、
「史実世界のステイゴールドが辿った蹄跡は飽くまでもあちらのステゴ自身の話」という、
ウマ娘世界だからこそ成し得るだろう形で全く
新しい旅路=IFストーリーを展開するという流れになっているのである。
では史実を全くガン無視したような展開なのか? と問われればそういうわけでもない。
別世界で見たことのある光景の中に自らが飛び込んでいくことで、徐々に「前と違う光景」が見え始めることになる。
さらにシニア級のレースでは出走前に所々で選択肢が出現し「『何』を変えたいか」を自らの手で選ぶことができるようになる。
その上で選択によって走る相手が変わってくるという、長い旅路であるがゆえに何を再演するかを選べる仕様になっている。
|
+
|
終盤ネタバレ込み |
旅路の果てに待つ物は、記憶の果ての黄金──ではなく因果と混沌の集う地、有馬記念。
縁を持つ者達が集う最終レースはステゴ含めた出走メンバー16人全員が名ありのネームドウマ娘たちという超絶豪華メンバーとなっているのである。
当然ながら、フルゲートをネームドキャラだけで埋めきったのはアプリ史上これが初のケースである。
- ステイゴールド
- エアグルーヴ
- サイレンススズカ
- メジロドーベル
- マチカネフクキタル
- メジロブライト
- スペシャルウィーク
- エルコンドルパサー
- グラスワンダー
- セイウンスカイ
- キングヘイロー
- テイエムオペラオー
- メイショウドトウ
- ナリタトップロード
- アグネスデジタル
- ジャングルポケット
……なお実装時点基準でも エアシャカールとツルマルツヨシが中山の枠不足で弾かれている。
上記サポカの連続イベント名で"Over 17 Lights"と書かれている通り、ステゴ実装時点で実馬と走ったことがあるウマ娘は17人いたのである。
長年に渡り様々なレースで強豪ライバルたちと競い合ったという史実を持ち、
ウマ娘に限定してもその多くと実際に戦ったことのあるステゴだからこそ実現できた一つの終着点といえるだろう。
特殊実況はその最終レースたる有馬記念で条件を満たすと発生する。
|
+
|
特殊実況 ※ネタバレ注意 |
ステイゴールド! ステイゴールド追っている!
差し切れ! ステイゴールド! ステイゴールド!
ステイゴールドーっ! 差し切ったーっ!
元ネタ:2001年香港ヴァーズ ラジオ日本・加藤裕介アナ
発生条件は詳細な数字は不明ながら「ゴール前最後で差し切り勝ち」を要求される。
勝ちすぎると出てこないため意図的に調整するのは至難の業。
元ネタは上記の通り、史実ステイゴールドが勝ち取った香港ヴァーズで流れたものであり、これもまたウマ娘のステゴが同じだが異なる存在ということの表現といえるかもしれない。
また「道は変わっても最後に待つ黄金の輝きは同じものであった」という意味が持たされているのであろう、という声も。
|
|
◆関連キャラクター
純粋なまでに走ることを好み、先頭の景色を追い求め続ける異次元の逃亡者。
ベクトルは違えど双方マイペースな性格をしていることから、どこかウマが合うようで、
「夢中になってしまうとついつい我を忘れて止まらなくなってしまう」というスズカに対し、
ステゴは未知を求めて先へ先へと進みたくなる気持ちはわかるとした上で、
「時には一息入れて万全の態勢を整えた方がより遠くに行けることもある」と伝えるといった場面も。
育成シナリオ内でも
マチカネフクキタルや
メジロブライトらと共に、同じ時代を駆けるライバルとしてステゴも注目していたが、
そんな中でスズカはクラシック期の半ばにおいて次元の違う鮮烈な走りを見せるようになっていく。
トレーナーの視点から見ても、クラシック級ウマ娘としては異常というほかない成長の速さであり、
この調子のままで本番に出てきたらどんなことになるのだろうと困惑を浮かべていたのだが、
隣で同じくスズカに視線を向けていたステゴの脳裏には別の──
あちらのステイゴールドが目にした一つの光景が脳裏を過り……
|
+
|
毎日王冠におけるサイレンススズカ |
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「ステイゴールド育成シナリオ 毎日王冠パドック画面」
目標外レースの毎日王冠に出走した際に登場するライバルスズカがこちら。
クラシック級でありながら1300台というイカレてるとしか言いようのないスピードを筆頭に、その他ステータスのアベレージもA台と、これまでの強豪ライバルたちを軽く置き去りにする勢いのトンデモ性能に仕上がっているのである。
取得スキルの方も「先手必勝」「ハイボルテージ」「トキメキハート」と3つもの金スキルを筆頭に大量に備えているガッチガチ仕様。
生半可なステータスとスキルで挑もうものなら影すら踏ませない、正に異次元の逃亡者と呼ぶ他ないスズカの独走を後ろから眺めて終わるだけとなる。
ステゴのマイル適性が最低のGであること含めて、本当に隠しボス的な扱いではあるものの、
本気で勝とうと思うなら過去の強豪ライバルたち以上にこちらも万全の準備(マイル適性の底上げはもちろん、ステータスもスキルもありったけ用意する)を整えなければ厳しいだろう。
|
|
+
|
クラシック期後半におけるネタバレ含む |
その後もメキメキと走りのキレを増していき、正に異次元の逃げと称するレベルのスピードで周囲を沸かすスズカは天皇賞(秋)へと進むことになるのだが、
それに対してステゴは突如として当初予定していた菊花賞への参戦を取りやめ、スズカと同じ天皇賞(秋)への出走を電撃表明。
このままスズカが止まることなく進み続け、極光に至った果てに待つもの……
静かに一言、「確かめる必要がある」と呟いたステゴの提案をトレーナーも了承。
そして始まる天皇賞(秋)、次元違いの走りを見せひたすらに先頭を駆け続けるスズカであったが──。
その更に上を行くステゴの爆発的な末脚が何かを──。
いつかどこかと同じになる筈だったそれを粉々に砕け散らせることになる。
もう後戻りできない決定的な何かが跡形もなく崩壊する感覚……固唾を飲んでレースを見守っていたトレーナーもそれを感じていた。
レース後、惜しくも勝利に届かず到達するはずだった景色にも至れなかったスズカであったが、
どういうわけかその胸の内は理由のわからない温かな感情で満たされており、思わず涙ぐんでしまう。
そんなスズカにステゴはそっと近づいていき、いつもと変わらぬ微笑と共に健闘をたたえ、こう伝えた。
……また走ろう。そして次はもっと面白いレースにしよう。
…アプリが始まる遥か前、アニメ1期の頃から度々取り上げられてきた、競走馬 サイレンススズカの"あの天皇賞(秋)"だが、
ステイゴールドの育成シナリオにおいては、ステゴ自身がその運命を捻じ曲げ「黄金の日曜日」を実演してみせるという新たなIFが展開されることになった。
ウマ娘ステイゴールドの持つ別世界の自分の記憶……あの天皇賞(秋)においては同じレースでスズカのあの瞬間を目の当たりにしていたというだけあり、
それを覆した上で発する「また走ろう」という言葉にどれだけの重さが込められているかは想像に難くないだろう。
|
|
+
|
また、別な可能性では… |
育成シナリオ発表後、 サクラローレルの軌跡を綴る漫画『スターブロッサム』の番外編「旅路」にて、なんと"あの天皇賞(秋)"が漫画化。
メジロブライトの疾走、サイレンススズカの独走と唐突な失速…それらを乗り越えステイゴールドとの競り合いをも凌ぎ勝ったのは、かつて(サクラローレルのシニア一年目初頭頃)ステイゴールドが 世代最強に圧倒され絶望した様子を気にかけ、ローレルとのレースで何とか立ち直ったのを見てその未来の旅路を夢見たウマ娘「ファイナルサード」(史実における オフサイドトラップ)だった。
しばらく経ったある日、ステイゴールドはレースの怪我で車椅子生活となったスズカをファイナルサードの元へと案内しており、二人の会話を見て「旅路の果て」はまだまだ先にあると感じるのであった…。
|
史実では97世代の同期の1頭かつ同じサンデーサイレンス産駒であり、スズカが勝利した宝塚記念とあの天皇賞(秋)で対戦、どちらにおいても2着に入っている。
天運掴む豪脚を持つ、ステイゴールドの同期のウマ娘の一人。
史実通り菊花賞を走りステイゴールドとも一緒に菊花賞を走る約束をしていたのだが、スズカとの一件のために約束をすっぽかされてしまう。
スズカの異変を察知しておりステイゴールドからも「……お前、やっぱ結構鋭いところあるよな。」と感心されている。
史実では菊花賞以降怪我などもありなかなか活躍できなくなってしまったが、育成シナリオではスズカの運命を変えた影響なのかシニア期でも好調を維持している模様。
スズカ、フクキタル同様に同期。但しタイキ・パールとは路線の違いから対戦する事は無かった。
メジロ家最高傑作と名高い、最強クラスのステイヤー。
ステゴ曰く
「気の合う茶飲み友達」のような関係らしいのだが、マイペース極まるステゴの自由奔放ぶりにはマックイーンも振り回されがちなようである。
そしてスイーツで誤魔化される。
ただマックイーンの方も「ふざけはしても悪意あるつまらない嘘は吐かない」と、その心根は認めているようで、
クラシック期に三冠レースを走るために協力を申し出て来たステゴに、自身の立場と覚悟を問うた上でそれを了承することになる。
史実では後述する産駒たちとの血統繋がりで、「ステマ配合」の関係として有名である。
マックイーンが連れて来た、メジロ家に縁のある
ウマ娘。
ステゴとマックイーンの合同トレーニングのサポート役を担っていた他、
クラシック三冠レースを始めとしたステゴの雄姿にゾッコンになっていくように。
元ネタは恐らく、史実ステイゴールドの正妻とも称されることのある、メジロマックイーン産駒の「オリエンタルアート」。
彼女との間にドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟が誕生している。
トレセン学園内で特にステイゴールドと関わりの深いウマ娘たち。この内ゴールドシップとは寮におけるルームメイトでもある。
ただし、知っての通りステゴは殆ど学園には居ないため、寮部屋はほぼゴルシの一人部屋状態になっているし、ステゴのベッドも物置になっているとか。
風紀委員であるメノを除き、誰も彼もが一癖二癖どころではすまない超個性派揃いにして問題児でもあるのだが、
そんな彼女たちを相手にしてもステゴはいつも通りのマイペース。
破天荒極まるゴルシにデンジャラスギャンブラーなナカヤマ、尊大な暴君たるオルフェですら、
ステゴの言葉にはある程度従うという異質な光景が繰り広げられることになる。
2026年のゴールデンウィーク時には一族揃って参加している。あと何とは言わんがステゴとジャーニーは大分盛っているように見える。
この5人の中でもジャーニーは特に強くステゴのことを慕っているようで、
彼女が見出した一筋の黄金、旅の果てを見てみたいと願っており、走りにも強く影響を受けている程。
言うまでもなく5人全員が史実におけるステイゴールドの産駒たちで、それぞれ違った戦績を残したGⅠホースたち。
この内、ゴールドシップ、ドリームジャーニー、オルフェーヴルの3人はメジロマックイーン産駒の牝馬との交配で産まれた「ステマ配合」として有名。
前述の通りゴールドシップとは同じ寮部屋のルームメイトだが、これは史実において繋養先のビッグレッドファームにてステイゴールドが利用していた馬房を、その後種牡馬入りしたゴールドシップが継いだことに由来すると考えられる。
本来ならばステゴとゴルシは同居させる予定であったそうだが、ゴルシが種牡馬入りする前年にステゴが亡くなってしまったため「せめてお父さんと同じ馬房で」という思いの元、現在の形となったそう。
その証としてゴルシのいる馬房には現在でも
【GOLD SHIP】【STAY GOLD】と書かれた2つのプレートが上下に並んでいる。
長らく、ゴルシのルームメイトは誰なのか?という疑問はファンの間で議論の対象となっていたが
「2人部屋でまでゴルシのノリについていける奴がいないから1人部屋があてがわれてる」「
大親友のアイツが実装されるまでゴルシのルームメイトの枠は空けておくのではないか?」と様々な予想が立てられていた。
そしてステイゴールドもまた上述のエピソードから有力なルームメイト候補として予想されていたウマ娘の一人であり、これにて長年にわたる謎がひとつ明かされたこととなったのである。
戦場を選ばぬ勇者として、芝・ダート・国内外問わず自由な旅路を走り抜けた万能オタクなHENTAIウマ娘。
史実では
オペラオーと
ドトウを倒し、勇者によって新時代への狼煙を上げられた2001年天皇賞(秋)で戦っており、香港の地にて初のGⅠ勝利を勝ち取ったステイゴールドを見届けた上でデジタル自身も勝利を飾っている。
ウマ娘で再現したら尊死不可避だが直後にしっかり勝ってる辺りは流石変態と言ったところか
デジタルが実装の頃は、ステゴがウマ娘化されてなかった為デジタルのストーリーに登場する事は無かったがステゴのストーリーでは出番がある。
ちなみに、身長はステゴ(142cm)よりデジタル(143cm)とデジタルの方が高いが2人並んだ際はデジタルが前に屈んでいる為、ステゴの方が若干高く見える。
不思議な雰囲気を漂わせているアファーマティブでスフィーラなウマ娘。
現時点では明確な絡みはないものの、彼女もまたステゴと同様に別世界の自身を観測できるウマ娘であり、ステゴと絡んだ場合にどのようなやり取りをするのかと注目されている。
史実では同じ社台レースホースが馬主のサンデーサイレンス産駒。
ステゴの言葉を借りるなら、また更に別の世界のステゴ自身と呼べる存在。
…まあ率直に言うなら前者はアニメ1期、後者は劇場版『新世代の扉』に登場した
代役モブウマ娘である。
特に前者は髪形やアクセサリーの一部デザインに共通項が見られる。
関西弁が特徴的なオルフェーヴルの後輩。
ステイゴールド自身も彼女を気にかけているのか無人島に行った際は負担をなるべくかけないようにしたり
彼女の育成ストーリーでは珍しい飴を渡したり、ホーム画面の会話で大阪のおばちゃんの如く飴をあげていることが判明している。
史実ではオルフェーヴルの初年度産駒…つまり直系孫にあたる。
ステイゴールドが亡くなる数ヶ月後に誕生し、その後はGⅠを4勝した名牝。
◆余談
実装日は上記の通り2025年12月21日だったのだが、恒常的なガチャのように前日正午発表→翌日正午実装といった流れではなく、
同日夜に開催されていた「M-1グランプリ」の最中に一切の事前予告や匂わせもない形で突如実装を告知するCMが流れ、数時間後、ちょうどM-1グランプリの放送が終了する時刻である同日22時10分からガチャが開始されるという、
少し前に予想外のサプライズ実装をされた
ダンツフレームすらも遥かに上回る、前例が全くないフリーダムな実装スケジュールに多くのトレーナーが度肝を抜かれることになった。
誰が呼んだか「いきなり!黄金伝説」獲ったどー!
このあまりに自由すぎる流れもステイゴールドだからこそ許された……のかもしれない。
一応「M-1グランプリ内で告知」された理由としては
- M−1グランプリはステイゴールドが香港ヴァーズを勝利した2001年から始まっている
- その香港ヴァーズが行われたのは2001年12月16日で、告知された2025年12月21日と同じ「12月の第三日曜日」
という考察もある…
なおそのテレビCMは、なんと2011年に放送されたCMで使用されたT.REXの「20th Century Boy」をBGMに起用。
更に構成は2012年に放送されたCM「The WINNER」と2013年に放送されたCM「The LEGEND」を織り交ぜたものとなっており、JRAのCMへの本気のオマージュが窺える出来栄えとなっている。
|
+
|
CMの元ネタ解説 |
| CM内でのフレーズ |
ピックアップされたウマ娘 |
元ネタとなったレース |
他に出走していたウマ娘 |
史実でのステイゴールドの着順 |
| 天運掴む豪脚 |
マチカネフクキタル |
1997年第58回菊花賞 |
メジロブライト |
8着 |
| 悲願の春、その訪れ |
メジロブライト |
1998年第117回天皇賞(春) |
なし |
2着 |
| 異次元の逃亡者 |
サイレンススズカ |
1998年第39回宝塚記念 |
エアグルーヴ メジロドーベル メジロブライト |
2着 |
| 世界へと羽ばたく翼 |
エルコンドルパサー |
1998年第18回ジャパンカップ |
エアグルーヴ スペシャルウィーク |
10着 |
| 夢の頂に立つ不死鳥 |
グラスワンダー |
1998年第43回有馬記念 |
エアグルーヴ メジロドーベル マチカネフクキタル メジロブライト セイウンスカイ キングヘイロー |
3着 |
| 日本総大将 |
スペシャルウィーク |
1999年第19回ジャパンカップ |
モンジュー |
6着 |
| 世紀末覇王 |
テイエムオペラオー |
2000年第45回有馬記念 |
キングヘイロー ツルマルツヨシ メイショウドトウ ナリタトップロード |
7着 |
| 覇道を打ち破りし不屈 |
メイショウドトウ |
2001年第42回宝塚記念 |
テイエムオペラオー エアシャカール |
4着 |
| 戦場を選ばぬ勇者 |
アグネスデジタル |
2001年第124回天皇賞(秋) |
テイエムオペラオー メイショウドトウ |
7着 |
| 新時代を告げる野生 |
ジャングルポケット |
2001年第21回ジャパンカップ |
テイエムオペラオー メイショウドトウ ナリタトップロード |
4着 |
|
ちなみにJRAのCMにおいて最も有名なキャッチコピーを起源とするタイトルとなった、
ウマ娘 シンデレラグレイ最終話直前の第209R『
神はいる』が公開されたのはこの3日前。
この
有マ記念勝負服のオグリキャップ実装は僅か10日前であり、年末におけるジュエルを多数消費した中での準限定枠連続実装のサプライズ発表で、歓喜と驚愕と悲鳴が飛び交う事態となった。
CVを担当する松田颯水は『
アイドルマスター シンデレラガールズ』ではきのこ&メタル系アイドル
星輝子を担当している。
奇しくもステゴと輝子は共に
身長142cmという共通点がある。スリーサイズはこちらの方が一回り程細いが。
またステゴは自由人、輝子は
ぼっちと方向性は異なるがどちらもあまり他人と群れないタイプでもある。
更に偶然なのか、ステゴの衣装イベントの一つには
「偶然出会ったきのこ狩り帰りのおばちゃんに興味を抱き、きのこ料理を振舞ってもらう」なんてイベントがあったりもする。
上記の通り、「小さな身体+ぱっちりとは開いていない目」「ゴーグル+ベージュのコート+スラックス+ブーツ+ナイフという装い」「『旅』というモチーフ」といった点から、ライトノベル『
キノの旅』の主人公
キノを連想するとの声はデザイン発表時から上がっていた。
単なる偶然か意識された部分があるかは不明だが、『キノの旅』が刊行された2000年と言えば、史実でステイゴールド号が初めて重賞勝利を挙げた年でもある。
またこの勝利が
SS産駒の重賞通算100勝目となったのだが、キノの愛車エルメスのモデルは「ブラフ・シューペリア
SS100」である。
キノとのクロスネタは両者の名前を捩って「キンの旅」などと呼ばれている。
さて、追記・修正を終えたら、また次の項目へ旅するかな。
- 当時M-1をリアタイで観てなかったから、用事終わってアプリ開いたら突然ガチャ実装されててひっくり返った昨年末の思い出 -- 名無しさん (2026-01-18 21:20:13)
- キノ -- 名無しさん (2026-01-18 21:22:31)
- 日本■が上位独占ッ!! -- 名無しさん (2026-01-18 21:47:16)
- 毎日王冠のクソ強スズカには触れないんね -- 名無しさん (2026-01-18 23:26:53)
- トレーナーの見るビジョンが悉く観客席からの視点っぽい、やたらと付かず離れずな距離感、なぜかどこにいても見つける、おそらく騎手や調教師ではなく香港まで追っかけてったというステゴのファンのミームがソウル化して宿ってるっぽい。『人気のない秘境で、絶景を眺めたい』のもなんか人気薄の馬券買って絶景を…の暗喩に感じる -- 名無しさん (2026-01-19 00:10:25)
- 目標レースじゃないからこそ許されるやべー強さのスズカさん。あと温泉シナリオだと開幕2ターンは体力使わない為に賢さ踏むからそこをお出掛けにすれば比較的楽に固有二つ名取れるよね -- 名無しさん (2026-01-19 00:10:53)
- ファンタスティックライトやエクラールとの死闘が描かれなかったことは(元々難しいことを前提にしても)惜しいけど、ステイゴールドの旅路をうまく落とし込んだいいシナリオだったと思う -- 名無しさん (2026-01-19 01:08:17)
- ステイゴールドを愛した人々のミームがステゴトレに反映されてるのはそうなんだろうなってなる パートナーという言葉が相応しい -- 名無しさん (2026-01-19 02:14:55)
- 毎日王冠のスズカについて追記。というかこれは素で知らなかったから教えてくれた方感謝。そして実際に見たけど何なのあのぶっ壊れステータス…(ドン引き) -- 名無しさん (2026-01-19 06:13:58)
- 後藤隊長がダブって見えるのは自分だけかね…? -- 名無しさん (2026-01-19 10:37:17)
- アークル付けさせたら適合しそうな予感 -- 名無しさん (2026-01-19 19:22:40)
- 性質的にクヴォレーかはたまたイングラムか・・・ -- 名無しさん (2026-01-19 19:54:48)
- 秋天のスズカさんとの掛け合い格好良すぎて目頭熱くなった。史実に反する形になるけどアニメで観たい -- 名無しさん (2026-01-19 22:38:32)
- ↑2 間違いやすいが「クォヴレー」な。虚憶というならユーゼスの可能性も・・・いや彼奴はこういう性質じゃないかw -- 名無しさん (2026-01-20 04:22:20)
- ↑ユーゼスだと改変失敗確定するから…。しかしSS直系のウマ娘ってステゴやネオユニ以外にもカフェやマーベラス等(ある意味スティルもか?)の特殊能力持ちが多いなぁ。 -- 名無しさん (2026-01-20 21:04:10)
- スティルインラブ、ブエナビスタの両者とはまた別ベクトルでウマ娘というコンテンツのラインギリギリを攻めた感はある -- 名無しさん (2026-01-21 20:38:05)
- ゴールドシップのママに会ったらどうなるのか… -- 名無しさん (2026-01-23 14:58:46)
-
2026/01/22 (木) 00:37:15 2026/01/22 (木) 05:56:27 2026/01/22 (木) 06:22:52 の3件のコメントについてコメント整理に関する相談ページへの相談を行いました。相談から24時間以上反対が無かったため当該コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2026-01-25 23:12:55)
- 状況を整えれば、レースを再現できるってのが凄すぎる。トレーナーに自信をもってやってみせたことから、すでに何度かやっているのだろうし -- 名無しさん (2026-01-27 22:13:26)
- 実馬に対する武豊評「掴み所のない馬でした(やる気のスイッチがどこにあるかさっぱり判らないの意)」をこう落とし込んだか -- 名無しさん (2026-03-20 21:25:20)
- 「トレセン学園の門矢士」ってタグにあるけど個人的には士よりも五代のイメージがあるかな -- 名無しさん (2026-03-24 13:53:52)
- ネオユニのシナリオで語られた「ウマ娘世界は愛で生まれた」から、愛さずにはいられないとされたステイゴールドには特にこっち世界の情報が流出したって考察はなるほどって思った -- 名無しさん (2026-06-11 19:23:07)
- ステゴシナリオの皐月賞とダービーに出てくるサンリットスワローがサニーブライアンに相当するウマ娘なんだろうな -- 名無しさん (2026-06-25 22:02:15)
最終更新:2026年08月24日 00:47